これで、最後の通訳さんと思っていた大学院生は、今日で、辞めてもらうことになったそうです。
まじめだったのは、始めのうちで、遅刻、欠勤、自分の好きな仕事しかしない、そして、”Sorry"の一言で終わらせる。
教授の部屋で仕事をしていることで、嵩にきて学生に偉そうにする。
一時は、通訳中に教授と夫を差し置いて、平気で電話に出たりメールをしたりしていたけれど、注意したら、後でかけますと言って電話を切ったり、メールをしなくなったと喜んでいたのです。
Sorryというだけまだまし、と言っていた夫もいろいろあったらしく、とうとう堪忍袋の緒が切れたようです。
それで、今月の給料と1週間分を余分に渡して、解雇ということになりました。(契約は、1週間前に告げるということになっているので)
古風な習慣を身に付けつつましく控えめな女性も数多く居て、ほんとに見習わねばと思わせる女性にも会いました。
反対に、ドライで大陸的で、目の前のことしか考えず将来の展望など何もない、今がよければよいという人にもたくさん出会って、失望することも何度かありました。
具体的に、次のあてがあるわけではないのですが、もう、限界のような話しぶりでした。
そのような様子は、教授も見知っているはずですが、ごく普通のことと受け止めているようで、あまり指導をしない様子。
仕事をなんと思っているんだ。
ゆっくり、年末を過ごして、新年から心機一転、考えるそうです。
最後を、気持ちよく過ごせる通訳さんやーい。
今は、観光シーズンではないので、優秀な人も遊んでいる可能性があります。
よい人を見つけましょう。