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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

タカラトミーアーツ ホビーガチャ スター・ウォーズ ジェダイ・インターセプター

2025-06-10 11:58:56 | 特撮





前回の記事のデジャリック ホロチェス。

個人的にはここ最近で久しぶりに(自分が)盛り上がったガチャでしたが・・・

立て続けにスター・ウォーズ関連のガチャが、またもタカラトミーアーツから発売されました。






「ホビーガチャ スター・ウォーズ ジェダイ・インターセプター」

ハイクオリティで展開しているガチャシリーズ「ホビーガチャ」ブランドで、スター・ウォーズに登場するスターファイター(宇宙戦闘機)が発売されました。

商品名では「ジェダイ・インターセプタ―」となっていますが、正式にはイータ2アクティス級軽インターセプターという戦闘機。



ガチャのラインナップは、アナキン・スカイウォーカーが乗ったタイプが、通常形態と戦闘形態で2種、オビ=ワン・ケノービが乗ったタイプが2色で、それぞれ通常携帯と戦闘形態があり、計6種になっています。

自分は3個回して、1種ダブりで、結局2種の入手でした。







こちらはアナキン・スカイウォーカーが乗った、本体が濃いグレーに黄色の塗り分けの機体。

手前側の機体前方には、アストロメクドロイドのR2-D2が乗っています。

全体的にかなりシャープな造形になっており、組み立て式とは思えないほどパーツの合いも良いです。









後方から見ると、エンジンから噴き出すジェットのエフェクトが確認できます。

ホビーガチャシリーズでは、こうした「ちょっとした小道具」が付く事が今までもありましたが、やはりこういうちょっとしたオマケは嬉しいですね。








この商品の最大の特徴だと思っているギミックがこちら。

コクピットのキャノピーが開閉可能で、中にミニフィギュアを搭乗させることが出来ます。

ミニフィギュアも1/64という極小サイズながら塗装もされており、造形も含め、ちゃんとアナキン・スカイウォーカーであると認識できます。











もう1種、こちらはオビ=ワン・ケノービが登場した赤い機体で、戦闘形態として翼の先端部が開いている機体です。

アストロメクドロイドはR4-P17で、R2-D2と同型ながらカラーリングが赤いのが特徴です。









翼の先端部を見ると、折り畳まれていた副翼が立ち上がっている構造なのがよく分かります。

この機構は「Sフォイル」と呼ばれる、スター・ウォーズ世界での可変翼機構です。










もちろん、こちらもコクピットのキャノピーカバーは開閉可能。

中のミニフィギュアも若かりしオビ=ワン・ケノービになっています。

コクピット正面の八角形のウインドウや、Sフォイルを展開した翼の形が、のちに帝国軍の主力戦闘機となるTIEファイターへと繋がるデザインになっているのが分かります。












手元にあるホビーガチャだと、ティム・バートン版バットモービルがあったので比較。

どちらも同じ1/64スケールです。

こうしてみると、世界観が違うとはいえ、バットモービルがやはりデカイ車であるという事、逆にジェダイ・インターセプターはとても小さい宇宙戦闘機だという事がわかります。

もちろん、どちらもハイクオリティなのですが、バットマンが単色なのに対し、今回のガチャではパイロットに塗装までされているのが驚きですね。









とにかく全体的にシャープできっちりした造形が印象的なガチャです。

塗装や色分けもしっかりされていますが、スター・ウォーズ世界で考えるとちょっキレイ過ぎかも知れません。

スミ入れやウェザリング、お約束の銀ハゲなど手を入れれば、もっと化けるでしょうね。









机の上にある、他の宇宙モノのミニチュアと一緒に。

スター・ウォーズは映画冒頭で流れるオープニングクロールで「遠い昔、はるか銀河の彼方で」と語られているので、並んでいるアポロ宇宙船やH2-Aロケットの方が新しいんですよね。

タカラトミーアーツのホビーガチャ、是非とも他の宇宙船も出して欲しいのですが・・・

ワイルドスピードは新しいガチャ出しているし、スター・ウォーズも期待して良いかなぁ!























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タカラトミーアーツ スター・ウォーズ デジャリック ホロチェス

2025-06-02 16:01:12 | 特撮


ここ数年のガチャガチャブームですが、この四半世紀で状況は大きく変わりました。

何より影響が大きいのは物価高騰。


今は各社が、手ごろな値段をキープしたまま、いかに高品質で、かつ消費者に刺さる物を出せるか?が勝負のキモとなっています。

その中で、やはり強いのは大手の会社。





日本のガチャガチャの元祖「ペニイ商会」の流れを汲む「タカラトミーアーツ」からニッチで素敵なガチャが発売されました。





それが「スター・ウォーズ デジャリック ホロチェス」

ってカプセルだけ見せられてもSWファン以外は何のことか分かりませんよね。

「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の劇中で、ミレニアムファルコン内でチェス盤の上でホログラム表示されたモンスターを戦わせるゲームが行われていた場面を覚えていますでしょうか?

あのゲームこそ「デジャリック」です。


スター・ウォーズ世界では、銀河中で最も親しまれているゲームという設定です。

盤上にホログラムで表示されてる8体のモンスターが、立体フィギュアとしてガチャガチャでリリースされたんです。

こんなニッチでマニア心をくすぐる一品、買わずにはいられないでしょう!!

商品は、デジャリックモンスター8種でカラーが彩色版とホロカラー版の2パターン、計16種になっています。




という訳で、デジャリックに使われる8種のホロモンスターをご紹介。




こちらは「ギック」の彩色版です。

スター・ウォーズ版のウィキペディア「ウーキーペディア」によると、ギックは惑星ビスのジャングルに生息した昆虫型生物で、ビスの恐ろしいジャングルで頂点に立つ捕食動物との事。

デジャリックのホロモンスターは、設定上「実在した」とされる伝説の生き物や、神話、伝説のモンスターをコマにしているそうです。

ノミのような体型とユーモラスな顔は、そんなに恐ろし気な生物には見えないですね。









続いては「ヌゴック」の彩色版。

ヌゴックは詳細な設定がされておらず、スター・ウォーズ世界でも文献しか残っていない伝説のモンスターのようです。

しかし、もう見た目から恐ろし気ですね。

きっと凶悪なモンスターなんでしょう。

他のデジャリックホロモンスターもそうですが、彩色版は最近のガチャ製品では非常に珍しいくらいに彩色が細かくなっています。











こちらは「モノック」

惑星ソッコーロに起源を持つ知性ある砂漠種族で、槍を使って敵と戦う原始的なハンターだそうです。

動物的な恐ろしさを持つホロモンスターが多い中、数少ない技巧派のコマなんでしょうね。


このガチャシリーズ、素材のPVCがかなり柔らかいため、細かい造形のコマは立たせるのも難しかったりします。

モノックも、特徴である槍をしっかり構えさせるのが難しいですね。

これだけ柔らかいと、可塑剤の染み出しとか経年劣化が気になるなぁ・・・









続いては「キンタン・ストライダー」

惑星キンタン原住のケイ素系生物で、簡素な道具なら扱うことができる種族との事。

雪男とかを彷彿とさせる愛嬌ある姿です。

モノック同様に武器を持ったテクニカルキャラですね。

ガチャのフィギュアは、両腕が別パーツになっていますが、嵌合軸が太い丸軸のため、腕の角度を変える事が出来ます。












こちらは「マンデリアン・セイヴリップ」のホロカラー版。


このデジャリック ホロチェスのガチャ、彩色版のアソート率が非常に低いんですよ。

筐体に補充される出荷パッケージは、ガチャ玉30個で構成されています。

そのうち、彩色版は8種1セットのみ、ホロカラー版が8種2セット、彩色版のバラ3個、ホロカラーのバラ3個、という決まった割合になっているそうです。

なので、彩色版をコンプリートしたい場合、基本的には筐体をカラにする(400円カプセル×30個で12000円!)必要があるそうで・・・

自分はもちろん、そんな予算は避けないので『今のところ』17個回した分で、どうにかトレードし集めたコレクションです。

なので、彩色版は4種、残りはホロカラー版でのレビューとなります。


話を戻して「マンデリアン・セイヴリップ」ですが、今回のラインナップの中では一番デカいです!

惑星オード・マンテルに起源を持つ原始的な爬虫類型種族。巨体と腕力で知られ、成長すると4mを超える個体もいる、という設定。

エイリアンとして分かりやすい見た目の影響なのか、デジャリックでの活躍シーンも多く、種族設定も細かく作られています。









こちらは「クロアスラッグ」のホロカラー版。

クロアスラッグはアウターリムと呼ばれる銀河の外側領域の未開惑星に住む生物で、詳しい生態は知られておらず湿地帯の生物である事しか設定されていません。

しかしこのナメクジ風というか長いボディに凶悪な口、というデザインはスター・ウォーズでは「あるある」のデザインですね。

スペース・スラッグとかサルラックとか。









続いて「フージックス」のホロカラー版。

一見すると犬のような生物に見えますが、左右の手足は背中から伸びた一本ずつの器官から二股に分かれています。

フージックスは惑星キニエンでは人気のペットであると設定されています。

ものすごく大きな口に対して、胴体部分が小さく、どうやって食物を消化しているのかが気になります。

尻尾にトゲがあり、獲物を捕らえるときには電気ショックを流すそうです。

そんな生き物をペットにするの・・・?










最後は「グリンタッシュのモレイトア」

オルデラン人の神話に登場する魔法生物だそうで、単にグリンタッシュと呼ばれる事もあるとか。

非常に複雑な形状の手足ですが、右手は肘から下の部分を床に這わせているポーズが正しいようです。


そもそも、このデジャリック ホロチェスが映画に登場し注目を集めたのは、エピソード4/新たなる希望が公開された70年代では、ホログラムを表現する半透明な映像というのはまだまだ珍しかったんですね。

そのボウっと透き通った感じの再現としては、この半透明のホロカラー版というのは良く出来ていると思います。







さて、ここまでガチャのホロチェス8種をレビューしましたが・・・

記事を書くにあたり、ウーキーペディア等をいろいろ見ましたが、肝心のデジャリックの遊び方が分かりません!

