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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

BANDAI プラノサウルス 06 アンキロサウルス

2023-11-08 12:02:22 | 知育玩具


まさか、こんなにもプラモデルにハマる時が再び来るとは・・・

よく、ガンプラなんかでは「出戻りモデラ―」と呼ばれる「少年時代にガンプラを作って過ごした人が、大人になって再びガンプラを手にしてハマる」というのは聞きますが、全くの新シリーズにハマっちゃいましたね。

そんな虜になっている「プラノサウルス」ですが、新作のアンキロサウルスが発売されたので、さっそく購入してみました。






いつもの迫力のあるパッケージイラスト。

塗装される方は、こうした絵もカラーリングの参考になりますね。







内容については、今までのシリーズと変更ありません。

ランナーは全3色。

今回は背中部分も腹部も茶色系統でまとめられています。

博物館パンフレット風の説明書もいつものフォーマット。

シールは口と目だけなので非常に少ないです。







まずは骨格ビルド!

アンキロサウルスといえば「鎧竜類」!

その名の通り、装甲版のような骨格を持つ恐竜ですが、こちらのアンキロサウルスは全体に突起状の骨が並んでいます。

恐竜の特徴やイメージに沿った、重厚感のある胴体部分ですが、さすがに肋骨の隙間が全部埋まっているのが気になります・・・

今までのシリーズでも、強度確保のために肋骨間が埋められていましたが、なるべく目立たない処理がされていました。

が、今回のアンキロサウルスはそもそも肋骨の存在感が半端ないので逆に隙間が塞がれている事が目立ってしまいます。







そこで、組み立てのためのジョイントや、外装パーツ取り付け穴に影響しなさそうな所を一部、削り込んでみました。

思ったより削れる場所が少ないうえ、太くて四角い肋骨自体の存在があるので、あまり目立ちはしませんが、それでも少しは「骨格」の感じになったんじゃないかと自負しています。








プラノサウルスは、プラモデルに慣れていない小学生以下を視野に入れて設計されています。

ランナーのパーツ配置も、直感的に組み立てられるように配慮されている・・・はずなのですが、久しぶりのバンダイトラップ。

この写真に写っているパーツ、右後ろ足を組むのに必要なパーツは9と12になっています。

「直感的に組む」となると、隣同士のパーツを切りたくなりません?

このクロスしたパーツ配置、昔のガンプラでも良くあった記憶があります。

ここは間違えないように注意が必要ですね!!








ちなみに、こちらは前足のパーツ配置。

左前脚を組むため、3と5のパーツを切り離した所です。

・・・こっちはちゃんと隣同士にパーツ配置されてるな?

なんで後ろ足だけ・・・?








とは言え、組間違いし易そうなのは後ろ足だけで、他は非常にサクサクと組む事が出来ます。

あっという間に重厚感あふれる骨格が完成です!







全身の装甲骨格と共に、大きな特徴となっている尻尾先端部分のハンマー。

ここは骨でつながっている訳では無く、筋肉繊維で尻尾の骨と繋がっている部位ですが、ちゃんと一体化されて再現されています。










そして、自分がプラノサウルスで最も好きな、ハーフカット風モデル。

骨格パーツに半分だけ外装パーツを取り付けた状態です。

今回のアンキロサウルスは、全体的に平べったい独特な体型のため、頭部と背中部分は外装パーツも左右挟み込みだけではなく、上面からもパーツをはめる3ピース構造になっています。

そのため、左右でのカットモデルというより、上下カットにも見えるような構成になっています。









ただ、この構造だと、頑張って削った肋骨部分がほとんど目立たないんですよねぇ・・・

頑張って背中寄りのバックリブの隙間も掘ろうかなぁ。







尻尾の先端部分のハンマーも、ステゴサウルスの時とは違い、差し替えではなく外装パーツを取り付ける方式になっています。

やっぱりこっちの方が良いですね!

変形ロボでもそうですが、差し替えというのはヨロシクナイですね!!









外装を全部取り付けると恐竜ビルドの完成。

いやぁ、ゴツイ!

そしてカッコいい!






いつもならハーフカット風モデルの状態が一番カッコいいと言ってるんですが、アンキロサウルスの場合は、その装甲を纏った重厚感を一番感じられる恐竜ビルド状態が一番かも知れません。


・・・ただ、個体差なのか、下顎の外装がなぜかどうやってもキレイに嵌らないんですよねぇ。

仕方ないので、カッターでジョイントを調整して、セメダインBBXで貼り付けています。

すぐにポロリしやすい舌パーツにもBBXを塗っています。








凹凸の激しい外皮は、未塗装でもこれだけ写真映えするので、スミ入れや塗装をするとかなり映えると思います。








もう、種類も増えて全種類を並べていられないので、草食系の恐竜で並べてみました。

角竜、剣竜、鎧竜と和名で書くと、なんだかファンタジー設定の生物みたいですね。

いや、こんなステキな生物が1億6千万年前に本当に居たんですもんねぇ・・・

まあ、実際に会ったら熊なんか比較にならないくらいビビりまくると思いますが。


さて、次作が楽しみなプラノサウルス。

翼竜プテラノドンがリリースされるとの事ですが、まさかの完全新規造形!

前の雑誌付録の改修じゃないんだ!

しかも、今まで以上に大胆な差し替えポーズ変更もあるので、組むのが非常に楽しみです!!









:11月14日、追記






やっぱりまだ肋骨回りが気になるので、さらに追加で切り抜きを行ってみました。







かなりパーツの強度が下がってしまうため、ハーフカットモデル風にした時に見える片側だけを加工しています。

外装パーツで隠れている反対側はここまで彫り込んでいません。

それでも、だいぶリアルさが増したと思いますがいかがでしょう?






















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BANDAI 最強王図鑑 最強王バトルソフビ レヴィアタン

2023-08-23 06:34:58 | 知育玩具







小学生を中心に、今、非常に人気を博している(らしい)学研の「最強王図鑑」シリーズ。

恐竜とか、神話とかテーマを決めて紙面上でのトーナメントバトルをするという「そりゃ男児好きだわ」となるシリーズ。

「一番強いのは誰だ」という疑問は男児なら必ずと言っていいほど自然に抱く疑問ですね。


ん~、確かに書店でもいっぱい並べられてるもんなぁ。


そんな人気シリーズ書籍が、BANDAIからカードゲームとしてリリース。

と、同時に、なんとソフビフィギュアもリリースされました。








とりあえずリリースされた中から、お試しとして購入したのがこちらの「レヴィアタン」

ソフビ本体にタグが付いている仕様は、ウルトラ怪獣ソフビと同じですね。







このタグは両面印刷されており、切り取る事でそのままカードバトルに使えるプロモーションカードになっています。








~レヴィアタンの肉体は力強く体格に優れ、心臓は石のように硬く、腹は陶器の破片を並べたようで、背中には盾のような鱗が密に並んでいる。
口には恐ろしい歯が生えており、くしゃみをすると光を放ち、その両目は朝日のよう。
口からは炎が噴き出し、鼻からは煙を吹き、その息は炭に火を点ける。
海を鍋のように沸かし、深い淵を白い髪のような光の筋を残しながら泳ぐ。
どんな武器もレヴィアタンを貫けず傷つけることが出来ない。
地の上にそれに並ぶものは他になく、恐れというものを知らない。
何者もレヴィアタンと戦いそれを屈服させることは出来ず、見るだけで戦意を失うほどである~
『ヨブ記』41章






レヴィアタン=リヴァイアサンと認識していましたが、この辺はどの文献からどのように解釈するかで大きく変わる部分ですね。

海の魔物(神獣)のイメージが強かったんですが、最強王図鑑では違う解釈のようですね。

体の鱗の隙間からマグマが燃え盛っているようなデザインになっています。









巨大感を演出するためか、頭部はかなり小さめ。

ソフビなのでシャープな造形は難しいのでしょうが、ちゃんと牙なども作られています。








胴体中央に大きな嵌合はありますが、ここは接着されているようで可動しません。

唯一の可動部分は前足の付け根のみです。

このシリーズの他のソフビを見ても、可動部分は考えられていないようなので、逆に動くレヴィアタンがお得なんですね。







最近のソフビは塗装の省略によるコストカットが激しいですが、こちらはあまり見えない胴体腹部側もかなり広範囲に塗られています。

流石に尻尾側は省略されていますが、これだけ塗られていれば充分ではないでしょうか?









肝心の大きさですが、ほぼウルトラ怪獣シリーズの現行品と同じ大きさです。

モンスターフィギュアとしてはちょっと物足りなく感じますが、実売価格が1000円を切る手軽さを考えれば、これで充分だと思います。


何より、個人的には神話や伝説の空想動物フィギュアがお手軽に買える事が重要だと思っています。

写真のように、ウォーハンマーのミニチュアと並べてもいい感じなので、様々な玩具と絡めて遊べるのではないでしょうか?







うーん、やっぱりアースガロン相手だと物足りないかな?


