風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

孫BOY

2016年01月08日 | こたろう語録
昨日は、論語講座の一時間目の受講中、甥っ子君は、学びピア4階にある荒川ビジターセンターで、遊んでいたらしい。

その前5日に、3月分の施設予約をするときに、30分ほど待っていた場所で、生きた川蟹を触ったり捕まえさせてくれるのが、いたく気に入ったらしい。

母さんは、授業の隣の席に座らせるつもりだったが、その気に入り様をみて、あそこで一人で待っていられるか尋ねたら、よろこんで、受け入れてくれたらしい。

それで、安心して、二コマの内前の一時間だけを受講して、迎えに行ったら、蟹遊びは終わって、施設のお姉さんと凧つくりをしていた。
ママとの待ち合わせ時間から逆算すると、1時間以上時間があるので、かあさんは、凧つくりを完成するまで、ここで過ごすことを決めた。

ご機嫌よく、のんびりと凧を作っている様子を母さんは、嬉しく見守ったのさ。

窒ミごに、タコ糸を結びつけるたどたどしい手つきも、この年齢にしては器用だそうだ。
体が大きいから、誤解されることが多いけど、お姉さんは、ちゃんと年齢確認をしていてくれたらしい。

測ったように出かけたい時間に凧つくりが終わった。
お姉さんの提供してくれたビニール袋に丁寧に収納して、穴をあけて、持ち手を作り大事に自分で持った。

駅ホームで、ママを見つけた時のうれしい顔。ママも、これから帰宅ラッシュになる時間だけれど、その、凧の荷物を嫌がりもせず、受け入れた。
エスカレータで下る親子を見送って、母さんは、ほっと肩をおろす。

すると、数分後に、家族ラインが入る。
母さんは、何事かと、素早く携帯を見る。しおれた甥っ子の写真、そして、コメント。
さっきまで、楽しそうにしゃべっていたのに、急に静かになって、うつむいた息子の顔を覗き込むと、涙がいっぱいだったんだって。

わかれたばかりの母親の気持ちを思いやって、混み始めたはずの地下道から、メッセージをくれた。母さんは、娘と孫の気持ちをいっぱいもらって、とぼとぼと歩きだしたのを、風を切るように歩き始めたはず。

そして、また、夕食後。明日から始まる学校の支度をしながら、また、涙「こたろうにあいたくなっちゃった」だって!

すっかり、親しんだ僕のこと、思いだして、会いたくて、泣いてくれるんだ。
これは、嬉しいということなんだよな。







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