ルールとして分かっているのは、4対4、もしくは5対5で盤上でモンスターを戦わせ、相手側のホロモンスターを全滅させたら勝利、という事。

今回はミレニアムファルコンに搭載されたデジャリックで使える8種のホロモンスターが立体化されましたが、設定では8種以上に様々なホロモンスターが居るとの事。

判明しているのはスクリンプ、バルボス、カルカスという3体。

スクリンプ、バルボスの2体は「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」で確認できます。

カルカスはスピンオフの小説「ラスト・ショット」に出ているそうですが、どんな姿をしているのかは不明です。








こちらはガチャの台紙の画像一部。

まさにミレニアムファルコンにあるデジャリックの本編画像です。

白黒にで円形に分かれたチェス盤に、テーブルのフチには操作装置風の物が見えます。

赤と青のランプが並び、いくつかのトグルスイッチ、そして下側には記号が掛かれた押しボタンが無数に並んでいるのが見えます。

ウーキーペディアによると「各ホロモンスターにはそれぞれ固有の動き方と攻撃方法が設定されており、相手の駒がいるマスに自分の駒を移動させることで、相手モンスターを殺すことができた。」とあるので、このボタンで攻撃方法を入力していると思われます。

我々の世界のチェスのような、決まった動きで駒を取り合うゲームではなく、対戦の要素が強いゲームなんですね。

設定では「銀河系でもっとも親しまれているゲーム」となっているので、ゲームとしての戦略性があり、基本的にはどのホロモンスターでも公平に勝てるチャンスがあるルールのはずですね。


また、デジャリックはホロチェスボードを使わず、実体の駒とサイコロでもプレイする事が出来るそうです。

恐らく、公式なルールは作られないまま、あくまで「劇中内のゲーム」とされる一方、世界中のスター・ウォーズファンがオリジナルルールを考えているんでしょうね。









しかし、こうして8種類が集まると、やはりデジャリックボードが欲しくなりますね。

出来れば安く手に入れたい!

・・・となれば、もう自作するしかない!





で、いろいろダイソー店内を探して買ってきたのがこちら。

そう、お蕎麦を盛る皿です。

水切りの網もついて110円(税込み)








これを選んだ理由は、手頃な大きさであったことに加え、材質がポリエスチレンであった事。

この手のプラ皿はポリプロピレンが使われていることが多いのですが、ポリプロピレンは塗装も接着も出来ないため、加工に向いていません。

皿をひっくり返すと、裏面には商品の説明刻印があったので、やすり掛けして刻印を消します。

この皿、裏のフチからフチの直径がちょうど20センチ。

デジャリックは三重の円になっているので、コンパスカッターを使い、ケガキ線を入れていきます。

中心の円は直径4センチになるように、半径2センチでケガキ。

中間の円は直径12センチになるように半径6センチでケガキます。

その後は、分度器と定規を使い、12分割の線を引いていきます。










ケガキ線が終わったら、タミヤスプレーのアルミシルバーで塗装。

で、見ての通り野外でスプレーしたんですが・・・乾燥時に放置してたらメチャクチャ埃だらけに・・・

何か覆いをかけて乾燥させれば良かった。









銀スプレーが乾燥したら、ケガキ線に合わせてマスキングし、アクリル塗料の黒を筆塗りしていきます。

しかし、これまた広い面積を筆塗りするのが苦手なため、ムラは出来るし筆跡も残りまくるし・・・失敗の連続ですね。








操作パネルまで作るとなると、かなりハードルが上がるので諦めましたが、せめて赤青のランプは再現したい!

と、またもダイソーにラインストーンシールを求めに行きましたが、丁度良い大きさの商品を発見できませんでした。

で、どうせ発光ギミックとかも仕込む予定は無いので、このようなパールのシールを購入し、クリアーレッドとクリアーブルーで塗装しました。

それぞれ12個を塗装しましたが、後から本物(?)はランプが13個付いている事に気が付きます。

でも、もうここまで来たら「俺オリジナルのデジャリック!!」として完成まで進める事にします。








全体にトップコートをスプレーし、パールシールを貼って、デジャリック ホロチェスボードの完成です!


実は最後の工程も失敗がありまして・・・

このパールのシール、接着部分の余白は自分で切らなきゃいけないんですよね。

デザインナイフで一個一個を切るんですが、切ったそばから端部分がパールにくっついたり、粘着シートが柔らかすぎて上手に切れなかったり・・・これまた地味に大変でした。










ホロモンスターのガチャフィギュアを並べ、ようやく完成!!

決してキレイな作品では無いですが、自分ではなかなか満足しています。


俺の脳内設定
「辺境の貧しい惑星の職人が手作業で作っている、廉価版のデジャリックボード。ラカン・インダストリーズ社製のような高性能ではないが、その安さから子供たちの入門編としてそこそこに売れ続けている定番玩具。1人プレイ用の対戦プログラムも、大手の製品に使われている銀河デジャリック協会公認の物はコスト的に使えないため、独自に開発したプログラムを使っている。1人プレイではCPU側モンスターを単色表示する事で子供にも自モンスターが分かりやすくなるように工夫されている。」


ちょっとボードについての記事が長くなりましたが、肝心のガチャフィギュア、めちゃくちゃ良いですよ。

彩色版がなかなか出ないのはアレですが、スター・ウォーズの世界の中でも、種族としてのエイリアンじゃないモンスターは独特のデザインで、マニアにもおススメ出来ます。

何より、今まで出たデジャリック関連商品は高額な物がおおいので、1個400円というお手頃価格で手に入るのは、もうおそらく最後のチャンスですね!


Xで見ても「なかなか売っているのが見つからない!」「あったけど既に空っぽだった!」など、人気のほどが伺えるポストが多数ですが・・・

見かけたら回しまくる事をおススメします!























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ツクダオリジナル エアーウォーターガン SS100

2025-05-22 17:45:56 | NERF -ナーフ-



たぶん、このブログでも何度か書いていると思うんですが


水鉄砲の世界って、闇が深いんですよ。




世の中、コピー商品に対する取り締まりや、消費者側の意識も高くなってきて「コピー商品=悪」という図式も出来上がってきているのに・・・

かのコピー大国のアジア大陸の国だって、徐々に意識が変わって「知的財産」という物の意味を理解し始めているのに・・・


いまだに毎年、ありとあらゆるコピー商品がわんさかと出る。

それが水鉄砲の世界です。


そして、大陸で生産されるコピー商品を、元ネタ元商品を知らないがゆえに買い付けて国内販売してしまうバイヤーたち。

そりゃ、夏しか売れないシーズン限定品だし、コピー元に関する知識だって水鉄砲だけじゃなくあらゆるブラスター玩具を知らなきゃ気づけない訳ですし、見落とされてしまうのは仕方ないですけどね。


たとえば4,5年前にドイツで生まれた「スパイラ」というハイテク水鉄砲も、コピー商品だらけです。

機能面もコピーしている物もあれば、外観だけそっくりにしている物もあったり、非常にカオスな存在です。









で、今回、そういう「パクリ&コピー」とは無縁!と言い切れるような、オリジナル商品を偶然手に入れました。

それがこちらの「ツクダオリジナル エアーウォーターガン SS100」!

こちらは今でも新製品が出続けている、世界一の水鉄砲ブランド「スーパーソーカー」の初期モデルです。










まずはそもそもスーパーソーカーの説明から必要になるんですが、ザックリと説明すると、アメリカの発明家ロニー・ジョンソンが、空気圧で水を撃ちだす玩具を開発し、特許を取得しました。

それを製品化して世に出したのがララミー社。

ここでスーパーソーカーというブランド名を与えられた、この水鉄砲は瞬く間にヒット商品となりました。

しかし、銃社会アメリカでは、玩具の銃を本物だと思われ犯罪や警察に取り締まられる事件が多発し、一時期ほどの勢いは無くなりました。

この流れで、ララミー社はハズブロ―に吸収合併されてしまいます。

なので、今はスーパーソーカーはハズブロのNERFブランドの1カテゴリとして発売されている訳です。













今回、手に入れたのは、そんなララミー社が勢いのあった90年代に出したスーパーソーカーを、日本の玩具メーカー「ツクダオリジナル」が正規輸入販売した国内正式販売品のデッドストック品です。

ちなみに国内発売は1991年、当時価格でも5980円という高額商品!


他にスーパーソーカー30、スーパーソーカー50も同時発売されていました。


さらには、フラッグシップモデルとも言えるスーパーソーカー50は、数年前にファッションブランド「supreme」にてコラボ復刻され、現在でも中古品は容易に手に入ります。












箱裏に記載さ入れている情報を見てみると、ララミー社の特許番号の記載が確認できます。

ララミーは1990年にスーパーソーカーを商標登録しているんですね。

日本の輸入販売店であるツクダオリジナルの商標登録も記載されています。

細かい事だと、ララミーってペンシルベニア州のフィラデルフィアにあったんだ、とか、1991年だと日本も郵便番号がまだ3桁だったんだ、とかいろいろと読み取れます。


今回、とても綺麗な未使用品を入手できたので、パッケージ外箱も、こうした記載までしっかり読み取ることが出来ました。










未使用品なので、本体もビニールに包まれたままです。

ちなみに大きくて撮影台に載らないので野外で撮影しています。









細長い銃身にスライドハンドルが付いており、ここを前後させることで空気を圧縮。

トリガーを引くと空気圧で水が発射される仕組みです。

シンプルな形状ながらも、さすが元祖!このたたずまいや雰囲気はコピー商品では出せない、いわば「オーラ」がありますね。










本体から水タンクを外したところ。

スクリュー式で本体に取り付ける構造ですが、水をタンクに満タンにしてしまうと、蓄圧用の空気が入る場所がなくなるため撃てなくなるので注意が必要です。

また、スーパーソーカー30や50と違い、こちらの100は後部にさらに空気圧調整のためのハイプレッサーレシーバーという球状の部品が付いています。

これのおかげで、通常の水鉄砲より高威力で撃つことが出来るんですね。










さらに本体の刻印もチェック。

本体の左面には、ララミー社のロゴとアイテムナンバーが刻まれています。

ツクダオリジナルのロゴは印刷で入っています。










本体右面にも、特許取得についてと、アメリカ以外での特許出願中である事が刻印されています。

ここまで徹底しているのが、さすが訴訟大国アメリカっていう感じですね。


ちなみに、スーパーソーカーの発案者のロニー・ジョンソンという方、軍でステルス戦闘機の開発に関わったり、NASAでジェット推進に関わるシステムエンジニアもしていたという、筋金入りの技術者。