ドラゴン系では他に中国の伝説の竜「応龍」が発売されていますし、ファンタジー系でケルベロスもリリースされています。

一方で、ティラノサウルスやアフリカゾウ、それにヘラクレスオオカブトなど、かなりバリエーションに富んだシリーズです。

架空生物フィギュアだけでなく、実在動物フィギュアも集めても面白そうです。

バトルをテーマとした造形なので、タカラトミーのアニアともテイストの違う動物フィギュアが手に入るというのも面白いですね。


おそらくカードゲームがヒットすれば、ソフビシリーズも続いてくれるんじゃないかと思いますが・・・

今後の展開に期待しています。



















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BANDAI プラノサウルス 05 スピノサウルス

2023-08-08 13:38:12 | 知育玩具





すっかりファンになっているプラモデルシリーズ「プラノサウルス」ですが、今月も新商品が出たので速攻GET!(90年代玩具用語)






今回の恐竜は「スピノサウルス」

これまた正直、前回のモササウルスに続き「ジュラシックパーク&ワールド」で世界的に認知度を上げた恐竜ですね。










今回は大型肉食恐竜という事で、パーツからもボリュームを感じます。

骨の白ランナー、外皮は腹部側の赤茶と、表皮側の濃いグレー。

さらにスタンドパーツ用としてクリアーのパーツもあります。









さっそく、骨格パーツを組み立てて行きます。

説明書に載っている手順としては、最初が頭部で、その後が特徴的な背骨パーツ。

まずは恐竜の「キモ」になる部分を組み立てさせる事で、飽きっぽい子供をグッと組立作業にのめり込ませるようになっています。

やっぱり、この辺の細かい仕掛けが流石だなぁ、と感心します。


昔のガンプラなんて「まず左腕、終わったら全く同じ作業で右腕、次は左足。繰り返し作業で右足。」という流れで「カッコいいロボットを作るぞ!」という意気込みが挫けるには十分な地味工程スタートでしたからねぇ。

いや、ポリキャップが主流になる前は胴体で手足を挟み込まなきゃいけなかったから、先に頭部や胴体を作れなかったんですけどね。









それが、令和の今は・・・

ポリキャップすら使う事無く、可動する恐竜ガイコツプラモがアッという間に完成するんだから素晴らしいですね!!









頭部アップ。

水棲の恐竜という事なので、細長い口は魚類などを捕食するのに適していたんでしょうね。

アゴ関節は今までのシリーズの中では一番大きく開くことが出来ます。










今回のギミックというか遊びとしての目玉は、この前足。

二足歩行説と四足歩行説があり、その両方をパーツ付け替えで再現できるようになっています。

こちらは四足歩行バージョンの前足。

脚の付け根の他に肘関節が可動します。









こちらは二足歩行版の前足。

どちらの学説が正しいにしろ、指が三本で、それぞれの長さがバラバラなのは共通ですね。









それぞれのバージョンの前足比較。

関節用に太くなっていたりと造形の違いはありますが、長さや全体のバランスはどちらもほぼ同じ。

骨の大きさや種類がこれで確定しているなら、二足、四足どちらが正解だったのかは、もうわかんないですよね。









ただ、やっぱり二足歩行と考えると、メチャメチャにバランスが悪いです!

このスピノサウルスの骨格で無理のない二足歩行と考えると、かなり昔の「怪獣スタイル」に近い直立にしなければなりません。

やっぱり四足歩行で、前足は水中での獲物捕食の補助で使ってたんじゃ・・・?いや、学者でも無いのに不用意な事は言うべきではないですね。










スピノサウルスに限らずですが・・・

プラノサウルスは小学生以下の小さいお子さんの組み立ても想定しているため、学術的なリアルさも追求しつつ、プラモデル(玩具)としての強度も確保しなければいけません。

そのため、骨同士の隙間を一部埋めてしまう事で剛性確保しています。

鎖骨近くの肋骨部分や、尻尾の骨の隙間なんかが顕著ですね。

スピノサウルスの大きな特徴である背中の「ヒレ」(神経棘というそうです)ですが、各神経棘が横棒でつながっています。

自然な形なので、最初は「こういう骨格が見つかったのかな?」と思いましたが、やっぱりコレも強度確保のための補助のようです。









そこで、デザインナイフとヤスリで、この横の接続部分をカットしました。

見ての通り、神経棘は根元が細く、先端に向け太くなっているので、この補助がなくなると破損の可能性が上がります。

取り扱いには充分に気を付けなければいけません。









しかし、切り取った効果は大きいと思っています。

こうなると、肋骨の間もくり抜きたくなりますが・・・

腕の付け替え時などに力の掛かる部分もあるから、ちょっと躊躇しています。

また、プラノサウルスのモデルによっては、この骨の隙間部分が外装パーツとのジョイントになっている場合もあるので、注意が必要です。

不用意にくり抜いてしまうと、最悪、外装パーツが取り付けできなくなってしまいます。












外装パーツを取り付けたところ。

こちらは四足歩行版です。

本来はヒレ部分にグラデーションカラーのシールを貼るのですが、いつものごとくシール未使用です。


なんか、全体のバランスがすごく西洋竜のイメージに近いですね。










今回の個人的最大のポイントは、この舌。

本来はぴったり下顎に収めておくのですが、骨パーツへの取り付け方法がちゃんと可動を考慮されており、写真のように舌を持ち上げたポーズも可能になっています。

スピノサウルスは顎が細長いので、この舌を出したポーズが凄く映えますね!!










外装パーツを付けてしまうと、可動が制限されてしまいますが、それでも最低限の可動が確保できるように、外装パーツのつなぎ目部分は可動のための余白が設けられています。

角度や配置によっては、このつなぎ目の隙間が目立ってしまう事もあります。









こちらは二足歩行版。

やはりバランスが悪いので、シリーズ共通の台座にスタンドパーツを取り付けて飾っています。

外装パーツの黒と赤の配色のせいで、アカハライモリを思い出してしまいます。









そして!

プラノサウルスの最大のお楽しみ、ハーフカット風モデル!

ステゴサウルスの時と違い、ヒレも骨に外装を取り付ける仕様なので、ちゃんと断面感が出ています。


ん~、せっかく専用のマーカーセットも出てるし、やっぱり骨だけでも塗るか?









これでプラノサウルスは通常販売版で5種類、プロモーションのヴェロキラプトルを含めると6種がリリースされました。

次は10月発売予定のアンキロサウルス!

まだラインナップも続きそうですね。


いや、そろそろ本格的に飾り場所を考えないと!

適当にアクリル棚の上に置いていたのですが、プラノサウルス以外の小物も増えて、もはや置き場所がありません。


何とかしないと!






















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BANDAI プラノサウルス 04 モササウルス

2023-06-30 14:35:26 | 知育玩具



人類の祖先が誕生したのは、およそ500万年前にアフリカで生まれたとされています。

ほぼ猿に近い猿人から原人と進化し、現代のわれわれに近いクロマニョン人が生まれたのが4万年前だと言われています。


つまり人間は4万年の間に、文明を築き上げ発展させてきたと言う訳です。


しかし、そんな4万年だの500万年だのと比べ物にならない長期にわたり栄えていた生物、それが「恐竜」です。

恐竜の祖先が誕生してから、絶滅するまで、なんとその期間は1億6000万年!

恐竜ってスゴイ!







そんな恐竜達をお手軽、かつリアルに組み立てられるバンダイのプラモデルシリーズ「プラノサウルス」、待望の新商品です。

今回は海中の頂点捕食者「モササウルス」がリリースされました。










プラノサウルスとしての4弾目ですが、基本フォーマットは今までと変わっていません。

ランナー1枚で作成できる骨格と、外皮パーツ、他の製品と同型のスタンド、博物館パンフレット風の説明書など。

シリーズが進むと、いろいろな理由で商品フォーマットが変えられてしまう事(特にB社は!)が多いので、できればこのまま構成を大きく変えずにシリーズを続けて欲しいですね。

恐竜という「統一スケール」で展開するのが難しい題材ですから、せめて商品仕様は統一して欲しいです。








今回も、出来は「さすが!」と言いたくなる製品です。

ディティールの細かさは今までと同じでとても良く出来ています。

写真のようなヒレや肋骨部分は、骨と骨の間が板状に埋められています。

強度面を考えると「抜き」に出来ないのは分かりますが、リアルさを優先するならここは穴を開けて切り飛ばして・・・とついつい考えますが、後で外装パーツを嵌める際の大切なジョイント部分だったりします。

安易にリアルさを求めて切欠いてしまうと、あとで外装が取り付けられなくなる可能性があるので注意が必要です。








モササウルスは完全水棲なので、魚鱗のような細かいウロコに覆われていたと考えられています。

なので、外装パーツにもビッシリと鱗ディティールが掘られています。

その一方で、盛り上がっている血管や皮膚のたるみなど、しっかりと生物感あふれる造形になっています。

ってか、昔の恐竜再現って、こういう鱗のヤツも多かったよね?










モササウルスは恐竜というより、現在の爬虫類、ワニやヘビなどに近い種類とされていますが、その骨格でも、ティラノサウルスやトリケラトプスとの違いを感じる事が出来ます。

こういう、立体で実感できるというのもプラノサウルスの良さですね!

ずらっと並んだ凶悪な歯と、口の奥側にも1列の鋭い歯があります。









下顎パーツを付けてみると、その鋭い歯がぴったりと嚙み合います。

また、目の部分が◎みたいになってて、ふざけてるみたいに見えますが、この目を守る骨もモササウルスの特徴となっています。








とは言え、すべてがプラモデルで完全に再現されている訳では無いです。

たとえば、この肋骨と胸骨の部分。

本来なら下側の胸骨パーツにディティールされているあばら骨は、上の胴体側パーツから分割されること無く繋がっているはずですが、ここはパーツ分割の都合で分かれています。

パテ埋めしてディティールを彫り直せば再現可能ですが・・・









ランナーとパーツの接続がタッチゲートなので、手でバキバキちぎって組み立てれば、10分くらいで骨格モデルが完成します。

全体的にクジラのようなシルエットですが、四肢があったり色がった尻尾先端だったり、と大型哺乳類とは違った骨格を楽しめます。








四肢のヒレの付け根はボールジョイントで可動します。

全体を貫く長い背骨は、要所要所でジョイントで接続されていますが、横方向にはあまり動きません。










骨格モデルに外装パーツを取り付けていきます。

自分がプラノサウルスで最も好きなハーフカットモデルにする事が出来ますが・・・

モササウルスは、外装の色分けもあり、背中側は左右パーツ分割ですが、腹部は分割無しの1枚パーツになっています。

そのため、完全なハーフカットという訳には行きません。

外装の分割はティラノサウルスに似ているかも。










ちなみに、肋骨以降の部分を見てみると、背骨と外装パーツの間が大きく空間が出来ます。

ここに胃腸類などの主要臓器が収められていたんでしょうね。

魚類などの内臓の収まり方とも違うのがこれで分かりますね。


ちなみに、骨格モデルの時にはスタンドの支柱が1本で飾れるようになっていますが、組み替えて支柱を2本にし、U字のアームを付ける事で外装パーツ取り付け後に対応できるようになっています。

