日本の投票率！

　単に、投票に行かない人が多いという一面だけを論議する愚かなメディアや評論家ども！　投票に行かないのは権利を放棄したことになるとか言って、投票率だけを取り上げる。　選挙制度や政治に無関心な国民を育てる教育システムの問題には目を向けさせない政治家ども。

　選挙に行かない人の意思表示が出来る制度に変える必要があるとは考えないのか？　政治、そのものの有り方にさえ問題があるのに、政治家の保身で健全な政治が阻害されている現状には触れたくないのだろう！

　ヨーロッパの多くの国の政治の有り方を学ぶべきではないのか？　日本の政治の奴等は、そんな方向に眼が向いては、自分達の立場が危なくなるから、しないのである。　日本の教育からして、己より優秀な人間は最大限、作りたくない本音がある。　民間の企業でさえ、自分より優れた人間は使い辛いから必要ないと考える幹部が増えている。　

　そういう企業や組織は、いずれ衰退する。　ところが、多くの企業は社長まで雇われ社長が大半になっている。　すると、どうなるかと言えば、自分が社長にいる間の事にしか関心が無い。　目先の５年から１０年さえ安泰なら、それで十分と考えることになる。

　つまり、政治も経済も私利私欲で動く体制が出来上がってしまうのです。　議会の改革や定員削減が進まないのも道理です。　難しいとか、出来そうにないとかで、先延ばしに必死です。　その裏で、権益に集まる資金の増大を図る悪巧みを繰り返しています。

　政治や医療、教育にまで営利を追及させる社会が問題です。　簡単に、容易に死んでしまっては医療の世界が儲からない。　一定の事故や事件も経済の上には必要であるというのが本音です。　飲酒事故や薬物事件を必要とする部類の人間も多い訳です。

　健全な思想や思考も持たない国民性なのでしょうか？　私は、作為的に作り上げられた習性のように感じます。　幾度も言うように、下々を馬鹿化するのが自分達には得策と考えた結果でしょう！　誠に愚かで、浅はかです。　そう思いませんか？

　選挙に行かない人には、そこにも意思があるのです。選挙に行こうとしない人たちの意志を反映出来る選挙制度に変えることは不可能でしょうか？

　確かに、現状の議員にとっては脅威ですが、日本という国の為には、選挙制度、議会制度の見直しは絶対に必要です！！