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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

SEGATOYS アンパンマンミュージアムシリーズ はっしん!こうてつばいきんまん

2024-05-13 05:49:01 | ロボット玩具








やっぱり、大きなおもちゃ屋さんをゆっくり見て回る時間って大事だと思うんですよ。

そういう時間がなかなか取れなくなって来たから、余計に思うんですが。


たまに、全然チェックしていないジャンルのコーナーで思いがけない出逢いが待ってたりするんですよね。



今回レビューするのは、そんな偶然の出会いと一目ぼれで購入した玩具です。







それが、こちらの「アンパンマンミュージアムシリーズ はっしん!こうてつばいきんまん」。

いやぁ、アンパンマンの玩具買ったのなんて、娘がまだ未就学児だった頃だもんなぁ。


しかも、おもちゃ好きでたまに話題に上るのって、BANDAIから出してる変形玩具の事の方が多くて、SEGA TOYSのは全然チェックしていませんでしたよ。










調べたら2019年発売の商品!

そんな前からあったんですね。

商品自体はとてもシンプルで、プラ製の本体フィギュアと手持ち武器のドリルのみが入っています。










背面にはウイングがありますが、横ではなく上に伸びている珍しいデザイン。

アンパンマンの世界観にふさわしい丸を基調としたデザインで、鉄人28号のようなレトロカッコいいメカデザインですね。










付属のドリル武器は、手持ち状態に出来るのですが、おそらく、本当は手首交換にしたかったのを対象年齢を考えこういう方式にしたんでしょうね。

ドリル自体も簡易的な1ピース構成なので、大人的にはもっと大きくて重厚感がある、グリグリ回るドリルを持たせたくなってしまいます。











頭部アップ。

この「こうてつばいきんまん」というキャラ、全く知らなくて、てっきりばいきんまんが戦闘用スーツを着用した姿かと思ったら、ちゃんと巨大ロボなんですね。

頭部はばいきんまんを模っていますが、耳のあたりにメカ風情を感じます。










対象年齢3歳以上の玩具なので、関節可動もシンプルで安全性が高くなっています。

しかし、肩関節は回転と横軸可動の機能があるので、ある程度のポージングも可能です。

残念ながら肘、ヒザは曲がりません。











また、背面には搭乗用ハッチが設けられており、同シリーズのアンパンマンミュージアムのフィギュアを搭載することが出来ます。









このハッチ、もう少し大きければ付属のドリルを仕舞っておけて「余剰パーツ無し」に出来たのに・・・

ちょっと残念!











そして、こうてつばいきんまんの最大のギミックは・・・

背中のウイングと頭部を押し込むと、ロックされるようになっており




胸の赤いボタンを押すと、スプリングギミックでパシャっと小気味よくせり出します!!

つまり

背中のハッチからばいきんまんが搭乗⇒ロボット機動でウイングと頭部が飛び出す!

という、男なら誰でも好きな発進シークエンス遊びが出来てしまうんですよ!

もう、これだけで「買い」ですよね。












唯一、個人的に残念なのが、表面処理がキレイすぎる事。

全体にツルツルピカピカで、この撮影時もかなり余計なものがボディに写り込んでいます。

パッケージの写真では、しっかり艶消し処理がされていて、まるで鋳鉄で作ったかのような質感に見え、まさに「こうてつ」の名にふさわしい雰囲気になってるんですよね。


これはやはり艶消しトップコートかなぁ。











本体の大きさは20センチ程度なので、このように他の色々なフィギュアとも一緒に遊びやすいサイズ。

いやあ、しかし、ばいきんまんのロボットなんて「だだんだん」しか知らなかったんですが、こんなカッコいい戦闘力高そうなロボットがいたんですねぇ

まあ、それでも生身のあんぱんまんの方が強いって設定なんでしょうけどね。


しかしばいきんまんは、食品や動物の妖精だけが住むファンタジーな世界において、唯一の「死」「滅」「腐敗」を象徴するキャラ。

彼が居なければ、増え続ける妖精で世界は覆いつくされてしまいますからね。

そんな「必要悪」だからこそ、いつまでも愛されるキャラクターなんだと思います。


・・・そろそろあんぱんまんもロボット装備持っても良いんだぜ?
























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BANDAI ユニトロボーン ライスボールポリスカー

2024-05-08 14:35:55 | ロボット玩具








全種類買う程ではないけど、気になる物が出るとついつい買っちゃうユニトロボーン。

今回も気になるものが出たので購入してみました。







ライスボールポリスカー。

おにぎり=ライスボール、パトカーは和製英語なのでちゃんとポリスカーにしてるんですね。

また、今回からパッケージが若干変わり、バックカードが黄色を基調としたものになっています。

ユニトロボーンのシーズン2的なポジションだから?












どちらもモノクロームなカラーで統一されたモチーフ。

食べ物×乗り物という組み合わせも、ユニトロボーンでは定着してきた組み合わせですね。











おにぎりはパネルの継ぎ目やヒンジの出っ張りはある物の、かなりお米の粒とか海苔の質感を頑張っているんじゃないでしょうか?

何もかもコストダウン方向にある玩具業界で、この頑張りは凄いと思います。













ユニトロボーンのシリーズ共通の合体用ジョイントはおにぎりの底面にあります。

これのせいで、おにぎり形態では真っすぐに置けない弊害はありますが・・・













ポリスカーは、全体的にディフォルメされていますがアメリカンマッスルカーらしいパワフルな姿。

ダッジ・チャージャーとかがモデルなのかな?

ゴツいグリルバーがたまりません。











ボディからはみ出したタイヤがイカしています。

ちなみにタイヤはちゃんと回転するので、コロガシ遊びが可能になっています。











ライスボールとポリスカー後部の合体ジョイントをくっ付けます!










すると、自動展開でここまで変形します。

つま先、肩、腕を手動で展開して変形完了です。










完成したライスボールポリスカー。

細身だったり、ちょっと歪な体型をしていますが、ヒロイックでストレートにカッコいいロボットです。











頭部はシリーズ共通の、音をコンセプトとした音符型の目をしています。

カラーリングがパトランプに合わせて赤青に色分けされています。


また、今作の最大の特徴が、胸部に大きく設けられた「マシマシジョイント」

今までのユニトロボーンの合体用ジョイントと同じものですが、胸部に追加で付く事で更なる合体遊びが可能になりました。









しかもこの胸部のジョイントは、クリックで回転が可能!

いろいろな角度で合体させる事が可能です。










おまけに背中のカバーを展開すると、そこにも合体用ジョイントが!

つまり、ライスボール側にはジョイントが三か所もあるんです!











この追加ジョイントを使って継ぎ足しの合体はもちろん、キレイに上下に分かれる構成なので、さまざまな組み換え合体遊びが可能になっています。


・・・ああ、さんざんマシンロボ風のロボットが良いと言っておきながら、シンプルな上半身下半身合体の人型ロボットって買って無いなぁ・・・

マグロスシファイヤーくらい抑えておくべきか?














自分なりに手持ちのユニトロボーンで試した「メッチャアリエナイ合体」で一番気に入ったのがこちら。

カクタストータスのカクタス(サボテン)の追加合体。

ライスボールの腕を折り畳んだままにする事で、干渉せずに合体する事が可能です。

もともとライスボールポリスカーのロボット形態が警察官風なので、カクタスの両腕リボルバーが違和感なくハマります。









カクタスのパーツは大きめなので、背中側に合体してウイング風にしてもカッコいいですね。

リボルバーが肩の上から出せたら尚よかったんですけどねぇ。












もう一つ、気に入った組み合わせが、プレーンイレイザーとのメッチャアリエナイ合体。

シンプルに胸側と背中側に取り付けただけですが、何となくバランスが良く感じます。







プレーンイレイザーの青白のカラーリングもマッチしますし、胸部装甲と背部ウイングというベタな合体が楽しめます。

特にライスボールポリスカーは手持ち武器も無いので、装甲強化というより武装っぽく見える組み合わせが相性良い気がします。









こちらはブルドーザーバーガーのバーガー部分とのメッチャアリエナイ合体。

ただ、ライスボールポリスカーの頭部は収納できないので、写真の写す角度でごまかしているだけです。








ビートルスチームトレインのビートル(カブトムシ)との合体。

ビートルの脚の広がり具合が、ライスボールポリスカーのラインと一致して、非常にキレイにまとまるのですが・・・

どう見ても「異星生物に取り付かれ操られているロボット」にしか見えないです。












いまどき関節可動すらしないのに、その合体ギミックもさることながら、モチーフやフォルムの良さでついつい買っちゃうユニトロボーン。

何より、マシンロボ系譜であるというブランド力と、そのネーミングに弱い世代的な部分でヤラれています。


今回のライスボールポリスカーで、なんとなく第二シーズン的な雰囲気がしているので、今後にますます期待ですね!!






