この方、水鉄砲だけでなく、空気圧でダーツを発射するシステムも発明しているので、古い蓄圧式のNERFを持っている方は知らず知らずのうちにお世話になっている方です。


ララミー社がハズブロに買収された後は、この特許の使用料を巡り、ロニー・ジョンソンはハズブロに訴訟を起こします。

最終的にハズブロは和解金として7千万ドルを支払っています。



また、ロニー・ジョンソン以外にも、ララミー社で高威力水鉄砲の開発に関わったスタッフは、その後「バズビートイ」に移り、ウォーターウォリアーシリーズとして高威力水鉄砲を開発、販売します。

ガルガンチュアやバーバーリアンなど、バズビー製品に名ブラスターが多いのはそのせいなんですね。


そんな訳で、本来は特許とか著作権とか、きちんといろいな仕組みで守られ、マネされる事がない「はず」の水鉄砲ですが・・・

冒頭で書いた通り、相変わらずのコピー商品、パクリ商品のオンパレード。


それでも、毎年いろいろとアイデアを盛り込んで様々な会社から新製品が出されるので、やっぱりついつい買っちゃうんですよねぇ。




さて、今年も水鉄砲BBQやるし、思い切り撃ち合うぞ!!


































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ビー・シー・シー エフトイズ 日本の宇宙開発 スケールフィギュア

2025-05-11 19:04:09 | 知育玩具














前回の宇宙4Dパズルに続いて、またも宇宙ネタです。

こちらもミュージアムショップで見つけて購入したグッズです。




それがこちら

「日本の宇宙開発 スケールフィギュア ~ロケット・調査機編~」


見たことあるなー、って方も居ると思うんですが、実は10年くらい前に「エフトイズ はやぶさと日本のロケット JAXAの軌跡」として売られていた商品です。

先に書いてしまうと、ラインナップは全四種で
1/500 H-IIAロケット
1/300 イプシロンロケット
1/48 はやぶさ
1/48 はやぶさ2
となっています。

ミュージアムショップで4個買ったら、イプシロンがダブりではやぶさ2が当たらず・・・

しかし、そのために買い足すにのはリスクが高いと判断し、こちらも3種のみで購入ストップしています。











という訳で、まずは「1/500 H-IIAロケット」

ブリスターに入った商品と、組み立て図が入っています。










組立後。

ロケット本体というより、発射台までセットになった姿がメカメカしくてカッコいいですね!

付属する展示プレートがアカデミックさを演出しています。









以前に購入した、JAXA監修「日本の技術開発 宇宙航空」のH2-Aロケットとの比較。

やはり大きさが増している分、再現度はスケールフィギュア版の方が高いです。

ブースターの数の違いは形式の違いですね。










特にメカ好きには、この牽引発射台部分の造形がたまりません。










昨年の2024年までに50号機まで作られ、H2-BやH3ロケットに変わられましたが、やはり日本の宇宙科学を象徴するロケットですよね。

いや、単純にカッコいい!!













続いては「1/300 イプシロン」。

こちらも発射台と本体ロケットがセットで、ブリスターパッケージに収められています。









やはり説明用のプレートがあると、一気に科学感というかアカデミック感が増して良いですね。








こちらも本体の造形もさることながら、やはり発射台の造形の細かさが際立っています。

裏から見ると、階段部分などの細かい部分もちゃんと再現されているのがわかります。








こちらもJAXA監修「日本の技術開発 宇宙航空」のガチャ版との比較。

ガチャ版は、発射台のほかに土台まで造形されているので、この辺は好みが分かれるところです。









意外と小さいのにガチャ版も造形頑張ってるんですよねぇ。

でも、このJAXA監修「日本の技術開発 宇宙航空」のガチャ、数か所のミュージアムショップしかチェックできていませんが、もう発売されていないようです。

つくば市とかまで行けばまだあるのかなぁ?















お次は言わずと知れた「1/48 小惑星探査機はやぶさ」

こちらは組立パース数が少し多めです。









組み立てたところ。

基本、接着剤不要で組み立て出来ますが、パラボラに取りつけるアンテナは接着したほうが良いです。

ここはどうしてもポロリしやすくなっています。











はやぶさは、プレートではなくスタンドにスケールやネームが印刷されています。

台座部分がやたら穴が開いていますが、支持棒をどこに刺しても良い様に作られています。









トミカプレミアムではやぶさ2が発売されていますが、あちらは1/74スケール。

ビックな1/48スケールなら、このように裏面のディティールもバッチリです!









また、本体とスタンドの接続部分は簡易的なボールジョイントになっています。

高さの調整、支持棒の刺す位置の調整、付け根の角度、と、かなり自由度高く自分の好みの角度で飾る事が出来ます。











今回手に入れた3種を並べて。

うーん、はやぶさ2はトミカプレミアムで補うか・・・








前回の4Dパズルと合わせて。

一気に宇宙色にデスクトップが染め上がりました。

とは言え、時代的な部分で考えると、単純に日米対比とは言えませんね。

マッチボックス製のスペースドラゴンは所有していますが、やはり最新の機種をもっと手軽なスケールで出して欲しいですね!!


























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ビー・シー・シー 宇宙4Dパズル アポロ計画 ~人類初の月面着陸~

2025-04-16 18:29:36 | 知育玩具


地味に気に入ったグッズを集めている「宇宙モノ」玩具ですが・・・

小惑星探査機「はやぶさ」が奇跡の帰還を果たし、さらに「はやぶさ2」が話題になっていた時代。

2010年代には、当時の食玩などでも様々な宇宙グッズが発売されていました。



しかし、やはりブームとは一過性。

その後は「比較的安価でお手頃に手に入れられる宇宙グッズ」はなかなか発売されていません。

私が認識している限りで、気に入って購入した物といえばマッチボックスというミニカーシリーズで発売された「スペースXドラゴン」くらいですね。









そんな中、先日にお台場の「日本科学未来館」に行ったら、ミュージアムショップで出会ってしまいました。

「宇宙4Dパズル」!!

大き目のカプセルに入った、ブラインド仕様の全4種。

アポロ計画編との事で、カプセルは月面を模しています。

価格は900円弱でした。









カプセルを開けると、このようにビニール梱包されたパズルがギッチリと入っています。

この4Dパズル、もともとは海外製品ですが、日本ではアオシマ社が輸入販売していたこともあり、宇宙系以外にも動物やら人体臓器やら、サイエンス感のある様々なモチーフを立体パズルとして販売していました。

ただ、それもやはり2010年代くらいが主流。

過去にこのブログでも紹介した「ISS(国際宇宙ステーション)」など、一部再販もありますが、どれも今では入手困難です。


それが、ひそかに博物館の土産物屋で売られていたんです。










ラベルを見てみると、発売元は株式会社ビー・シー・シーという企業。

HPを見ると、宇宙モノのイベントやグッズ制作、ビジネスサポートなど幅広く展開している会社。

おそらく、こうしたミュージアムショップ向けにサイエンス玩具などを独自に輸入販売しているのだと思われます。









さて、カプセルの中身に戻ると、1個目は宇宙飛行士。

アポロ計画の60年代の船外宇宙服です。

カプセルには、ピースがある程度組まれた状態で入っているので、すぐに完成させたい人はサッと組立することが出来ます。











いったん、全てのピースを分解してみました。

総ピース数は28ピース。

手のひらサイズですが、組応えがあります。

組立のための凹凸は、それぞれ大きさや形を変える事で、組間違いを防ぐようになっています。









すべて組んで完成した姿。

スケールは約1/20。

60年代当時のもったりとしたスタイリングなのでディフォルメ体型に見えますが、調べてみると割と細かく再現されている事が分かります。










特にバックパックから胸部腹部に繋がれたパイプ類や、全体の皴など、フィギュアとしての造形はしっかりしています。

一方、塗装は流石に雑な部分が多いです。

塗り直しとウェザリングで相当バケそうですね。









カプセルが月面を模しているので、このようにカプセルの上に乗せてディスプレイすると、また雰囲気が出ますね。

宇宙服の中身はアームストロングかバズ・オルドリンか?


















続いてのカプセルの中身は「アポロ司令船・機械船」

ピース数は29ピース。









組み立てると1/100スケールのコマンドモジュールロケットが完成します。








玩具で、さらに組み立てを想定しているのでピースの頑丈さも必要なのか、バーニアなどは厚めに作られています。

無理矢理パズル化しているため、内部までピースが詰まっているので、ほぼPVCの塊。

カプセルの状態でも、ずっしり重いので他の物より中身が当てやすいです。










こちら、なんと司令船部分と機械船を分離させることが出来ます。

分離面のディティールがあっさりしているのが残念ですが、ちゃんと欲しいギミックが再現されているは嬉しいですね!

これで司令船を改造してパラシュートを付けた帰還仕様にするのも良いかも知れません。










1/100スケールという事で、同スケールのバンダイMG用パイロットを置いてみました。

円錐状の司令船に三人乗って、宇宙そして月へ行き、地球まで戻って来たんだからすごいですよねぇ。












続いては「月着陸船」

これは最もピース数が多く37ピースもあります。

パズルとして遊ぶため、造形的には1パーツで済むような場所も分割されてしまっていますが、複雑な形状をした月着陸船を再現するためには、どうしても細かいパーツが増えるので仕方が無いでしょう。









組み立てると月着陸船イーグルが完成します。

細かい部分は、バリや塗装のズレ、省略などありますが、この複雑な形をよく手のひらサイズで再現しているもんだ、と感心します。

パズルとしてピース分け出来る利点を生かし、細かい部分を別パーツ化しているのが効いていますね。









パズルならではのギミックとして、上昇段と下降段の2つに分けることが出来ます。

写真では分かりにくいかも知れませんが、ちゃんとどちらにもバーニアが付いています。










こちらもスケールは1/100。

上昇段にMSパイロットフィギュアを立ててみました。

この4畳半程度の船に2名が乗り込み、月面に降り立ったんですね。












そして、コマンドモジュールとルナランダーの2種を揃えると・・・










このようにドッキングした状態を再現できます!

