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風のこたろう

'05年4月6日~'07年4月7日 ウランバートル生活日記
'09年8月~  詩吟三昧の徒然日記

東京芦孝会中央会

2024年01月30日 | 詩吟
1月第4日曜日28日の今年初の東京芦孝会中央会は、年男さんの発声による
御酒の乾杯で始まりました。
今年は、6人の年女年男がずらりと並び、毎年口にする「48歳?」が
今日も出ました。
次に、1月1日に昇段認定された方々への賞状授与式です。
そして、一吟。
初段は初々しく、三段はパワフルに、五段はしっとりと。いい吟詠でした。

=今年の芦孝会は=
2月には、「公益社団法人 関西文化協会 創立90周年並びに公益社団法人
設立12周年記念全国吟道大会 東京・東海地区大会」参加。

9月には、東京芦孝会創立25周年大会を控えています。

90周年の名古屋大会に向けて、今日は最後の練習も行われました。私は、
立派なプログラムにお名前も載せていただいているにもかかわらず、急な
予定と重なってしまったため欠席となり大変申し訳なく恐縮しています。
急遽、12月より皆さんの後方支援と言うことで、今日まで来ましたが、練習
のための音響も今日はパワーポイントを使うこととなったので、幹事長に
お任せしてこれまで出席であるかのようにふるまっていましたが、今日の
総練習では後に下がりました。わたしとしては、却ってすっきりとしました。

いろんな意味で、後方支援に携わっていたい私に取っては、良い機会であった
と思うのです。
そして、若い世代がめきめき力を付けてきているのを喜び、その後押しを
自分なりに出来たらよいと思います。

今年の芦孝会は、大きな節目を迎えます。会長以下芦孝会の各会員が気持ちを
揃えて25周年を迎えねばなりません。
賑やかで晴れやかで先を見通す大会になるはずです。

帰りのホームでは、若い世代の方と会話を交わす絶好の機会だったのに、
会話の糸口を探している内に電車が来てしまい、しかも混んだ車内では離れて
しまったので会話成立ならず。大きな落とし物をした気分でした。

会が大きくなり、人数が増え更に世代も広がってくると、会話とふれあいを
特に大事にしなくてはと思います。
そのせっかくの機会を生かせなかったことに、悔いが残りました。
お話上手になりたいと心から思った中央会の帰りでした。
今頃になって、「名古屋は楽しみ?」でとりあえず始めたらよかったじゃない!
たったそれだけの一言が出せなかったことに、失望する私でありました。

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令和六年関西吟詩初吟交流会

2024年01月21日 | 詩吟
千葉県松戸市小金原市民センターに於いて「初吟交流会」1月21日開催
今年は、初の試みでマイク・伴奏無しの発表会でした。

夢松風会員は三人出場、どちらかというとCD伴奏に不慣れなメンバーの事、
逆に大いなる期待を抱いて臨みました。

期待通り、三人三様の頑張りを見せていました。

今日の吟詠発表で思いがけないことが起こりました。
女性のYさんが、佐藤鷺照先生を彷彿とさせる吟詠をなさいました。
これまで、岡山にいたころでもそのような吟詠が私の前に展開されたことが
無く、あの楚々とした透明な吟詠は、鷺照先生だけのものと思っていました。
ところが、今日の、マイク・伴奏無しの舞台から、聞こえてきました。
驚きと喜びと不思議さとが混ざった複雑な思いでした。

そして、聴衆も静かに聞き入っているようでした。
 
3月の昇段試験に向けて、1年近く前から律詩体力をつける事を考えて、
厳しいのを覚悟ですよと、何度も言いながら練習に励みました。

そんな練習の中から、細すぎる声からの脱出を図り、律詩体力をつけた練習の
甲斐があったのでしょう。
そんな中でも、「鷺照の節調」を思い起こさせる場面は一度もなかったし、
常に練習した私でさえ「鷺照の節調」を思い起こすこともなかったのが、
突然目の前に展開されたのには、驚くしかないことでした。

懇親会の席で、初吟会に初出席の方たちとその指導者が前に呼び出されて、
紹介するシーンがありました。
私は、喜び勇んで、この件を手放しで自慢しました。
Yさん、ありがとう。あなたの頑張りが、鷺照の節調を獲得したのですよ。
私の強い吟詠は、「鷺照の節調」を獲得できませんでした。
「綽」の字を雅号にしたあなただから、詠える節調ですよ。
おめでとう!そして、心からありがとう。

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夢松風土曜日教室初吟

2024年01月13日 | 詩吟
令和六年初めての土曜日教室です。
お正月を経て、年を重ねたように吟詠も上達していました。
ちっとも練習してなかったとおっしゃった割には、熟成したんですね。
私の最も悪い癖が移転しそうで、冷や冷やしていますが、伸びやかな大きな声が
出て、素直に声が出せるようになってきました。

