goo blog サービス終了のお知らせ 

≪手を動かさねばっ!≫

日常で手を使うことや思ったこと。染織やお菓子作りがメインでしたが、病を得て休んでいます。最近は音楽ネタが多し。

4月17日の雪と山桜の山、水通しとそのあとのひと苦労

2010-04-19 11:08:20 | 手織り

4月も半ばを過ぎて、(4月でも雪は降ったな
30cm近くも雪が積もった!
でも、こんなに見事に晴れたので、雪掃きする必要もなくどんどん融けたけれど。

人間の眼って、「赤」 に敏感だと思う。
写真に撮ると、なんだかなぁ、って感じになっちゃうんだけれど、
実物を見ると、本当に淡くってもちゃんと山桜のピンクが目に飛び込んでくる。
春が来て嬉しくて、山桜の写真、けっこう撮るんですよ。
でも、パソコンで見ると、ダメ。 あれもこれもダメ。

で、そのなかではまだこの写真が少しは山桜と分かるかしら、と。


ソメイヨシノだけがだーっと並んで咲いているのって、あんまり風情がないよなぁ。
幹の黒っぽいのと薄いピンクだけじゃ、ダメだと思う。
そこに緑とか黄色とかあって、それでピンクが映えるのよ。
あ、でもよく取り合わされる菜の花の黄色は、品がなくてダメ。
やっぱりレンギョウや水仙でしょう。
いとわろし、徒然草みたいなことを書いたが、別に書いてみただけ。
ソメイヨシノの老婆じみているところも、あれはあれなりなんだけどね。
枝垂れが、花も小さめでいいよ。 等々。


...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...・...


まあ、その話は置いておいて。
17日に雪が融けたので、おかげさまで18日に無事、手織り木綿布の水通しが出来た。
よかった、よかった。
それでアイロンをかけるのだが、
機にかけていたのと反対側、いうなれば裏側を見て、ぶったまげたぞ!
表側は織りながら、織り傷をせっせと直しておいた。
見えていなかっただけで、同じくらい裏側にも織り傷があったのだよ。
なんてこと!!

いや、経糸 (たていと) を掬っていた、とか、そういうのではない。
単糸で絡みたがる緯糸 (よこいと) が、
自分で絡まって太くなったまま織り込んでいる、という織り傷だ。
ほんと、何で気付かないでどんどん織っちゃうんでしょう?
一瞬、かな~り萎えた。

使う分だけ、そのつど直せばいいじゃん、とか悪魔の囁きも聞こえたが、
やっぱ、そんなんじゃすぐに使える布じゃないじゃん、急がば回れ、
とかいう声も頭の中に聞こえて (いや、ぶつぶつ言って)、
諦めて目打ちやら待ち針を駆使して、余ったところをみんな端に持っていった。

つまり、布の端はあんまりきれいじゃない。
何でわたしが布で売らず、シャツで売るのか、という理由のひとつだったりする…。
ほら、自分で裁断すれば、織り傷が避けられるじゃない。
布の耳も見せないじゃない。
ひじょーに後ろ向きの理由でした。
(シャツをイメージして布を織っているから、というのが前向き表向きの理由。)


なりゆきでアイロン台を更にちゃぶ台の上に載せて、正座して作業をしていた。
わたしは近視なので、細かい作業は眼鏡を外してする。
つまり、時計職人のような、小泉八雲のような、むやみと高い台で作業をした。
頭を低くかがめて長く仕事をすると、
首がとっても凝って、そのうち吐き気までしてくるのを経験上知っているので、
こういうことになったのだが、
でも首は曲げない代わりに、腕を肩の高さにまで上げて仕事をする。
気付いたら、3時間以上もやっていた。
もう脚はがちがち、腕もだるい。 つかれた~。

それで今日、これから裁断だ。


      クリックよろしく!→  
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ にほんブログ村 ハンドメイドブログ 糸紡ぎへ にほんブログ村 美術ブログ 織物・染織へ

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

終わったぞ!!!