プラノサウルス共通の土台パーツですが、ようやく無数の穴が役に立つモデルが出ましたね。

トリケラとステゴは土台に乗せるだけでしたからね。








外装を全部取り付けて、モササウルスの完成です。

モササウルス自体、映画「ジュラシック・ワールド 炎の王国」で有名になった恐竜(じゃないんだけど)ですが、頭部と胴体の比率に様々な説があるようです。

今回のプラノサウルスでは、頭部が全長に対しておよそ1/10程度の割合。

ジュラシック・ワールドでは、もっと頭部が大きく描かれていました。









外装を取り付けても、口は大きく開閉させることが出来ます。

本来のモササウルスは顎が二重間接になっていたようですが、プラノサウルスでは1軸可動にも関わらず、かなり可動範囲が広いです。

モササウルスは恐竜ではなく水棲爬虫類に分類されるので、蛇類やトカゲ類のように、かなり大きな獲物でも呑み込めていたみたいですね。









外装パーツを付けると、可動が制限されてしまうのは今までのシリーズと同様ですが、もともとの骨格モデルでもそこまで大きく曲がらないので、外装パーツを取り付けてもあまりストレスを感じる事は無いです。








個人的に今回のモササウルスで一番のお気に入りポイントが、この前ヒレ。








ヒレの外装パーツは骨格を上下でサンドイッチするように取り付けるのですが、前ヒレが大きく動かせるように本体側のジョイント周辺は大きく穴がくり抜かれています。

そこの見栄えを良くするカバーパーツが設けられているのですが、これがヒレの動きを妨げないよう固定化されていないのですが、うまく本体側の外装パーツの隙間を使いスライド可動するようになっています。

これあよく考えられているなぁと感動しました。











今回のモササウルス、大きいというか、とにかく長い!

ティラノサウルスと比べても頭一つ分は体長があるので、胴回りの太さもありかなりボリュームが大きく感じます。









今までのプラノサウルスと、他の古代生物モデルと一緒に。

プラノサウルスは今後のラインナップでスピノサウルスとアンキロサウルスが公式HPでもリリースが決定しています。



こうなってくると、後は竜脚類や首長竜類の発売が待たれますが、多少高くなっても大型モデルで発売して欲しいですね!!



















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BANDAI プラノサウルス 03 ステゴサウルス

2023-03-27 10:27:50 | 知育玩具







プラノサウルス、待望の第三弾が発売されました!

発売日にすぐ買ったんですが、なかなか組んで遊ぶ時間が無かったため、ようやくレビュー記事をアップ。







第三弾はステゴサウルス。

前弾のティラノ・トリケラは、それより以前の雑誌付録として設計されたものをリニューアルしていました。

が、今回のステゴサウルスはこのプラノサウルスとしての完全な新規設計。

期待が高まります!








中身は今までのプラノサウルスとほぼ同じ。

骨用のランナーが1枚半になっているのが違うくらいですかね。

あと、今回はシールの枚数が多いです。

まあ、自分は貼らないので関係ないんですけど。









今回も、普段あまりプラモデルを組み立てない自分には驚きの連続。

バンダイの技術ってすげえな!ってなりながら組み立てていました。

ステゴサウルスの頭部なんて、こんな小さいパーツなんですよ。

それなのに、喉の下にある鱗場の骨まで再現されています!!







で、その頭部、というか首にステゴサウルスの特徴のヒレを付けるのですが、このヒレパーツ、とても小さいので、ランナーから切り離すときに折れてしまう可能性があります。

その破損を防ぐため、なんとゲートランナーの根本にわざわざ穴を開けています。

パーツ切り出しの際、余計な負荷がかかると、このワザと強度を弱くした部分が折れる事で、パーツに衝撃が伝わる事を防いでいるんですね。

しかも、ゲート配置が巧みで、ランナーを持つと自然と下の二か所から切り離し、この強度を弱めたランナーの部分は最後に切り離したくなります。

まるでジョセフ・ジョースターに「次にお前は〇〇のゲートをカットする!」と言われたような、バンダイに行動を見透かされているような不思議な感覚になります。








ステゴサウルスのヒレは、一枚づつ交互にハの字に広がっています。

それを再現するため、小さな首パーツに右に傾いているヒレのパーツ、左に傾いているヒレのパーツ、の二枚を差し込みます。

この、細い空間に二枚のパーツを収めるため、それぞれに凸凹を作り、ぴったり重ねられるようになっています。

すげえ!細けぇ!&ナイスアイデア!








また、アイデアだけでなく、ちゃんと恐竜骨格モデルとして製品化しようとするこだわりも随所に感じられます。

たとえばこの写真の部分は、背骨パーツに肋骨のパーツを左右から挟み込んで組み立てるのですが、組上がるとほぼ見えなくなる背骨中央部分の厚みも再現されています!










組み上がった骨格モデル。

いや、これは素晴らしいですね。

お手軽に手に入るプラモデルで、こんなシャープな骨格モデルが手に入るなんて!!








もちろん、手足や首などは可動式なので、ポーズを変えて楽しむことも出来ます。

残念ながら、ティラノやトリケラと違い頭部が小さすぎるので、口の開閉ギミックはありません。

そりゃ脳みそがクルミの実程度の大きさって言われてますから、頭も小さかったんでしょうね。








さて、ここから外皮パーツを取り付けて恐竜モデルにしていく訳ですが、今回のステゴサウルスでは大量の差し替えパーツが発生します。

ステゴサウルスの特徴であるヒレと、最大の武器である尻尾先端のトゲを外してしまいます。







代わりに「背骨のフタ」パーツを差し込みます。

アイデンティティを全て失ったステゴサウルスの完成です。









ここに外皮パーツをはめ込んでいきます。

ヒレは外装パーツ側にちゃんと付いていますし、トゲは別パーツに差し替えとなります。










全ての外皮を纏わせ、恐竜モードのステゴサウルスの完成です。






プロポーション、皮膚の質感など、小さいプラモデルなのにハイクオリティで再現されています。






トゲパーツもわざわざ差し替える事で、皮膚の色との違和感を無くしています。

本来はオレンジ色のグラデーションシールを貼るのですが、自分は面倒なので貼っていません。








なんといっても、この背中のヒレの並びが美しい!

昔のプラモデルなら、これを一枚一枚接着剤で貼り付けてたんだろうなぁ

接着するパーツを間違えて大きさがちぐはぐな並びになったり、接着剤が乾くまでの間に自重で角度が変わってガタガタになったりしてたんだろうなぁ

それが、こんな簡単でお手軽に再現できるなんて!!







ティラノサウルス、トリケラトプスと並べてみました。

恐竜御三家って感じで良いですね。

個人的に、この濃青ってあまりステゴサウルスのイメージじゃないので全身塗装したくなりますが、きれいに塗り上げられる自信が無いのでやめておきます。









さて、このプラノサウルスシリーズで最も気に入っているポイントは「ハーフカットモデル」が作れるところ。

ステゴサウルスを組み立てた人は、おそらく皆「なんでトリケラトプスの時みたいに骨パーツの上に外皮パーツをはめる仕様にしなかったんだ!」って考えると思うんですよ。








でもね、この外皮パーツと骨パーツのヒレをよく見て下さい。

外皮パーツのヒレの方が一回り大きいんです。


これはきっと、バンダイの設計者も、皆さんの期待通りにチャレンジしたんだと思うんですよね。

でもきっと強度の問題とか、パーツ成型の問題とかで、どうしても叶えられず、今のヒレ差し替えの仕様になったんじゃないかと思うんです。

この一回り大きいヒレは、設計者の「夢の跡」なんじゃないか?と勝手に想像しちゃうんですよね。





でもやっぱりハーフカットモデルで「半分は骨カラーのヒレ、半分は外皮カラーのヒレ」にしたい!








って事で、ちょっと無理矢理ですがやってみました。

外皮パーツを少しだけズラし、隙間から骨ヒレパーツを無理やり差し込んでいます。


うん、満足!!







やっぱりハーフカットモデルで飾るのが、一番アカデミックだしカッコいいですね!









上手くきれいに飾れるスペースが欲しいと思い、(株)山田化学の連結ディスプレイベースに飾ってみました。

横の支柱があると飾れないし、これしか飾る方法が無いのですが、さすがに三段だと不安定すぎて倒れそうです・・・

もっと段の幅が狭く、しっかりした飾り棚が必要ですね。






外皮パーツで可動が制限されるとはいえ、ある程度ポージングも出来る恐竜プラモと考えても、なかなかプレイバリューは悪くないですね。

改造素体として、武装化されて楽しんでいる方も見かけますが・・・



そういえば韓国SFの「アーマードサウルス」が地上波で放送するんだったな・・・







次弾のモササウルスに続き、さらに次の弾としてスピノサウルスの発売も決定しています。

このまま安定したシリーズになってくれると嬉しいですね。

大型モデルでブラキオサウルスも出して欲しい!

プテラノドンは、以前の雑誌付録版がほぼプラノサウルスと同じコンセプトになっていますし、組立体験イベントで配布しているヴェロキラプトルも是非、一般発売して欲しいですね。





超大型モデルでドレッドノータスとか出してくれないかなぁ?




















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BANDAI プラノサウルス 02 トリケラトプス

2023-02-13 11:48:15 | 知育玩具






前回のティラノサウルスに続いて、トリケラトプスも組み立ててみました。

未塗装、未シールの素組みでのレビューですが、お付き合いください。






ティラノサウルス、トリケラトプスともに、箱の大きさはガンプラのHGシリーズと同様です。

考えてみたら、プラモの箱の大きさって何となく各社揃えているのは何でですかね?

