風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

中央会

2017年12月24日 | 詩吟
今日は、今年最後の芦孝会中央会です。

いつものように、午前中の練習が終わって、お昼の後は、連絡事項、懸案、あるいは、お尋ねの後、ご酒を頂いて、一言コメントと一吟。

それぞれの思いをお聞きして、一吟というのが、楽しみな時と、苦痛の時がありますが、今日は、練習不足であっても、なんだか、一吟するのが楽しみでした。

私は、当分「海を望む」で行くと決めているので、当然の選吟。

始まりの時から、モンゴルの話まで、何時でも、何かあると吟じていた「望海」。
瀬戸内海が『海』と思っていた時から、いろんな海を見て、草原の海も体験して、一回りしたら、やっぱり、ささやかで優しい瀬戸内海が、私の『海』だなぁと思います。

本場の如く押し寄せる波がなくても、瀬戸の海は、私の海で、「望海」は、私の吟と思う。

今日の吟詠は、会心のできであったあの時の吟詠とは程遠いものであったのですが、締めくくりの吟詠としては、良かったのではないかと思うことにしました。

今は、タガが緩んでしまって、真剣さにかけているからねぇ。

そして、いざ、マイクに声を載せてしまったが最後、マイクなしの吟詠が、弱弱しく感じることに、自分としては、憤りを感じてしまう。

大草原で、声が限りなく吸い込まれてしまうところでも、歌ったのに、マイクに乗せた吟詠の、訴える力に、拒否感を覚える。

アカペラ、アカペラ、アカペラ。う~~~ん。

果たして、あの時は、会心の吟詠だったのか。
野田芦孝先生までもが、褒めてくださったほどの吟詠だったのか。

今日の、マイクなしの吟詠は、イマイチなのか。

わからなくなってくる。


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