風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

谷中まつり

2012年10月07日 | 詩吟
漢詩&詩吟研究会(関吟東京芦孝会 谷中教室)が、谷中まつりにエントリーしました。

最初にお聞きしたときは、近いから、ふらりと物見遊山のつもりで居ました。
そのうち、「黙っていくのはねぇ⇒聞きに行きますねと発言⇒何かお手伝いありますか⇒夢組の将来の勉強のためにも」とだんだんに思いが進化して来ました。

いらしていただくなら、終わったあとのお昼もご一緒しませんかとお誘いを頂いて、イザ、応援だと張り切って、出かけていきました。

あいにくの雨でしたが、「雨かよ~」と臆する人は一人も居なくて、その、エネルギーが伝わってきて、私も、応援に力が入りました。


応援は、私一人でしたから、相方の出方や気持ちを忖度することなく、思いきりよく行動できたことが、良い結果を招いたかもしれません。
それより何より、ひとりひとりのやる気が感じられて、気がついたら、その思いに乗っかっていたってことなのでしょう。軽いハイな状態だったかもしれません。

知らない人に声をかけるのは、日ごろなかなか出来ないことですが、きがついたら、話しかけていました。

久しぶりに、充実感を味わい、そして、谷中教室の方にも喜んでいただきました。

町の人々の中へとたち混じることの楽しさを味わい、人の暖かさと、感謝とを頂いて、私の詩吟への思いがどちらに向かえばよいのか、少しずつ実感してくるのです。

将来、夢組が教室の外に出ることがあれば、今日の感激を忘れず、活かしたいと思います。
お兄さんお姉さん方、何かのときには、頼みましたよ。

好き勝手に動かしていただいて、ありがとうございました。
楽しくて、うれしくて、雨なんてちっとも気にならない半日でした。ありがとうございました。







地図を片手に、会場の谷中まつりののぼりに案内されて、もう雨は止むのかしらと、思いながら、今日、たった1枚撮った写真。

まつりという思いが頭にあるせいか、それとも、公園墓地ということで、雨で薄暗くても明るい雰囲気が漂っている。

喪服で、お墓参りに来ている方たちを、一呼吸置いてから受け入れて、壮だ、ここは墓地なんだと思う。

逝ってしまった人を弔う雰囲気に、驚いてしまって申し訳なかったなぁ。

下町の、人が生きて生活している空間には、晴れと褻がすれ違いながら混在して居るわけなんだ。

当たり前のことだけど、すっかり、分けて考えている自分に、ちょっと驚く。






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