やっぱり「模型屋さん=天井まで積まれたプラモデル」のイメージだから、積み重ねやすい同じ大きさになるんでしょうか?






中身の構成もティラノサウルスとほぼ同じですね。

骨の白、皮膚の深緑、腹のベージュの3色ランナーに、縦長の説明書、そしてシールが1枚付属しています。







まずは骨格から組み立てていきます。

全体的な作りは、流石バンダイ。

ニッパーなどの工具が無くとも、手で簡単にパーツが切り離せるタッチゲートはもちろん、「骨」という一見するとどう組んで良いか分からないパーツ類も、組間違えることが無いように工夫されています。

たとえば、この角の部分は、嵌め合わせピンがL字になっており、左右を間違えたとしても物理的にはまらないようになっています。

2020年の小学一年生の付録「きょうりゅうほねほねプラモデル」ではここの部分は縦長の穴で、左右の区別はパーツ形状で判断するしか無かったので、これは素晴らしい進化ですね。







トリケラトプスの骨格モデルの完成です。

ティラノサウルスと色違いの台座が付属しますが、二足歩行のティラノと違い、トリケラトプスは安定して立てるのでジョイントや支柱などはありません。

なんか、立ち合いの力士みたいな骨格ですね。

相撲の力士は、このような前に手をついた状態から立ち上がり相手にぶつかる訳ですが、その衝撃は1トンを超えると言われています。

もし、推定体重12トンのトリケラトプスが、同じような瞬発力で相手にぶつかって行ったら、いったいどれほどの衝撃なのでしょう?








奥に写っているベージュ色の方が、小学一年生の付録「きょうりゅうほねほねプラモデル」のトリケラトプス。

ティラノサウルスと同じく、原型は同じですがほぼ全身が新しくなっており、全くの別物になっています。







分かりやすい変更点では、尻尾の付け根に可動軸が設けられており、尻尾が別パーツ化しています。







脚の付け根のジョイントも大きく変更されています。

きょうりゅうほねほねプラモデルでは、小学低学年対象の為「穴に棒を差し込む」というシンプルな構造にしていたのに対し、プラノサウルス版では本体側にボールジョイント軸を差し込む仕様となっています。

プラノサウルスでは、脚を取り外して皮膚パーツを取り付けて遊ぶので、耐久性を考慮してこうした変更になっているんですね。







また、この脚の付け根がボールジョイントになった事で、僅かながら可動域が広がっています。

脚をハの字に広げて踏ん張っているポーズが取れるようになりました。








今度は各部位を取り外し、皮膚パーツを付けて恐竜を再現していきます。

下あごパーツはちゃんと骨パーツから歯が出るようになっているのは、ティラノサウルスと同じ。

しかし、首回りのフリルは、皮膚パーツで先端部分まで覆うようになっています。

このフリルの波打ち先端部分は、角などと同じように骨格が露出する部分じゃないのかな?と思うんですが、模型としての強度という面や、実際のトリケラトプスは、もしかしたらこの部分は爪と同じく皮膚が硬質化しただけだったのかな?とか、いろいろと想像も膨らみます。






組み立て途中の頭部です。

骨に皮膚パーツという、プラスチックの鎧を付けるので、当然その分のボリュームが増えます。

という事は、骨状態のバランスから崩れてしまう・・・

ハズなのに!

先ほどの「骨(硬質化部位)が外に出ているはずのところも皮膚パーツで覆う」という技を使い、かつ全体バランスも崩さないように設計されている!!

これは感動しました。

トリケラトプスの一番の特徴である角も、わざわざカバーパーツでボリュームアップし、顔の皮膚パーツとツライチになるようにしてるんですよ。

鼻先の短い角や、鳥類を思わせるクチバシも上からカバーパーツを取り付けるようになっています。









ティラノサウルスは、体の皮膚パーツが鱗版と羽毛版の二種類があるため、非常にプレイバリューが高かったのですが、トリケラトプスはその取り換えるパーツが無いので、ちょっとガッカリしてたんですが・・・

トリケラトプスには関節可動というプレイバリューが!

ティラノサウルスでは、骨格には膝関節があり可動するのに、皮膚パーツが太ももから脛まで一体化しているため、脚は可動しませんでした。

しかし、トリケラトプスは皮膚パーツをちゃんと関節位置で分割しています。

可動域は制限されますが、それでもちゃんと曲がる!


また、きょうりゅうほねほねプラモデル版と比べると、前腕部分の橈骨と尺骨の間が広くなっています。

皮膚パーツを取り付ける際、ここに皮膚パーツ裏のリブをはめ込むんですね。

プラモデルとしての遊びを支える機能と、骨だけで見てもデザインが破綻しないようにバランスが取られている・・・いや、ホントに素晴らしい!!








全身に皮膚パーツを取り付け、トリケラトプスの完成です!!

腰のあたりにある羽毛パーツは、胴体と一体化しているので取り外すことは出来ません。

骨格の時以上に「重さ」を感じさせるドッシリした体形がたまりませんね。

いや。実際はプラモデルだから軽いんですけどね。









肘、膝部分が曲がるので、ティラノサウルスと比べるとかなりポーズで表情が付けられます。

ただ、口の開閉はかなり制限されてしまっているので、この写真以上の角度には開きません。








骨格だけのモデルと二つ並べてもいい感じ。

最初、プラノサウルス版は角のボリュームが小さくなっていてガッカリしたのですが、カバーパーツを付けてボリュームが増したので、この二つを並べても見劣りしなくなりました。

いやあ、あの角も化石として残っているだけで、骨とは限らないもんなぁ。

もしかしたら鹿の角みたいに生え変わってたりしたのかなぁ

いや、でもトリケラトプスの角だけの化石って聞かないよな・・・








プラノサウルスの個人的に一番魅力を感じているのが、このハーフモデル。

学術的、知識的な面からも、遊びを想像させる玩具的側面からも・・・いや、そんな難しい事考えず、「カッコいいから好き!」と語彙力下げて叫びたくなる形態。








それでも、バンダイが想定している子供向けの学習的側面から考えても、体を支える骨、筋肉、それを包む皮膚(鱗)、と生体としての構造を一番感じられるというのが、ハーフカットモデルの良い所じゃないでしょうか?






ティラノサウルスと二つを並べると、よりアカデミックに見えます。

いや、このプラモデル、ホント良いなぁ。

出来る事なら恐竜だけに留まらず、現存生物のも出して欲しいです!

特にマッコウクジラとかザトウクジラとかミンククジラとかシロナガスクジラとかセミクジラとか・・・







もちろん、全身をちゃんと皮膚で覆った状態でも楽しいです。

子供のころの図鑑でよく見たティラノサウルスvsトリケラトプスが手軽に自分の部屋で再現できます!

ティラノ、トリケラと来れば、プテラノドンも!となるんですが、プテラノドンは過去に既に雑誌付録版で皮膚パーツ付きやってるんですよね。

ちなみに、プラノサウルスはスケール表記がありませんが、ざっくりで1/60スケールです。

トリケラトプスはティラノサウルスより小さいハズなので、1/48くらい?でも、二つを並べても違和感はありませんね。

羽毛版と鱗版の皮膚パーツ付け替えで楽しめるティラノサウルスと、プラモデルとしてのデザインや機能を存分に味わえるトリケラトプス、どちらも楽しいです。

「遊びのティラノ、技術のトリケラ」とでも言いたくなる製品ですね!


「ガンプラしか作らない!」という人も、「スケールモデル以外はプラモデルとは言わない!」という人も

もちろん普段はプラモデルなんて作らないという人まで、絶対に作って損はない製品だと思います。


来月のステゴサウルスも楽しみです!




















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BANDAI プラノサウルス 01 ティラノサウルス

2023-02-07 11:46:03 | 知育玩具





恐竜のプラモデルと聞いて、真っ先に思い浮かぶのはタミヤの1/35スケールの恐竜シリーズ。

ティラノサウルスが直立二足歩行だった頃のヤツです。



最近、精力的に恐竜プラモを発売しているバンダイ。

ついに、恐竜だけで1本シリーズ化してしまいました。

その名も「プラノサウルス」シリーズ








早速、発売第一弾のティラノサウルスとトリケラトプスを購入。

今回はティラノサウルスを組み立ててみます。







開封してみると、思ってたよりもランナー数が多くてビックリ!

骨部分の白と、外装側の茶色、腹部のベージュと三色のランナーが入っており、そのほかに縦長の蛇腹折になっている説明書、シールが付属しています。

ネットで見た情報で「組み立て説明書の縦長サイズは、博物館の入館パンフレットをイメージ」と聞き、納得。

このプラノサウルス、小学生くらいをターゲットにした「学習プラモ」で、組み立て説明や外箱などにも、ティラノサウルスの生態や知識があちこちに書かれています。










途中経過ナシで、一気に完成!

割としっかりした土台パーツには、ディスプレイ用の固定ピンを刺す穴が開いていますが、9か所に穴があり自分の好きなバランスでティラノサウルスを飾っておくことが出来ます。









骨パーツに外装の肉、皮膚パーツを取り付ける構造になっているので、口の部分は歯がちゃんと骨側パーツが露出するようになっており、塗装などしなくともリアルな雰囲気が味わえます。







外装の皮膚パーツは分割線が目立つうえ、関節可動に干渉するためあまり大きなポージングは出来ません。

それでも大腿骨付け根の関節はボールジョイントなので、足は割と大きく動かせます。

口は開閉可能です。









また、外装パーツは半分以上を差し替える事で、羽毛のあるバージョンにする事も出来ます。









差し替え場所は、頭頂部1パーツ、首2パーツ、胴体4パーツ、腕2パーツ、尻尾先端2パーツの11パーツ!!

もう、ほぼ1体分のガワパーツ!

