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風のこたろう

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'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

通訳問題

2006年12月29日 | チンゲル亭裏日記

これで、最後の通訳さんと思っていた大学院生は、今日で、辞めてもらうことになったそうです。

まじめだったのは、始めのうちで、遅刻、欠勤、自分の好きな仕事しかしない、そして、”Sorry"の一言で終わらせる。
教授の部屋で仕事をしていることで、嵩にきて学生に偉そうにする。
一時は、通訳中に教授と夫を差し置いて、平気で電話に出たりメールをしたりしていたけれど、注意したら、後でかけますと言って電話を切ったり、メールをしなくなったと喜んでいたのです。
Sorryというだけまだまし、と言っていた夫もいろいろあったらしく、とうとう堪忍袋の緒が切れたようです。
それで、今月の給料と1週間分を余分に渡して、解雇ということになりました。(契約は、1週間前に告げるということになっているので)

古風な習慣を身に付けつつましく控えめな女性も数多く居て、ほんとに見習わねばと思わせる女性にも会いました。
反対に、ドライで大陸的で、目の前のことしか考えず将来の展望など何もない、今がよければよいという人にもたくさん出会って、失望することも何度かありました。

具体的に、次のあてがあるわけではないのですが、もう、限界のような話しぶりでした。
そのような様子は、教授も見知っているはずですが、ごく普通のことと受け止めているようで、あまり指導をしない様子。
仕事をなんと思っているんだ。

ゆっくり、年末を過ごして、新年から心機一転、考えるそうです。
最後を、気持ちよく過ごせる通訳さんやーい。
今は、観光シーズンではないので、優秀な人も遊んでいる可能性があります。
よい人を見つけましょう。
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ビーズ手撃オて思った。。。

2006年12月22日 | チンゲル亭裏日記

昔したことのあるビーズ手撃ヘ、ワイアでした。一個一個所定の場所にきちんと収めながら作り上げていきます。
ビーズが緩んでいたからと言って、押せども引けどもワイアというものは、どうにもなりません。
元の場所までワイアをほどいてやり直します。
そのうち、細いワイアがねじれて切れてしまったりするのです。

テグスを使うとするするとビーズがよく滑りますし弾力があるので、ある程度順番どおりにビーズを通して自由に遊ばせて置いて、引き締めの作業にかかります。
形を整えながら、要所要所を締めていくのです。
引き締める前の自由なビーズは、うっかりするとせっかく通したのに、すべて滑り落ちて一から拾いなおさねばならない羽目になることもありますが。

今回、大きさのそろわないビーズで似たようなものができたのも、ワイアでなくてテグスの弾力に助けられたおかげです。

作りながら、子育ての極意と同じようだなぁ、私もこのように自由に遊ばせながら、肝心のところできゅっと引き締める知恵があったらよかったなぁと思います。

子供は無限の力を持って生まれてくると言います。
ワイアで、「ねばならぬ!」と引き締められたら、さぞ窮屈なことだったでしょう。

テグスを見習って、身を透明にして主張せず、弾力をもって処することが出来るようになりましょう。。。。。道はとおいけど(^_^;)

そしてもう一つ、冬の夜長をすごすためのグッヅをいろいろと持ってきていましたが、それらを使い始めたのが、やっと三冬目の今年。
今まで、長い長い夜をどうしてすごしていたのか、思い出せないというより何もしていなかった(^_^;)

一つ一つ作って完成する喜び、そしてプレゼントする喜び。
同じ空の下で、介護の終了したばかりの友人が一足先に始めていました。
4年もたつのにまだ始められないで居るのに、彼女は早い!と思ったことでした。
それが、どこか深いところで、私のスイッチを入れてくれたように思います。気が付いたら、ビーズをしていたのですから。
自然に始めたので、気持ちに無理が無くて喜びも大きかったのかも知れません。

作る喜び、完成する喜び、うれしい顔を見る喜び、単純にうれしいをうれしいと思える喜び、喜んでいる私を見て喜んでいる人が居る。

浮上するための浮力をいつの間にか手に入れて、水面に顔を出して初めて沈んでいた部分を発見したという感覚です。
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おばさんサンタ喜ぶ

2006年12月20日 | チンゲル亭裏日記

ビーズ手撃フクリスマスツリーを作りました。
去年、帰国したときに友達に勧められて、キットを持ってきたのです。

ここ数年細かい作業を避けて過ごしていたので、そのまま日本へ持ち帰ることを懸念していたのですが、気が付いたら、キットを取り出して作っていました。
ほんの小さなツリーを作るのに、丸一日かかりました。
その、困難さが、逆にどこかのスイッチを入れてくれたようでした。
手持ちのビーズで3個出来上がったときに、そうだ、あの人にプレゼントしようと思いつきました。