やっぱコレだよな!








接続自体はジョイントなど無く、造形の凹凸を合わせてはめ込んでいるだけなので、上手く飾らないと簡単に分離してしまいます。

スタンドなどは付属しないので、展示する方法は工夫しないといけないです。









いやぁ、昔はそんなに興味なかった宇宙船が、今ではこんなにかっこよく見えるなんて。

ちょっと造形に手を入れて、塗装すれば相当カッコよくなりそうです。

(そういって自分では手を動かさない事がほとんどだけど)

どうしてもパズルなので、完成後もパーツのポロリが多かったり、嵌め合わせ部分にスキマが出来てしまい見栄えが悪い部分もあります。

接着剤で固定してしまうのが良いですが、場所によっては凸部分のバリや歪みが原因でキレイにハマらない事もあるので、接着する場合は思い切って凸部分をカットしてしまうのが良いと思います。











全4種なので、本当はこれにサターンVロケットが加わるのですが・・・

6個買っても当たらなかった・・・

で、司令船と月着陸艇が当たって、ドッキング状態が可能になった時点でコンプリート諦めました。










ドッキングした状態だと、外カプセルの月面は流石に小さくて置いておくことが出来ませんね。

代わりに、遠い昔、はるか彼方の銀河系で活躍した人工惑星にのせてみました。



自分もアポロ計画はリアルタイムでは知りませんし、当時の熱狂ぶりは分かりませんが、宇宙に興味が出てくるとやはり避けては通れないというか・・・知ってしまいますね。

過去にはいろいろな商品、玩具で出ていたとはいえ、その頃はまだ自分に購入意欲が無かったので、今にこうして手に入れられるのはとても嬉しいですね。


ちょっとこれからは、通常の玩具店だけでなく、博物館や科学館のミュージアムショップもこまめにチェックしなければいけないです!!






























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辰巳屋 甲騎士合体 バグナイト パート2

2025-04-13 09:02:27 | チープトイ








前回に引き続いて、甲騎士合体 バグナイトのレビューです。






こちらは「スコーピオンナイト」

サソリも昆虫ではなく節足動物ですね。






こちらもダイキャストボディに施されたキャンディメタリック塗装と、クリアーパーツが非常に美しいです。

サソリのハサミよりアゴを強調した珍しいデザインになっています。







ロボットモード。

腕の処理が面白く、バグモードでは手を下した姿勢のままなので、手首から先のハサミだけが見えています。

ロボットモードになって初めて手の長さの全容が分かります。


また、このバグナイトシリーズ、どれも接地性が悪く立たせにくいのですが、スコーピオンナイトは特にバランスが悪く立たせるのに苦労します。






可動に関しても、他の物と変わりません。

造形の違いにより若干差がある程度です。












そして最後は「マンティスナイト」








羽根部分だけがダイキャスト製となっており、4体の中では一番軽量です。

なぜか自分の個体は肩のボールジョイントがギチギチに硬く、動かすたびに軸が折れるんじゃないかとひやひやしました。









ロボットモード。

特徴的なカマキリの鎌腕がそのままロボットの腕になります。

また、昆虫の頭部が背面に倒れる事でロボットモードの顔が出てくるなど、他の3体とは違った変形方法となっています。








可動も接地性の悪さも他と変わりませんが、マンティスナイトはダイキャスト製の羽根部分が可動するので、重心バランスは取りやすいです。

可動域に関しても、他のバグよりも細身で外皮が無い分、良く動きます。









スコーピオンナイトとマンティスナイト。

前回の2体同様に、2体合体が可能となっています。








合体した姿がこちら!

その名も「スラッシュバグナイト」

まさに直立したカマキリ!

いや、こんなロボット襲ってくるの考えたら怖いよなぁ。








ちなみに横から見ると分かりますが、スコーピオンの尾が支えとなっているので、安定性は抜群です。












そして、更にパワーバグナイトとスラッシュバグナイトが合体!






4体合体「キングバグナイト」の爆誕!!


・・・いや、ビーストユナイトとほぼ同じ!!

サソリとカマキリが腕になってるだけ!!







説明書に書いてある公式合体(?)だと、本当にバグモードの状態を腕に差し込むだけだったので、ちょっとだけ形を変えて武装っぽくしています。

こっちがサソリ側。








こっちがカマキリ側。


キングバグナイトの背中側、スパイダーナイトの下半身部分の位置を調整する事で、どうにか直立していますが、やっぱり立たせにくいです。







しかも、両腕の接続は1軸を差し込んでいるだけなんで、ダイキャストの重さでクルクル回ってしまう事も・・・

まあ、その辺は「やっぱりチープトイってこんなだよね!」って感じですね。










それでも、この塗装のキレイさとクリアーパーツの美しさは、チープトイの中でも群を抜いています。

定価売りだと1体で千円を超えますが、それでも手に入れて良かったと思える程度に満足しています。










遊んだ後も、こうしてパッケージ状態まで戻せるのもいいですね!

ケースには上下で重ねられるよう、ポッチも付いているので、4体を縦に並べる事も出来ます。


チープトイの粗悪さや残念さに慣れている玩具マニアには、お勧めの合体ロボットです!!


















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辰巳屋 甲騎士合体 バグナイト パート1

2025-04-12 11:53:20 | チープトイ





先日にレビューした「獣騎士合体ユナイトビースト」に続き、同じ辰巳屋から発売されている甲騎士合体バグナイトを入手したのでレビューします。





発売されたのは、おそらくユナイトビーストと同時期。

ご覧のように、プラスチック製のブロック状ディスプレイケースに入れられており、チープトイなのに高級感漂います。

種類は全四種。










まずは、4種のうちの「ホーンナイト」から。

パッケージも凝っており、ケース内部の商品固定用ブリスターの下にはホログラムの厚紙が入っており、反射光でも高級感を演出しています。







カブトムシを模したバグモード。

ツノは先端部分がとんがった形になっています。

頭部に小さいツノも造形されているのでコーカサスやアトラスオオカブトがモチーフのようです。










外皮部分はダイキャスト製となっており、ずっしりとした重さがあります。

何より、塗装の美しさがチープトイとは思えないレベル。

キレイなキャンディメタリック塗装に、更にうっすらとオーロラっぽいホログラム塗装が施されています。









変形はシンプルで、折り畳まれた脚部を伸ばすだけでロボットモードの完成です。

全体的なバランスも悪くなく、クリアーパーツが効果的に使われており、非常にカッコいいロボットになります。








可動は、肩がボールジョイント接続ですが、肩から肢が出ており、他のパーツと干渉するのであまり大きく動かせません。

下半身は変形ギミック上、腿や膝を大きく動かすことが出来ます。








頭部のアップ。

チープトイにありがちな使いまわし系フェイスじゃなく、ちゃんと造形されています。










パッケージケースの台座は、そのままロボットを飾る台座にする事も出来ます。







もちろん、バグモードでも飾ることが出来ます。

こちらの場合だとカバーもつけられるので保管にも便利ですね。











続いてのレビューは「スパイダーナイト」

昆虫だけかと思いきや、節足動物も入っています。

この辺が大きく「バグ」とまとめている理由なんでしょうね。

また、この玩具、ご想像通りもともとは中国の玩具なので、中国では「地面を這うような小さい生き物」はすべて「虫」と呼びます。

蛇や蛙も虫偏の漢字ですよね。








こちらも外皮のダイキャスト部分の塗装がメチャクチャキレイです。

写真でもホロ塗装の感じが見えますでしょうか?

実物は光の加減や向きで更に複雑な輝きを見せてくれます。









ロボットモード。

変形はホーンナイトと同じく、シンプルに足を延ばすだけです。







可動も同じく、肩はボールジョイントだけど制限アリ、下半身は割と自由に動きます。










こうした虫のロボットだと、先入観としてカブトムシがリーダー格と思いがちですが、どうやらバグナイトではこのスパイダーナイトがリーダーのようです。

頭部もきちんとハンサムフェイスになっています。









もちろん、ケースや台座を利用したディスプレイも可能です。










そして、ホーンナイトとスパイダーナイトの2体は、ビーストユナイトと同じように2体合体させる事が出来ます。







ホーンナイトは上半身を股関節から後ろに倒します。

スパイダーナイトは下半身を後ろに跳ね上げます。









スパイダーナイトが上半身、ホーンナイトが下半身を担当し、上下に合体!!

パワーバグナイトの完成です!

ただ、ダイキャスト製のスパイダーナイトの下半身を背中に背負っているので、バランスが後ろに偏り立たせるのに若干苦労します。



残りの2体、マンティスナイトとスコーピオンナイトは次回にレビューします!

























