風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

愛すべきもの

2016年01月04日 | こたろう語録
4日から7日まで、甥っ子の小学1年生が、やってきている。
暮れに、妹が一人でじぃじとばぁばの家に泊りに行ったのが羨ましくて仕方がなかった。
やっと、自分一人で、お泊りができると、喜び勇んで、やってきた。

彼は、僕のこと浮ェっていたが、やっと、ビビらなくなったので、僕も彼の手からおやつをもらってやったり、座っている足にすりすりして、サービスにつとめてやった。

彼は、なかよしになったと、大喜び。まぁ、ぼくもそうだけどね。だから、「愛すべきもの」に昇格してやったよ。

僕は、ビビリン電波が伝わってくると、どうしても神経質になるものだから、距離を置いて、つきあうことになったいたのだが、彼も、大人になったものだ。
そんな様子は、僕の名付け親で、彼のママが、ことのほか喜んでいるみたい。

じぃじは、妹のいる長男と言う位置をよく理解できるから、可愛がり方も格別となるし、ばぁばは、底抜けに父親に可愛がられたから、今度は、それ以上にかわいがろうとしている。


お正月早々に、ジィジは仕事を休めないから、毎日毎日、僕を置き去りにして、二人で仲良く出かけているんだよね。
みんながウキウキしている空気は、僕も好きだから、いい感じで、日々を過ごせるさ。

ある日、彼よりも母さんの方がウキウキして帰って来た。
どうやら、子供向けではない映画を孫と鑑賞すると言う念願のことを、思いがけなく早く実現したらしい。

母さんの想い出を覗いてみると、小学生の頃、父親に良く映画に連れて行ってもらった。

すごくうれしかったのだけど、明治生まれの父親は、冬になるととんびを羽織って出かけた。
それが嫌で、いつもは手をつながんばかりに歩くのだが、とんびが登場すると距離を置いて歩いた。それは、懐かしくちょっとしょっぱい思い出。
⇐とんび(インバネスコート)





「孫と、大人の映画を観たい」もっと、先のことと思っていたけど、今回実現したね。
いろいろと、なだめたり交渉をしたりでのことだけれど、絶対に面白いはずだからと決行したのだ。結果は,予想通り良好。
よかったねぇ、かあさんや。




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