Yさんの方は、「最近鼻歌は詩吟しか出ません」と、おどろくべきことをおっしゃる。
飽くことなく寄り添いそのうち食らいついてくるようになるのかな。
吟友草加の新人入会と合わせて、春から良いことが起きています。
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吟友草加初練習

2024年01月11日 | 詩吟
ビッグニュースは、入会者がいたこと。
他の勉強会で、お顔だけ存じている方が見学に来てくださって、そのまま、
入会手続きをなさいました。

万歳!  何よりもうれしいことです。
そして、ビジターのHさんから、ある提案がありました。
一存では決められないことなので、しかるべく順番にて進めてくださることを
お願いしました。
幹事のIさん、後輩ができて大喜び。

新人のFさん、最初から一緒に声を出して居るので、びっくり!
良き哉、良き哉。


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夢松風新年のはじまり

2024年01月09日 | 詩吟
新しい年が始まりました。
今年も、元気に詩吟を楽しみましょう。

夢松風 いつものように静かに、穏やかに始まりました。
今年は、補習は、李白シリーズでやりますと、宣言なさったTさん。
楽しくてしょうがないという風情でこちらまで、いい気分にして下さいます。
Oさん、「えっ、ご指摘はないのですか」という表情をなさる。
はい、無いのですよ。
Yさん、自分の要る位置が少しずつわかってきたのかなと感じます。それでも
控えめに謙虚に自分を評される。
久し振りのビジターYさん、お休み中も復習をなさっていたようです。
ビジターMさん、このところ、どんどん精彩を放ってきました。ご自身の
今ある位置をよく理解なさって、お気持ちの安定が、吟詠に表れています。


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田村仁美 令和6年のカレンダー 1月2月

2024年01月05日 | 詩吟
      2024年・令和6年 ー よろこびを描く ー

       

            「招福」 南天・福良雀

  南天の赤い実と見つめ合う三羽の雀 羽を膨らませて幸せそうな笑顔
         正に招福 来福 今年もつつがなく
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夢松風今年最後

2023年12月26日 | 詩吟
中央会に引き続き、”KANGIN TOKYO NEWS”の開催情報によると今日は
総ての教場のどこよりも遅い開催日となっています。
夢松風と吟詠池上サークルの二つの教場がおけいこをしており、東京芦孝会の
締めくくりとでもいいましょうか。
12月もこんなに押し詰まった日程のお稽古は、夢松風としては、初めての事。
幹事さんもその事をご承知の上での決定と思います。
以前であれば、1回のお稽古で終えていたのですが、前のめりになっている今
1回でもお稽古は休みたくないとの思いなのでしょう。
幹事さん、ご苦労さまです。


今年一年、いろいろありました。
現在残っている会員の年数順で三番目の会員が、4段を取得し、来年は師範代
の受験資格を得ます。
そして四番目の会員が年明け三月に四段の受験をします。
基本が体に収まってきて、理解力が増して、進度がグンと上がりました。
そして、参考音源をを聞いて、聴いて、予習をしてくるようになり、更に精度
が上がりました。
嬉しいことばかりではなく、会員の一人が、ご家族の介護のため退会を余儀
なくされました。
もし時間があったら、ふらりと、立ち寄ってくださいねと申し上げました。
まじめで律儀な方ですから、久し振りだからと手土産を持ち、少しでも練習を
してでないと教室の扉を開ける気にはならないでしょう。
ふらりとはおいでになれないかもしれません。
かつて、私の介護時代に、仲間のところにふらりと立ち寄れたらいいなぁと、
何度思ったことでしょう。

そんな思いが高じて、教室を立ち上げる気になったのですが、私より若い人が
集まったものだから、すっかり方針が変わってしまいました。

この処夢松風(火曜日)は、前のめりに練習が進んでおり、予習をして練習に
臨みたいとおっしゃいます。
ほんとうは、予習をしないで吟じて欲しい、そして、ほんとうの実力を知りた
いのです。
しかし、皆さんのその望みをかなえるためと、3月に4段受験となる会員の
ためもあって、練習方法を少し変えました。
すると、予習をきっちりとしていらっしゃるので、初心者教室のだいご味が
薄れてしまいました。
「型」の練習からどう詠うかのヒントを繰り出すようになりました。
それは、会員さんに取っては、面白い展開になってきたと思います。 
詩情についてそれぞれの感受性を大事にして、どう詠いたいかを考えます。
面白いとわかっていて、その方向に今までシフトしなかったのは、松風たちの
根っこをもっともっと太らせたいという思いからです。
この期間があったればこそ今の自分の吟詠を楽しめるようになったはずです。
もう少し、頑張ったら、今の喜び楽しみが倍化したであろうのに。