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辰巳屋 獣騎士合体 ユナイトビースト

2025-03-20 12:56:42 | チープトイ







「原風景」って言葉がある通り、フィクション、ノンフィクションに関わらず、人の心には何かしら強く焼き付いている物というのがあります。

自分の場合、子供の頃に見ていたロボットアニメや、持っていた超合金にはそんなにノスタルジーを感じないのに、なぜか雑貨屋や土産物屋の軒先に吊り下げられたダガング・チープトイに哀愁と未知の玩具へのワクワクが入り混じった、不思議な気持ちになります。





こちら、ネットで情報を見かけ気になってたヤツなんですが、店頭で思いがけず見つけてしまい、思わず買ってしまいました。

ダガング・チープトイ好きならお馴染みの(株)辰巳屋から発売されている「獣騎士合体 ユナイトビースト」

ご覧の通り、ワンパッケージで4体のロボットが入っているフルセット。

西松屋で見つけたんですが、1200円くらいでした。






とはいえ、チープトイとしては注目製品で、すでにアチコチでレビューされているので軽くの紹介です。





こちら、白と赤のカラーリングで主人公っぽい雰囲気の「ディーガーユナイト」。

他のロボットも名前は○○ユナイトとなっています。

合体する事がバレバレのネーミングです。







ティーガーユナイトのヒューマロイドモード。

変形ギミックはご覧のように、ビーストモードの四肢がそのまま手足となり、動物の頭部分が折り畳まれてロボット頭部が現れるというシンプルな物。

頭部が異常に小さいのが、TFのスクランブル合体シリーズを思い出させます。

この状態で、大きさは約10センチとミクロマンサイズになっています。

あまり透明度は高くは無いですが、クリアーパーツが効果的ですね。











お次が「レオンユナイト」

非常に分かりにくいですが、手足の黒いパーツは、ちゃんとクリアーブラック成型になっています。

また、4体ともビーストモードでは口の開閉が可能です。

ちょっと鬣のある頭部に対し、本体が細すぎる気もしますが、まあ、こういう玩具ですので・・・








ヒューマロイドモード。

よく見ると、いや、よく見なくても分かりますが、動物頭部以外、ティーガーユナイトと同型です。

ロボの顔まで全く同じ。

せっかく拳に穴があるんだから、手持ち武器くらいあれば良かったんですけどねぇ。











こちらは「ファングユナイト」

なるほど、分かります。

だって、こいつは何の動物がモチーフかよくわからないですもんね。

牙があるからファングですよ。

目の上にある小さい角も謎ですね。



でも、なんかこの動物の顔、見覚え有るんだよなぁ。

他のチープトイでこの顔いた気がするなぁ、ヤマネコとか豹とかのモチーフで。










こちらはよく見るとティーガーユナイト、レオンユナイトとは違う造形。

とは言え、変形方法も同じだし、代わり映えはしないんですけどね。












最後は「クーガーユナイト」

いやあ、どう見ても犬系顔でしょ!

ウルフユナイトで良かったんじゃないの?


ちなみに、どのロボットにも背中にレゴっぽいポッチが4つ出ていますが、何にも使いません。

この手のチープトイに良くある、オリジナルには付いていたギミック、もしくはコピー、パクリの段階で使えなくなったギミックの名残なんでしょうね。








こちらはファングユナイトと同型。

つまり、パッケージには4体入っているけど、同種2個づつになっています。

緑は屈折率が良いのか、一番クリアーパーツがキレイに見えます。










ここからはユナイトの名前通り、合体ギミックについてのレビューです。

同型のティーガー、レオンには、当然同じギミックが搭載されています。










腰から下の部分を、キャメルクラッチかボストンクラブか?というくらいに後ろに折り曲げます。










そのまま、2体を合体させると・・・えっと箱の説明だと「2体合体モード」ですね。







お互いを半分づつにして合体するので、全長は変わりませんが、ご覧のようにケンタウロス風になります。

鋼鉄ジーグとか、大巨神とか、ケンタウロスモード=パワーアップ、ですから!








もちろん、上下を逆にしても2体合体が成り立ちます。

こちらはティーガーモードと呼称されるようなので、先ほどのはレオンモードなんでしょうね。












ファングユナイト、クーガーユナイトも合体モードを搭載しています。

こちらも同型機なので、ギミックは共通です。









ビーストモードに戻し、下半身を腰からぐるりと回転させます。

手足を折り畳み、股関節部分から合体後の拳パーツを引き出します。











2体合体のレオンモードに合体。

さらに余剰・・・別パーツの強化マスクを取り付けて

「究極合体(アルティメットユナイト)」モードの完成です!









パッケージでの強化マスクの謳い文句は「さらにKAKKOII」!!

でも、この余剰パーツのおかげで、全合体時のバランスがそこそこ取れていますね。

これで下半身不要で両足になるためのもう1体だったら・・・

まあ、チープトイってその「あと1歩」がまた魅力なんですけどね。

あと、ファングとクーガーの尻尾が脇の下で邪魔になるので、もっと短くても良いですね。










昔ほど、この手のダガング、チープトイの情報、新製品をチェックしなくはなっていますが、それでもここ数年出たロボット物としては、デザイン、プレイバリューともにかなり良い品だと思います。

Xでのポストを見ていても、ヨドバシやしまむらで入手されている方も多そうです。

ちなみに同時期で同じコンセプトの「甲騎士合体バグナイト」ってのもあるんですが・・・

そちらは全然店頭で見かけないんですよねぇ。


出来が良い合体変形ロボットも良いですが、こういう雑な玩具もたまに遊ぶと楽しいですね!!


























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森永 PEZ マーズ・ミッションシリーズ

2025-03-16 10:25:47 | サブカルチャー











実は、昔は結構集めていた「PEZキャンディー」

正しくはディスペンサー(容器)ですけど。

今は手元に全然残っていなくて、ほとんど人に差し上げてしまいました。






そんなペッツディスペンサー、先日店頭で見かけ、思わず買ってしまったのがコチラ。

「マーズ・ミッションシリーズ」のマーズローバー(火星探査機)とシャトル。


ペッツがコレクターアイテムとして認知されて、ディスペンサー以外にもアパレルやらグッズやらが巷に溢れ、

さらに本家のディスペンサーも既存キャラとのコラボばかりになり、ほぼ興味を無くしていたのですが・・・

これはカッコいい!

実は宇宙物って結構好きなんですよ。(宇宙物のコレクション記事











買ったのは森永製菓から出されている、いわゆる日本版。

パッケージ裏を見ると、全4種類が載っています。

残りの2種はアストロノーツで宇宙服のバイザーの色が金と銀で違っています。

そちらも売られていたんですが、今回はパス。


昔のペッツって、人物や動物の頭部だけだったのが、最近は胸像が多くなりましたね。












未開封でコレクションアイテムにするつもりも無いので、さっそく開封。

こちらはマーズローバー。

ボディステムに印字されているのは、小さな子供が見てもコレが何だか分からない可能性が有るからでしょうか?


ここに印字が入っているのも珍しくて購入する気になった要因の一つです。










デザインは、実物のマーズパスファインダーの箱形っぽいボディと、マーズエクスプロレーションローバーのディティールを組み合わせたようなデザイン。

そりゃあの繊細なデザインはそのままじゃPEZには出来ないですからね。

これは中々良いアレンジだと思います。










ボディステムに対して斜めに配置されているのも面白いです。

ただ、PEZディスペンサーってご存じの通り、このヘッド部分を後ろに押し倒すと首部分からキャンディがせり出すんですよね。

後部のソーラーパネル部分を押し下げるのが使いやすいんですが、子供はこの飛び出たカメラ部分を押しそうです。

ある程度太さも確保されていますが、ここは折れやすそうですね。













もう一つはシャトル型。

残念ながら現実のスペースシャトルは廃止となり、スペースXドラゴンなど新型のロケットに移っていますが、やはり宇宙開拓を象徴する乗物の一つですね!









こちらも、大きな黒い窓や鋭角気味の船首など、オリジナルデザインになっています。

ボディステムに印刷されたジェット噴射が、おもちゃ感があって素敵です。









モチーフ的に、立てても寝かせても様になるのがイイですね。

まあ、人類が実際に火星に行く時には、こういうシャトル型の乗物は絶対に使わないんだろうけど・・・


カッコいいモチーフをPEZらしいディフォルメでシンプルデザインに落とし込んでいるのは素晴らしいですね。











すぐに取り出せる位置にあった宇宙系グッズと。

JAXA系ばかりなので、PEZのNASA系と一緒にするのはアレなんですが、まあ、そこはヨシとしましょう!


昭和生まれのオヤジとしては、子供の時に想像していた2025年は、巨大ロボとか空飛ぶ車とかが現実になっていて、人類は当たり前に宇宙に進出していると思っていました。

現実はそこには追い付いていない一方で、インターネット、スマートフォン、ドローン技術など思いもつかなかった技術が発達しています。


そして、宇宙への追求心、開拓心は、人類は飽きることなく抱き続け、次の未来を追い求めています。


そんな壮大な人類と宇宙に思いを馳せながら、フルーツフレーバーのPEZキャンディを夜空の下で頂くことにします。

・・・コーラ味って最近売ってる??





















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ハシートップイン AKEDO ニンジャボス ボスラップスナップ

2025-03-14 15:53:07 | AKEDO








AKEDOシリーズ8、ニンジャフューリーW2で発売された、もう1体のニンジャボスをレビューします。




「ニンジャボス ボスラップスナップ」

画像リーク時から話題になっていた、みんな大好きカボチャ頭です。










商品構成は、こちらも過去のバトルジャイアント、ウルトラビースト、ニンジャボスと変わりはありません。









付属のコントローラーはスピンコントローラー・・・

って、  えっ?? なんでコレだけ本体カラーが黄緑なの???

ニンジャボスはシルバー基調で、ダイアルとかがそれぞれ所属のニンジャスクワッドカラーなんじゃないの・・・???










通常のウォリアーも、所属しているニンジャスクワッドに合わせ、それぞれのチームカラーのコントローラーが付属しているのに!

とりあえずニンジャボス付属のコントローラーを並べました。


龍爪所属のスコーチドクローに付属するコントローラーは、シルバーに赤。
毒牙所属のヴェノムクロー付属のコントローラーは、シルバーに黄緑。
隠密所属ウェブウィーバーのはシルバーに紫。
電脳所属のサイバーブレードがシルバーに水色。
正心所属のプライドハートに付属のが、シルバーにえんじ色・・・
無法所属のボスラップスナップに付属しているのが、黄緑に橙色・・・

プライドハートもズレてた!!


なんで!なんでW2のコントローラーだけコンセプト外れてるの!!

正心は黄色、無法は白でしょ!










