風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会HP

2016年08月29日 | 詩吟
      
                 
公益社団法人関西吟詩文化協会公認 東京芦孝会のホームページが着々と完成に近づいています。

念願だった東京芦孝会のHPが、会員さんの手によって、立ち上がろうとしています。

すでに、ヤフーでは、「関吟 東京芦孝会」あるいは、「関吟 野田芦孝」で検索しますと、ページが出現します。
まだ、建設途中で、公式に一般公開する段階ではないのですが、概要がわかるので、ここでお知らせいたします。



完成が楽しみです。
コメント

11番への愛その1

2016年08月29日 | 詩吟
11番と言うと、それぞれの趣味で、いろんな人や物を浮かべることでしょう。

関吟の詩吟を習っている人は、譜№ 11番を浮かべることでしょう。












譜№11 譜名「二段上げ」の数字を音階に置き換えると、
「ミ  ファ ミ ファ ラ 」となります。
その音の長さは、「タァァン タン タ タ たーあーぁん」と表したらよいのかな?

それぞれの、間や伸ばし方は、それぞれの好みが反映されて、個性的に吟じられます。

この11番が好きなのは、三’三 三’(ファミファ)のところを柔らかく、たゆとうようにぎんじられたら、ティン シャオ カンや森下洋子が、ハクチョウを踊るときのような、肩先から指の先の先までの、なめらかな動きが想像されて、指の先が上を向いて止まったとき、それは、その指の先から永遠へと向かう軌跡が生じる思いがする。
そして、その永遠には、五(ラ)の音が載せられて、心まで持っていってしまう。

だから、三’三 三’は、滑らかに大きく揺らねばならない。

だから、五の音が限りなく飛んで行ける。



だから、三 三’三を単純に三’だけの音にまとめてしまって「三’五」と単純に上がっていては困るのです。

そして、追加音階に表示された波のような音の表現では、小刻みすぎて、好きじゃないのです。

ここは、優雅に大きく豊かに吟じたい、吟じてほしい。


此の処の追加音階や、新しいテキストの11線譜の上に表れた音階の連なりは、すべてが、好きじゃないわけではありません。

11番と、それとつながっていると感じる、20番もゆったりと吟じたい、吟じてほしい。

と、これは、私の個人的な願いであります。







コメント