写真はシール未使用ですが、羽毛部分はシールを使ってカラー表現する事も出来ます。







そして、パッケージにも載っているのでもうお分かりだと思いますが、この外装を取り外すとハーフカットモデルにする事ができます。

こうした「遊び」の要素が、バンダイの恐竜プラモに対するアプローチ方法なんですね。







ハーフカットモデルにする事で、骨だけでは分かりにくい、関節と骨格の関係とか、いろいろと発見出来る事があります。

何より、見た目自体が「グッとくる」モデルになりますね!

やっぱり内部透過図とか、メカニックモデルとか、男性なら子供から大人まで大好きですからね。








もちろん、鱗版のボディでも同じようにカットモデル再現は可能です。

これは腕に覚えのある方なら、ゾンビ恐竜とか作れちゃいますね。









頭部の構造アップ。

ご覧のように、皮膚パーツが絶妙な隙間でピタっと気持ちよくハマります。

この技術力は流石バンダイ!

皮膚パーツ表面のテクスチャも非常に細かくしっかりしています。

ちなみに右側の2つのパーツは、羽毛バージョンと鱗バージョンの差し替え用頭頂部分。








こんな感じで、各部位を分解して皮膚パーツを全部外すと、骨格モデルになります。

土台には骨格モデル専用の支柱パーツを差して飾ります。









奥側の茶色い骨格モデルは、2020年に出された、小学館発行の人気学習雑誌「小学8年生 10・11月号」付録「ティラノサウルス全身骨格プラモデル」

たぶんバンダイの恐竜プラモの最初のモデルなんじゃないですかね?








この二つ、比べるとほぼ同じ、というか雑誌付録版を改修してプラノサウルス版にしているように思えます。

細かいディティールは全く一緒。






ただ、違う個所も多いです。

例えば首(頸椎)パーツは、雑誌付録版では頸椎側にボールジョイントの凸が付いてましたが、プラノサウルス版では新規造形で頸椎側に「受け」を作り、頭部側に凸パーツがあります。

雑誌付録版以上に、付け外しなどの耐久性に耐えられるように、構造を変えているんですね。


そのほかにも、脚パーツなどを比べると、皮膚パーツをはめた際に位置を固定化するための溝などが新たに作られています。

つま先パーツは、雑誌付録版は土台に差し込むリブ部分が飛び出しています。









こうした構造の違いから、この二つはほぼ同じ形、同じ大きさなのに、雑誌付録版へ皮膚パーツを取り付ける事が出来ません・・・

せっかく皮膚パーツも鱗版と羽毛版があるから、遊びの幅が広がると思ったのに・・・残念!

しかし、雑誌付録は全身骨格モデルをリアルに、かつ子供でも作れるように、という観点で作られており、プラノサウルス版はそこから更に遊びを進化させたモデルなので、この二つは違っていて当たり前なんですけどね。










バンダイは雑誌付録版という、いわばエントリーグレードで出した後、「イマジナリースケルトン」という一回り大きなサイズでも恐竜骨格プラモを出しましたが、そちらが言うなればマスターグレード。

このプラノサウルス版は、リアルさと遊びやすさの両立、コンセプトを考えるとハイグレード相当のモデルと言えるかもしれません。

また、ちょっと面白いと思ったのが、「小売価格設定」。

既に第四弾まで発売が決定しているプラノサウルスですが、
1・ティラノサウルス 1,430円(税込)
2・トリケラトプス 1,595円(税込)
3・ステゴサウルス 1,650円(税込)※3月発売
4・モササウルス 1,870円(税込)※6月発売

と、人気が高く入門編にピッタリなティラノサウルスを一番安い価格にしているんです。

まあ、おそらくモササウルスとかはボリュームの問題もあると思いますが・・・


ただリアルなだけではなく遊びの部分も考えられているこのシリーズは、対象としている子供より、大人の知的好奇心を満たすのにピッタリだと思います。

もちろん、プラモデルに慣れている方であれば、塗装や改造の素体としても面白いと思います。








ところで・・・

エクスプローリングラボネイチャーはどうなったんですかね?






















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BANDAI Exploring Lab Nature マンモス

2022-03-17 20:54:58 | 知育玩具
2年前に小学館の児童雑誌に恐竜骨格のプラモデルを付けて以来、バンダイは精力的に知育プラモを展開しているのですが、いよいよその路線をシリーズ化させ展開していくようです。






今回はそんな学習プラモ「Exploring Lab Nature(エクスプローディングラボ ネイチャー)」の第一弾、マンモスをレビュー。

探求する研究室の自然?・・・「冒険研究室、自然編」ってことですよね!







対象年齢が6歳以上に設定させているため、ランナーからのパーツ切り離しも手で簡単に行える「タッチゲート」が採用されています。

どれくらい切り出しやすいかと言えば、お店で買ったプラモデルを電車に乗って家に持ち帰っただけで、このくらいパーツがポロポロと取れるほど!

ゲート後の処理に気を遣う方は、購入から開封までも気を付けないといけませんね。






さっそく、全身骨格を作ってみました。

30分も時間は掛かりません。

どのパーツも非常に組み立てしやすく、サクサクと作成できます。

もちろん接着剤不要のスナップフィットモデルです。








手足の関節もしっかりと可動します。

思っていた以上に可動範囲もありますね。








骨のディティールはさすがのバンダイ。

過去の「小学8年生&小学一年生 付録 恐竜化石プラモデル」や「小学8年生 10・11月号付録 プテラノドン全身骨格プラモデル」で培われた生物骨格表現が、このマンモスでも発揮されていますね。

数少ないパーツでうねりのある牙や、口の中の臼歯なども表現されています。








そして、ここからがこのプラモの本領発揮!

骨格モデルに、半透明の毛皮パーツを被せていきます。

頭部は一度取り外して毛皮をはめる必要があります。








毛皮を着込んで、生マンモスの完成!

毛皮パーツは、ちょっとピンクかかった乳白色で、うっすらと中の骨格が透けて見えます。

骨格だけでは特徴的な長い鼻が再現されないため、この状態は「いかにもマンモス!」という感じがしますね。



そして!

さらにここからもう一段階の遊びが!


このマンモスを冷蔵庫で冷やすと、毛皮パーツの色が変わり、氷河期のマンモスが再現されます!

よし!
ここは冷凍庫に30分ぶっこんでみよう!







ビフォー&アフター

・・・あれ?




ビフォー&アフター

・・・思ったよりも・・・





ビフォー&アフター

確かに変色はするのですが、思ったよりも色は濃くありませんでした。

低温で茶色になっていても、うっすらと骨格が見える程度です。

温度で色が変化、というと、ペイントやシールではよく使われるギミックですが、樹脂全体となるとこのくらいが限界なんでしょうか?

はたまた、もっとコストの高い材料を使えば、より劇的な色の変化が起きるのでしょうか?






組み立て説明書の裏面は、学研の協力でのマンモス図鑑となっています。

さすが学習をテーマにしたプラモ!

抜かりはありませんね!








ティラノサウルス、トリケラトプス、プテラノドン、とBANDAIの骨格モデルと並べてみました。

で、ここにマンモスが入ると、戦隊ファンとしてはサーベルタイガーが欲しい所。

サーベルタイガーの骨格モデルは持っていないので、かわりにタカラトミーのアニアに代役をしてもらっています。



このマンモス「冷える⇒生きていたころの姿に!」というギミックなのですが、技術的なトコロは置いておいて、個人的には「冷える⇒透明に⇒まるで氷漬けのマンモス!」という逆の変化の方が良かったなぁと思います。

しかし、これだけしっかりした骨格モデルで、毛皮着せ替えや温度による色変化というギミックがあるのに、定価1650円は安すぎます!!


BANDAIもガンプラで培った技術を、ガンプラ以外に発揮し、新しい商品展開をしていくつもりなのでしょう。

最近はライダー、ウルトラマン、ドラゴンボールなどのフィギュアプラモも沢山出していますね。

このExploring Lab Natureシリーズ、すでに第二弾はホオジロザメの口開閉モデルが決まっています。

個人的には非常にこれからの展開に期待していますが、割とこういうのは早々に展開終了しちゃうんですよね・・・

これから先、ちゃんとシリーズ化されるか、ちょっと不安です。
















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小学8年生 10・11月号付録 プテラノドン全身骨格プラモデル

2021-09-03 13:26:25 | 知育玩具




ちょうど1年くらい前に、雑誌「小学8年生」と「小学一年生」に付録で付き,話題になったBANDAIの恐竜化石プラモデル。


今回はそれに続く「プテラノドン全身骨格プラモデル」が付録になりました。






ご存じの通り、プテラノドンは恐竜では無いですが、やっぱりティラノサウルス、トリケラトプスと来たら、こいつが絶対必要ですよね!

今回はクリアーパーツで肉体部分も表現しているので「全身骨格」とはなっていますが、通常のプテラノドン全身としても飾れます。









開封してみると、ランナーは1枚のみ。

しかし、3色を使い分けた「いろプラ」になっています。

「いろプラ」という言葉に青春を感じる世代には、グッと来ますね。

1/250ガンダムとか作ったなぁ・・・







箱の中には組み立て説明書は入っておらず、本誌に載っています。

以前のモデルと比べてもパーツ数も少なく、あっという間に組み立てられますが、翼竜のためとにかくパーツが細い!

破損しないように気を付けて組み立てしなければいけません。









わずか10分も掛からず完成!

空の青をイメージしたスカイブルーのスタンドが付いていますが・・・

個人的にはもっと渋い色が良かったですね。









クリアーパーツの外装部分も、非常に良くできており、翼の膜部分の細かいモールドなど、見ごたえがあります。








スタンドの基部は一軸ですがスイングさせる事が出来るので、好みの角度でディスプレイできます。








本誌ではプテラノドンについて詳しい説明が載っているので、そちらと照らし合わせながらモデルを見ると、より理解度が深まります。








そして、クリアーパーツを外すと、中から全身骨格モデルが登場!

