風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

帰国箱と風邪

2006年01月22日 | チンゲル亭裏日記
夫曰く、「夜中にダンボールを出したりするから、風邪なんかひいたんじゃないの?」

夜目が覚めたときに、大事に保管してあったダンボールにスコッチテープを貼って組み立てて、あるものを一つ入れたのでした。

その箱の名は、「かえる」いわゆる帰国準備箱です。
持って帰らねばならない物を入れる箱です。
夫は4年、私は3年近くを過ごしたものですから、結構物が増えています。

    =荷物の仕分け=
A スーツケースと手荷物にいれるもの
B 航空小包の送料を払っても惜しくない大事なもの
C 船便(1~3ヶ月)輸送中になくなっても困らないが、あれば便利なもの
D こちらに残る方に使ってもらえるもの
E 廃棄

そのように、仕分けをして、船便は早めに送ってしまうつもりです。

いつも、思うだけで、ぎりぎりにならないと始めない私たち夫婦ですから、前回の帰国時は、当然送るはずのものが残っていて、あわてて手荷物に押し込むなどと言うことがあり、その時の反省を踏まえて、年明けから考えていました。。。

いつ始めようかと夜中に目が覚めて、思いついたが始めるチャンスと、とりあえず帰国箱その1を作ったのでした。

夜中に起き上がって、パジャマ姿で作業をしても、暖房のおかげでアパートの中を動き回っても寒いわけはないのです。
それが、風邪引きと結びつくのは、生まれ育った日本での生活が染み付いているからです。

こちらに来て良かったのは、心身の体力を回復したことです。
今回の風邪は、マイナス30度に出かけたから風邪を引くのではなく、風邪の菌がそこにあって、油断と結びついて風邪を引いたのでした。

UBのそこここで、風邪引きさんがいて、水分摂取をあまり頓着しなくなっていて、体特に粘膜が乾燥しているところに、町のその辺の散策だからと、薄着で出かけたのが、悪かったのです。
建物に入れば、暑いくらいの暖房があると思ったのが、間違いで、ビルの陰は、思う以上にダメージを与える冷えであることに思い至らなかったからです。

あれこれ、理屈をこねる私のことを、娘のメールで笑い飛ばされて、かかってしまった風邪に理屈をこねてもしょうがない、暖かくして治すしかないと目覚めたことでした。

この「かえる」風邪引きの徒然を慰めてくれました。
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