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BANDAI ユニトロボーン ドラゴンラビット

2023-12-31 02:16:53 | ロボット玩具








2023年も終わりを迎えようとしております。

なんだかんだと今年も色々な玩具を買い、遊びましたが、今年の最後の最後に発売されたおもちゃがこちら。






バンダイのユニトロボーンシリーズ、ドラゴンラビットです。

干支をモチーフとしたロボットは過去にもありますが、日本ではパロディ的なものが多く、ちゃんとした変形ロボット玩具となると中国で作られている物がほとんどです。

なので、これは珍しい日本メーカーの干支ロボと言うことになりますね。

いや、まさかマシンロボ系統で干支ロボが出るとは・・・









もはや説明不要ですが、2023年は兎年。

そして2024年は辰年。

この二つが「アリエナイ合体」ならぬ「オメデタイ合体」をします。


ユニトロボーンは、ちょっと組み合わせが不思議な2体が合体する事がコンセプトですが、他の商品では合体する二つの物の大きさがかけ離れている物が結構あります。

しかし、今回の2体は大きさのバランスも非常に良いですね。











ウサギと言えば白で表される事が多いですが、今回はおめでたさを強調するためか、合体後のロボは「黄金色」とされています。

そして、おもちゃ好きならご存じだと思いますが、プラスチック成型色で金色を表現するのには黄土色を使われることがほとんどです。

このウサギは、その黄土色成型色が逆に良い方に作用しており、茶毛のウサギとしてまとまっています。

合体ギミックの為、あちこちに分割線はありますが、全体のプロポーションもちゃんとリアルなウサギになっています。







動物単体ではギミックも何もありませんが、耳だけは可動するので若干表情が変えられます。

また、合体前の準備としても耳を下げておく必要があります。










こちらがドラゴン。

ドラゴンとなっていますが、東洋竜の長い体のデザインです。

身体に纏った炎がポイントですね。

裏面のビス穴が目立つのが気になりますが、これは仕方ありません。









こちらもギミックはありませんが、体には2か所の関節が有るので、体をくねらせたようなポーズが可能です。








頭部のアップ。

口は開閉可能です!!

これです!僅かなギミックですが、パーツは増えるし組立手間も増えますが、これが有るのと無いのだと、遊ぶ楽しさが全然違うんですよね!










ウサギの上面にあるジョイントと、ドラゴンの胴体中央部にあるジョイントを合わせて合体させます。








ユニトロボーンの特徴の一つである自動変形ですが、ドラゴンラビットはここまで展開します。

ここから足を展開し、頭を上げる事でロボットの完成となります。







完成したロボット形態。

公式では「ゴールドボディで忍びきれない忍者ロボ」と説明されています。

拳部分には六角形のジョイント穴が開いています。

おそらく、他のユニトロボーンの手持ち武器なども持てるんだと思うのですが、手持ち武器付きのユニトロボーンは未所持なので分かりません。







ロボの顔ですが、ユニトロボーンでは音符の形のグルグル目が共通でしたが、今回は音符型には見えないくらいアレンジされています。

また、音楽で合体する設定なので、目の音符以外にも、イコライザーを思わせる模様があるのもユニトロボーン共通となっています。

ドラゴンの鱗は忍者の鎖帷子に見立てられていますが、胴体周りにも鎖帷子を思わせるディティールがあります。






ユニトロボーンは合体後も関節可動がほとんどありません。

ドラゴンラビットは肘部分が可動するので、若干のポーズ付けが可能です。


まあ、昔のマシンロボ600だって、変形以外はろくに手足も動かなかったですからねぇ。

右腕のドラゴン頭部は独立した自らの意志で話し、炎を吐き出す設定です。

左腕の尻尾もロボット時の武器になっていますね。










ユニトロボーンの売りの一つ、集めて自分だけのアリエナイ合体を楽しむ、というのがあるので、カクタストータスの亀を出してきました。

童話の「ウサギとカメ」です。







ただ、合体させると、どちらも頭、胴体、足を構成する変形なので、なんだか訳のわからない物が出来上がります。

シリーズ全体でのジョイントの位置とか、ロボットの分割での部位担当とか、もう少し共通性が欲しいですね。

アップルロブスターなど、きれいに上半身、下半身で合体できるものは互換性がありますが、それ以外の物はそもそもパーツ同士が干渉してジョイントをはめ込めない物もありますから。



さて、干支モチーフの合体ロボと言うことで、自分の好みにはバッチリはまるのですが、果たして来年末にも同コンセプト商品は出るのでしょうか・・・

正直、シリーズ自体が存続しているか分からない・・・いや、今までのバンダイ商品を見ている限り、続かないような・・・

もう年末とかの需要を気にせず、来年中にどんどん他の干支を出して欲しいですね。

もちろん、互換性のあるデザインで!!
























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GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-&組立体験Ver.ガンダム 1/144

2023-10-23 17:48:39 | ロボット玩具







もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、10月6日(金)から10月9日(月)まで、新宿住友ビルの三角広場で「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」というイベントが行われていました。





大人気のガンプラ(機動戦士ガンダムを始めとしたシリーズのプラモデル)の未来体験型イベントとして、リアル会場とオンラインでの仮想空間の会場で開催されたイベントです。

ガンダムには詳しくない自分ですが、入場無料である事と、仕事帰りに寄れる場所だったので行ってみました。







会場入り口には、等身大のガンダムフィギュアがずらり!

写真は初代ですが、このほかにも最近の作品のガンダムも並べられていました。








会場内では、まだ発売されていない新作ガンプラが飾られており、来場者はいち早く実物をチェックすることが出来ました。

こちらは新作劇場版のガンダムSEEDに登場するライジングフリーダムガンダム。






ガンプラそのものをテーマにした作品群「ガンダムビルドシリーズ」からも新作プラモデルが多数展示されていました。

この目立つメタリックレッドのバルバトスルプスはアニメCDに同梱されるバージョンとの事。






また、ロストテクノロジー扱いされていたSDガンダムの「輝羅鋼」も復活されるようで、サンプルが展示されていました。

最近は塗装済みのプラモデルも増えてきましたが、この技術によって、また新たなプラモデル表現が広がりそうですね。







個人的に会場内で最も気になっていたのが「ロード・トゥ・ガンプラ バトル」

自分が作ったガンプラを3Dスキャンで色まで読み取り、仮想空間で再現。

さらに自身がそのガンプラに乗り込みバトルするというシステムです。


もう完全にプラモ狂四郎の「プラモシミュレーションマシン」じゃないですか!!







プレイヤーはモニター付きのイスに座っていますが、VRゴーグルを着用しています。

観客用モニターで見ている限りでは、プレイヤーが見る光景は、ゴーグルに写し出された政界のようです。






こちらが実際にプラモをスキャンするセンサー。

見ている限りは、かなり細かく改造箇所などもしっかりスキャン出来ていました。


デモプレイでは、出撃したプラモデルは射撃のみの単純攻撃でしたが、超巨大なビグザムと対戦し、勝利していました。

これは早く実用化レベルに成長して欲しいですね。






写真家・映画監督の蜷川実花さんが制作したコラボレーション作品。

HY2Mの1/12スケールだと思いますが、モデル一つだけではなく、背景の空間まで計算されている作品でした。













そして、会場入り口で配られたトートバックを、家に帰ってから開けてみると・・・

予想以上にいろんなものがギッシリ!!

紙モノも、簡単な広告ペラだけでなく、しっかりと読み物になっている厚みのある冊子が数冊あります。









個人的には一口サイズの柿の種が嬉しかったですね。

何というか・・・結婚式の引き出物にすぐ食べられるお菓子が入っていると嬉しいのと同じ感覚ですね。








そして、何より豪華なのは、ガンプラが丸々1体入っている事!

入場無料のイベントで、全員配布のお土産にガンプラ1体ですよ!!

ガンダムというコンテンツの持つ経済効果や、イベントのバジェット規模の凄さを思い知らされますね・・・










このプラモデル、てっきりエントリーグレードってランクの物かと思っていたら、イベント専用のモデルで、作られたのはエントリーグレードよりも前らしいですね。

イベントによってはインジェクション成形されたカラフルなモデルもあるようですが、今回のイベントでは「エコプラ」として再生プラスチックを使用した物になっています。

プラモデルには付き物の「ランナー」を回収し、リサイクルして再びプラモデルにするというSDG’sなプロジェクトのようです。








リサイクルプラスチックのため、成形色が数種類有るらしいのですが、自分のモノはシンプルなグレーでした。

組立体験モデルなので、本来はイベント会場でそのまま素組して、余ったランナーをリサイクルボックスに投入するというのが正しい遊び方(?)だと思いますが、そこは天邪鬼なワタクシ、このグレーを活かし塗装してみる事にしました。









という事で、リアルタイプ風ガンダムです!