もちろん外装パーツは何度でも付け外し可能です。

腕に覚えのある方は、あえての全塗装でも面白いと思いますね。







頭部アップ。

さすがはBANDAI、小さくて細いパーツにしっかりとしたディティールが盛り込まれています。

外装パーツを嵌める関係か、今回のモデルは口の開閉が出来ません。









最も特徴的な翼を支える骨の部分。

指の骨が変形して支骨となったのが良く分かります。








小学8年生 2020年10・11月号付録の「ティラノサウルス全身骨格プラモデル」

小学一年生 2020年10月号付録の「きょうりゅうほねほねプラモデル・トリケラトプス」

やっぱり一緒に並べたくなりますよねぇ!

ティラノ、トリケラはこちらを参照ください。
小学8年生&小学一年生 付録 恐竜化石プラモデル

スケール的には、今回のプテラノドンはおよそ1/32なので、ティラノやトリケラとはサイズが合いません。


しかし、心配ご無用。

BANDAIはちょうど7月に1/32スケールのティラノサウルス全身骨格プラモデルを発売しています!!









とは言え、やっぱりこの「御三家」で並べたくなりますよね。

恐竜モチーフでチーム物やる時だって、この三種は絶対外さないですし。


これで我が家のミニ博物館、デスクトップミュージアムも充実しました。

次は是非、「帰ってきたブロントザウルス全身骨格プラモデル」をやって欲しいです!























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Schleich シュライヒ & TAKARATOMY アニア

2021-06-21 14:59:09 | 知育玩具

緊急事態宣言やら、まん延防止等重点措置やらで、まだまだ外出するのも躊躇われる状態が続いております。

事態の深刻さは分かっていても「そろそろどこか出かけたいなぁ」と思うのは人として当然ですね。


動物園や水族館に出かけると、必ずスーベニアショップを覗くという方も多いんじゃないでしょうか?

今回は、そんなスーベニアショップの定番商品、動物フィギュアをレビューしてみたいと思います。









ドイツの動物フィギュアメーカー、Schleich(シュライヒ)の「ダンクルオステウス」

PVCの精巧な動物フィギュアメーカーと言えば、フランスのPAPO(パポ)やアメリカのSafari(サファリ)なども有名ですが、シュライヒは近年、国内の量販店などでも取り扱いされ、比較的入手しやすいのが特徴です。

各メーカーごとに造形や彩色に特徴があり、比べてみるとなかなか面白いのですが、このブログを見て頂けている方には、各社から出ているドラゴンなどのファンタジー系もお勧めですね。







フィギュアの台座は余った木材を切った物なので付属はしません。

ダンクルオステウスは3億~4億年前の古生代デボン紀に生息していたと思われる巨大魚。

恐竜のいた時代から更に1億年以上古い時代に、こんな凶悪な面構えの魚がいたんですね。

頭部を覆う強固な装甲版が特徴で、この部分だけが化石で見つかっており、胴体部分は軟骨だったのではないかと言われています。

大きさは8mくらいあったという事ですから、世界最大の海獣ミナミゾウアザラシよりも大きかったんですね。







フィギュアとしては、さすがのシュライヒ!

細かい造形、抜かりの無い塗装、全体の雰囲気など、申し分の無い出来です。

骨が残っておらず復元不可な胴体から尻尾についても、説得力のある造形になっています。

ダンクルオステウスはその見た目から、割とフィギュア化に恵まれた古代生物なんですが、造形、大きさ、価格などのバランスを考えると、このシュライヒ版はベストチョイスだったと思います。







ちなみに、見た目からは分かり難いんですが、口はちゃんと開閉します。

一枚目の画像が口を閉じた所ですね。


この手の海外製PVC動物フィギュア、出来は良いけど・・・高価なんですよね。

特に造形も細かく彩色も素晴らしい恐竜系とかはいっぱい集めたくなるんですが、なかなか経済的には厳しいです。









もうちょっとお財布にも優しい動物フィギュア・・・

となれば、やはり国内メーカー・タカラトミーのアニアシリーズ!

特に人気の「サーベルタイガー(ネアンデルタール人付き)」です。


偶然にもダンクルオステウスとスケールがちょうどいい感じに合いますね。








アニアは2013年から展開されているブランドで、同じくタカラトミーの人気ブランド「トミカ」のように気軽に集められる動物フィギュアシリーズです。

最近は映画ジュラシックパークシリーズとのコラボ商品を展開しており、恐竜系も豊富にリリースしています。









その見た目から子供にも人気のスミロドンことサーベルタイガー。

口の開閉ギミックのため、頬の部分のジョイントが目立ちますが、それ以外は造形も彩色も満足できる仕上がりです。

アニアの特徴として、ワンギミック付加されるというのがあるんですが、動物によってはギミック部分が目立つのが欠点と言えば欠点ですね。







スミロドンは250万年前から1万年前の新生代第四紀更新世に南北アメリカ大陸に住んでいたとされる生物。

映画でもよく登場し、有名所だとレイ・ハリーハウゼンの「シンドバッド虎の目大冒険」にも出てきますね。

何故だか日本では一部サーベルタイガーを恐竜扱いし、恐竜戦隊の一員にしたり、化石恐竜ロボット軍団の一員にしたりしていますが・・・









セットで入っているネアンデルタール人。

およそ4万年前までユーラシア大陸で暮らしていたとされる人類です。

生息していた時代はともかく、住んでいる場所が離れているのでサーベルタイガーとは遭遇していないかも知れませんね。

絶滅したとされているネアンデルタール人ですが、今の我々の先祖と交配もあり、現代人にも約2%のネアンデルタールDNAが残っているそうです。

また、最近ではコロナウイルスによる重症化の要因が、このネアンデルタール人のDNAではないか、と注目も集めています。








手にした棍棒は腕と一体の成型になっています。

可動は両腕の付け根のみですが、もともとそんなにポージングして遊ぶ種類のフィギュアではないので、特に気にはなりません。









アニアは本格的に集めている訳ではありませんが、ちょこちょこと気になる動物は買っています。

古代生物系で並べたかったので、イリエワニとホホジロザメも購入しました。






アニアでは、イリエワニとナイルワニの2種が出ています。

ワニは2億年前からこの姿だったらしいので、充分に古代生物フィギュアと言えます。

イリエワニで有名なのはギネスブックに認定された世界最大のワニ「ロロン」(6.17m)でしょうね。

一方、ナイルワニで有名なのだと半ば都市伝説化している「ギュスターヴ」がいます。







ホホジロザメもまた、4億年前から姿が変わっていないと言われています。

ちなみに写真には写っていませんが、オマケパーツとしてダイビング用ボンベが付属していますが・・・今の子たちにスピルバーグのJAWSとか分かるんでしょうか・・・

なぜか目の周りが赤く塗られているのが気になります。







アニアシリーズは、同価格帯でのシリーズ展開をしているので、それぞれの動物のスケールは統一されていません。

ネアンデルタール人はおよそ165㎝と言われているので、イリエワニは個体としてこのくらいのが居ても普通ですが、ホホジロザメはちょっと大きさが物足りません。

実はアニアでは、このホホジロザメより一回り大きい「メガロドン」も発売されています。

・・・まさかホホジロザメ買ったら新商品で出るとはなぁ。







シュライヒと比べると、サイズはともかく塗装の質感の違いが出ちゃいますね。

いや、特にダンクルオステウスの塗装が良すぎるってのもあるんですが。







以前にレビューしたティラノサウルス骨格プラモと。

サイズ的にはこっちの方が悪くないですね。








旅行先で採取した鉱石なんかと一緒にディスプレイ。

動物フィギュアの遊び方として、他のフィギュアと絡めたり、ジオラマにしたりと色々な楽しみ方もありますが、知的好奇心を満たすようなディスプレイも面白いと思うんですよね。


今回紹介したシュライヒやアニアだけでなく、最近はガチャガチャでも精巧な動物フィギュアも出ているので、アイデア次第ではいろんな飾り方が出来ますね!


コロナの影響でなかなか博物館なども行けないですが、こんな自分だけのデスクトップミュージアムを作ってみるのも、お家時間の過ごし方としていいんじゃないでしょうか?







あわせて過去記事もご紹介。


宇宙グッズのススメ


小学8年生&小学一年生 付録 恐竜化石プラモデル










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宇宙グッズのススメ

2020-12-27 10:14:33 | 知育玩具
私個人の2020年の振り返りとして、後半は「宇宙」がマイブームでした。

スペースX社のクルードラゴンが有人飛行テストを経て、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんを乗せ国際宇宙ステーションに到着し

小惑星探査機「はやぶさ2」が大成功を納め地球に帰還。


世間的には大きく騒がれませんでしたが、わくわくする事がたくさんありました。

そして、NASAは民間企業の協力を得て2024年に、人類を再び月面に立たせると言っています。

JAXAも2030年を目途に月面到着を計画。

2008年から13年ぶりに国内で宇宙飛行士の募集を行っています。

日本人初の「ムーンウォーカー」が誕生するかもしれません。

まさに人気漫画「宇宙兄弟」のような時代になりました。








そのJAXAの月面計画に関し、自動車メーカーTOYOTAと共同開発している「ルナクルーザー」

今月、ミニカーブランド「トミカ」のハイエイジ向けライン「トミカプレミアム」としてルナクルーザーが発売されました。





ミニカーとしては特にギミックが有る訳では無く、ただのミニチュアなのですが、それでもこういう実験的な車が発売されることが嬉しいですね。

トミカプレミアムでは過去には「惑星探査機はやぶさ」もラインナップされていました。





ルナクルーザーはただの月面探査機ではなく、与圧スペースを備え宇宙服を脱いで活動できる機能が付くそうです。

映画「オデッセイ(火星の人)」に出てきたローバーが現実になるんですね。





他にも、今年色々と集めた宇宙グッズを紹介します。






まずは「ウチュウガチャ」や「ウチュウカプセル」の名前で発売されているガチャガチャ。

なんと、実際に宇宙に飛ばしたロケットの本物のパーツが入っているガチャガチャです。

JAXAが打ち上げたロケット「HⅡ-B」のフェアリング(ロケット先端部のカバー)を回収し、細かく分割したものがパッケージに入っています。

青いブックレット(反射して見難いですが・・・)には実際に打ち上げたロケットの解説が載っており、さらにちゃんとJAXAが公認する「証明書」まで入っています。

証明書は本物のロケット部品であることが書いてあるほか、シリアルナンバーも書かれています。




この袋の中に入ったハニカム構造の金属片が、本物のロケットの部品。

HⅡ-Bロケットのパーツとシリアルナンバー付き証明書が入って、わずか500円のガチャガチャなのですが、発売されている場所が限られているせいかあまり知られていないようです・・・