・・・ちょっと心を落ち着けます。

ふぅー・・・コントローラー好きが暴発してしまいました。

改めて見ると、ウォリアーとコントローラーのカラーが統一されているので、専用コントローラー感があって悪くないですね。











改めて本体を確認。

パッケージイラストでもハッキリ描かれている通り、カボチャで間違いないんですが、なんとなく造形的には脳みそ感が。

ダークカラーの本体に、カボチャのツタが絡まっている様子が鮮やかにプリントされています。











付属のアーマーは、クリアーパーツ製という、珍しいパターン。

もうちょっと透明度が高かったらなぁ







アーマー装着すると、球面から覗く顔が宇宙服を思わせるデザインとなります。

なんでカボチャなのに?って思いますが、このボスラップスナップも複数のAKEDOウォリアーの型を流用しているからなんですね。

上半身とアーマーは、日本未発売のシリーズ2で出たドリルボーグというバトルジャイアントから流用しています。

ドリルボーグは宇宙服の中身が脳ミソというデザインで、名前の通りドリルを装備した4本腕のウォリアーです。

また、ボスラップスナップの両腕は武器も含めてサイバーブレードからの流用。

下半身はシリーズ3で出たバトルジャイアントのバックトゥースからの流用となります。

プライドハートと同じく、3種の掛け合わせなんですね。











ボスラップスナップのスプリットストライク状態。

スペックは
ランク:ニンジャボス
クラン:無法所属
コスト(value)9
HP(ヘルスポイント)10
DP(ダメージポイント)5
ニンジャスクワッド:無し

と、数値としてはウェブウィーバーと同一になっています。

ちなみに、ニンジャフューリーではワック・オ・ランターンというカボチャ頭のニンジャが居ますが、彼とは関係ない別キャラです。

シリーズ3でリリースされたラップスナップという4本腕のウォリアーがボス化したキャラです。




ボスラップスナップの元になったドリルボーグも、ラップスナップも、どちらも4本腕のウォリアー。

そして、AKEDOファンならご存じの通り、4本腕ってバトルだと弱いんですよねぇ・・・

なので「デザインは好きだったあのキャラが、勝てる仕様に変更された」と考えると、今後も同じような改善復活キャラに期待が出来ますね。

・・・シャーディベア、期待してるよ!!








また、このアーマー、肩回りがすっきりしているので、他のニンジャボスやバトルジャイアントより少しだけ肩が上まで上がるんです。

これが何気に強い!

ある程度、腕の上がり方は固定化されていた方が打撃のダメージが大きいのか?と考えていましたが、より自在な軌道で攻撃できるっていうのも、メリットが大きいですね。










今回のW2で、プライドハート・ボスラップスナップが発売されたことでニンジャスクワッド6クランすべてのボスが揃いました。

6種類もあると、これだけでバトルしていても飽きることなく遊べます。

まあ、本当はコレに無所属流れ者のボスファントムが入って7体なんですけどね。













ニンジャボスに限らず、バトルジャイアントのアーマーは、各ウォリアー微妙に造形が違うので基本的には互換性はありません。

しかし、ボスラップスナップのアーマーは使い勝手が良くて、他のニンジャボスにも(多少無理矢理ですが)装備させることが可能です。

SF色の強いデザインですが、意外と誰が装備しても似合いますね。









海外版では、限定のリカラーバージョンもあるので、これで全種という訳ではないですが、やはり1カテゴリーをコンプリートするのは気持ちが良いですね。


今までのAKEDOの発売方法を見ている限り、おそらく今回のシリーズ8でニンジャフューリーは終了し、シリーズ9では新たなテーマでの展開になると思われます。

また、既にシリーズ5,6にあたるビーストストライク商品も一部入手が難しくなってきている商品もあるので、ニンジャフューリーも「まだ発売されたばかり」と油断していると、市場から無くなる可能性もあります。

ついつい「当てモノ」要素の強いシングルパックの購入に走りがち(自分もですが)ですが、気になるニンジャボスは早めに入手される事をお勧めします。























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ハシートップイン AKEDO ニンジャボス ゴールデンライオンプライドハート

2025-03-12 11:53:02 | AKEDO






AKEDOのシリーズ8、ニンジャフューリーとしてはウェーブ2が発売になり、新たにニンジャボスも2体が発売されました。

今回は、その新型ニンジャボスのうち1体をレビューしていきます。





ニンジャボス ゴールデンライオン プライドハート

名前の通り、ライオンモチーフの獣人型ウォリアーです。








開封した中身は、今までのニンジャボスやバトルジャイアンツと違いはありません。

コントローラー、本体、アーマーが入り、ミニパンフレットが封入されています。









付属のコントローラーはスピンコントローラー。

回すスピードを速める事で連続攻撃を強めたり、連続での右回転、左回転攻撃を繰り出すことが出来ます。

一方で欠点は片手では扱いにくい事。

大会のレギュレーションによっては片手操作がルール化されていたりするので、注意が必要です。












ゴールデンライオン プライドハートの本体部分。

いや、名前長いな・・・

プライドハートでいいか。

顔は擬人化というか、アニメ処理っぽいデザインですが、体色といいライオンと言われて違和感ないAKEDOとしては珍しいシンプルなデザイン。

鎧を纏った擬人化ライオンという、ファンタジー系王道なスタイルですが・・・

ねえ、これニンジャなの?

ライオンでしょ?唐獅子ならともかく、ライオンじゃん?

ニンジャ・・・ニンジャって一体・・・










素の状態でもバトルは可能ですが、ニンジャボスの特徴であるアーマーを装着させる事で防御力を高めることが出来ます。

付属のアーマーを頭部側から差し込んで装着します。










アーマー装着状態。

ニンジャボスを始め、バトルジャイアントやウルトラビーストなど、アーマー装着するウォリアーは、ギミック上、ちょっと鎧が浮き上がった感じになるんですが、プライドハートはその部分もあまり気になりません。

両肩の狼のようなレリーフや、頭部周りのディティールなど、中世ヨーロッパ風の鎧ですね。

もういっそのこと、シリーズ9は中世ファンタジー系にしたら好いんじゃないですかね。


ゴールデンライオンプライドハートのスペック

ランク:ニンジャボス
所属:正心所属
コスト(value)8
HP(ヘルスポイント)9
DP(ダメージポイント)6
ニンジャスクワッド:ナシ

コスト8でDP6はハイスペック!

と、喜びたい所ですが、ボスクラスのコストって8でも9でも実質の影響少ないんですよね。

デッキの総コストが15なので、ニンジャボスを組み込んだ時点で、あと1体しかウォリアー入れられないし、基本の単体ウォリアーのコストは6までなので・・・

とは言え、DP6はかなり強い事に変わりありません。


キャラクターとしてのプライドハートは、AKEDOのシリーズ1でラインナップされたキャラクター。

西洋風の鎧とツノのあるヘルメット、そして胸にはライオンの紋章を持つウォリアーです。

その後、シリーズ3で再登場し、名前もブライトナイトプライドハートとなり、白に金縁の鎧兜を装着した聖騎士風となりました。

まさか、ニンジャフューリーで獣化するとは・・・ビーストストライクじゃ駄目だったんですかね。










左右の腕の付け根部分はフリーで動くようになっており、コントローラーを動かした際の遠心力で腕が上がり攻撃を仕掛けます。

右手にはサイのような三叉の武器、左手にはダンビラと表現される幅広の刀を持っています。

どちらも右側に武器が伸びる位置で固定されているので、右回転(時計回り)での攻撃時に武器が当たりやすくなります。

腕はどちらも90度近くまで上がります。










スプリットストライク状態。

ニンジャボスは、相手の攻撃を受けた際、1撃目で鎧が弾け、2撃目を胸部に食らうとスプリットストライクします。

スプリットストライクする通常ウォリアーは頭部でロックしますが、ニンジャボスは胸部のボタンと連動しているのでロック機構に違いがあります。

写真では見えませんが、頭頂部にはアーマーパーツのピンを差し込む穴があり、内部には弾き出すギミックのためのスプリングが内蔵されています。









そんなプライドハート、よく見るとAKEDOではお約束の「金型使い回しウォリアー」です。




W1で発売されたウェブウィーバーとの比較。

両腕の形は、武器も含めてウェブウィーバーと同じになっています。

自分は未所有ですが、頭部とアーマーはAKEDOシリーズ2でリリースされたバトルジャイアント「アルファウルフ」と同型になっています。







同じく、W1のサイバーブレードとの比較。

下半身は色変えで同じ型なのが分かります。


つまりアルファウルフ、ウェブウィーバー、サイバーブレードの3種キメラなんですね。








型が同じと言うことはアーマー互換も・・・と思いましたが、それぞれ頭部の大きさが違うのでダメでした・・・

サイバーブレードにプライドハートのアーマーは装着できます。

ニンジャボスは武器交換も出来ないですが、通常のニンジャウォリアーのように武器も交換可能、さらにアーマーも互換性アリとなれば、かなり面白くなりそうですね!










同時発売のボスラップスナップに注目が集まり、ちょっと影が薄い気がするプライドハート。

でもニンジャと言う事を忘れれば、ベーシックにカッコいい獣系バトルジャイアントが手に入りますよ!

スペックも悪くないし、デッキに入れても使いやすいです。


しかし、所属スクワッドが正心ってことは、チャックスやハイアシの上司にあたるウォリアーなんですよね。

うわぁ、なんか部下の管理、大変そうだなぁ























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ハシートップイン AKEDO NINJA FURY シングルパック W2

2025-03-09 09:15:10 | AKEDO











待望の「伝説のアケド」のシリーズ8が国内販売を開始しました!

発売日に買いに行けず、数日遅れてようやく購入。





まずは、シングルパック!