ミニチュア作りやミニプラで塗装はやってましたが、ここまでの面積の塗装は何年振りか?というレベル。

一般的なリアルタイプガンダムを参考に、自分なりに「こういう配色の方が良い」と思うカラーリングにしてみました。

しかし、このままではなんだか地味なだけのガンダムです・・・








という訳で、ラインと銀のハゲチョロ塗装を足して「あの頃」のMSVっぽくしてみました。

ビームライフルの塗り分けは納得できていないので、機会があればやり直したいと思っています。







ガンプラのリアル表現にも流行り廃りという物があり、80年代の模型雑誌では、このハゲチョロ塗装やドライブラシが一世を風靡していました。

各部のラインは、マスキングテープに塗装したものを切り出して使っています。

フリーハンドで貼っているので、ところどころ曲がったりしていますが、まあ、これも80年代プラモあるあるの「デカールが上手く貼れない」という雰囲気を出していると・・・まあ・・・うん、そういう事に・・・








とりあえず、ガンダムに強いこだわりはありませんが、アンテナの色は黄色派です。

今回は黄色にしたい所は全てガンダムマーカーのイエローゴールドで塗りました。

本来のリアルタイプガンダムでは、胸と肩は黒で、腰や他の場所が濃緑色っぽかったのですが、そこをツートンにする意味が感じられなかったので、すべて濃緑色にしています。

また、頭部だけ緑色が入らないのもバランス悪いので、耳、トサカ、ひさし部分を濃緑色にしてみました。

パーツの合わせ目も消さず、色も公式に従わず、ゴリゴリに組んでベタベタ塗るという、原初的なプラモデル作りを楽しみました。

まあ、当時は絶対に出来なかった目と隈取を塗装で仕上げられた分、80年代から成長は出来たのかなぁ。


たまにはSDガンダム以外のガンプラも楽しいですね!
























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BANDAI ユニトロボーン カクタストータス

2023-08-26 09:25:46 | ロボット玩具




初期のシリーズを購入し、それ以降はイマイチ手が出なかった「ユニトロボーン」

ぶっちゃけ、マシンロボの看板出されたら、こっちだって期待と希望を持ってしまう訳ですよ。

いくら「アリエナイ合体」がテーマとは言え、合体後はカッコいい人型ロボになるんじゃないか?とか、そのうちダブルマシンロボみたいに乗物二種合体になるんじゃないか?とか・・・

個人的には微妙な商品が続いていたんですが、ようやく人型ロボも増えてきたようです。







で、個人的好みにドンピシャでハマるロボが出たので「カクタストータス」を購入。

まあ、たまたま安く売ってるのを見つけたからという理由もありますが・・・







「カクタス」→「サボテン」
「トータス」→「リクガメ」

ユニトロボーンの名前は、シンプルに合体する二つのモチーフの名前をくっつけているだけですが、今回の二つがつながるとまるで韻を踏んでいるかのような響きになり、非常に語感が良いです。

この柱タイプのサボテンと言えば、テキサスやメキシコの荒野に生殖しているイメージです。

そして、リクガメはサボテンを食べる種類もいるし(この柱タイプのサボテンは食べないけど)何よりメキシコリクガメという種類もいるくらいなので、二つのモチーフが、テキサス&メキシコなイメージで統一されています。







リクガメなのですが、一般的な亀のイメージに合わせているのか、カラーリングは緑系にされていますね。

茶色系の方がリクガメっぽい雰囲気が出たのに・・・







尻尾の造形はありませんが、甲羅の模様はちゃんとディティールで再現されています。

これはリペイントしたら結構良さそうですね。

まあ、全体のカラーバランスとかギミックによる塗装剥がれとか気にする必要があると思いますが・・・









塗装はシンプルですが、顔の作りはかなりリアルです。

担当者はカメ好きなんでしょうか?

一方で、脚の鱗はちょっとあっさり目。

まあ、複雑にしたらパーツの抜けが悪くなりそうな場所だから仕方ないかもしれませんね。









サボテンはリアルさを出しつつも、ちょっとカートゥーンチックな造形。

一般的にイメージしやすい腕が出ているようなサボテンを再現しています。







全体的に分割線が目立ってしまうのはギミック上、仕方ありませんが、土台部分のゴチャ付きはもう少しスマートにして欲しかったかなと思います。









ユニトロボーンのシリーズ共通の合体ジョイント。

リクガメは甲羅頂点部分、サボテンは土台底面にあります。









ジョイントの凹凸を合わせて合体させると、自動的に一部が展開します。

カクタストータスの場合
・カメの首と基部パーツが曲がり、中のロボット頭部が現れる。
・カメ甲羅内部に折り畳まれていたロボットの下半身が展開する。
・サボテンが分割し左右に開く。
というギミックになります。

これ以後の変形は手動での調整になります。








主に腕部を手動で調整し、ロボットの完成!

リクガメ&サボテンというテクスメクスなモチーフからガンマンロボが誕生します。

テンガロンハットとリボルバーがウエスタンな雰囲気を出しており、変形前から変形後まで統一感のあるモチーフで纏められています。








可動はほぼ無く、一応、腕の付け根と肘関節が動くのみ。

ただし、肩になっているサボテン本体が斜め後ろ側に伸びている特殊な形状のため、腕も思ったような角度にする事が出来ません。








頭部アップ。

目の部分はこれまたシリーズ共通での音符マークをいじった形になっています。

ちなみにこの手のロボのお約束ですが、頭部は前半分側しかありません。

後頭部はスッカスカです。









カメの甲羅がそのままロボの胴体を構成しているので、かなりの太鼓腹。

ただ、カラフルな色合いの印象から、デブキャラというよりはSDキャラのようなディフォルメ体型に見えるので、そこまで気になりません。

胸部中央や下半身には、これまたシリーズ共通のイコライザー風グラフィックがシールで貼られています。









肩から腕部。

腕の先にはリボルバー拳銃がディティールされています。

このシルバー塗装が非常にキレイで質感が良いです。

それだけに、目立つ部分にビス穴が来ているのが非常に残念ですね。

サボテンの内側は強度確保用のリブがありますが、丸い形の独特なリブも含めてうまくティティール風に見せています。









背中部分。

カメの甲羅の内側に、下半身が丸々入っていたため、変形後はそのスペースががら空きになっています。

まるでカメが抱きつこうとしているかのようなポーズで、なんともシュールな姿に。










所有しているユニトロボーンで人型ロボなのがブルドーザーバーガーだけなので、そちらとの比較。

こうしてみるとブルドーザーバーガーはプロポーションがメチャクチャ良いですね!









共通の合体ジョイントを使っているので、メーカー側も組み換え遊びを推奨していますが、はっきり言ってこれは遊び難いです。

ロボットごとにより、二つの合体モチーフが対応するロボットの部位がバラバラなので、取り換えても訳の分からない形にしかなりません。

また、各ロボットの変形ギミックによっては、二つを合体させたくてもパーツが干渉して合体出来ない組み合わせもあります。

まあ、なんだかワケの分からない形になるっていうのは子供にはウケそうですが・・・

最近発売されたマグロスシファイヤーエンジン、スーパーカーステーキ、そして初期のメインアイテムであるアップルロブスターは、キレイに上半身、下半身で合体分割がされているため、入れ替え合体しても破綻しないようですね。








比較的低価格で手に入るロボット玩具だし、なによりマシンロボシリーズという事で、今後も大いに期待したいのですが・・・

なかなか個人的な好みに合う商品が出ないですね。



そんな中でも、今回のカクタストータスは、ウエスタン好きの自分には「刺さる」アイテムで買わずには居られませんでした。

今後も、こうしたモチーフに統一感のあるロボットをリリースして欲しいですね!




















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BANDAI SDワールドヒーローズ ダークグラスパードラゴン

2023-06-16 06:14:32 | ロボット玩具





さて、BB戦士・・・もといSDガンダムのプラモデルを立て続けにレビューしていますが、そもそもこれらを購入しようと思ったきっかけが、今回紹介する「ダークグラスパードラゴン」





発売されたのは昨年2022年の10月なので、少し時間が経っています。

定価は770円。

軍馬やトリニティバイクより高いとは言え、それでも千円以下です。

もともと、2022年の8月にシャイングラスパードラゴンという白成型版が発売され「これはガンダムと関係なくメカドラゴンとして楽しめる!」と気になってはいたのですが・・・

なかなか手に取るまでには進みませんでした。









定価550円の軍馬と違い、流石770円だけあって、クリアーパーツのランナーが2枚になっています。

ちなみに、先に発売されていたシャイングラスパードラゴンとは一部形状が異なります。









当然、こちらもタッチゲートの採用と、大胆な1パーツ構成を取り入れ、さくさくとストレスフルに組み立てを行う事が出来ます。

クリアーパーツは流石にゲート跡が目立ちますね。

クリアーレッドでもチョン塗りすれば良いのかな?