同じくガチャガチャで、JAXAが監修して出している「日本の技術開発 宇宙航空(全6種)」

名前の通り、JAXAに関連したロケットや人工衛星などのミニチュアのガチャです。

1回300円で、こちらはイプシロンロケット。

付属するブックレットには割と詳しい解説が載っているので、これを読むだけでも勉強になります。





ロケット本体だけでなく、発射台もセットになった造型。

かなり小さいのですが、ディティールもしっかりしており、この手のスーベニアグッズとしてはハイクオリティだと思います。






「日本の技術開発 宇宙航空」は現在、第二弾まで発売されています。

こちらはHⅡ-Aロケット。



これまた発射台とセットになっています。

一般の方がイメージする「ロケットの形」になっているので、見栄えがしますね。







さらにこちらは同じく「日本の技術開発 宇宙航空2」からHTVこうのとり。

HⅡ-AやHⅡ-Bで打ち上げられ、国際宇宙ステーションに物資を運ぶ補給船です。





こちらは今年8月に9号機を最後に運用が終了したのですが、国際宇宙ステーションの運用に非常に大きな役割を果たした機体です。

「ウチュウカプセル」も「日本の技術開発 宇宙航空」のガチャも、一般のお店では売っておらず、JAXAが関連する施設や、博物館、科学館などで売られています。

ちなみに自分は東京ドームシティにある「Ten-Q」で購入しました。










そして、最近やっと購入できた、我が家の宇宙グッズ最大のアイテム!

4Dパズル「国際宇宙ステーション&スペースシャトル」!

1/450スケールで彩色済み。

国内ではアオシマが輸入販売を行っています。





4Dパズルは動物の解剖フィギュアも有名ですが、こうした宇宙系も発売されています。



自分が宇宙にハマり、ISS(国際宇宙ステーション)のミニチュアが欲しくなったのですが、調べてみるとISSの模型はいろいろと出ていましたが今はほぼ生産終了の物ばかり。

確かに、一般的に宇宙ブームが来たのは2010年から2011年頃なので、今はもう需要が無いのかもしれません。

上に書いたJAXAのガチャにもラインナップはされていたのですが、さすがに小さい。

もっと大きいISSが欲しいと思って探したら、ドラゴン社が出しているプラモデルと、LEGOのIDEAシリーズを発見。

ドラゴンのプラモデルの方はISS初期の頃の姿で太陽光パネルの数などに違いがあり、なんとなくイメージと違う。

LEGOは大きすぎる上に高額すぎて手が出ない・・・

と悩んでいたら、この4Dパズルが12月に再版されるという情報が!!


そんな訳で、割と苦労して手に入れたのがこの商品です。







さて、箱の中身を空けてみると・・・

ん?以外とパーツが少ない。

60パーツの構成ですが、そもそもISSは細いモジュールの集まりだから、ガンプラみたいなボリュームはないんですね。


説明書は小さい紙が一枚だけ。しかも日本語表記は無し。

パネルなどの薄いパーツはランナー付きなので自分で切らなければいけませんが、これまた海外品なので、接続用のピンとゲートの区別が非常に分かりにくいです。

切り出すときには注意が必要です!







付属のスペースシャトルだけでこのパーツ数!

18パーツも使われています。

「4Dパズル」と謳っているので、組立&分解をして遊ぶことを想定しているのかも知れませんが、はっきり言って粗雑なプラモデルだと思って組み立てた方が良いです。

素材のプラの耐久性も不安ですし、何より各部の接続ピンが細くて、いつ折れるかヒヤヒヤします。




スペースシャトルを組み立てたところ。

すでに運用が終了しているNASAを象徴する宇宙航空機ですが、ISSの建設時にはたくさんのパーツを運んでいました。




背中部分のカーゴベイはハッチを開閉する事が出来ます。

・・・すでに組立の時にこのハッチの接続ピンを折ってしまいました。

一つ前の写真、ちゃんとハッチが閉じていないのは破損の為です。

まあ、でも造りを見ると、開閉して遊ぶ事はあまり想定していない感じでしたね。

飾り方に合わせてどちらか選んで組み立てた方が良いようです。







そして、小一時間ほどで本体も完成!!

20センチを超える大きさで、専用のスタンドも付属します。

特徴的な太陽光パネルですが、接続部分が小さいピンだけなのでどうしてもグラグラします。







スペースシャトルとのドッキングベイ部分。

日本の実験棟「きぼう」もこの位置にあります。





メインコントロールのある中央モジュール付近。

ここも今はすでに違う形になっています。

黒いヒョウタンみたいな部分はロシアのソユーズですね。





全体を支えているスタンドは、最初から少し斜めに飾れるような角度が付いています。

パズルとして何度も組み立てる事を想定しているので、接続用のピンがどれも短めになっています。

ISSの構造上、細長い形のパーツが多いので、自重で歪みが出てしまいますね。

この手のお約束改造の真鍮線埋め込みをするのが良いかもしれません。


それでも、今現在で手に入るISSミニチュアとしてはお手頃価格でディティールもしっかりしており、非常に満足度は高いです!

いろいろ不満はありますが、まあ、海外プラモを作ったことのある人なら「こんなもんだよね」と思えるレベルかなぁ、と。








紹介した宇宙グッズと、メタリックナノパズルの「はやぶさ」も入れて。

ISSの運用は2024年で終了するかも知れないとの事ですが、その時にはNASAは月面に有人機を送り込んでいるでしょうし、2030年にはその月面をTOYOTAのルナクルーザーが走ることになるのでしょう。

スペースX社は火星へ人を送ることを目標としていますし、まだまだ宇宙はこれから面白くなりそうですね!




宇宙にハマるきっかけは、愛娘が将来の夢を宇宙飛行士と言ったのが始まりなのですが・・・

成れるのかなぁ?

もし成れたとしたら、その頃には火星とか行っちゃうのかなぁ?

月までで38万キロ、火星なら7,528万キロ・・・ 遠いなぁ。




















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小学8年生&小学一年生 付録 恐竜化石プラモデル

2020-09-29 19:04:55 | 知育玩具

 

 

 

 

子供のころ、あまり楽しくなかった事がなぜか大人になるとすごく面白かったり、知的好奇心を満たしてくれる事ってありますよね。

修学旅行で巡る寺院とか、博物館なんてのは大人になってからの方が楽しめるんじゃないかと思います。

 

 

さて、今回レビューするのは、小学館から発行されている人気学習雑誌「小学8年生 10、11月号」の付録「ティラノサウルス全身骨格プラモデル」です。

 

このプラモデル、なんとガンプラでお馴染みのBANDAI SPIRITSが作っているという事で、その完成度の高さから大人にも大人気。

実際、めちゃめちゃ良く出来ています。

 

 

パーツ数はわずか27個!

タッチゲート採用で、手で簡単にパーツを取り、組み立てることが出来ます。

ゲート処理用にカッターを使いましたが、本当にカンタンに組み立てられました。

ちなみに組み立て説明書は付録の箱ではなく本書のほうにあるので注意。

 

 

全身骨格モデルとなっていますが、成型色と相まって、博物館の化石モデルをイメージした感じですね。

ベースもついているので、しっかりと倒れず飾って置くことが出来ます。

 

 

そして、全身13か所が可動という事で、様々なポージングも出来ます。

特に後ろ足はかなり大きく動かすことが出来ます。

 

 

 

この頭蓋骨の薄さとディティール!!

正直、同じような恐竜骨格モデルは色々と売られていますが、これだけのリアリティあるモデルはなかなか手に入れることは出来ません。

それが僅か1100円程度で、雑誌付録で手に入るんですから驚きです。

 

 

自分の世代には懐かしい、ゴジラ立ちも再現可能です。

ちなみに、この体型だと尻尾が邪魔するので、尻尾の上下を逆にして逃がしています。

 

 

モデルの大きさは、全長が約22センチ。

ティラノサウルスの全長は約13メートルと言われているので、スケール的にはほぼ1/60です。

つまりダイアクロンなんかと同スケールですね。

写真の小さな人形が同スケールの人間。

 

・・・いや、マジこんなのに襲われたら・・・

 

 

 

 

 

そしてもう一つ。

こちらは同じ小学館の学習雑誌、小学一年生の付録「きょうりゅうほねほねプラモデル」

ティラノサウルスと対になるかのような、トリケラトプスの全身骨格モデルです。

 

同じ恐竜プラモなのに、小学生全体が対象のティラノサウルスと違い、一年生でも組み立てできるモデルとの事で、パーツ数はティラノより少ない20パーツ。

10分程度でさくさく組み立てできます。

 

 

成型色は白骨を思わせるアイボリー。

これまた精巧なモデルが完成します。

 

 

わずか20パーツとは言え手足の関節も口の開閉も出来ます。

特徴的な首周りのフリルもスライド金型を使い、ワンパーツとは思えない精巧さです。

 

 

脚の関節の可動域も広く、膝を折り畳んだ状態も再現できます。

ティラノサウルスと比べると、ベースのパーツが付かないのが残念ですが、もともとボリュームのあるパーツが多いので仕方ないかなぁ、と思います。

一応、本誌の方には組み立て式の紙の展示台が付くんですけどね。

 

 

