goo blog サービス終了のお知らせ 

風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

夫からの連絡

2005年08月01日 | チンゲル亭
今から、夫からの手紙を受け取りに出かけます。
メッセンジャーは、学生さんです。
一緒に断層の視察に出かけて、先にUBに帰るということで、夫が忘れていたことを私に頼むために手紙を書いたそうです。
学生さんが出かけた後、電話が通じたので、彼から電話がかかることは分かっていました。

日本語の分かる人を探してと頼んでくれたそうですが、彼は忘れたのか、居なかったのか英語で電話がかかってきました。

モンゴルなまりの英語ですが、とても分かりやすいフレーズですから、何とか想像力を駆使して、言っていることを理解することが出来ました。

今日、一緒に出かけるはずのウランちゃんが急に日本語を教える仕事が入って、キャンセルになってしまったのであわてました。

先週、道でばったり会った日本語科の3年生にまた会いましょうねと言っていたのを思い出して、暇ですかとメッセージを送ったら、彼女から喜んでという答えが返ってきました。

よかったなぁ。細かい指示を受け取れなかったら、その待ち合わせの建物に行くことは出来ても、彼に会って受け取ることが出来るかどうか、わからなかったのです。

彼女は、私の日本語で大丈夫ですかと不安がっていましたが、通訳ではないからといって安心してもらいました。
ということで、学生のムンフと待ち合わせをして、受け取ってきます。

いろんな人に助けられています。
皆さん、ありがとう。

そんなわけで、沈んでいられません。
体を動かしていたら、それにつれて、エネルギーが湧いてくるものです。

一人暮らしの苦しさは、自分がその気にならなければ物事が始まらないことです。
気持ちの振幅が大きくなるのは、よく分かります。


コメント

地震

2005年07月23日 | チンゲル亭
今日、東京で地震が有った。

かなり揺れたそうですが、長女、次女はそれぞれの場所で、驚いたそうですが、何事も無かったようです。
どれだけ、驚いたのかは、淡々と事実だけを報告してくれた長女のメールでは分かりません。

メトロが止まっていて、帰宅するにも困難だったそうです。
家では、鼓太郎が甘えて擦り寄ってきたそうです。
地震の前にパニックになって、家中を駆け巡ったのではないかと思いますが、言葉を持たない鼓太郎に聞くすべがありません。

次女は、新居で地震に遭ったそうです。かなり揺れが激しかったようです。
心細かったでしょうね。

新婚の頃、4階建ての団地で始めて地震にあったときは、地震になれていたとはいえ、それまでは、2階屋でしたから、4階での揺れは強烈に感じました。

そして、娘たちが、地震にあっているときに、夫は100年前の地震の断層を視察するたびに出かけています。
今日から27日までアスガムで国際会議、28日からは、オリアスタイ、オムゾン、ブーツガン、ブーツガン西、ブンブグール、バヤンホンゴル、ナリンヌテール、ブルドの8箇所を毎日車で移動しながらテントで寝る生活をしながら、視察をして回るのです。
最後まで、元気で居られるのでしょうか。

その、セミナーのために残念なことに旅行を一つキャンセルせねばなりませんでした。
夫は、仕事となると家族を忘れるほど没頭する人ですから、私のことを忘れていることでしょう。
忘れられるということは、旅に出る決心をするときに、私が一人で大丈夫という彼なりの及第点を私にだしていたわけです。

信頼できる人に、お願いしますとの電話を入れてはありますが、それはあくまで念のためであり、私がパニックを起こしたり、何か事故にあうようなことをしないと思っているはずです。

ただ、娘たちが浮「思いをしたということが、何かのことで伝わったとしたらどう思うのでしょうか。

しかし、東京で娘たちが地震に遭っているときに、父親は100年前の地震の現地ワークショップをしているなんてね。
なんというめぐり合わせなのだか。。。

ニュースで地震の報を知りつつ、歓迎会で中華料理をつついていた私ったら。
太平楽だこと。浮「思いをした娘には、ごめんなさいです。


   夫の持って行ったテント2~3人用。


コメント

料理教室

2005年07月18日 | チンゲル亭
若いお友達のウルナーさんに、コロッケの作り方の講習会をしました。
モンゴルでは、ひき肉は使われていません。
ボーズを作るときも肉を丁寧に包丁でみじん切りにします。