ダークグラスパードラゴンの完成です。

設定のカラーリングでは、もっと細かい色分けがされているので、本来なら塗装も必要なのですが、クリアーパーツが多めなのでこの状態でも違和感はありません。










体型は流石にSDガンダムに合わせているので、ちょっとディフォルメされていますが、大きな翼や全体的にトゲトゲしたデザインで、ベタにカッコいいデザインになっています。











特に翼は複雑な形状をしているにも関わらず、左右それぞれが1パーツで出来ているため、組み立てやすさと、完成後のパーツがポロリする事が無いという2つのポイントに貢献しています。

こうして適当なスタンドに乗せると、ファイナルファンタジーⅦに登場していたディアボロスを思い出します。









頭部はヒゲパーツがクリアーになっていますが、基部がボールジョイントになっており、ここだけポロリしやすい印象です。

ちゃんと後頭部から目の部分もクリアーパーツなので、角度を調整すれば目が光っているように飾る事も出来ます・・・が、その角度が割とシビア。

また、この手の動物やモンスター系のお約束ではありますが、口は開閉する事が出来ます。

これが出来るのと出来ないのでは、表情に大きく差が出ますね。











腕と脚は1パーツなので、ヒジ、ヒザは可動せず、どちらも付け根部分のみ可動。

足首はボールジョイント接続なので、接地性は割と良いです。


また、尻尾は途中で分割されているようなディティールはありますが、根元から先まで丸々1パーツなのでこれまた無可動です。

手足や尻尾の見えない部分は肉抜き穴だらけなのですが、写真であれば上手く角度を調整すると目立たない位置にすることは出来ます。











腰後ろ部分には、鎧垂れのようなパーツが飛び出しています。

まるで魔法陣のような複雑な文様になっており、ご丁寧にクリアーパーツの装飾もあります。









この腰部分にSDガンダムを搭乗させることが出来ます。

乗せるモビルスーツにもよりますが、まるで龍騎士のようないでたちです。









一応、モビルスーツの腰に差し込む接続ジョイントはありますが、基本的には立っているだけなので、搭乗している感じは薄いですね。

まあ、でもこのドラゴンの胴体に対し後ろ寄りに乗せることが出来るので、大きな翼にも干渉せず飾っておくことが出来ます。











これは、ガンダムとは全く関係ないのに、めちゃめちゃカッコいいですね。

塗装でもかなりバケるとは思いますが、無塗装でも割と行けますね。


しかし、なぜコイツの白&クリアーブルー成形の「グラスパードラゴン」が軒並みプレミア価格になっているのか・・・??

ガンプラの世界はよく分かりません。









BUG兵は1箱で2体作れるので、前回紹介した軍馬ナイトワールドVerも使うと、簡易的な対戦ごっこが展開できます。

サイズさえ合えばリアル等身のモビルスーツを乗せても違和感ないかもしれませんね。










という訳で、連続でレビューしてきましたが、SDガンダムシリーズの乗り物のプラモデルというニッチすぎる商品三種類でした。

ガンプラを買わない人間からすると、先日に紹介した「プラノサウルス」や、こうした「ガンプラだけどガンプラじゃない」製品なんかを手に取ると、バンダイのプラモデル技術にビックリするんですよ。

本当に組みやすくて、サクサクと形になり、色さえ塗らなくても完成形を楽しめる、これってすごいですよね!


この物価高で完成品フィギュアや玩具もなかなか買えないレベルになって来て、玩具収集はもはや気軽に出来る趣味ではなくなって来ました。

でも、まだプラモデルは比較的安価に楽しめるので、これからもっと需要が伸びていくかも知れませんね。




















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BANDAI SDワールドヒーローズ 軍馬ナイトワールド Ver.

2023-06-12 15:03:35 | ロボット玩具




一気に4つも購入したSDガンダムのプラモデル。

どれもまともなガンプラではなく、アクセサリーキットに近い商品ばかりなのですが、その中から今回は馬ロボをレビュー。





「SDワールドヒーローズ 軍馬ナイトワールド Ver.」

名前の通り、SDガンダムが乗るための馬、のロボットです。

ガンダムで馬と言えば、機動武闘伝Gガンダムに登場するモビルホース「風雲再起」が有名ですが、これもそこが元ネタなのかも知れないですね。

ちなみに、全身が黒成型の「軍馬」が先に発売され、今回紹介する白成型のナイトワールドVer.は後からの発売です。








こちらもランナー構成は非常にシンプル。

しかし、ここでクリアーブルーのランナーが1枚しかない事に気が付きます。

ボックスアートの「白い装甲のパネルラインから覗く青い本体フレーム」に期待していたのに、残念です。









組ごたえは、トリニティバイクと同様にバッチリ。

本当にバンダイのプラモデル技術ってすごいなぁ、と実感できます。

パーツはタッチゲートだし、スナップフィットで組みやすいのにしっかり固定されるし。











軍馬ナイトワールドバージョンの完成。

これまた素組みなら10分程度で完成してしまいます。











尻尾にもクリアーブルーのパーツが使われており、まるでビームサーベルのようです。











可動はそこそこ、といった感じです。

脚の付け根と肘膝は問題なく動きますが、足首が固定の為、イマイチ「踏ん張り」の効いたポーズは取れません。









頭部には残念ながら可動部分がありません。

首は付け根部分でスライドしますが、動く範囲が小さいので、あまり変化を感じられません。

どちらかというとポージングの為というより、乗せるSDガンダムの装飾品との干渉を避けるための可動といった感じです。










このままでは胴回りが立派過ぎてSDガンダムが乗せられません。

そこで、胴体部分をパカっと開き、胴体を前後にスライドして伸ばすと「鞍」が出現します。








ここにSDガンダムを乗せることが出来ます。

鞍の先にはジョイントパーツがあり、SDガンダムの股間部分の穴に差し込む事で固定できます。

開いた胴体のガワパーツが鐙のように見えるのが面白いですね。









また、脚には3㎜ジョイントの穴があるので、写真のように武器を取り付けて置く事も出来ます。









騎乗して疾走しているイメージでポージングしてみましたが、なかなか難しいですね。

あと、やっぱ白いモノと黒いモノを一緒に写すとちょっと写真が見えにくくなっちゃいますね。

どっちも塗装するべきか・・・









メカとは言えいろいろなフィギュアとも絡めやすいので、お手軽に手に入る馬フィギュアとしては非常におススメです。

クリアーパーツが少ないのはガッカリ要素でもありますが、自分の好きな色に塗装する事を考えれば、扱いにくいクリアーパーツが少ないのはかえって良い事かも知れません。

お好みに応じて「黒ベースの赤クリアパーツ」の軍馬か、「白ベースの青クリアパーツ」の軍馬ナイトワールドVerかを選択できるのも良いですね。


何より、単体で見ればガンダム要素が全くないので、自由に他のロボやフィギュアと絡められるというのは、非常に良いポイントだと思います。

安価なので、ずらっと騎馬軍団を並べるのも良いのではないでしょうか?