このところ、心のケアについていろいろと心配を頂き、話を聞いてくださった事務所の方です。
彼女に気持ちよく頂いてもらうには、事務所の女性全員に作らねばと思い立ったら、どこかのスイッチのLOWがHIGHに切り替わりました。

ビーズの調達⇒三地区⇒タクシー⇒夫を待てない⇒一人で頑張るしかない!!!
気が付いたら、あれだけ浮ュて一人で乗れなくなっていたタクシーに乗っていました。
去年見つけていたビーズアクセサリーの店に行ったら、ない!
仕方ない、軒並み探して回るしかない。無いなぁ、無いなぁ。。。。。

なぜ見つかったのか分からない位小さな小さなスペースにあった!
モンゴルには、神様が居るなぁ!

はぁー、望みの色も形もサイズもことごとく無い。
デモ、つくりたい!
クリスマスカラーと星の黄色、きらきら光るもの、そのほかにすぐには必要ではなくても、きれいだと思った色のビーズを買いました。

頭フル回転、試行錯誤。
できた!とりあえず、7個。
日・蒙すべての女性スタッフの人数を聞いたら、15人!
ひぇー、あと5個足りない、とりあえず、作ろう、足りない部品はまた後で調達。
セットされてものを作り方通りに3個作ったので、アレンジはとても楽しんで、出来ました。
作った、作った。出来た、出来た。(^^♪

はじめ、一日がかりだったのが、どんどん早くなり、後始末すべて入れて1個40分位で出来るようになった。
ものすごい達成感あり。背中も腰も満足じゃ!と申しております。

早速、空き箱にクリスマスカラーのハンカチを引いて、リボンを鰍ッておしゃれなトレーに仕立てて、配達。
ちょっと気の早いサンタ。

ツリーだから、早めに渡さないとねぇと行ったら、モンゴルは、お正月すぎまで飾りますとのこと。
季節限定のプレゼントの寿命が延びた。
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専門分野

2006年12月15日 | チンゲル亭裏日記

夫の専門分野は、語学のように目の前で成果を確かめられません。
2年単位で2期勤めた後でも、手ごたえを感じることが出来るのかは、未知数でした。

このところの、国内の動きとあいまって、地球物理教室の卒業生の給料が年々上がってきて外資系ではなくても高額をもらうようになっていること、教室から5人も採用されていることから、私には分からない将来への手ごたえを夫は感じているようです。

指導した人が、条件のよい会社に引き抜かれていったり、知らない間に、アメリカや日本へ留学したり、がっかりすることが重なっていた中で、今、とても期待できる人材が大学に残って成果を上げてきていること、それから、夫がずっと提案してきた、日本では当たり前の産学共同が実現したことが、夫の表情を明るくしているようです。

教師たちの給料が、生活を支えることが出来ず、資産家の道楽か、あるいは賄賂を得るための手段になっている現状で、産学共同によって正しく高額の収入が得られること、学生の就職先をまったく考えないモンゴルの大学の教授連の刺激になること、学生がその将来性について考えたとき、地質の中でも地味な地球物理が脚光を浴びるようになること、そして、その子たちが、夫の指導による教師陣から知識欲を満たされ、将来のモンゴルを担ってくれるようになること。

夫の、目線は、来年には無く、遠いモンゴルの繁栄を今目の前にいる学生たちが一翼を担うようになることにしかないようです。

夫は、3月に終わる活動のレメ[トに次の指導者を要請しないそうです。
なぜなら、せっかく自立をし始めたところに人を送り込むと、彼らはすぐに手を抜いてその人を頼って本当の自立につながらないからと。

次の人が来れば、夫の築いた基礎の重要さが、わかるのに。
このままだと、夫のしたことが、彼らの中に埋もれてしまう。

誇り高いモンゴル人は、「おかげさま」感覚が無いんだから。
自分が頑張ったから、自分だけが偉いと思うはず。

夫の頑張りは、遠い先にしか実を結ばない。生きている間に出来るのだろうか。
それも、誰にも気づかれないまま。

これが、壮大な夫の夢なのね。
感謝だのおかげ様などを、望んではいないのですね。

せめて、私が夫に勲章を贈呈することにしましょう。
私は、毎週子供の笑顔をもらってる。その瞬間で消えてしまうけど。
それが夫と私の手応えのサイズ。
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心遣いの日本人

