風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

秩@宮崎東明作

2016年08月04日 | 詩吟
今月の漢詩として、須藤先生が選んでくださったのは、
宮崎東明作 「秩v


    青々と伸びる秩Aその林、
    その静かなたたずまいの中、
    吹く風はみきをならし、
    自由な琴の音。
    古来から窒ヘ、
    定説の堅い譬えとして人に愛され、
    また、
    腹中
    何もない様は、
    清らかな君子の心と比して、
    敬愛されて。         須藤明実先生訳


「不調の琴」を自由な琴の音と訳された先生の感性に触れて、一瞬に準備していた吟詠への思いが、変わって、心に近いものとして、目の前に表れました。

東明先生の「秩vへの思いと、その詩に共感し、このようにやさしく美しく、読みといて、目の前に展開されて、吟詠の場を頂き、その吟詠の順番が、私であったことの、幸せ。

此の処、発声がかなりスムーズになってきていることも相まって、満足の行く吟詠ができました。
こんな時、謙虚にならず、心のうちでガッツメ[ズをする私。

自分のことを誇らしげに思ったり、ガッツメ[ズをする私を恥ずかしく思ったり、忙しいことだ。
こんな時のことを、「心を亡くす」っていうのだね。危ない、危ない。






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