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BANDAI SD三国創傑伝 トリニティバイク

2023-06-09 17:08:33 | ロボット玩具










前回に続き、今回もSDガンダムのプラモデルです。

とは言え、まったくガンダムではない商品なのですが。





SD三国創傑伝 トリニティバイク

なんで三国志でバイクなのか、さっぱり分かりません。

が、カッコいいので何でもいいのです。







こちらも価格が550円という、子供にも買いやすい価格だけあり、パーツ数は非常に少ないです。

車輪のある乗り物なら、ついついタイヤは別パーツ化したくなりますが、大胆にも無可動一体成型という手法で、組み立てやすさにも貢献しています。







少ないパーツ数で、あっという間に組み立てられますが、乗り物だけあって各パーツは大きめとなっており、組ごたえはしっかりあります。

SDガンダムとは関係なく、安くてカッコいいSFモーターサイクルがサクっと組めるので、これはなかなかお勧めです。








完成したトリニティバイク。

本来はホイルシールで、SD三国創傑伝の4勢力のカラーにするのですが、自分はシール未使用です。








リア側もマフラーなど無いデザインなので、EV車なんでしょうね。

しかし、この手の架空モーターサイクルを見るたびに「AKIRA」の金田のバイクのデザインの凄さを感じます。

なかなかあのデザインの呪縛からは逃れられないですね。










運転席部分は、ハンドルもなく、コントロールパネル風のディティールがあるだけです。

まあ、本来は載せるべき三国英雄ガンダムは、みんな手持ち武器を持っているので、ハンドルを握らせる事も少ないですからね。









前回紹介したBUG兵を載せてみます。

トリニティバイクのシート部分には、固定用のジョイント突起があるので、乗せる武将の股間部分の穴に差し込みます。

さらに、背面にも固定用のジョイントアームがあり、これを背中に取り付ける事で、容易に搭乗したガンダムが落ちないようになっています。









この背中に付けるジョイントアームがかなりシッカリしているので、これだけで搭乗するガンダム等を支える事が出来ます。

なので、インド映画ばりに、バイクから飛び上がってアクションしている姿も再現できるんです。

まあ、BUG兵は可動箇所がメチャメチャ少ないので、ろくなポーズを付けられないんですが・・・











バイク本体の各所には3㎜ジョイントが設けられており、武器や装飾アクセサリーを取り付けて置くことが出来ます。

タイヤ脇のフォーク部分には、武器を差し込める横穴ジョイントがあります。

他のSDガンダムプラモは持っていませんが、武器満載にすれば、相当凶悪なシルエットになりそうですね。










また、フロントフォークを組み替えることで、シルエットに変化を付けることが出来ます。

本体側から出ている凸を受ける穴が、フロントフォーク側には2か所あります。









組み替えることでフロントを大きく伸ばしたロングノーズスタイルに変化させることが出来ます。








また、前輪を取り付ける角度も二種類から選べます。

ここは大きくシルエットは変わりませんが、フロントフェンダーのジョイント角度が変わるので、フロントに武器を取り付ける場合は低角に、シールドなどを取り付ける場合は仰角に、と変えることが出来ます。










ホイルシールを貼らないと、黒一色で寂しい感じになるので、一部シルバーで塗装してみました。

・・・いや、やっぱり派手目な差し色で塗らないと地味ですね。







運転席のパネルは、ちょっと色を足すだけで雰囲気がグッと上がるのでお勧めですね。

計器だけじゃなく後ろも塗ればよかったかな?










ガンプラを乗せるバイク、それもSDの3,4頭身キャラ用との事でしたが、期待以上にスッキリとしている直線ライン構成のデザイン。

一応、同シリーズBUG兵を乗せて遊んでいますが、これなら他の玩具用にも改造しやすいですね。


スケール的には1/12はキツイけど、1/18~1/24なら行けるかな?というサイズです。

何より550円という価格は、塗装も改造も気兼ねなく出来ますね!





















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BANDAI SD三国創傑伝 BUG&部隊兵 セット

2023-06-06 19:37:36 | ロボット玩具





ちょっと気になる事と、思う所があり、数年振りにガンプラを購入しました。







買ったのはこちらのBB戦士・・・って思ったら、もうBB戦士ってブランドは無くなったんですね!

単にSDガンダムと表現すれば良いのか・・・?











その中から、今回は「BUG&部隊兵 セット」をレビュー。

発売は2021年1月、定価は550円です。

三国志をモチーフとしたSDガンダムのシリーズで、こちらは武将ではなく、名もなき一般兵士のプラモ。

これ1箱で5勢力の兵士が、どれか2体作れます。









今時のガンプラなのに、550円という低価格だけあり、中身は非常にシンプル。

ランナー2枚と説明書、それにホイルシールが付属します。









シンプルな部品構成と、工具を使わずにランナーからパーツを切り離せるタッチゲートの採用により、本当に10分かからないくらいで2体の兵士を組み立てることが出来ます。










パーツ構成は非常にシンプルで、腕なんて1パーツです。

脚部もボールジョイントで足首パーツをはめるだけの2パーツ構成です。

その分、手足は肉抜き穴が非常に目立ちますね。








頭部は独特の作りになっており、ヘルメットパーツとフェイスパーツを組み合わせる作りになっています。

BUGという敵ヤラレ兵のフェイスパーツを前後逆にすると、三国各勢力の兵士の顔に代わるようになっています。

この裏側の差し替え用のフェイスパーツが4種類あるため、BUGと合わせ5種類の兵士を組み立てることが出来ます。

兵士の顔は、モチーフとなるモビルスーツが各勢力ごとに決まっています。

世界観が三国志モチーフなので、魏・呉・蜀の3国に加え、独立勢力として洛陽が設定されています。

各勢力の代表キャラクターのガンダムモチーフに合わせた量産型機が兵士になっています。

「ギ」はメインキャラが曹操ウイングガンダムなのでリーオー

「ゴ」は孫堅ガンダムアストレイで兵士はダガー

「ショク」だと、劉備ユニコーンガンダムなのでジェスタ

そして「ラクヨウ」は董卓プロヴィデンスガンダムでジン。









そして、こちらのBUGは「黄化ウイルス」に侵され自我を失った存在という設定です。








モノアイの周りは、ビジュアル的に侵食されたことが分かりやすい、複雑な線が沢山走っています。








背中は、別売り商品との連動やオプションパーツを取り付けられるよう、3㎜穴が開けられています。

3㎜穴はシリーズでも統一されているようですが、他玩具とも絡めて遊びやすい規格なので嬉しいですね。









わらわらといる雑魚役のプラモなので、可動やアクションはイマイチですが、ほぼワンコインで2体がすぐ組み上がるというのは、遊びの欲求をすぐに満たしてくれる要素満載ですね!

10体、20体とか数を揃えたくなります。








普通の武将キャラよりは小さいとはいえ、これだけでもなかなかカッコいいですね。

ただ、BUGは設定としても黒一色なので塗装はラクですが、ギ・ゴ・ショク・ラクヨウの各部隊兵にするには、全身塗装が必要になります。

特にギ・ゴ・ショクの三国は、部隊兵の基本色が白なので、黒の成形プラに塗るのは苦労しますね。








SDガンダムで三国志と言われると「あれ?ずいぶん前からやってるよね?」と思ってたのですが、「SDガンダム三国伝」は2000年代にやってて、もう終了してたんですね・・・

で、こちらはリニューアルした三国創傑伝で、2021年からの展開。

一応、単独のシリーズとしては完結しているけど、主要キャラの一部は続編ともいうべき「ワールドヒーローズ」に引き継がれています。


キットの展開も2021年からの商品なので、まだ探せば定価以下で見つけられるので、お試しに買ってみるのも良いかもしれません。





















[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

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タカラ ビーストウォーズ C-1 コンボイ

2023-05-02 18:57:30 | ロボット玩具







もうすっかり定番シリーズ化した感じのある、実写映画版のトランスフォーマーですが、最新作の『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が8月4日に公開されます。

映画公開に先駆け、玩具はすでにリリースされていますが、元ネタ(?)となるビーストウォーズの玩具で、ブログで取り上げていなかったコンボイをレビューしてみます。



ちなみに、実写映画ですっかりコンボイ=オプティマス・プライムで定着しましたが、こちらの通称「ゴリラコンボイ」も映画ではオプティマス・プライマルという名前になっています。

プライムとプライマルという、わざと似たネーミングにしている訳ですが、日本版ではどちらも「コンボイ」ですからねぇ。紛らわしい。





こちらは1997年の当時品です。

ビーストウォーズは、一部百貨店などでのテスト販売でも話題となり、TVアニメの放送で一気に人気に火が付き、玩具も大ヒット商品となりました。

C-1コンボイは主役級キャラという事もあり、非常に人気が高かったのですが、発売当初はアメリカ版と同じボディが黒成型でした。

その後、パッケージに貼られているステッカーの通りシリーズ2000万体という驚異的な売り上げを記念し、TVアニメのイメージに近い、濃いグレーのコンボイが発売されました。

当時、キャンペーン品かと思い喜んでこのバージョンを買ったのですが、結局、このグレー版がレギュラー商品として長く発売され、初期版である黒コンボイ日本語パッケージの方が希少化するという事態に・・・

まあ、僅かな色違いなだけなので特に気にしてはいませんが。






説明書以外の同封物も全部取ってあったので並べてみました。

この当時のカタログはなかなか凝っていて、発売されている全商品の掲載はもちろん、アニメのストーリーも一部載っていました。

説明書も非常に大きく見やすい仕様で、変形ロボットに慣れていない子供でも理解できるよう工夫されています。








テックスペックカード。

ビーストウォーズに限らず、トランスフォーマーと言えばキャラクター解説と能力値の入った「テックスペック」がお約束ですね。

コンボイは流石のオールスペック10P!