2006年12月13日 | チンゲル亭裏日記
ストレートなモンゴル人と心遣いの日本人
ラッピングについて、がっかりしたことは、モンゴル人のやり方について理解していなかったのだから仕方が無いと反省。
彼女のことだから、「あなたの好きな緑色の包装紙をえらんだのよ」と一言添えれば、理解したでしょう。
日本語を習う学生には、一つの知識として言葉にしてもよかったかもしれません。
夫は押し付けがましくなると言うのですが、通訳と言う仕事をしているのではない彼女に対して、どこまで求めるか、どこまで教えるか迷うところです。
このことは、きっとトゥールさんは何かの形で質問してくることでしょう。その時、「心遣い」を説明するには、ちょっとは、押し付けがましくなることを胸に収めて説明する必要があります。
こんなとき、私の日本風の心遣いについて、期待過剰になっていることがありはしないかと、反省する点も見つけたのでした。
そして、もう一つ。ご主人は、朝どうしていますかと尋ねるので、歩いていっていますと答えたら、「おーっ」と言って絶句。しばらくして「私のミスでした」と言ってしばらく黙り込んでいました。そして、夜になって、電話がかかってきました。まず、プレゼントのお礼を言いました。(これってドイツ仕込かな?)そして、次の運転手が見つかるまで、お兄さんが朝迎えに行きます。との提案でした。
これも、ドイツ7年間生活の産物なのだろうかと思いながら、折り返し電話をすることにしました。
夫は、朝の気楽さを見つけた直後なので、お願いするとはいわないだろうと思ったら、その通りでした。
もう見つかるだろうから、もう少し気楽にしていたいと答えました。
日本風に、まず、お兄さんにありがとうと伝えてくださいと言ったら、明日8時半に来ますという返事。
いえいえ、そうではなくて、親切な気持ちだけを頂きます。明日は、来なくてよいと言うと、理解できませんでした。
ありがとうと言っているのに、要らないとはどういうことかと思ったでしょう。
彼女の日本語の理解は、「お気持ちだけを頂きます」というのはまだ分からないのでした。
明日は、来なくてよいですといわないと分かりませんでした。はっきり断ることに慣れてない私は、昨日のバリバリと一緒で、胸が痛むわけです。
気を取り直して、木曜日に会ったときゆっくり顔を見ながら、説明をしましょう。
彼女の望みの日本理解を少しずつしていってもらいましょう。  
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辞書とラッピング

2006年12月13日 | チンゲル亭裏日記
国立デパートで、プレゼントの辞書を買いました。
高い! 蒙和辞書 2万4千999トグルク 専門用語辞書 2万2千499トグルク、初めて習う漢字(モンゴル語の説明付き) 9千999トグルク
3冊で合計5万7千497トグルク!

学生が、辞書を持っていないのはうなずけます。
そんな時、辞書ならいくらでも欲しいぱらぱらとめくっていて、新しい言葉に出会えるから電子辞書とは違って、とても勉強になるという女性に合いました。
その彼女たちと一緒にお勧めの辞書を買いにいきました。
日本と、違って、ラッピングは無料ではありません。
花やさんのコーナーに、紙とリボンが売っています。
どんな包装をしてくれるのかためしに頼んでみました。

トゥールさんとニコちゃんにふさわしい色をを選びました。
それに、よく合うリボンもちょっと時間を鰍ッて。。。
紙は1枚1,000トグルクでした。

見ていると、箱包みで、両面テープを使って貼ります。
そして、ごくフツーのリボン鰍ッ。
隣りの、花束のラッピングは、糸を引っ張ると薔薇の花のようになるリボンを使って、豪華賢覧にラッピングしていましたから、私のも、もう少し撃フ有るリボン結びをしてくれるのかと思ったら、フツ≠ナした。

彼女たちには、ラッピングとリボン鰍ッの技は無いようでした。
三越のプロの販売員が見たら、泣いてしまいそうです。
しかも、紙は半分しか使わなかったのに、一枚分の紙代を取られました。
切り取った紙を頂戴といったら、返してくれるのかなぁ。
リボンと紙とで、4,000トグルク! はぁー、モンゴルは紙類が超高い。

これだけの、料金を取るのだから、ラッピングの技術をもっと習って欲しいなぁ。
この次は、私が、彼女たちの目の前で、ラッピングをして見せたら、きっと驚くだろうなぁ。

デモ、値段はさておき、そんなものでいいのかと思ったのは、モンゴル人も欧米風に、バリバリと包装を破いて中のものを取り出したことです。
心をこめて選んだ彼女の好きな緑色の包装なのに。。。。。
クリスマスらしく,ゴールドのリボンなのに。。。。。