トリケラトプスの名称由来にもなっている三本の角は眼窩の上の角を別パーツで再現しています。

また、前足の向きも、最新の学説通り、手の甲を外側に向け、三本指を着地させたスタイルです。

 

 

 

 

やっぱり、この二つが並んでいるのは絵になりますね。

自分が子供の頃から、恐竜図鑑には襲うティラノと反撃するトリケラの図が載っていましたから。

 

 

プラモデル好きにとっての見どころは、対象年齢に合わせた、設計コンセプトの違い。

一例として、股関節を比較すると、小学校高学年も視野に入れたティラノサウルスはボールジョイントと一軸可動を組み合わせ、関節用に1パーツを使う設計。

それに対して、5.6歳児を対象としたトリケラトプスは一軸可動のみで、軸も組み立てやすいように太く長く設計されています。

 

他にも、トリケラトプスは背骨から尻尾までを1パーツにすることで剛性を出していたり、なかなか考えられた設計になっています。

 

どちらも大人が作っても楽しめる素晴らしいキットです。

 

 

 

とりあえず、暫くは我が家のデスクトップミュージアムとして他の物と一緒に飾って置きます。

 

ティラノ、トリケラと来たら、プテラノドンも欲しくなりますねぇ。

そのうち、また雑誌付録で出してくれないかなぁ。

 

雑誌付録の宿命で、月が替われば売られなくなってしまうので、気になる方はお早めに確保された方が良いですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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BANDAI ガシャポンタマゴラス6

2020-05-13 13:20:28 | 知育玩具

昨今のコロナ騒ぎでちょっと忘れていましたが、BANDAIのガチャポン タマゴラスの第六弾が発売されました!




これで今回発売分を合わせ24種類!

80年代のオリジナルの種類を超えた?いやでもあっちはちゃ卵ぽ卵とかもあるからまだまだか・・・?



さて、各種レビューしていきましょう。



第六弾の最初は「プテラノドン」

オレンジイエローの成型色が鮮やかです!





しかし、個人的に大きな残念ポイントが!

ついに綺麗なタマゴの形が崩れてしまいましたね・・・

新しいギミックやデザインをしていく上で、大きな制約になるのでいつかはこうなるかと思ってましたが・・・

タマゴのつるんとした形を崩してもヨシ!としてしまうと、ウルトラエッグやエッグスターの様に「なんだか丸っぽい形が変形する玩具」というコンセプトの崩れた玩具になってしまいます。

次弾以降も、せめてこのくらいのレベルで納めてほしいですね。







気を取り直して変形。

タマゴが大きく分割して変形するので、割と大きいです。

分かりにくいのですが、尻尾もちゃんとあります。






口は開閉可能!

いいですね!恐竜系は今のところ全て口が開くギミック搭載です!

また、翼の付け根はボールジョイント接続なので、割と自由に動かすことができます。









続いては「サソリ」

見ての通り、プテラノドンと素体共通ですね。






これは個人的にはかなり完成度が高いと思ってます。

背中部分がスカスカですが、変形の面白さや形としての特徴はしっかり捉えています。

卵の殻の湾曲が、前方に肘をまげて突き出した腕の形に見立てられていますね。






節足を表現するパーツが本体側から1パーツでぐるりとせり出すのですが、途中の位置で止めると写真のような謎クリーチャーっぽく自立します。










3つ目は「ゴリラ」

ここにきて王道モチーフですね!

描かれた模様が、写真だとわかりにくいですがバナナになっています。






変形させるとナックルウォーク形態を再現したメカゴリラに。

80年代のオリジナルの方のゴリラは人型に近い形だったので、こちらはより自然の動物を再現していますね。






残念ながら頭部は可動も含めなにもギミックがありません。

手足は可動しますが、一軸での回転のみの為、若干物足りなさを感じます。










最後は「カエル」

ゴリラと共通の素体を使っていますね。





このカエルは第六弾の目玉アイテムのようで、シリーズ初の三段変形が売りです。

タマゴから尻尾だけを展開すると、オタマジャクシに!





本体をパカっと開いて、一度尻尾をしまい、展開しなおすと・・・






今度はカエルの完成です!

いやー、これでカメレオンの時みたいな舌伸縮ギミックも入ってたら最高だったのになぁ!






ちなみにカエル形態のまま尻尾を出すこともできるので「カエルになりたての状態」を再現することも可能です。







やっぱり程よくシンプルで、ガシガシいじって遊べるのは最高ですね!

ちなみにプテラノドンは飛行形態にした方がデザインのバランスが良いので、もしかしたら最初はこの姿で考えられていたのかも知れませんね。






さすがに種類が増えてきたので、全部は並べられないので恐竜系だけを集めて。

こうなるとトリケラトプスが欲しいですねぇ!





今までは家にあったアクリルケースで保管していましたが、もう次のシリーズが出たら置き場所がありません・・・

うーん、なんか飾る場所確保しないとなぁ。


第七弾は何がラインナップされるか楽しみですね!





















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学研 ボーイズコマンダー11

2020-04-12 09:14:00 | 知育玩具
もう結構時間がたってしまったのですが、ウチの近所の古いおもちゃ屋さんが閉店してしまいました。

100年以上続く歴史あるお店でした。

閉店前には全品セールを行い、あれこれ貴重な古い玩具が大放出されました。


とは言え、お小遣いに限りもあるし、売るために買うのも失礼だし・・・と考え、一個だけ懐かしい玩具を購入。





学研の「ボーイズコマンダー11」

当時の定価は3500円。





小学生だったころ、親父が買い与えてくれた江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズ。

小説に出て来る少年探偵団や七つ道具にときめいていた自分には、このガジェット玩具は憧れでした。

しかし80年代当時、3500円という価格は高嶺の花でとても手が出せませんでした。


ちなみに学研は後継機であるボーイズコマンダー19、そして更にボーイズコマンダー21と言うのも発売していました。

今は知育玩具ばかりですが、当時は学研もいろんな玩具を出していましたねぇ。





中を開けてみると、残念ながら中ブタの薄い発泡スチロールが一部欠損していました。

それ以外は完品美品だったので問題ありませんでした。








パッケージ写真のような箱型状態から、このようなピストル型に展開します。

質感は今の目で見るとやっぱり安っぽいですね・・・当時は凄く高級に見えたのに。


上の銃身状のパーツの中にはレンズパーツが組み込まれており、後ろ側からのぞくと望遠鏡、本体を横にして使うと潜望鏡となります。

グリップ位置にある丸いのは高度計!

写真では折りたたんだままですが、グリップエンドには笛がついています。

銃身下のボックス状のパーツにはAMラジオ、ルーペ、数字カウンター、メジャー、ペンライトが組み込まれています。







裏側にはAMラジオ、ペンライト用の電池ボックス。

その上にある二つの丸いのは日時計と方位磁石ですが、この二つを並べて配置するあたりが素晴らしいですね。

その横の小さい穴がイヤフォンジャック、もちろんモノラルです!

黄色いつまみはペンライトの点灯スイッチ、その下のダイヤルはメジャーの巻取りリールになっています。




もはやスマートフォン一つあればすべてカバーできてしまう程度の機能ばかりですが、やっぱりこういうガジェット感って心ときめくんですよねぇ。

基本的に子供が好きな物って結構普遍的だから今の時代にあえてこういうアナログな玩具を出してもウケると思うんですけどねぇ。


まあでも今は子供が体を動かして遊べる場所もないし、やっぱり難しいのかなぁ。


















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BANDAI ガシャポンタマゴラス5

2019-12-15 04:11:14 | 知育玩具





ガシャポンタマゴラス、ついに第5弾の発売です。

今回も手にとって大満足の出来。


さっそくレビューしていきます。






過去弾と同じく、4種がリリース。

シュリンクのみのカプセルレス商品なのも今まで通り。






まずはブラキオサウルス。

他のタマゴより一回り大きいのが特徴です。

同じカプセル筺体から排出できるサイズ、同じ金額という制限での差別化というのは大胆ですね。





変形させると、長い首のおかげでよりボリュームが増して見えます。






本体に対して小さな頭部ですが、ちゃんと口の開閉ギミックを設けているところにもこだわりを感じます。





通常サイズとの比較。

今後もこうした大きさ違いの展開があるんでしょうか?








こちらはライオン。

モチーフが王道なのに、カラーリングは青。

王道だけにマーキングも王冠になっています。





金色のタテガミ塗装が非常にきれいですね。

バンダイで青いライオンというとゴーバスターズのタテガミライオーを思い出します。




モノ自体は第1弾で出たチーターのリデコ。

頭部と尻尾以外は共通ですね。




ライオンで使われている殻部分は、今までも何度もタマゴラスでは使われている共通パーツ。

同じパーツを使っていても、これだけバリエーションを生み出せるのが凄いですね。






つぎはチョウチンアンコウ。






グロテスクともいえる形状のチョウチンアンコウは、意外とメカ表現との相性がいいのかもしれませんね。

ダライアスのボスキャラにもいましたっけ?






こちらも口は開閉可能。

特徴である疑似餌部分もボールジョイントで可動するほか、尻尾パーツも左右に動かせます。










最後はウサギ。

真っ白のタマゴで、過去弾のニワトリやネコとの差別化の為か、大胆にもニンジンのイラストがプリントされています。







目は黒く塗りつぶすことで愛らしさを表現してます。

しかし、ジビエ料理が流行っている昨今、ウサギの背中にニンジンってまさにカモネギ状態にしか・・・







全体のフォルムはかわいらしいバランスになっているのに、細部はしっかりハードメカディティール。

チョウチンアンコウと殻パーツ共通ですが、思ったより違和感無いですね。







これで遂に20種類となったガシャポンタマゴラス。

ネットで調べると、早くも第六弾の情報が!

恐竜枠でプテラノドン、虫系でサソリ、アレンジが気になるゴリラ、そしてタマゴ→オタマジャクシと三段変形するカエル、とこれまた買わずにはいられないラインナップ!


そろそろ人型も欲しくなってきますねぇ!











































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