・・・このカードのバーコード、何かに使ったんだっけ?










パッケージには、このビーストモードで梱包されています。

当時はこれでも、だいぶ「生っぽい」と思っていましたが、今見るとメカっぽい所とか、ギミックの隙間や溝が目立ちますね。








特に顔は、アニメ版とは全く違う雰囲気のゴリラフェイス。

まあ、トランスフォーマーは玩具とアニメのデザインが違うとか当たり前だったので、誰も気にしていませんでしたが。

むしろ、当時のハズブロが目指していた生物っぽさやワイルド性が協調されたこのデザインが、今の目で見てもカッコいいですね。

頭頂部の盛り上がりとか、歯を食いしばったような顔とか、いい味出しています。








背中には、ギミック用のレバーが付いています。

このレバーを上下に動かすと・・・






肘を曲げたコンボイが、ドラミング(胸を叩いて威嚇する行動)アクションをする仕掛けになっています。

当時のアメコミアクションフィギュアにも、こうした動きのあるギミックはよく用いられていました。








しかもこのギミック、すごく良く出来ていて、ビースト時は腕を左右に振る「ドラミング」をしますが、上腕部分の黒いスイッチを上下にスライドさせる事で、腕を回転させる別な動きに変化させることが出来ます。

ビーストモードとロボットモードで、それぞれに合わせたギミックに変更する事が出来ます。

しかも手動でもちゃんと関節を動かす事が出来るのもポイント高いですね。








ロボットモード。

変形自体は非常にシンプルです。

全体のパーツ構成とか、変形方法とか、ビースト覚醒版の「パパパっとチェンジ」と非常に似ています。

いや、こっちの方が先なんだけど。

全体のバランスも、最近のやたら足長スマートなロボットではなく、どっしりとしたマッチョなロボットになっています。








変形させると、まずはビーストマスクと呼ばれるワイルドなデザインの頭部が出てきます。

有機的で、割とヒーローっぽくないデザインですが、玩具設定ではこれが普段の顔、兼バトルマスクです。








ここから仮面部分を倒し、牙になっているパーツを回転させ、頭部の前後を入れ替えます。








すると、G1コンボイに似たロボットフェイスが出現します。

アニメではこのビーストマスクのギミックは出てこないので、変形するとすぐにロボットフェイスになっています。








マスク部分は独立して回転するので、ロボットフェイス側にも仮面をつける事が出来ます。

なので、ビーストマスク赤、ビーストマスク青、ロボットフェイス、と三面で遊ぶことが出来ます。









アニメの影響などもあり、このロボットフェイス状態が「デフォルト」という事になり、日本語版のパッケージなどでもこの姿がメインで描かれています。

毛の表現された生っぽいパーツが多い胴体に、洗練させたメカっぽい顔という「こっちの方がバランス悪いだろ」という組み合わせなのに、もう見慣れすぎてしまって何の違和感も湧きません。









背中の、腕を動かすアクションのレバースイッチの更に下部分に、グレーの小さなスイッチがあります。

ここを押すと・・・








背中のパーツの両端部分がスプリングで開き、武装が展開されます。

複雑にカーブした剣が左右それぞれに1本収納されいます。






上に跳ね上がったパネルは、ロボットの肩の部分から前に垂れ、ミサイルランチャーを展開します。

銃身上部のスイッチを押すことで、青いミサイルがスプリングで飛んでいきます。

ミサイルは銃身にセットしたまま背中に折り畳んで置く事が可能です。







特に説明書などには記載が無いですが、この武器は「メガ・ブラスター」という名称だそうです。










ちなみに無理矢理ですが、ビーストモードでも展開は可能です。










背中に隠された二刀はサイバーブレード。

アニメで使ってたっけ?・・・もう記憶が・・・

ストレートな剣じゃないあたり、やはり当初のコンセプトであるワイルドさの影響が見て取れます。







持たせ方は、柄のジョイント部分を拳の穴にはめ込む方式ですが、差し込む部分は短いので、拳の両脇から差し込むことで片手で二本のサイバーブレードを持たせることが出来ます。

この状態で背中のギミックレバーを動かすと、プロペラのようにブレードをグルングルンと旋回させます。









右腕の前腕部分をパカっと開くと、中にはトゲの生えたドクロが収められています。









こちらは取り出すと柄が紐で繋がれており、フレイル(鎖分銅)として持たせることが出来ます。

トランスフォーマーでフレイルと言えばG1メガトロンのイメージですが、破壊大帝と呼ばれる彼ですらドクロなんて振り回しません。

ドクロといっても、人間の頭骨とは違う不思議なデザインで、どことなくクインテッサ星人の顔を彷彿させます。








更に、左腕の前腕を展開すると、中から銃身がスプリングギミックで起き上がりプラズマキャノンが出現します。

流石にこの場所、サイズなので、発射するミサイルは後から差し込む必要があります。








そのプラズマキャノン用のミサイルは、頭部と背中の間に隠されています。

当時のビーストウォーズの玩具は、このようにミサイルなども含め、全て本体のどこかに仕舞っておくことが出来、余剰パーツが一切出ないのが特徴でした。

こういうギミックはパーツ紛失を防ぐ意味でも素晴らしいですね。








全ての武装を展開してみました。

割と重武装ですね。

アニメでは、前腕部分のプラズマキャノンが左右両方に装備されており、それを使っていたイメージが強いです。

しかもデザインは全然違っており、銃身が横に二本並んだ状態で、前腕からせり出してくるような展開方法なので拳は前に突き出したまま両腕から撃っていました。










人気の高いキャラクターなだけに、今回の実写映画版以外にも何度もリメイクされてリリースされているキャラクターですが、古いオリジナル玩具も遊び応えがあります。


特に1997年当時のハズブロ主体でのデザインで盛り込まれた要素が今見ると斬新でカッコいいですね。

マイクロン三部作以降のトランスフォーマーはほとんど買っていませんが、最新の物と比べてもプレイバリューが低いという事も無いと思います。

何より、当時はこの大きさのリーダークラスが2980円で買えたんですよね!


今度の実写映画には、オプティマス・プライマル以外にも数体のビースト戦士が登場するようですが、今後の玩具展開も楽しみですね!
























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BANDAI ユニトロボーン プレーンイレイザー&シャークベンディングマシン

2022-08-08 06:54:18 | ロボット玩具


前回の記事でも少し触れましたが、ユニトロボーンは現状、大きさが2サイズで展開されています。

アップルロブスター、タクシーツリー、そして前回レビューしたブルドーザーバーガーとビートルスチームトレインは、税込み2255円の大きいサイズ。

今回紹介するプレーンイレイザーとシャークベンディングマシンは税込み1155円の小さいサイズです。

実売価格を考えると、小さいサイズはほぼ千円以下で買えるので、お気軽に遊ぶには非常に向いていますね!







その小サイズ、まずは「プレーンイレイザー」をレビュー。

パッケージの仕様は大サイズと変わりません。






プレーン(飛行機)とイレイザー(消しゴム)のセット。

消しゴムで出来た玩具は山ほどあれど、消しゴムを模った玩具なんて、これ世界初なんじゃないですか・・・?








消しゴムは大きさ的にかなりのリアルサイズ。

変形ギミックの分割線は目立ちますが、文房具に混ぜて置いていても違和感ない感じですね。

ただし裏面に合体ジョイントあるんで、平置きすると浮いてしまいますが・・・







プレーン(飛行機)は、機種の変形ギミックやジェットエンジンが翼の上についているデザインで、架空色が強い造形。

まあ、割と縦長で翼や尾翼があれば飛行機ってそれっぽく見えちゃいますからねぇ。

なんとなく白色だったりデルタ翼だったりというのを見ると、最初はスペースシャトルモチーフだったんじゃないかなぁと思ったり・・・

スペースシャトルも2011年引退なので、もう10年以上前なんですね。

今の子供は知らないもんなぁ。


また、着陸脚も三本造形されていますが、ご覧のように着陸脚だけで機体を支えることは出来ません。








大きさは違えど、合体用のジョイントはやはり共通。

プレーンイレイザーは白色枠で、ジョイントカラーは黒になっています。

これ、ちゃんと今後の展開でも踏襲されるのかなぁ?

9月発売のアンビュランスケーキは白系だから、ジョイントは同じ黒?と思ってたら、アンビュランスケーキは写真を見る限り青っぽい・・・








イレイザーがシンプルな箱型なので、合体スタイルもシンプル!

このジョイント嵌める姿を見ると「やっぱりスペースシャトルじゃ?」と思ってしまいます。







この小型アイテムでも、スプリングによる変形+細かい所は手動変形、となります。

プレーンイレイザーでは頭部の展開と四肢の展開までが自動で行われます。







前足と翼を手動で動かし、変形完了!

