
年が明けて、本格的な冬の寒さが訪れています。
こんな時期には、やはり焚火で温まり、心を癒されたいですよね。
以前に紹介した自作のウッドガスストーブですが、燃焼効率も良くコンパクトで使い勝手も非常に良いのですが・・・
やっぱり小さい!
もう少し大きな焚き火台が欲しい!
でもウッドガスストーブの二次燃焼システムは煙対策として有効だし・・・

なので、またもや自作しました。
いろいろ試行錯誤しましたが、使ったのは20年近く愛用していたパスタ鍋。
もともとは寸胴鍋に右に写っている水切り網がスッポリはまる二重構造の鍋です。
外側の鍋と内側の網の間に少し空間があったので、これはウッドガスストーブ式に出来るのでは?と閃き製作しました。

パスタの水切り用の穴はもともと全面に開いているので、空気取り入れ用の穴としては十分。
また、焚火により暖められた空気がこの穴から吹き出すことで二次燃焼を起こします。

寸胴鍋の下側には電動ドリルで穴を開けています。
ここが空気取り入れ口になっています。
今回の焚き火台作りの工作は、なんとこれだけ!
あとは鍋の取っ手がプラスチックだったので、分解して、それだけで完成!
自作と言うのもおこがましい程の手抜き工作!

さて、さらに左に写っているもの。
これはダイソーで購入した植木鉢の台。
鍋の直径が約22センチあるので、丁度よいサイズを購入しました。

この植木台に焚き火台を乗せると、ちょうど取っ手の部分で引っ掛かります。
これで焚き火の際に地面に直接ダメージを与えることを防ぎます。

ウッドガス方式なので、薪は小さい物の方が相性が良いようです。

あまり大きい薪を投入し、本体から木がはみ出してしまうと、その部分は二次燃焼を起こさなくなってしまうので煙が立ってしまいます。
なので、私の作る薪は、この焚き火台に合わせ長さ20センチほどの短さにしています。

実はすでにこの焚き火台、1年以上使っているのですが、色々と使い勝手がよく愛用しています。
薪以外にも、木質ペレット、オガライト、ブリケットなどの木質燃料とも相性が良く、熱効率も非常に良いので焚き火料理にも愛用してます。
直径約22センチ、高さ約22センチと、携帯性は良くありませんが、自動車での移動であれば気にならないレベルです。
何より、これくらいのサイズであれば炎の揺らぎを楽しむにも十分なサイズです。
これで夜のコーヒータイムがより一層楽しめるようになりました!
こういったものまで自作なさるんですね。
素晴らしいです。
近年はアウトドアブームで、様々な道具類が製造販売されていますが、高額な物も多いし、なかなか手が出せない物も・・・
でも、自作なら安く済みますからね。
見た目を気にしなければ、意外とどうにかなりますね。