芍薬たち
2015年05月14日 | 花
近くのバラ公園のバラも、蕾が美しい。
この日は、娘と花展を見に出かけた。
娘の所属する流派のものではなかったのですが、お勉強にと思っていく娘に付いて行きました。
流派が違うと同じ花材でも扱いや、形作られる曲線なども微妙に違って、どうもこれというのには会えなかった。
花を習っていない私が、立派な会場で、その道の練達の技が活けたはずの花をみているのに。
いつも娘が、先生や自分が教場で活けた花の写真をみせてくれたり、実際に我が家に活けてくれたのに接していて、その、形が体に入ってきているらしい。
娘も同じようなことを言っていた。流派とは、恐ろしいものだ。
同じことを詩吟でも、よく感じる。
関吟以外の流派では、上手下手ではないこれといものに巡り合わなかったのは、そんなことだったのか。
謙虚さが足りないのかなと思ったのだけれど、やはり育った場所、習いとかのそういうことなのかなぁ。
自分が育った流派と先生をこよなく愛する娘を、好ましく思い、絶大なる信頼を先生に寄せることのできる環境にいる娘に、良かったねと言う。
帰りは、最近少なくなった純喫茶に入って、コーヒーと紅茶、イングリッシュマフィンとミニケーキのセットを楽しみました。
娘とのデイト、楽しかったなぁ。