2010-04-16 10:51:41 | 手織り


筬(おさ)框(かまち)のつづきから。

織り上がりましたよ!
ただの平織り、調子よく織っていったら、さっさと織り上がった。
結局シャツに使えるような部分は9.3mだ。(機の上での長さ)
大げさなことをいえば、糸紡ぎに半年、機にかけたり織ったりに2週間。
どう思います? コレ。

途中経過なしになってしまったな。
いや、緯糸 (よこいと) に糊をつけたので、ずいぶん糸の捌きはよくなったとはいえ、
やっぱり手紡ぎ綿の単糸、しかもわたしは撚りをしっかりかけるほう (たぶん)、
糸が自分に絡まって太くなる、気付くとそんな部分を織り込んでしまっていること多数。
しかも経糸 (たていと) に太目の手紡ぎ綿を入れたが、少々筬に対して太かったようで、
擦れて伸びて団子になって、織りながら毛羽を切ったりした。
ネップに織り上がっちゃったし。 あ~あ。

綿コーマ糸の双糸で織っているのに比べれば、やっぱり少しは大変だったかも。
でも手紡ぎ綿で糸の太さに幅がある分、織り密度のムラがそんなに目立たないし、
味のある、まあ有り体にいえば手作り感のある、そんな生地に織りあがった。

↓ 生地アップ

ほら、そんな感じでしょ。
経糸は、紡績糸です。 ベージュはオーガニック、とかいって売っていたもの。
かすれたようなチェックを狙った。
緯糸にところどころ入れた茶色い糸は、なるべく規則的にならないようにした。
今回は手紡ぎ綿の質感を生かしたく、あえてあまりデザインには凝らないようにした。

思ったように、薄手に織りあがった。

せっかく織りあがったし、群馬の森クラフトフェアはもう来週だし、
早いところ水通ししてシャツに縫いたいのだが、
この天気!
外には干せないなぁ…。
糊を落としたら、一体どんな生地になるんだろう?
もう、素肌に纏いたくなるような、手紡ぎ綿の手触りのよい生地になるんじゃなかろうか?
と、妄想は膨らむばかりなんだけれど、ねぇ。


今回久しぶりにシャツ地を織ってみて、あれ?と思ったのが、
糸を切らなくなったこと。
いや、機 (はた) の調整が悪いと杼が経糸にぶつかって切れることはあった。
何しろ74cm幅なので、杼はぶん投げないと向こう側まで行かない。
でも、これ以上テンション掛けると無理だな、とか、なんか勘が働くようになって来た。
うれしい。
きっと、半年ずっと糸を紡ぎ続けたせいなんだと思う。
ずっと触れていて、それで勘を体得したんだろう。

あと、ほどくのに慣れた。 前からか?
はいはい、ほどけばいいんでしょ、って。
ここまでいったら、もうほどけないな、ってところで、じゃあどうやって直そうか、
それもパニクらずに出来るようになってきた。
少しは経験を積んだのかな。
でも、出来れば全然ほどかずにすむ段階で、間違いに気付く眼が欲しい!
なんでここまでやってから気付くんだよっ。



ところで、↑↑トップの写真は一体何なのか、というと、
残り糸を結んで繋いだものだ。
みどり系です、少し青やら黄色やら白が入っています。
なにしろ、初めてクラフト展に出したときからずっと、結び続けている。
というか、たまに結んでいた。
試しに自分用に織ったシャツ地と、
もう一枚織ったビミョーに絣の入ったみどり系のシャツ地、その残糸が主だ。

だいたい病院の待ち時間に結んでいた。
先日、子供がちょっとひどく突き指して、整形外科に行ったとき、
これがまたやたらと待たされた。
年配の方の腰やら脚やら、多かったからなぁ。
そのときに、ついに終わったのだ! 足掛け3年だ。
何に使おうかな? 妄想 (構想) は膨らむ。

残糸はまだまだ余っている。
こんどはピンク/赤系かな?