彼女は、(いつもウランちゃんと呼んでいますので、以後ウランちゃんと呼びます。)家でちゃんと料理を作っているので、肉もたまねぎもみじん切りにする手際はたいしたものでした。

慣れ無い衣を着けるのは、さすがにおぼつかない手つきでしたが、ほとんど手を出さなかったのですが、上手においしく出来ました。

ウランちゃんは、日本に行ったことがあって、ホーショールに似ていることからコロッケが大好きで、作り方を知りたかったのです。

揚げたてを、食べなさいというと、皆さんそろってからと手を出そうとしません。
つくった人が、味利きをする義務があると強く言うと、ハフハフ言いながら食べ、私にも口に運んでくれて、おいしいねぇーとにんまり。

全部出来上がってから、試食をするときもほんとに満足そうに笑います。
彼女の丸顔が笑うとほんとに可愛く、9月から日本語の先生になるとは思えないほどの童顔です。

次は、プリンの作り方を知りたいと言っています。
今度は、卵を持ってくるからと、律儀なのです。

出来たコロッケを、チョコレートの入っていた箱に入れてお土産にも持たせました。

さて、この味はウランちゃんのお母さんの気に入るでしょうか?

この日、いろんな話をしましたが、ウランちゃんが心配そうに教えてくれたことがあります。
ナーダムの終わりの日の閉会式をしているとき、モンゴルには珍しいバケツをひっくり返したような雨が降り、雷が鳴ったのです。
テレビを見ていても、先が煙って見えないほどの雨でした。

その雷が携帯電話をかけている人に落ちて、亡くなったそうです。
だから、「雨が降ったら携帯のスイッチを切ったほうがいいですよ」と真剣に私に言ったのです。

雨の少ないモンゴルだから、雨が降ったら携帯の電源を切るということが、まじめに言われるのだなぁ。
日本では、ありえないなぁと思ったことでした。
コメント

ガチョルト

2005年07月13日 | チンゲル亭
ナーダムのお休みの最終日。
お祭りは11日、12日で終わり、今日はただの休日。

TV三昧の二日間を嘆いた夫が、外に連れ出してくれた。
ガチョルトへ再訪しました。

川辺の木陰は日差しの強さがうそのように、涼しいほどの風でした。
持参のバナナとお菓子を食べて、川遊びをしている子供たちを眺め、野良犬君におすそ分けをして、のんびりしました。




コメント

ナーダム

2005年07月12日 | チンゲル亭
ナーダムは、日差しの強さにたじろいでしまって、結局涼しいうちのなかでTV観戦でした。

そのほうが、アップで表情が見えるので、良かったのかも。

競馬もゴールの様子や、走っている子の顔まで見えて楽しみました。

TV5の生中継は、今年は去年より迫力を増したり、取材のよさが、言葉が分からなくても伝わってきました。

モンゴルも、日進月歩です。

しかし、車と電話のマナーの悪さは、日々慣れてきたとはいえ、腹のたつことが数限りなくあります。

何も、ナーダムのことを書いた同じときに、書かなくても良いのにと自分でも思いながら、プチッと切れることがあって、つい書いてしまいました。

ナーダムを機に、少しずつでも良くなりましょうよねぇ。
コメント

ナーダムの競馬

2005年07月10日 | チンゲル亭



ナーダム(7月11日)に向かって競馬の練習をしています。

出場する馬は、鬣をユニコーンの角のように結ってもらっておしゃれをしています。


コメント

アルタンボラグ

2005年07月10日 | チンゲル亭



7月2日から4日までアルタンボラグのツーリストキャンプに2泊しました


キャンプに近づくと、スタッフが馬でお迎え。
馬頭琴とスーテイ茶で、歓迎。
キャンプの住人以外にあったのは12歳の少年だけ。
彼は、ナーダムの競馬に出場するといっていました。
広い、ひろーいアルタンボラグ。


コメント

前夜祭?

