風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

台風

2012年09月30日 | こたろう語録
きのうから、とうさんは台風の準備で忙しい。

ベランダのものを全て部屋の中に入れて、ついでにお聡怐B

マンションだから、それだけだけどね。

台風については、薀蓄のあるとうさんは、テレビの台風情報に聞き入り、チェックに余念が無い。

おかげでかあさんは、昨日から、足止め。ちょうど、予定の無い週末だったから、良かったけど。「買い物?行かなくて良いよ、あるものを食べれば」と、まだ、風も吹いてないときから、言ってる。

僕は、ちょっとだけ緊張してるので、耳が少し後ろに向いてる。

ほら、風の音が。


また、父さんが呟く。「こんな日に、出かけるなんて非常識だ。台風のこわさをしらないんだよな。」「お、はやいなぁ」「台風の右側は、風が速いから、被害が大きいんだ」などなど・・・



とうさんの子どもの頃は、台風が来るとうれしかったらしい。

大人たちが、いろいろと緊張して、台風に備えて、あれこれやり始めるし、過ぎた後は、いろんなものが飛んできていて、面白かったんだって。

いなかで、なにもないとうさんたちにとっては、その、命や財産を守る大人たちの動きが、今の子どもたちの戦いのゲームをしているきぶんだったのかなぁ。

いまのこどもは、命のことなんてあまりわかってないから、とうさんのときは、もっと、刺激的で、どきどきしたことだろう。

とうさんは、うれしいと表現したけど、ちょっと違うきがするなぁ。

瀬戸際の高揚感?

いなかの、おばあちゃんは、きのうから、デイの宿泊施設に行って、お泊りしている。
とうさんもかあさんも、安心できるとありがたがっている。

ほんとうは、飛んで行ってあげたいんだろうなぁ。

昔と違って、サッシのおかげで家を守るのに、屈強な男手も居なくてもよくなった。
おかげで、おばあちゃんは、ひとりぐらしをそれだけ長く続けなくてはいけない。

東京には、絶対住みたくないんだって。
でも、そう言いきるうちは、まだまだ、大丈夫。おばあちゃん、元気で居てね。

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