      クリックよろしく!→  
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ にほんブログ村 ハンドメイドブログ 糸紡ぎへ にほんブログ村 美術ブログ 織物・染織へ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

経巻き (たてまき)

2010-03-19 15:07:52 | 手織り

前回に続きます。

さて経糸 (たていと) も緯糸 (よこいと) も揃ったので、こんどは経糸を巻かなくてはいけない。
これはわたし独りではできない。 夫に手伝ってもらわねば出来ない。
しかし、夫は催事 (群馬ウッドクラフト展in前橋) でしばらく家を空けるので、
何とかその前にこじ入れなければならない。

でも、↑の状態の経糸が、すぐ巻けるわけではないのだ。
荒筬 (あらおさ) に通して密度と幅を出さなければならない。

夫に手伝ってもらえる日は1日しかなく、何とかその前に通し終わろうとして、
結局夜なべをすることになってしまった。
しかも、うっかりしたことに綾棒を通すときにいくつか綾を落とすというドジを踏んだりして、
もう、眠くて落ちまくっている能率が、更に落ちること、落ちること。

しかし、今回はわたしの作品にしてはとても規則的な柄だったので、それほど頭を抱えることはなかった。
整経するときも楽だったし、単純っていい!
織るときに使う筬は45羽で、荒筬が15羽なので、倍数なのがまた計算しやすい。
まえの30/2番手のときは35羽だったので、やりくりが面倒だった。

しかし、通したあと19本の束に結ぶのがちょっと計算しにくい。
千切りの布の切れ目って、なんでいつも奇数なんでしょう!?
(布を偶数に切り分けるからだ、決まってる。)
使うことを考えて、切れ目はぜひ偶数に入れてもらいたい!!
全国の機料 (はたりょう) 屋さん、そこんとこよろしくっ。

↓それで、やっと通し終わったところ。 奥から千切り、荒筬、綾棒、経糸のとぐろ。


さあ、夫に手伝ってもらって、巻きましょう!
夫に仕事を休んでもらってやるのだから、
数時間しか眠れなかったとしても、ここは女の根性を見せねばならぬ。


いろいろ試行錯誤した結果、うちではこうやって経糸を巻きます。
まとめてテーブルの上に載せ、紐を千切りからテーブルの脚に回して結び、動かないようにする。
経糸はちょうどいい長さのところで鎖編みの輪に長い棒を通し、
それがとなりの和室のふすまの開口部に引っかかるようにして、テンションを掛ける。
ばっちいので写真はなし。

そうしたら、テーブルの右と左に向かい合わせに椅子を置いて腰掛け、
ひたすら夫と二人で梳る (くしけずる) 。
手でいい加減に整経しているので、どうしてもテンションに差があって、
ゆるい糸が余ってほかの糸に絡まったりする。
その糸の少し余ったところを約10m、ひたすらずらしていくわけだ。
少し梳っては綾棒をずらす、ということを繰り返して、テーブルの端まで綾棒が動いたら、
荒筬を動かす。

そうしたらテーブルに千切りをとめていた紐を解き、機草を入れながら経糸を巻く。
巻けたら、とぐろの鎖編みを少しほどいて、ちょうどいいところに輪を作りなおし、
また同じことを繰り返す。

どうも機草って板とか厚紙みたいなのだけれど、
わたしは終わったカレンダーを入れてます。


こんな感じです。 少しだけ布のイメージが出来るかな?

↑白っぽい糸はきんしょうさんのところの40/2の綿糸。
コーマ糸のような艶がほしくないときは、ここで頼みます。
(さあ整経しよう、と思ってから手元にないことに気付き、大慌てで頼んだ…。)
淡いカーキは、ヤフオクで落としたんだよなぁ、オーガニックの40/2の綿糸、ということだった。
どこのものだったか、もっとちゃんと聞いていておけばよかったのか?
それとも、聞いても分からなかったか?

