日比谷ダイビルの顔などを観た あと、日比谷公園を突っ切った。
日比谷公会堂もなんとなくゴシックで古色でおもしろいとは思ったが、なんかちと汚らしく感じて写真には撮らず。公園では何かイベントの準備をしてはいたがそこもスルーで丸善を目指す。
日比谷公園は時間が経過した味のある、つまり、生長した植物もそれなりにある公園であった。
↑↓しゃれたレストランのあるあたりの噴水。
対の白いペリカン像もかなり個性的だが、それに負けない存在感のあるリュウゼツラン。しかも斑入りとそうでないものを組み合わせている。グラスも斑入りで青白っぽい。
小花は薄紫に薄い黄色。リュウゼツランの斑もクリーム色だし、リュウゼツランの葉の色も粉っぽく青味がかっているし、形や大きさだけでなく色の組み合わせも相当キメている。
噴水に背を向けて反対側を振り返ったらこんな景色。ワオ!
花壇の真ん中にはユッカ、その向こうの赤い花の樹はデイゴ、白い花の高木はタイサンボク、その左のもこもこした常緑樹はクスノキ。クスノキのてまえ、デイゴの左の2本のヤシはは種類が違うんだろうか。デイゴやヤシのてまえはアカンサスモリスが白っぽい花茎をいくつも上げていて壮観。普通の家の庭ではなかなかできないようなダイナミックなデザインだ。そして、借景の何層もある空中庭園が不思議な感じ。
もっとひいて見るとさらに迫力がある。すっくと伸びたヤシと空中庭園の円柱がパラレルな効果。
こういうのは都会に出てこないと見られない。
東京に出てきてぷらぷら歩くだけで色々面白いのは、圧倒的な建造物や付随する植物のデザインが凝らされているからだと思う。
こういうのは独りでできるものではない。建築とか環境デザインとかって知らず知らずのうちに人に大きな影響を与えているんだなあ。もっと若いころに気付いていればそちらに進もうとか思っただろうか?(いや、ない)
出口付近に変な実をつけた木があった。コブシかな
ぷらぷら歩くだけこんなに面白いものがたくさんあったよ。
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