公式ではウルフ型となっていますが、どことなくキツネっぽい?

目の部分はこれまた音符マーク型になっています。







垂直尾翼と折り畳んだ主翼が尻尾風になります。

翼にはこれまた共通モチーフのイコライザー模様シールが貼られています。









そしてもう一つ「シャークベンディングマシン」

サメ好きとしては絶対に外せないアイテムですね!






サメを青カテゴリってのは、まあ、100%ではないですが、分かりますよ?

黒か青か、イメージも含め分類は難しいですよね。

でも、ベンダーって別に何色でもアリなアイテムですよね。

コカ・〇-ラ社なら赤、多くは白だし、この青は・・・サント〇ーBOSS系ですか?







サメは寸詰まりなディフォルメはされていますが、全体的にはリアルな造形。

サメ肌を表現するためか、梨地というか細かな凹凸がディティールされています。

色分けは・・・せめて眼だけでも塗装して欲しかった。







ベンディングマシンは、商品取り出し口だけは設けられていますが、それ以外はシールで表現されているだけ。

全体としても「箱」の形だけなので・・・非常に物足りないですね。

自動販売機という身近なものをモチーフにしたかったんだろうなぁってのは分かりますが。







合体ジョイント。

ジョイントの色は白ですね。

これは同系色で統一しているわけではなく、言ってみればベストマッチを見極める物ってことなんでしょうね。







ベンディングマシンの裏側とサメのお腹をくっつけるようにジョイントを合わせ、押し込むと・・・






ユニトロボの完成!

このシャークベンディングマシンは、手動で動かす部分はヒレのみなので、ほぼ一発変形で完成します。

シンプルなだけに、ロボットのプロポーションもそこまで悪くないですね。






ただし裏側から見ると、ロボットなのかどうなのかさえ分からない出来・・・

まあ、1000円程度で買えるロボット玩具のギミックなら納得できるレベルではありますね。








ただ小さいながらも胴体部分のディティールはしっかりしています。

小顔なのに、目の音符デザインもしっかりしていますし、ベンディングマシンの中身の缶ジュースを思わせる両胸のモールドもなかなか憎いデザインです。


マイナスな部分もありますが、シンプル、低価格でちゃんと人型ロボになる、と良い部分もたくさんあるので「まずは試しに一つ」と思っている方は、シャークベンディングマシンが良いと思います。









そして、アップルロブスターとタクシーツリーは買っていないのですが、複数あったら当然こういう遊びが!!





共通ジョイントならではの組み換え遊び!!

ただし、共通なのはジョイントだけで、他のパーツ配置などは組み換えを考慮していないので、互いの部品が干渉して合体出来ないパターンも多いです。

スチームトレインは合体する場所がドラゴンの頭部に当たる箇所で、干渉するようなパーツも無いので使い勝手は抜群!

サメを合体させても、「複雑な頭部をもつエイリアン的生物」っぽくなっちゃいます。







こちらはブルドーザーにスチームトレインを無理やり合体させた乗り物系ロボ。

機関車の車輪を目に、半開きにしたスチームトレインの足を牙に見立て、伸ばした車体を鼻としてガネーシャのようなエレファントロボにしています。








第二弾のアンビュランスケーキとパイナップルバスは9月発売との事で、この二つはおもちゃショーでユニトロボーンが発表された時からリリースが決まっていた様子。

果たして、そこから先は出るんでしょうか?


かつてマシンロボが復活した際、マシンロボレスキュー→マシンロボムゲンバイン→ムゲンバイン→マシンロボNEXTと様々に変わりましたが、今回もシリーズ途中でのコンセプト変更とかありそうな気が・・・

まあ、ムゲンヒーローズみたいな大コケをしないで欲しいと切に願うばかりです。

















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BANDAI ユニトロボーン ブルドーザーバーガー&ビートルスチームトレイン

2022-08-05 13:35:18 | ロボット玩具


発表後、その斬新すぎるコンセプトで話題沸騰だったユニトロボーン。

7月末に発売になり、購入してみたのですが、なかなか開ける暇が・・・

ようやく開封したのでレビューです。


第一弾では全7種が発売されましたが、購入したのは4種のみ。

その中から、特にデザインの気になっていた2種を紹介します。





まずは「ブルドーザーバーガー」

合体するものがそのまま名前になっているというシンプルな設定。

パッケージは箱ではなく、90年アメトイ好きには呪いともいえるブリスターパッケージ。

ブリスターは台紙に糊付けされたタイプではなく、スライドで台紙が外せるので、遊んだ後にきれいに戻すことも出来ます。







名前の通り、ブルドーザーとハンバーガーのフィギュア。

入っているのはこれのみ。

説明書も台紙裏面に書いているのみ、と徹底したコストカットでシンプルな商品構成になっています。








ハンバーガーは掌に乗せてみるとこんな小ささ。


でも、最初にユニトロボーンの商品発表を見たときには、全体的にこのくらいのサイズ感だと思ったんですよね。

実際は割とでかい!

細かい部分のリアルさにはこだわっているらしく、塗装はされていませんがバンズにはセサミのディティールもあるし、はさんでいる具材もしっかり再現しています。

スライスチーズが熱で垂れている具合がリアルですね!







ブルドーザーは、さすがにこういう物は作りなれているバンダイ。

手堅く、しっかりとした造形です。

クローラー部分など、塗装されていない部分も目立ちますが、印象に残るウインドウ部分などポイントを絞った塗装をすることで、全体の雰囲気を損なうことなく成立させています。

エンジンブロック横に張り出した蝶番部分ですら、何かそういう装置を積んでいるのかと思わせます。








肝心の合体は、それぞれに設けられた共通のジョイントをはめわせることで行います。

ユニトロボーンは合体の法則として「同じ色の物同士」という決まりがあるようでハンバーガーは茶色と思いつつ、黄色のカテゴリー。

合体用ジョイントも形はすべて共通ですが、色はカテゴリーごとで決められているようです。

ブルドーザーとハンバーガーは受け側ジョイントが菫色になっています。







ジョイントの凹凸をそれぞれ合わせ、押し込むと・・・







スプリングによる自動変形でここまで展開します。

ハンバーガー側は頭部が展開するだけなので、自動変形と言って問題ありませんが、ブルドーザー側は手動で動かす部分が多いですね。







手動で手足を伸ばし、角度を整えることでブルドーザーバーガーのロボット形態が完成。

第一弾で発売されたユニトロボーンの中では一番ヒロイックなロボットだと思います。

シルエットのほとんどがブルドーザーなので、マシンロボらしさを一番感じるデザインですね。







他のユニトロボもそうなんですが、可動はほぼありません。

ブルドーザーバーガーは腕の付け根と肘が曲がるので、若干ポーズ付けが可能ですが、基本は棒立ちロボです。

まあ、昔のマシンロボ600シリーズだって、ほぼ動かなかったし、そこは同じですね。


ところで、名前についてなんですが、ざっと見た限りだと公式でも解説されていないのですが・・・

ユニトロボーンはシリーズ名で、ロボットを表す言葉は「ユニトロボ」になるんですね。

ユニット+ロボ+ボーンの造語ですかね?








もう一つ、ユニトロボーンのコンセプトとして「歌」があります。

購入していませんが、ウタゾーというキャラが音楽を流す(歌う?)とあり得ない物同士が合体するという設定です。

各ユニトロボには、音楽をイメージしたデザインが盛り込まれており、目の部分は音符になっています。

また、各所にシールが貼られていますが、音楽のイコライザーを思わせるデザインになっています。










つづいてはビートルスチームトレイン。

長い名前ですがゴロが良くリズム感のある名前ですね。








蒸気機関車とカブトムシ。

こんな組み合わせで玩具で遊ぶなんて、トランスフォーマーくらいしか無かったですよね。

しかも造形はメカ系ではなくリアル系ですからね。






カブトムシに関しては大きさもリアル。

実物よりは一回り大きいかな?くらいのサイズ感です。






不思議な模様はあるものの、肢の形とかちゃんと造形されています。

写真で見た時にはもっと黒っぽく思えたのですが、実物は割と茶色が強いです。







蒸気機関車。

そもそも、列車の玩具といえば今は新幹線が主流なので、なかなか蒸気機関車を現行のシリーズに組み込むのは勇気がいると思います。

だって、メインターゲットの子供なんて、蒸気機関車なんて見たこと無い子がほとんどでしょ?







