goo blog サービス終了のお知らせ 

≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

経糸(たていと)を千切(ちきり)に巻く。

2006-11-25 14:17:18 | 手織り

手前の2本の木の棒が綾棒です。
ふたの取れる荒筬(あらおさ)に通して、千切に経糸が結び付けられています。
それで、左上の布の巻いている筒のようなもの(千切)に、これから経糸を巻くわけです。
これで、経糸のテンションのばらつきが決まるので、大事な作業です。
夫に手伝ってもらって、なんとか巻き終わりました。

夫よ、ありがとう!

この作業を一人でこなせる、ドラム式整経機、なるものがあるそうだけど、15万円以上するらしい…。
パンもお菓子も作らず、毎日8時間くらい染織に従事していて、ちゃんとこれで稼げていれば、
買ってもいいかしら、って思うけれどねぇ。

程遠い。




庭のアスパラガスに朝露がついていた。 11月20日撮影。

今朝、外に出していたバケツの水が、凍っていた。
いよいよ来たか!


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経糸(たていと)を分けて結んでいます。

2006-11-21 12:26:12 | 手織り

夫が框(かまち)を直してくれたので、機織りの方を進めることにした。
ふたの取れる荒筬(あらおさ)を買ったので、
いちいち荒筬に通す必要はなくなって、
経糸を巻き付ける千切(ちきり)の布の切れ目の数に、経糸を分けて結ぶ。
あとで棒に糸と布を交互に通せばいいので、先に結ぶ。

あんまりよく分かんないよね。
実際にやってみたって、なかなか分からないくらいだもの。

写真の上にどんとある、糸を押さえているのが千切です。
布の切れ目や金属の棒が分かるでしょう。
経糸は右から左へ、本数を数えて結んでいます。
金属のへらのような道具は筬通し(おさとおし)。
糸を分けるのに、なかなか便利。

白い棒が二本、糸に通っているのが分かりますか?
これが、綾棒(あやぼう)。
交互に糸が、×に通してある。
それで、糸の順番は絶対に変わらない!
これを 綾(あや) というのです。
初めて知ったときは、もう本当に、目からウロコ、先人の知恵にひどく感動しました。




これは、今朝見た近所のネギ畑。
ネギにクモの糸が渡っていて、朝露と朝もやがきれいだった。
おおっ、ってあわててカメラを取ってきたら、もやもほとんど去ってしまっていた。
写真もちょっと小さくて、水滴があんまり分からない。
写真は難しい…。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする