風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

まだ、心は西に

2017年06月06日 | 徒然に日々のことを
故郷へ帰ると、遠方からご苦労様と、お客様扱いをしてくれて、京都では、頭の白い老人二人が、荷物をもって、よろよろと歩いているように見えたようで、電車やバスでは、瞬間的に席を譲られ、それも、イケメンさんにね。

すっかり良い気分になって、三日間を過ごしました。

思いがけず立ち寄ることになった友人宅では、焼きアナゴのバラずし(ちらし寿司)が偶然に届いていました。
亡き姉が、帰郷の度に作ってくれていたので、しばし感傷に浸り、ややあって、興奮しながらおいしく頂きました。

友人のお母様が、90を過ぎてお元気で、いらっしゃることと、親しい友人との行き来が心配なくできていることを喜びました。

ゆとりを持っての帰郷だった上に、車案内してくれる友人もいて、お墓参りもできました。
6月2日という日は、父の5月30日、母の6月3日というちょうど命日の真ん中の日です。

同窓会の案内を頂いてすぐに出席を決めてから、いろいろなことが何の支障もなく進みました。父母の思いがあったのかなと思うくらいです。

水がおいしく柔らかで、蛇口から出てくる水が皮膚に優しく、お肌つるつるになるのも、あぁ、帰って来たと、感じます。



食べ物の味が、こちらにいる時は、決してまずいと感じることはないのですが、故郷の空気と水に触れて、頂くと、優しく甘いと感じます。
甘いのは、砂糖の甘いではなく、水が甘いと感じるその甘さです。



こちらのほうが長くなってしまいましたが、故郷の感覚とは、そういうものなのですねぇ。

ツンツンと角や針を出して、攻撃的になっていたようです。
ちょっと胸の中が、暖かくなって、塊が解けた感じがあって、何に、肩ひじはっていたのかなぁと、思います。





           宿泊したアイビースクエア 空がこんなに青かった。


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