(2008年12月7日~12月20日撮影)
午前中に自室の大掃除をしていたら、外で母の呼ぶ声が。出てみると、裏庭に面した部屋のすぐ下のコンクリートの上に黄緑色の小鳥が落ちていた。
ピクリともしないので死んでるのだと思ったが、手で触るとかすかに暖かい。
ひょっとしてまだ生きてるのか?思わず耳に鳥の胸の辺りを近づけたが心音が聞こえるはずも無く、手の平に抱いたまましばらく眺めていた。でも、やはり動かない。
もう生きかえる事はないだろうが、暖かさが残る体を埋めるのは忍びなかったので、日の当たる庭の隅にしばらく置いておく事に。
数時間経って再び触ってみると今度は冷たくなっていたので、近くの木の根元に穴を掘り、数枚の山茶花の花びらと共に埋めてやった。
ネットで調べたら、この小鳥はメジロだった。
さぞかし冬を越したかっただろうにな。
安らかに。
(2008年12月28日撮影)