とりあえず、5個を購入してみました。









店頭で購入される方は、パッケージに充分に気を付けて下さい。

写真は左がシリーズ7(ウェーブ1)で、18種類のウォリアー(1個は激レアですが)が入っているバージョン。

右が今回発売されたシリーズ8(ウェーブ2)で、さらに8種の新規ウォリアーが追加され26種になっているバージョンです。

ご覧のように、表も裏もパっと見ただけだと違いが分かりません。

箱の下側に書かれている品番がAK-1011はシリーズ7(以下W1)で、AK-1013と書かれている方がシリーズ8(以下W2)です。

その下の小さい文字でもW2と書かれています。

裏面でも、良く見るとバーコードの上に書かれた商品名でW1かW2か分かるようになっています。


売っている店舗によってはW1とW2が混在している事もあると思いますので、お目当てのシングルパックがどちらか、よく確認してから購入する事をお勧めします。













開封した中身の商品構成は今までとの違いはありません。

バトルコントローラー1個とウォリアー1体が入っており、保護用の薄紙に包まれています。

ウォリアーによってはボーナスウエポンも封入されています。










最初に出たのはW1のコードブレード。

一緒に入っているミニパンフレットの商品ラインナップもW1のままです。

これを見て、一瞬間違えてW1のパックを買ってきたのかと思っちゃいました。








次のパックを開封したら、W2のインビジブルニンジャが当たりました。

こちらでは、ちゃんとW2のミニパンフレットが入っていました。









とりあえず、5個とも開けた結果がコチラ。

W1のコードブレードが2個、バンプチャンプ1個。

W2はインビジブルニンジャとアウトキャストニンジャが当たりました。


コードブレードをダブって引いてしまったのは運が無いですが、W1とW2のウォリアー種類の比率が17:8なので、今回はかなり封入率は均等化されているんじゃないでしょうか?


でも、正直この売り方を知ってたら、W1は慌てて集めなくても良かったなぁって思っちゃいますね。

既にW1をセミコンプしている人にはW2を集めるのは金銭面でも確率面でもかなり厳しいですね・・・









それでは、W2の2体をレビュー。




まずはインビジブルニンジャ!

W1もそうですが、ニンジャフューリーシリーズでは、個人的にこのシンプルなニンジャ型ウォリアーが一番好きです!

雑魚忍者、下忍なデザインで、何個ダブっても、いや何十個、何百個あっても困らないウォリアーです。







インビジブルの名前の通り、所属するニンジャスクワッドは隠密。

隠密のボス、ウェブウィーバーに率いられる忍者軍団の一員なんでしょうね。

ただ、武器がW1のバルーンブレードクラックアップの使い回しなのが残念ですね。

まあでも、このボーリングピンかなり強いんですけどね。









シャッターストライク状態。

インビジブルニンジャのスペックを見てみると・・・

ランク:クラシック
所属:隠密所属
コスト(value)4
HP(ヘルスポイント)4
DP(ダメージポイント)2
ニンジャスクワッド:「相手が隠密所属なら相手のDP-1、龍爪所属なら自分のDP+1」

まあ、下忍なのでこんなモンでしょうな。

ただ、ニンジャフューリーは手持ち武器の変更が可能で、武器によってかなり勝率が変わるのでスペック低い=使い勝手が悪いという事でもありません。

特にコスト4のウォリアーはデッキを組む際に非常に役に立ちます。








ボーナスウエポンは電脳所属に有利な斧。

W1のヴェノムバイトニンジャが所有していた武器の色変えですね。

インビジブルニンジャは隠密所属なので、ニンジャスクワッドルールだと電脳所属の武器を持つとDPが-1です。

この、所属に不利なボーナスウエポンが付くという法則性もW1から引き続きなんですね。
















もう1体はアウトキャストニンジャ。

無法のニンジャスクワッドに所属するウォリアーです。

異形の一つ目ニンジャ!!

やっぱりニンジャと言えば異形ですよ!

昔から腕が4本だったり双頭だったり「え、それ忍術とか忍法と関係なくない?」っていう特徴こそニンジャですよ!








標準装備の武器は、これまたW1のバルーンブレードクラックアップの使い回し・・・

というか、遡るとシリーズ1でラインナップされたビッグスティンキーの武器ですね。

まあ、リーチはもうちょっと欲しいですが、強武器のハンマー系なので、意外と活躍してくれそうです。

もうちょっとだけハンマー頭部の角度が寝てくれたら使いやすいんだよなぁ。







シャッターストライク状態。

アウトキャストニンジャのスペックは・・・

ランク:クラシック
所属:無法所属
コスト(value)4
HP(ヘルスポイント)4
DP(ダメージポイント)2
ニンジャスクワッド:「相手が隠密所属、無法所属なら自分のDP+1」

同族相手でDP+1という、なんだか色々とバックボーンのありそうな能力です。

数値面では最初のインビジブルニンジャと同じなので、標準的なクラシックウォリアーという事でしょうね。









付属しているボーナスウエポンは、隠密所属カラーの刀。

これはシリーズ1でツインファングが持っていた刀ですね。

ツインファングはW2からニンジャフューリーにもラインナップされていますが、鞭武器になり刀を持たなく(持てなく?)なったので、余った刀を手に入れた、とかの設定でしょうか?











まずは欲しかった2体を引く事が出来て、大満足。

もちろん、今後も買い足していく予定です。


さて、そうすると、おそらくW1のウォリアーがかなりダブりになっちゃうと思いますが・・・

トレードなど上手く使って収集していきたいですね!


あと、最後になっちゃいましたがW2シングルパックにもボスモードファントムの封入があります!

世界に1000個だけの奇跡を引くためにも、AKEDOファンはW2の買い足しは必須ですね!



















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バンプレスト ウルトラマンシリーズ 豪塊 ウルトラの父

2025-03-07 10:40:16 | 特撮






最近は、歳と共にどんどん玩具に対するアンテナも感度が低くなっておりますが・・・


久しぶりに店頭で一目惚れして購入した玩具です。






バンプレストの「豪塊 ウルトラの父」

自分は中古品扱いで店舗購入しましたが、本来はプライズとしてゲームセンターのクレーンゲームなどの景品として流通している物です。









外箱は縦長になっている独自の形状。

普段、クレーンゲームはまったくやらないので、これが取りやすい部類なのかどうかも不明です。

この「豪塊」と名付けられたシリーズも知らなかったんですが、2017年ころからリリースされている息の長いシリーズだったんですね。

過去にはアメコミヒーローやSW、さらにはガンダムなども出ていたようです。









箱の中には、二つに分解されたウルトラの父が入っています。

差し込んで組み立てるだけなので、開封から秒で完成。

パッケージ写真詐欺な事もなく、写真そのまんまのフィギュアが入っています。












もう、この品に関してはアレコレと書く必要も無いですね。

無可動でギミックも無いし、見た目の造形が全てなのです。







ウルトラの父は、確かに元々の着ぐるみ造形も胸板が極端に厚いし、過去の立体物でもマッチョよりに弄られる事はありましたが・・・

ここまで「筋肉」を表した表現と立体化は初ですね。








この大胸筋!

45mの巨人なので、この腕の筋肉隆起はまるで山脈ですね!


改めてwikiで見てみると、ウルトラの父ってデザインは一般公募だったんですね。








今まさに鉄拳を放とうと力を溜め込んでいる姿は、故アントニオ猪木氏のナックルアローを思わせる力強さです。


正直、リアルタイムでウルトラシリーズを見ていた幼少期はウルトラの父って好きじゃなかったんですよね。

番組内での活躍がほんの僅かというのも関係していた気がします。

近年の作品や映画では、しっかりとアクション含め活躍しており、シンプルに「カッコいい」と思える場面も多くなりました。

また、後付け設定ながらケンという本名(?)や、宇宙警備隊初代隊長といった「お父さん」じゃないキャラクター性が増えた事で、偉大なウルトラ戦士というイメージが出来上がった気がします。










下半身だって抜かりはありません。

右足には、フィギュアの安定性を高めるための台座パーツが付いていますが、大きさも最小限で、デザインも地面を踏み抜いたかのような瓦礫になっており、全体の力強さを崩すことなく仕上がっています。













そもそものウルトラマンというデザイン自体、神秘性を感じるように、仏像でも菩薩像を思わせるような流線形を主体としてるので、この筋骨隆々なデザインというのは真逆のコンセプトになってるんですよね。

過去にはウルトラマンをまさしく仏像に見立てたフィギュアも発売されていましたが、十二神将として装具を纏った姿であり、フィジカルのみで戦う姿ではありませんでした。









こうして頭部をまじまじと見ると、角と髭以外はまんまウルトラマンなんだという事がよく分かります。

ウルトラマンの頭部に力強さのツノと、威厳のためのヒゲを付けたデザインなんですね。

体の赤のラインは、ウルトラの父が初登場したウルトラマンAにも近いような、独特のラインですね。

しかし、実子という設定であるタロウが、セブンを始めとするレッド族と同じ赤一色の体色なのは、幼少の頃からずっと謎です。

まあ、ゼロやタイガになると青の要素も入って来るし、ウルトラ一族の遺伝法則は、我々人類の計り知れない所なのでしょう。

あと、関係ないけどウルトラマンキングって、幼少の頃はずっとウルトラ祖父なんだと思ってました。











これだけの力強さなら、きっと歴代ウルトラマンが苦戦してきたキングジョーの強固な装甲も一撃で砕けそうです。








ウルトラアクションフィギュアのキングジョーと並べた所。

ウルトラの父は脚を広げたポーズなので、はっきりした大きさの違いは不明ですが、二回りほど大きいです。

ウルトラアクションフィギュアは、商品サイズが約16センチ。

身長40m設定のウルトラマンなら、1/250スケールとなります。

ウルトラの父は設定では身長45m、豪塊フィギュアではまっすぐ立たせると22センチくらいありそうなので、約1/200スケールといった所でしょうか。










1998年にバンダイのS.I.C.シリーズで、既存キャラクターをアレンジして立体化する、というアプローチが一般化し、様々な切り口で多数の商品が出ています。

中には正直、まったく心を惹かれないアレンジもあったりしますが、この豪塊版のアレンジはストレートにカッコいいと思えますね。

ちょうど先月くらいには別シリーズのプライズ商品でウルトラの母も出たと聞き、調べてみたら父よりちょっと大きいらしく・・・流石に並べて飾った時に違和感があるかと思い、断念しました。


さて、箱には第一弾と書いてあるし、シリーズとして続いてくれるんだと思いますが・・・

ベタにベリアルとかも良いですが、どんなキャラクターが立体化されるのか楽しみですね!!





















