風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

ご近所さんおかえりなさーい

2004年08月24日 | こたろう

モンゴルの西の果て、ウルギーまで、車で旅に出かけていたご近所さんが、昨夜帰宅なさいました。
三菱デリカで、ご夫妻と子供のようにかわいがっているハナと通訳と運転手との旅です。

ウルギーから遠来のお客様を迎えた18日のこと

                ☆
彼の住まいに、私達のUBでのアウトドア好きの知人が、奥様と犬を連れて車の旅の途中で、立ち寄られたそうです。
知人の念願の、国境に行きたいと言う願いを彼の同伴で叶えられたそうです。
奥様も犬もお元気でしたと聞き、胸をなでおろしたのでした。

UBを出発して、2週間余り。お好きで出かけるご主人は、嬉しくて仕方ないでしょうが、奥様は、初めての体験をどう乗り越えていらっしゃるやら、と、明かりのつかない窓を見る度に思っていたのでした。

2週間過ぎて、お元気なら、旅を完結なさって、お帰りのことと思います。
よかった、よかった。
                ☆

と、日記に書いたのでした。

今日は、まだ、奥様は家のお片づけが大変なようで、ご主人様にしかお目にかかりませんが、3人とも元気ですと、いい色に日焼けして、ひげの伸びたお元気な笑顔で聞かせていただきました。

奥様から、3週間の車のたびの感想を聞くのが楽しみです。
今日ばかりは、窓から散歩するハナの首の鈴の音が聞こえてこないか、耳をそばだてています。

さて、今日私達は、民族歴史博物館に行ってきました。

紀元の頃から、続いてきたモンゴル遊牧民の生活と、1921年の人民革命後の首都ウランバートルでは生活が一変しているのが良くわかります。

そして、驚いたことに、魚を採る網や、農業の道具が展示されていました。
遊牧だけが、モンゴルの生活ではないと頭ではわかってきているのですが、現実に魚や農耕にかかわるものが展示されていると、驚いてしまうのです。

それと、もう一つの驚きは、少数民族の女性の民族衣装が、ほんの狭い地域で、少しずつ違って、それぞれに美しいことでした。
これらの情報が、もっと広く行き渡るといいのにと、ほんとにもったいなく思います。

そんな思いがあったせいかどうか分かりませんが、私達は、最初で最後の、ゲストブックなるものに署名しました。
二人の連名と、感想の欄に、今日の日付を記入しました。
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