中身の辞書は、息を呑んで喜んでくれました。
夫曰く「ノミン(デパート)の袋(レジ袋です)で良いんだよ」
懇切丁寧なラッピングをするのは、花束だけだなぁ。
大金かけて、バリバリじゃあ ちょっと、がっかりだものねぇ。
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朝の運転

2006年12月11日 | チンゲル亭裏日記

昨日、朝の運転は出来ませんと、トゥールさんを通じて、ドルジさんが断ってきました。
ちょうど2週間。始めたときは、3月まで続くような勢いだったのに。

通勤の10分の間に、ニコちゃんが、夫の日本語の会話をとても楽しみにしていたのに、彼には、ドルジさんは、どのように説明したのかなぁ。

朝の暖機運転のための費用を、1回に付き500トグルクを支払うことにしたのだけれど、それには魅力を感じなかったのかしらん。
いくら欲しいのですかという問いかけに、分からないと答え、それではと、こちらの提示した額が思ったより少なかったから、やめると言うことなのだろうか。
それなら、はじめから、このくらいは欲しいと言ってくれれば良いのに。

なかなか、交渉事は、モンゴル人との間では難しい。
たぶん、断られるのが嫌なのだろうと、私は、今までの経験で思うのだけれど。誇り高いモンゴル人らしいなぁと、勝手に思っているのです。
ほんとに朝起きるのが辛かったのかもしれませんし。。。
それとも、もっと率のよい仕事を見つけたのかもしれません。
マイナスの世界で、車の暖機運転にかかる費用はどのくらいなのだろう。
いろいろと考えてしまいました。
考えても仕方が無いことは考えないと、そばにいる人が言いました。(笑)

今朝は、お迎えが無いので、のんびりとした朝食風景です。
時間を限られると、同じ時間に出かけていても気がせいていたのだと、改めて思いました。

さて、次の運転手さんが見つかるでしょうか。
それとも、夫は、積極的に見つける気があるのか無いのか。
昨日会った人たちが、心当たりを尋ねてあげるといってくれましたが。。。

もうすぐ、クリスマスです。
いつもお世話になっているトゥールさんに特別なクリスマスプレゼントを買いに明日出かけます。
彼女の大先輩に当たる女性二人がつきあってくれて、助言をもらえるので、安心して品選びが出来ます。
二コちゃんにも、プレゼントをもらったので、何か考えなくてはね。

人を喜ばせるはずのものを探しにに行くのは、なんてうれしいことだろう。
うきうきしてきました。
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寒さ対策

2006年12月10日 | チンゲル亭裏日記

夫は、4回目の、私は3回目の冬を過ごしています。
湯たんぽが壊れて、冬の寒さ対策にスイッチが入りました。
時は、雪が昼過ぎに突然降り出して、世界が白くなった日。

何度か雪が降っても、すぐに解けて、暖かいふゆだねぇと言い続けていましたが、とうとう、7日の雪は陽射しに溶けないで残りました。

その日、湯たんぽ2号が我が家に来ました。
そして翌日、ヤクのズボン下、キャメルの靴下を手に入れました。
あ、忘れていた。夫のキャメルを探しに行った日、私一人だったので、十分な質問が出来ず、カシミアのズボン下を夫のために買ったのでした。
朝は、車ですが、帰宅時は運動のためと歩きですから、かなり冷えるようです。
3回の冬は、日本から持ってきた厚手の下着を着ていたのですが、乾燥のため静電気がおきてかなり不快感があったようでした。
それで、自然素材をと言うので、キャメルを探し始めたのです。

カシミアを穿いた日、暖かくて、心地よくて味を占めたようでした。
それで、夫のを探すついでにそんなに暖かいのならと、私も、つい買ってしまいました。

今までの、2回の冬は、そんなもの無しですごしたのに。
寒い⇒寒いが我慢できる⇒寒く無い⇒暖かとまでは言わないけれど⇒暖かい
その段階の、今は暖かいと感じています。
頬は、針を刺すようなのに。
夫は、きっと、寒いが我慢できると言う状態で冬をすごしたはずです。
それが、今は暖かいと感じているようです。

我慢が出来なくなったわけではないのです。
以前も我慢していたわけでもありません。
初めて、マイナスを体験し、新しい環境になれるため、緊張感の中にあったのでしょう。

