風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夢青葉9月の練習

2012年09月21日 | 詩吟
3人の静かな練習でした。

「偶感」のおさらいをしました。
それぞれ、形をきちんと捉えていました。
一度習った形を、詩がかわっても、確実に吟じられるようになっています。

2段受験に向けて、準備は整っています。

練成会の練習も、すんなりと、完了。あともう一回の練習は練成会の前日です。
前日に、今ある力の全てが出せたら、本番は安泰。

しかし、舞台の上には、何があるかわからないから、「あわてず、騒がず、取り繕わず」でいきましょうね。

怪我をなさっていた方は、順調に回復なさって、顔色がいつも以上に良くて、安心しました。
これで、一安心。次回から、通常に体操もはじめましょう。

今日の課題は、お国訛りのアクセント。
今日、きっちり指摘したのは、本人も気がついていたからです。気がついていないなら、そのまま流したのですが、気がついたからには、なおさないとと思ったのです。

西の訛りは、生来のもので、それをどれだけ訂正して矯正できるものなのか、個々のテーマとして日々、語り合うことになりそう。

自分自身も西の出身なので、個人的な問題としても、常に付きまとう。
正確さと、その人らしさの線引きの攻防だ。

訛りに限らず、個々の特性や好みを何処まで、指摘するのか、ひとえに私の好きか嫌いかで決めることになるわけです。

私の中のスタンダードを見失わないこと。



今日は、おもてなしが見に染み付いている、場所提供をしていただいているTさんに、お願いをしました。
あくまで、場所をお借りしているだけなのだから、茶菓の接待は無用としました。

お稽古場としてお借りするのが決まったときから、お願いしていたことですが、主婦として店主として、おもてなしの心にあふれた彼女には、到底承服出来ないことでした。
しかも、知り合い同志で始まった練習でしたから、無理もないことです。

彼女にとって、当たり前のこと、美しい行為をお断りするのは、本当に心苦しいことでしたが、練習に専念してもらいたいことと、個人の場所をお借りしていても、他の公共の場所と同じに考えたいと思ったからです。

このように、心をきりすてることは、何か大切なものを切り捨てることになりはしないかと、ずっと考えていたのですが、ゲストが増えるかもしれない機会に思い切って断行です。

と、実行をする事を決めた今日になって、一人もゲスト無し。
彼女は、大いに肩透かしだったことでしょう。
私も、杓子定規な自分に半ばあきれながら、「みんな公平に」を一つずつ実行していくことにいたしましょう。


今日は、まったく初めての方で、見学の申し込みが有りましたが、都合が付かず、次回に見送りになった方がいます。
場所の下見に来て、大きな営業車の駐車の手配も万端整えた上での参加表明でした。
さて、来月は、どうなるか。






              反省したこと
自分が迎える立場になって、今頃になって、かって気ままにいろんな場面、いろんな場所で振舞ってきたなぁ。


これから、気持ちを新たにして、対処をを考え直さねば。

彼女に教えられたこと、本当は切り捨てたくないことだけど、せねばならないことだった。しなくても良いことをあやまたず、合理的になり過ぎないように。
優しい心を失わないように。


彼女たちと、よーく話し合いながら、決めていこう。



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