タイミングもあるけれど、私の許容量の問題もあると思います。  私自身が
無理をしないことも大事とやっと思い至りました。

今日も、面白いくらい、詠い方についてのヒントが、吸収されて即座に吟詠に
反映されました。
大満足の笑みを見せてもらいました。そうそう、この笑みです。
良かったねぇ。
やはり、四段は、一つのターニングポイントですねぇ。
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コチコチの体

2023年12月24日 | 詩吟
このように重要な場面で、予定の行動が取れなくなったのは、初めてのこと、
自分の気持ちの置き所が無く、申し訳なくて、体がますますコチコチになりました。
 
こんな時、後の飲み会にでるとその一日がどんなに大変でも心身がほぐされる
のですが、先月より母のことで参加せずに帰宅していますので、ますます
体が固まってしまいます。
それは、留守番の夫がいぶかるほど、表情が硬かったようです。

こんな時は、お風呂でリラックスをするのも良いのですが、足湯の方が効果
があります。内くるぶしの真ん中あたりまでの熱いお湯で、足が真っ赤になる
ほどの温度で、十分に温めます。
末端からの血流が起こるのが、肝心なことなのだそうです。
お風呂で体全体を温めて、全体の血管をひろげてしまうと血流が遅くなって
しまうのとでは意味が違うのだそうです。

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東京芦孝会中央会 今年最後

2023年12月24日 | 詩吟
最後の中央会は、いつもは納吟会となるのですが、今年は、創立90周年記念
大会を控えているため、東京地区連合会による構成吟〈「和のこころ」を伝え
たい・・・江戸・東京の春を詠う〉の練習となりました。
いつもの教場の練習ですから、ナレーターと吟詠とのタイミングを計るのが
重要な練習となります。
それぞれの席に座っての吟詠ですから、台本の読み込みの違いなどから、
それぞれのタイミングが違っています。
吟詠の準備ですよ、お立ち下さいねとの合図を送らせて頂きました。

そして、伴奏の音源は私のiPhoneにあるため音響担当の先生を差し置いて私
がいたしました。Bluetoothで音を飛ばすので、配線がない分フットワークが
良いのです。
スマホ操作に慣れたつもりでも緊張のあまり、違うところを触って画面が変わ
ったのが1回、
押す位置がずれてオフの反応が遅かったのが2回。いずれもスマホの操作に
ありがちなアクシデントでした。

それらを見守っている立場のスピーカーから離れた位置に居た方には、どんな
風に感じられたのでしょう。
ボリュームはどうだった?タイミングは、ずれすぎてなかった?
声がなかったということは、「良し」だったの?
1月のリハーサルでも、同じ作業をしますから、ストレスを与えないようにと
思います。
(ただ、名古屋の本番では、本部パソコンに音源CDを入力したデータが入力
され、本部の方の操作よると今日聞いたばかりです。どうか、良きタイミング
で操作をお願いいたします。)

私に取って今日の大事は、その重要な90周年大会に欠席をせざるを得なくな
った事です。
そのことは、幹事長にメールで事前報告しており、幹事会では幹事長から幹事
のみなさんに伝えていただきました。
そして、事後の処理もスムーズに決まり、今日の練習までは、予定の役割を
務めて、次の人にバトンタッチをします。


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吟友草加 えっ!ということが

2023年12月14日 | 詩吟
吟友草加にしては珍しく少ない、三人の参加でした。
時間がたっぷりあるので、日頃気になっていたことをゆったりと話をすることが
できました。

指導者からは話しにくいことも、先輩としてざっくばらんにお話をし、少人数
ならではの内容でした。
敢えて言葉にしなければわからない事が意外にたくさんあって、層の薄い教室
であることや、あまりビジターとして外に出ないメンバーがほとんどなので
通常では、知り得ない内容となりました。
年数を重ねて、いつの間にか知っていたというような話もたくさんありますね。

そして、驚くようなことが起こって、それが発端となって、自分に控えめな
方のご自身に対する評価をもっと上げても良いのだよと語るに良い材料が
目の前に展開しました。

その顛末は、文章に堪能な方の物語が出来上がる事に期待して、ここでは書か
ないでおきましょう。

今日は、お稽古を早めに切り上げて、お茶をしに出かけました。
ここでも、いつもはしないよう話で盛り上がり、いい一年の締めとなりました。

会員さんたちの頑張りのおかげで、良い一年でした。
また来年も楽しく詩吟をいたしましょう。
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