今は、体を楽にして、寒いを寒いと感じて居るのだと思います。
帰国を4ヵ月後に控えたからか、3回あるいは4回を迎えた冬に慣れて、先の様子が分かってきたから、無駄に頑張る必要が無いと体が覚えたからか。

人間の感覚って面白い。
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フットワークの良いトゥールさん

2006年12月08日 | チンゲル亭裏日記

部分敷きのカーペットが、薄汚れてきました。
いつもは、洗濯石鹸のくずとお湯少しをペットボトルに入れたものを、シャかシャか振って細かい泡を作り、汚れを落としていました。

どうしようかなぁ、モンゴルの人はどうするの?と尋ねたら、トゥールさんは、テレビのコマーシャルを見たり、お店で洗剤を調べたり、あっという間に答えをくれました。
「私が、やります。」と。

おっと、そうきたか!お姉さん夫婦に世話になっている彼女は、何とか仕事をしてお金を得ようとしています。
オルティンドーの通訳をとても熱心にしてくれるので、アルバイト料を支払いますと言ったのですが、それは、私にとってとても勉強になることだから、要りませんとはっきり答えました。

彼女の言うとおりに、することにして、最後の通訳の日にまとめて、将来の勉強のために使ってくださいと渡してあげるつもりで、封筒を用意してあります。そのほかに、何か稼ぐチャンスを見つけてあげることにしましょう。

シンジリーン バヤルという新年の祭りが12月31日にあります。
この日は、収入のすべてを投じてドレスを新調しパーティーに命を鰍ッる若い人がいるそうです。
このような、祭りの日は、仕事場に美容師を呼んで全員がおしゃれをしたり、仕事中に厚保化粧に余念の無い人がいたりするようです。

彼女は、学生ですからまだそのようなことは無いのでしょうが、将来、そのような職場に入ったとしたらどうするのかなぁ。

お義兄さんの運転の支払いは、先週の半分でした。
SAVE THE CHILDRENの仕事がない分、かなり違ってきます。
それは、仕方が無いのです。

さて、次は、トゥールさんは何を考えてくるかしら。
ほんとに、知恵を良く働かせる人で、それが、純な感じがして、好感が持てます。
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コメント

バットスフさん

2006年12月08日 | チンゲル亭裏日記

今朝の、お迎えの車は黒色か白色かどちらなのだろうと、窓からのぞいていました。白い車が来ました。

あ、バットスフさんの車だ。

先週、車の故障でこられなくなったので、急遽、トゥールさんの義兄に車を出してもらいました。

その後、義兄さんから、木曜日の仕事もしたいと申し出があったのですが、もう一度チャンスをあげましょうと言うことで、今日を待ちました。

モンゴル人のGさんに、このことを茶飲み話でしましたら、あなたは優しすぎる、モンゴル人はそんなことが有ったら、チャンスなどあげません。」と言われました。

バットスフさんの車は、古いので、夜間動かさないでいると、朝の早くには、エンジンがかからなくなるそうです。
今は、ご主人が入院中なので、夜間、ご主人が運転していた分まで彼女が仕事をしています。朝の8時から4時まで!

トゥールさん情報によると、朝夕の送り迎えの契約仕事があり、その定期収入は月に80ドル(公務員の一ヶ月の平均給料 とは言え、安いのでアルバイトの要あり)あると言ったそうです。ちょっと、ほっとしました。

来週からも、この仕事を続けたいですかと再確認しましたら、トゥールさんはすでに確認していてくれました。
来週も、白い車が、SAVE THE CHILDRENまで運んでくれることになりました。
今日のエンジン音は、この寒さにもかかわらず快調でした。

北へ向かってハイリャスを通って施設への新しい道路が整備されたので、20分で到着するようになりました。
工事中は、迂回したり渋滞するため10時に家を出ても、11時にやっと間に合う日もありました。
10時から3時までの時間契約のバットスフさんにとっては、ガソリン代が余分に必要になるので、工事中は彼女にとって辛かったのでした。
その代わり、3時までの約束を、かなり早い時間に切り上げ、ほかの用事を作らないようにしたのですが。

タクシーをそのたびに乗り捨てるのが、どれだけ気が楽か。
けれど、UBでは、冬になるとタクシーの走っている台数が極端に少なくなります。
暖房付きの駐車場を借りる費用が莫大なため、そして、暖機運転にも、通常に走るにも余計にガソリンを食うために、冬は、町から車が少なくなってどこかで、冬眠しているようです。

人を雇うのは気を使うけれど、マイナスの中を車を待つ、時間に間に合、一番に安全を買ったと思うと、贅沢ではないと思える今の状況です。
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