風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

三、 啖呵

2019年09月09日 | 詩吟
清水希容 優勝! 空手プレミアリーグ 日本武道館決勝

まさに、「一、声 二、節 三、啖呵」の、啖呵を切る発声のお手本となるような『あ』の形。

下顎も上顎も十分に可動域目いっぱいに開いている「あ」

喉も完全に開いているから、丹田に届いて、届いているからこそ丹田から、声が発せられているのよねぇ!
丹田から発声できるということは、『気』が丹田に込められているということだ!

丹田から繰り出される『気』すなわち、丹田から出る「おと」。


前身に力がみなぎっていはいるけれど、どこか、「シン」としている。
まき散らしていない『気』とでも言ったらいいのだろうか。

次(タイマッチ)を予期しながらも、力を出しきった演武ができる清水希容選手。
そして、タイマッチへと突入した時も心を緩ませること無く次の演武へと切り替えのできる清水選手は、すごいなぁ!


丹田から出てくるその音を、漢詩の表現へと転換すると吟詠となる。

その声は、「啖呵」と表現される。
「啖呵」の本当の意味を間違えると、まき散らす音となってしまうから、考えよう。

        本当の意味の『啖呵』とは?

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