ほら、前回大慌てで紡いだピンクの糸も見えるでしょう。
よく見えないけれど、紡いだ白い太い糸も、規則的に入っています。

荒筬は、滝長商店で頼んだ割筬 (わりおさ)。 割筬だけでなく、80cmある筬もここで頼んだ。
いまリンクしようとしたら、受注停止中になっている。  ← 4月19日に再開しました。ホッ。
次に必要になるときは、稲垣機料さんにでも頼まなければならないのだろうか?

割筬なので、糸の端を解かなくても筬を外すことができる。
これはほんとに便利だ。 いいですよ、おすすめです。


本当にシャツ地が織れるのか? と自分用に織った布も入れて、これでシャツ地は9枚目だ。
9枚目にして、初めて経巻きで経糸を1回も切らずにすんだ。
なんだかとっても嬉しい。

さあ、これですぐに機 (はた) にセットして、綜絖 (そうこう) に糸を通せるか?
と気も逸るが、そうはいかないのよ、またしても。
その話は、また次に。 カテゴリーは機 (はた)です。



               クリックよろしく!→ 
にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ にほんブログ村 ハンドメイドブログ 糸紡ぎへ にほんブログ村 美術ブログ 織物・染織へ

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハック入り布を織っています。

2009-03-25 13:53:29 | 手織り

春夏らしい、薄手のシャツにしたくて、こんな布を織っています。
左右の色が全然違う布です。
向こう側が黄色で、手前がグレー。
微妙なたて縞の平織りに、ハックアバックや模紗織りを加えています。



アップにすると、こんな感じ。
黄色と白の縞の間に、少しだけ青い糸が入っている。
実は、グレーと白の縞の間に、ピンクの縞も入っていて、
そのほかにベージュの縞も入っているのだが、1枚目の写真じゃ分からないかなぁ。

経糸 (たていと) は基本的には40/2番手の綿のコーマ糸を使っているが、
升の区切りの太い模紗織が10/2番手の綿のコーマ糸で、
ちょこちょこと飛ばしてあるハックアバックの柄の間に、
少しだけ太い20/2番手も入っている。

緯糸 (よこいと) は40/2番手の、コーマ糸ではない綿糸を主に使っている。
艶のない糸を使うことで、経糸で出したハックアバックがきらきらと映える効果を狙っているのだが。
升の区切りの太い模紗織りは、緯糸も10/2番手の、艶のあるコーマ糸を使っている。

機から下ろして水通しして縮めたら、もっと風合いが出てこないかしら、と期待しているのだけれど。

今まで30/2番手の綿糸でシャツ地を織っていたが、これは40/2番手にした。
細くなったら大変かしら? とドキドキしていたが、
意外と思ったほど大変ではなかった。 (いや、織り始めはずいぶん経糸を切った…。)
細くなったおかげで小管に巻ける糸の長さが増えたので、
逆に杼の小管をやたらと頻繁に替えずにすんで、少し楽になったかも!?
(大差ないです。)

なにより大変なのが、やはり綜絖 (そうこう) が8枚になったこと。
基本が平織りなので、4枚上がって4枚下がる、というパターンが主で、
そういう意味では開口は悪くないと思うのだが、
お も い 。
ふんっ! と踏み込み、えいやっ! と杼を投げ、バンッ! と筬を寄せる。
ここのところ、幅も狭い透け透けのリネンマフラーを織っていたから、すごい違いだ。
マフラーは、むしろ寸止めの要領だったからなぁ。

いやはや、本当に織れるようになるのか、はなはだ心許なかった。
幾多のトラブルを乗り越え、なんとか布になって、とっても嬉しいです。
しかし、これをシャツに仕立て上げなければならない!
間に合うのか? 群馬の森 に!?

