風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

「猫」

2012年09月11日 | こたろう語録
           %卲o新聞 24年9月9日ー

         長谷川潾二郎の愛猫がモデルの「猫」

1年のうち春と秋の2回、タローが理想的なメ[ズで横たわるときだけゆっくりと筆を進めたのです。

猫の寝姿は、夏になるともっと伸びて平らになり、冬になると真ん丸くなる。
手を添えて、丸くしたり、平らにしたりしても、すぐに元に戻るので、また春が来るまで、その姿を見せるまで待ち、それでも書き上げられなくて、秋を待ち。。。4年が過ぎ5年が過ぎてしまったという。        日経新聞「美の美」記事概略



猫はいそがせちゃいけないんだよ、強制しても矯正してもいけないんだよ。
この絵を描くために、5年もかかったんだってねぇ。
夏は暑くて、身体はのびーきってしまうし。
冬は、寒いから、コタツでまるくならなくちゃいけないし。
この絵の寝姿をしている時間は、ほんの少しの間なんだよ。

潾二郎は、タローのこと、のんびりとくつろいでいるところをこよなく愛したんだろうねぇ。


同じ猫を描いた栖鳳は、猫の本質を描いたと言われるけど、あの絵のメ[ズは現実には決してとれないんだよね。
それでも、絶賛されるのは、ゲイジュツの奥の深いところなんだねぇ。
また、写真と違うところなんだ。

潾二郎は、そのままを描いたのだから、写真と同じと言ってもいいけど、やっぱり、違うんだよねぇ。
潾二郎のこの静かな世界は、僕は好きだな。

かあさんが、こだわっている詩吟にも、有りそうな話だけど、ぼくは、良くわからない。
かあさんも、考え中。まだ、何も伝わってこないねぇ。
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