hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

皆さんは、あのバブルで何を学びましたか?

2020-03-20 00:07:37 | 日記

私は、あのバブルで学んだのはこのバブルは単に金融の世界だけのバブルに過ぎないことを学びました。

それも日本を中心とした日本だけのバブルに過ぎないことです。

そして日本の政財界は、金融の世界だけのバブルを金融政策でカバーしてバブルの崩壊を終わらせてしまいました。

あれから30年、世界中が日本のバブルを忘れ掛けていた、この時期に新型コロナウィルス感染が起きて世界は大混乱しています。

日本も世界の金融機関も、あのバブルと今回のバブルの違いが解っていません。

この30年の間に本来は日本が、今回のバブル崩壊のような事態を予測して経済の仕組みを変えておくべきでした。

世界の経済界も全く学習が出来ていませんでした。この間、世界中に流通する通貨は膨大に成っています。

その上に基本的な経済の取引や貿易は健全な形ではなく、観光やイベント、IT産業を中心に拡大の一途に走って来ました。

経済の成長のように見せ掛けた幻想でしかない繁栄だったのです。

今回の新型コロナウィルスが、この幻想的な繁栄にブレーキを掛けてしまいました。

今回は、アメリカが日本のバブルから学習して、金融政策で乗り切ろうとしています。

しかし、今回は金融政策だけで乗り切るのは困難なのです。

EUもズタズタになり、人の流れも物の流れも相当な期間、留まるでしょう!

このウィルス問題が、いつ終わるのか?それ次第で、不況が長引きます。場合によっては、世界の経済が大きく収縮してしまいます。

もし、この状態が長く続いたら、世界恐慌の可能性もあります。

世界の先進国の人々は、経験したことのない苦難が待っているかも知れないのです!

アメリカ、イギリス、フランス当たりの国民は、余りにも能天気に成っているのです。

慣れない苦難な状態に耐えて行けるのでしょうか?

これは私の老婆心に終わることかも知れませんが、老婆心に終わるなら幸いなのです!

人と物、金の流れが止まってしまう状態は長く続いてはいけません!

日本の政財界の不埒者には無理でしょう!アメリカでも無理です。

多分、何とか出来るのは多大な人口を抱えるBLICSに頑張ってもらうしかないと私は思います!

コメント
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