                       クリックよろしく →
  にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ にほんブログ村 美術ブログ 織物・染織へ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

綜絖 (そうこう) 通しをしています。

2009-03-13 10:40:26 | 手織り

DVDを見たり本を読んだり継ぎを当てたりして、ちっとも染織していなかったんじゃないか!?と
思われるかもしれないが、ちゃんとやっております。

まだ綜絖 (そうこう) 通しをしています。 
機 (はた) を8枚綜絖にバージョンアップするのに、思いのほか手間取った。

滝長商店に3回も送ってもらうというどたばたぶり。
まず自在吊りだけ送ってもらい、
つぎに誂えた筬 (おさ)綜絖枠を送ってもらって、
あとは手持ちの綜絖がね (ワイヤーヘルド) を通せばもうこれで使えると思っていたら、
なんとロット棒を頼むのを忘れていたのだ! 

普通の枠よりも幅の広い綜絖枠を作ってもらったので、
それにはめるロット棒も作ってもらわなければならなかった。
そこでまた数日が経ってしまった。

2月4日にアップしたとおり、夫にずいぶんいろいろと改造してもらったし。
思ったより大掛かりになってしまったのだ。


しかも、今までより糸が細くて本数が増えて、
男巻きに経糸を巻くときには綾でトラブり、(こんなミスは初めてだ!)
綜絖がねを数えながら通すという余計な手間がかかり、
やっと綜絖通しを始めたと思ったら、組織図の間違いに気付いて書き直し、本数を計算しなおし、
今まで平織りで1、3、2、4の綜絖で通していたものが、
今回は59本1柄が2種交互で、もう頭はごちゃごちゃ。

綾で色々と手直ししたつもりが、実はミスを量産していただけのようで、
綜絖通しをしながら経糸を直す、という、神経を使う作業になってしまった。
今度こそミスをなくしたいので、夜はやらない。
ますます仕事が遅くなるぅ~。

糸繰り1週間、
糸染めに1週間、
染めた糸の糸繰りに1週間、
整経、経糸を巻くのに1週間、
綜絖通し、筬通しに1週間、
機にかけるだけで合わせて1ヶ月以上かかる計算だ。

4月25,26日の
群馬の森クラフトフェア (木工の夫と一緒にアップされている、染織で探しても見つからない)
に間に合うのか!?


さらに!もうひとつ面倒が出来てしまった。
綜絖枠がきたときに綜絖がねを通してしまえばよかったのに、後回しにして、
経糸を巻いた男巻きを機にセットして、さあ綜絖に糸を通そうというときになって
ロット棒がないことに気付いたので、
ロット棒がくるまでの数日、仕事がなくなってしまった。

それで時間がもったいないと思い、つい、リネンマフラーの経糸をにかけてしまったのだ。
それがまた、あろうことかなかろうことか、間違えて通しなおす、という今までにないミスを犯した。
そういうわけで、ロット棒がくる前に織りあがるどころか、
綜絖通しと透け透けリネンマフラー織りを交互にやらなくてはならない、というドツボぶり。
ここまでややこしい事態になってしまったのは初めてだ。
首も肩も腰も痛くなっちゃったし、
厳しいです。 (といいつつ、ブログを書いているわたし。)


↑写真の解説。
筬を框 (かまち) ごとと、女巻きを外して綜絖通しをしている。 そのほうが作業がしやすいから。
綜絖枠の下に招ね木を麻紐で縛り付けてある。
左に伸びた招ね木が桟にはまって綜絖枠がぶれないようになっている。
だけど、桟は陰で見えないな、この写真では。

手前に渡してある板が重要。
これは、腕を乗せると楽でいいんじゃない?と夫が持ってきてくれたもの。
使ってみると、思いのほか楽でいいです!
うう、夫の協力なしには染織できません。

わたしは左利きなので、綜絖通しは左からします。


           にほんブログ村 ハンドメイドブログ 手織り・機織りへ にほんブログ村 美術ブログ 織物・染織へ  ←クリックよろしく。


ヘレボラス‘ルーセ・ホワイト’6輪目。


デンドロビウム・キンギアナムも咲き出した。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする