≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

トーハク 法隆寺宝物館

2018-08-28 09:41:14 | 展覧会に行った話
トーハク表慶館裏を通った先、法隆寺館へ よりつづく

法隆寺館のまえに来たら閉まっていたこと1回、次 無事に入れたが奥の部屋が閉まっていたこと1回(正しくは法隆寺宝物館だった、ちゃんと調べて記事を書くように<自分)、なので期待は大きい。
↑これは 伎楽面 迦楼羅、飛鳥時代 7世紀 クスノキ製彩色。

伎楽は呉(中国江南地方)から日本へ伝えられた仮面舞踊劇であり、滑稽な所作を伴うパントマイム(無言劇)であった。その起源については、使用される仮面の民族的特徴に中国人よりはアーリア系の要素が色濃くみられることから、西域(中央アジア)方面で発祥し、シルクロードを経て中国江南地方で完成されたものと推定されている。
とウィキにある。 また、
伎楽は平安時代には衰退し廃絶してしまったため、その所作やストーリーの詳細は不明である。天福元年(1232年)、興福寺の楽人であった狛近真が著した『教訓抄』によると、歯をむき出し、獣のような容貌の崑崙が卑猥な所作をしながら呉女に懸想するが、力士によって追い払われるといった、滑稽な筋のものであった。
ともある。なるほど、古色でエキゾチックな雰囲気に飲まれそうだが、滑稽なんですかね。


伎楽面 金剛、飛鳥時代 7世紀 クスノキ製彩色。髭が植えられていたらしい。



伎楽面 師子児、飛鳥時代 7世紀 クスノキ製彩色。



伎楽面 酔胡王、キリ製彩色 飛鳥~奈良時代 8世紀。クスノキとキリではずいぶん質が違う気がする。キリは軽いからお面にいいのかな。



伎楽面 迦楼羅、キリ製彩色 飛鳥~奈良時代 8世紀。



伎楽面 酔胡王従、キリ製彩色 飛鳥~奈良時代 8世紀。7世紀のものの方が良い気がする。

これらのお面は e国宝 によい解説がある。


トーハクで縄文展を観て、次にここ法隆寺宝物館を観て、あとはちょっとだけショップも見たいよね、ということで本館へ。


ああ面白かった。



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