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J DREAM 元気にしてる?仕送りマスコット

2025-03-05 10:31:58 | ミニチュア/シルバニアファミリー








もう、ミニチュア小物は作るより買った方が早い!

なんて、元も子も無い結論に至ってしまうほど、最近のガチャは出来が良いです。

という訳で、今回もミニチュア系のガチャガチャをレビューします。





ゲームセンターのプライズ商品や、100均などで販売されるグッズを作っている(株)Jドリーム。

そちらのカプセル事業部から出ている商品です。

Jドリームもなかなかミニチュア好きを唸らせる商品ラインナップが多いんですよね。

「元気にしてる?仕送りマスコット」は名前の通り、田舎の親が一人暮らしの子に送る荷物をコンセプトとしたミニチュアセット。

全5種類のラインナップとなっています。








5種のうち4種には、段ボール箱が付属します。

こちらは組み立て済みです。

ちょっと紙の厚みはありますが、プリントのリアルさなどかなり高品質。










各セットには段ボールの中に入れるミニチュアフードが4、5個付属しています。

こちらの緑茶の段ボールのセットは、鮭フレークの瓶が2個、インスタントカフェラテ、インスタント味噌汁、絆創膏が入っています。










箱モノは、四角いプラスチックにシールを巻き付けてあるだけで、横から見るとチープさが目立ちます。

また、大きさもある程度フォーマット化され使いまわされているので、ちょっとリアルさには欠けます。








もちろん、付属のミニチュアフードは段ボール箱に入れることが出来ます。

箱のスペースはかなり余裕があるので、他のセットのミニチュアを入れて、ぎっちぎちに詰め込みたくなりますね。

ここに「元気にしてますか?」のミニお手紙でも入れればリアルさ倍増ですが・・・信書が入っている物は貨物にはならないので宅配便では送れないので注意が必要ですね。











次のカプセルには、ティッシュの段ボールに、医薬品多めのラインナップ。







付属のミニチュアが5個とも「箱モノ」なので、ちょっとガッカリですが、風邪薬、胃腸薬、ボックスティッシュなど、あまりミニチュア化されない品があるのは良いですね。

レトルトのカレーや中華丼も、仕送りあるある感がありますね。











次のカプセルでは、段ボールがコンポタになっています。

スーパーや薬局で空き段ボールを貰って・・・という背景が見えてきますね。








付属のミニチュア、なんと言っても目玉は「のりの佃煮」!

ミニチュアフードの小瓶と言えば、ジャム瓶が定番で、レジン製でカラフルに仕上げられた物が人気ですが、まさかの黒一色の「海苔」ですよ。

金色の蓋の凹みが、個人的にはイマイチではありますが、貴重なミニチュアなのでヨシとしましょう!

さらっと紛れている入浴剤が、またいい味出してます。










次のカプセルのセットは、使い捨てカイロの段ボール。

段ボールは全部同じサイズというのがちょっと残念ですね・・・








こちらは付属ミニチュアは4個だけですが、やはりカップラーメンが目玉ですね。

いや、正しくはカップうどんとカップ蕎麦ですが。

緑茶パックとカイロが同じサイズ・・・まあ、インスタント味噌汁もボックスティッシュも入浴剤も、全部コレと同じ大きさなんですけどね。

ここは頑張っていろんなサイズにして欲しかったなぁ。

腕に覚えがある方なら、シールをうまく剥がしてサイズ違いの小ブロックに貼り付ければ、よりリアルな感じになると思います。










最後のカプセルのセットのみ、段ボールが付属していません。

その代わり、見ての通りミニチュアが多く入っています。

人によっては、これが一番の「アタリ」になりますね。







注目は、この味噌!

クリアーパーツを使い、ちゃんと味噌パックの質感を表現しています。

料理酒、お醤油もちゃんとボトルが作られていますね。











段ボールは1/10~1/12スケールくらいになる感じです。

シルバニアだとちょっとオーバースケールな感じですね。











カップうどんの比較。

左が今回紹介したJドリーム「元気にしてる?仕送りマスコット」のカップうどん。

右側はターリンの「箱買い!カップ麺」のもの。

ターリン版は正確に1/12スケールになっています。









仕送りマスコットのカップうどんも、シルバニアと絡めると違和感の無いサイズ感となります。

まあ、この辺はお好みで使う感じですかね。

いや、そんなカップ麺のミニチュアばかりあっても、どんな遊びするんだって話ですが。











ミニチュアのラインナップは「仕送り」をテーマにしているだけあり、実用性や手軽にすぐ食べられて保存性が高い、レトルトやインスタントなどがメインになっています。

しかし、これらを店舗什器に並べてみると、なんとなく田舎の寂れたスーパーマーケットのような味のある空間を演出できます。










個人でやっている、スーパーには小さくて、個人商店としては立派な店舗。

生鮮食料品は地元の物をメインで扱い、その日に売れる程度の量を仕入れています。

レトルト、インスタントなどは嗜好品として、常温保存できる鮭フレーク、海苔の佃煮も人気商品。

また、病院が離れている人口過疎気味の場所なので、一般的な薬品類も取り扱っています。


こんな雑多な感じを再現するには最適なセットですね。

シルバニアファミリー愛好家に見られる、欧米感のあるオシャレなジオラマ作りには不向きですが、日本的で生活感のある情景を作りたい方にはお勧めできるガチャガチャです!





















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BANDAI ウルトラ怪獣アドバンス ヴァラロン

2025-02-20 12:22:28 | 特撮


ブレーザーどころか、アークも終わってニュージェネレーションズの放送をしているのに

今更ながらウルトラマンブレーザーのソフビのレビューです。

いや、たまたま先日、安売りされていたのを見つけて買ったからなんですけどね。








通常のウルトラ怪獣ソフビより大きなサイズの「ウルトラ怪獣アドバンス」で発売された、ラスボス怪獣のヴァラロン。











箱自体に厚みがあり、ボリュームのある仕様になっています。

ウルトラマンブレーザーでは、このアドバンスで4種発売されています。

ニジカガチは過去の記事にてレビュー済みです。










箱を開封すると、第一形態のヴァラロン本体と、オプションパーツが別に入っています。


・・・ハァ、なんでこの商品にMod.3ユニット同梱しなかったんだろう。

いや、そもそも「怪獣ソフビまで買わないとアースガロンのパワーアップは再現できないよ」という仕様自体がアレですけど、それでもMod.2ユニットは手に入ったのに・・・







ノーマル状態のヴァラロン。

劇中の第一形態はこれより更にシンプルだったり、爪の向きが逆だったりするので、ちゃんとした再現では無いです。

ソフビとしての遊びを優先した、1.5形態とでも言うべき姿ですね。









特徴的な全体のディティールや、剝き出し感ある頭部などはしっかりと再現されています。

頭部の透明カバーは流石に表現されていないので、ここは透明レジンでも流し込んで再現したいところですね。









そして、ヴァラロンと言えば、尻尾に生成される生体爆弾。

ソフビでもしっかり再現されています。








生体爆弾部分は、ソフビの一体成型で作られており、ヴァラロンの通常状態の尻尾に突き刺す形で取り付けることが出来ます。

もちろん、付け外しは自在なので、劇中シーンを再開したり、誰かに爆弾を持たせる、などのアクションが可能です。









全てのオプションパーツを外した素の状態のヴァラロンとDXアースガロンとの対比。

ウルトラ怪獣アドヴァンスなので、ボリューム、大きさは充分とはいえ、この状態ではラスボス感も薄く、小柄な怪獣に見えてしまいます。









同じくウルトラ怪獣アドヴァンスでリリースされたニジカガチとの比較。

やはり本体部分のボリューム不足を感じます。

手足の長さなどを見ると、スケール感が違う訳ではないので、そもそものデザインの差なんでしょうね。









ここから付属パーツでヴァラロンを第二形態にしていきます。

まずは、胴体肩部分にある突起にパーツを付けたし、延びた角を延長します。








これにより後方側にシルエットが伸び、かなりボリュームが出ます。

この体から突き出したパイプ状の突起とか、頭部のヌメッとしたカバーなど、SF映画の金字塔「エイリアン」のゼノモーフの影響を感じますね。









更に、頭部も変化させますが、ここは丸々交換式になっています。

首からのパーツを嵌合部分から外し、第二形態用の頭部パーツに付け替えます。









ヴァラロン 第二形態の完成です。

ソフビとしては、もともとこっちを基準として第一形態を作っているので、劇中とコッチがそっくりなのは当然ですね。

ジャマダハルのような手の爪が個人的に好きなポイントです。

第一形態でも腕はそのままですが、劇中では爪が肘側に生えてて、第二形態になると前側になるんですよね。









頭部に増えたツノや、延びた肩のトゲなど、分かりやすくパワーアップしていますね。

劇中ではウルトラマンブレーザーの力を取り込んだ影響で変異したように見えます。

もしかしたら、取り込む力が別の何かなら、またコレとは違う姿に変化したのかも知れませんね。









フィギュアライズのブレーザーと。

コンセプト的にはウルトラアクションフィギュア版のブレーザーと戦わせるのが正しいのでしょうけど、大きさもマッチするし、何より可動や再現度が高いのでフィギュアライズ版で遊んでいます。

ウルトラアクションフィギュアも、いいシリーズなんですよね。

安くて造形も良いですし、もっと種類が増えてくれると嬉しいんですけどね。

ザンギル出ないかなぁ










うちにあるウルトラマンブレーザー関連フィギュア。

バザンガとかタガヌラーは安いの見つける事もあるし、買い足そうかなぁ?

ゲバルガとバザンガ買って宇宙怪獣だけ揃えとくのも良いかなぁ?など、作品放送は終わっているのに、いろいろと物欲が揺れ動きます。



最近のウルトラマンは半年で放送したら、再編集版のクロニクルやニュージェネレーションスターズを放送する、という流れなので、次のウルトラマンは7月から?


新しいウルトラマンが出るとしたら、どんな姿なのか楽しみですね!!























[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ウルトラ怪獣アドバンス タガヌラー価格:908円(税込、送料別) (2025/2/12時点)



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