2005年07月10日 | チンゲル亭
現在、23時40分。
太鼓の音が始まったと思うと、エレキギターの大音量の音合わせのような取り止めの無い音が聞こえてきます。

おそらくスフバートル広場からだでしょう、コンサートでもあるのでしょうか。
今日、そばを通ったときになにやら作業進行中でしたから、その音はスフバートル広場からとしか思えないのです。

こんな時間からでもモンゴルの人は遅い時間というのは無いようです。

明日から最大の祭りナーダムが始まります。

昼間のテレビは昨年のナーダムの様子を放映していました。
スタジアム会場では、私たちも観客として座っていたのです。

今年は、スタジアムではなく外の競馬でも見ようとチケットの手配はしていないのです。

ドラムとギターが、音楽を奏で始めました。
深夜のコンサートのようです。
アララ、歌も始まりました。

娘から気になる電話を受けたあとなので、夫はその音に心乱されているようです。
どうしようもないのです。
都市とはいっても、広い空の開けているここUBでは、野外で出す音は隣で演奏してるかのようにどこまでも聞こえてきます。

今夜は、みんな寝ないのでしょうねぇ。寝られないでしょうねぇ。

明日は、私たちはナーダムのテレビ観戦になる雲行きです。。。



コメント

お客さん帰る

2005年07月08日 | チンゲル亭
お友達その2が、帰った。
数十年のブランクを感じることなく1週間が過ぎた。

平原にあるツーリストキャンプでの2泊3日。
乗馬と民族音楽・舞踊の宴とミルキ<Eエイ、音がしそうなくらい大きい流れ星、お花畑。
日本式に訓練された親切なスタッフのおかげで、二日目に合流した友人は、2時間半も馬に乗り続けました。
最初は、ほんの10分ほど乗れればいいと、言っていたのにね。

友人その2は、モンゴルの素材や造詣に興味を持ち、親切な人たちに出会ったおかげで、会いたい人と技術に出会い、いっぱい素材を仕入れて帰った。
これから、それらがどのような触媒になることやら。。。
楽しみだなぁ。
モンゴルに来たおかげで、日本ではできるはずも無い手助けをしてあげることができた。
すごい、すごい。

興奮状態にあったセイでしょう、いつもは飲まない冷たい飲み物を飲んで、ちょっとおなかを下したりしましたが、無事予定をすべてこなすことができました。

それでも、いっぱい思いを残したので、彼女はまたモンゴルに来ることでしょう。


コメント

友達が来る

2005年07月01日 | チンゲル亭
チンゲル亭に今年二人目のお客さんを迎えます。
今から嬉しくて、わくわくしています。

ホームステイの(遊牧民の家にとめてもらう)予定でしたが、どうやら娘さんのお産が始まったらしく、連絡がつかなくなってしまいました。

それで、急遽ツーリストキャンプの予約をしました。
かなり待たされたのですが、めでたく予約が取れました。
今は、シーズンでUB近郊のキャンプは、予約でいっぱいということなのです。
きっと、彼女が乗ってくる便は満席なのでしょう。
その人たちが、あちこちに繰り出して、敢行業者は今まさに稼ぎ時。

しかし、国内便の飛行機がかなりとりにくいということなのです。
去年は複数の飛行機が飛んでいたのですが、今年は、耐用年数の過ぎた飛行機のメンテナンスができなくて、去年より台数が減っているとのことなのです。
それで、キャンセル待ちの人が数多くいるとのことでした。

去年お世話になった花ちゃんの友人が勤めているK旅行社のエルカさんに、ツーリストキャンプの予約をお願いし、飛行機の話を聞いたのです。

今年は、去年より観光客が増えているというのに、国内の便数が極端に減っていて、せっかくの稼ぎ時にもったいないねぇ。

耐用年数が来ること、ロシアでの飛行機のメンテナンスがほとんど無理になってきていることは分かっていたことなのに、何の手当てもできないなんて信じられないなぁ。

それはさておき、私たちは車の移動なのですから、交通安全と異国のなれない食材でお腹の安全とを祈るばかりです。

コメント