風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
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東京芦孝会中央会9月の練習

2012年09月23日 | 詩吟
今日の吟題は、「胡茄の曲」 天才詩人と言われている王 昌齢の作

意解
敵軍に囲まれたが、こちらには笛を吹くものが居て、笛の調べを遠くまで響かせることが出来た。
夜明けまでに三度「胡茄の曲」を奏でると、さすがの敵軍も故郷への思いを掻き立てられて涙を抑えつつ退却してしまった。

辺境の地で大群と苦戦する晋の将軍劉琨(りゅうこん)の故事を歌ったもの。

様々な吟法が出てきて、少々てこずるのであるけれど、この題材をどのように捉えて吟じればよいのだろう。


午後からの、野田 芦孝先生のレクチャーは、「絶句、律詩の構成と句の呼び方  °瘟r、詩情表現への活用ー」


絶句の起承転結の四句について、それぞれ詠い方をかえる必要があるのです。
緩急強弱を考えたメリハリをつけ、詩心を表現しましょう、と。

それを頭において、課題吟は「半夜」と「中庸」
今までの段取りなら、まず男性が数人吟じてから、おもむろに女性は如何と問われ、得意とするほうの吟をするようにとの、指示が出るはず。

今日は、フェイント。
男性一人が吟じた後、「半夜」を私にとの指示。

エッと、驚いて呼吸を整えるのに間があり、素直に立たなかった、そして、他の上手な人に良かれと思って振ったのだが。


そのことに対して、練習後の飲み会では、賛成1票、無礼だったぞ1票、わがまま 1票。

その他は、我関せず。








子曰く 朋の遠方より来る有り、亦楽しからずや

この「朋」とは、「同じ師、同じ目的、同じ哲学」を持った人。という意味。

この件で、友ではなく有りってことが確認できてうれしいこともあった。

同じ道を進んでいるもの同志、賛同するもうれしいが、苦言を呈してくれる人有りってのが、よかったね。



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