鉄道は詳しくないので、どの機種がモデルだとか細かいことはよくわかりません。

が、非常によくできていると思います。







こちらも合体は共通のジョイント。

それぞれに凸と凹の2個のジョイントが設けられており、互い違いに組むことではめ合わせます。

黒系合体のジョイントは橙色。








ケガれた大人が見ると、まるで巨大カブトムシが列車をメスと間違えて・・・みたいなポーズで、お互いの凹凸をドッキング!!






蒸気機関車の上半分がパカっと割れて展開します。

しかし、このままだと何に変形しているのか、よく分かりません。








車輪部分など手動で展開する事で、ドラゴン型ユニトロボの完成です!!

ちなみに、尻尾部分は本当はもっと長いです・・・

先端部分が折り畳まれているのを後から気づきました。








それでも、車体が倍くらいに伸びるので、かなりのボリューム。

しかしこれ、キャラ設定もよくわかんないけどどう見ても悪役キャラですよね・・・








こちらも目の部分は音符で、各所のシールはイコライザー模様。

この顔、ほぼエイリアンじゃん・・・

でも、カブトムシを頭部にって考えた時に、特徴的なツノを前にするのが普通だと思うのに、あえて反対側を使うという発想が素晴らしいですね。

複雑な変形にしてよりドラゴンらしい顔にすることも出来るのにあえてこれだけシンプルな設計にこだわっているんですね。




ブルドーザーバーガーも、ビートルスチームトレインも、遊んでいて感じるのは、合体ジョイントがすぐに外れる事。

凹ジョイント側にギミックを発動させるため機能を持たせているのですが、どうやら内部にテンションをかけるパーツ(バネ?)があるようで、ジョイントを差し込んでも押し戻されるため、ちょっとした衝撃ですぐに外れてしまいます。

ユニトロボーンは大きいサイズと小さいサイズがありますが、大きいサイズは特に外れやすいですね。



他の二種も、次回レビューしたいと思います。


















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BANDAI 救急起動 DXウイングライナーロボ

2021-07-22 16:52:31 | ロボット玩具
所有しているマシンロボレスキューシリーズの玩具も、これで最後。



大型アイテムとして当時から人気の「DXウイングライナーロボ」です。

シリーズ前半の大型目玉アイテムですね。

いや、回転寿司もあったけどさ・・・





パッケージを開封すると、電車車両が分割されて入っています。

ウイングライナーロボはレッドウイングスというチームのトランスポーターで、移動基地的な役割も果たしていました。

・・・アニメ見ていないけど。






まずは先頭車両。

SF感と新幹線っぽい実在車両的なカッコよさが融合された良デザイン。

下面に転がし走行用の車輪がついているんですが外側からは車輪が見えないようにデザインされているので、リニアモーターカーのようにも見えます。






大胆に運転席側パネルを跳ね上げると、内部にはサポートロボ用のコンテナがあります。

コンテナの蓋がそのまま発進用スロープとなる仕組みです。







中間車両。

普通の電車なら客車に相当するんでしょうけど、窓などのディティールはナシ。

全体的に白いパーツはツルツルの光沢仕上げになっていて、成型色そのままなのに高級な質感があります。






こちらは天井パネルをガバっと開くと、サポートロボ用のコンテナが出現。

車両同士に挟まれる構造のため、発進用の出口が無いんですが、そこについては後程。









中央車両。

パンタグラフ根本の軟質パーツが黄変してました・・・

他は綺麗なのに。

車両の両脇に大胆に装甲版が飛び出した独自のデザイン。

上部はブリッジや司令塔のようなデザインになっています。






中央車両はリーダーロボを収納し、サイドパネルを横に開ける事でリーダーロボを発進させることが出来ます。

こちらの発進スロープはスライド式の収納ギミック。









全部を繋げて、5両編成にするとマシンモードの完成。

ですが、全長が90センチ近くなり、とても撮影できるスペースが無いので一部のみ。

中央車両のデカさが目立ちますが、先頭車両と中間車両は非常にスッキリと電車らしくまとめられています。






それぞれの連結部分はある程度可動するので、割と左右には写真の通りぐにゃりと曲げることが出来ます。

そしてここから・・・






各車両のパネルを展開し、収納されたマシンロボを発進させることが出来ます。

中間車両に収まっていたサポートロボは、中央車両から展開したアームを使い、クレーンのように持ち上げて発進させます。

この形態が指令基地っぽくてお気に入りです。

デカくて部屋を占領するのがネックだけど。











そして、ここからロボ形態に変形させて行きます。

電車状態にした後、車体を折り曲げ、半分にします。

車両同士は連結したまま変形させることが出来ます。







先頭車両の向きを変え、つま先部分を折って立たせます。

・・・デカい!






中間車両の一部パネルを下方向にスライドさせ、連結器部分をカバーします。

全てのパーツ移動でジョイントがしっかりとハマり、非常にガッチリと変形します。







最後に中央車両のパンタグラフ&装甲版部分を基部ごと回転させて・・・







ウイングライナーロボの完成!!

胸の部分にある白いパーツには、本当はレッドウイングスのチームロゴシールを貼るんですが、いつものごとくシールは未使用。

電王ライナーフォームっぽいカラーに異形の人型ロボというカッコいいロボットになっていますねぇ。

ポイントで使われている銀メッキも良いアクセントになっています。










頭部アップ。

艦橋っぽいような、巨大感のあるゴーグル顔。

頭のデザインとかシャトルっぽい色とか、ここだけ分離して小型飛行機になるのか?と思わせるようなデザインです。






アーム部分の可動はかなり広範囲に動きます。

ただし、肩を上にあげる事は出来ないです。

手はクリップ式になっており、スプリングギミックで物を挟んでおくことが出来ます。









公式な遊び方では無いですが、ロボ形態で無理やり基地っぽくパネルを展開。

こいつの上半身に追加メカが合体し、さらなる大型ロボになる予定だったという話は有名ですが・・・

いやー、やっぱりこうして遊んでみると、重量バランス相当難しいよね。

でっかい下駄パーツを付ければどうにかなるのかも知れないけど。










というわけで、マシンロボレスキューシリーズの玩具のレビューでした。

このブログでも古い記事で出していた物もありましたが、古すぎて写真がまともに見れるレベルじゃなかったので書き直しました。

まあ、写真については今の写真も全く見やすくは無いですけどね。


最近はこういう合体ロボらしい玩具も減ったので、改めて手に取るとメチャメチャ良いですね。

ホント、そろそろマシンロボブランド、本格的に復活しませんかねぇ!


























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BANDAI 救急起動 DXサイレンギャリーロボ

2021-07-20 06:43:32 | ロボット玩具
立て続けに紹介をしてきたマシンロボレスキューの玩具ですが、ハイパー合体シリーズ以外にも玩具が展開されていました。

有名なのだと、回転寿司こと「出撃!MRR大回転ベース」がありますが、今回は移動用の大型ロボをご紹介。






レッドウイングス・イエローギアーズ・ブルーサイレンズの3チームそれぞれにトランスポーターが所属していますが、こちらはブルーサイレンズのトランスポーター「サイレンギャリー」。

マシンロボでギャリーというと、600シリーズ時代にジェットギャリーという電動走行できるトレーラーがありましたね。





外箱がデカい!というより、厚い!

ハイパー合体シリーズと比べると、大型アイテムとしての存在感が半端ないです。









商品内容は、メインとなるサイレンギャリー本体と、ビークル状態のポリスロボとバイクロボが入っています。






ポリスロボとバイクロボは非変形となっており、サイレンギャリー本体への収納、発進遊び用となっています。

ハイパーポリスロボは持っていないので、リデコアイテムのサブマリンロボと比較。

シンプルな作りではありますが、大きさなどは本来のアイテムとの差異は無さそうです。








サイレンギャリー本体のトラクター部分。

あちこちにメッキとクリアパーツが使われていて豪華な感じがしますね。

フロントのスロープラインが、昭和戦隊モノの大型戦艦アイテムとか、ソルブレインのソリッドステイツ・1を思い出させますね。





後ろ側。

ギミック的に見えにくくなる部分にもディティールが入っており、全体的に情報量を多くすることで、大型アイテムの間延び感を軽減しています。






こちらのトラクター部分には、リーダーロボを収納するためのスペースが隠されています。

フロントと天井部分をぐっと持ち上げアーム部分でスイングさせます。

運転席はどこにあるのか不思議に思いますが・・・






さらにフロントバンパー部分を引き出すと接地用スロープが現れます。

基地遊び好きとしてはたまらないポイントですね。

トラクター部分にはリーダーロボを収納する事を想定してます。








トレーラー部分。

写真が上手く取れていませんが、白ベースに鮮やかな青、パトランプのクリアーレッドや、ポイントとなる装飾のゴールドメッキにホイールのシルバーと、高級感、とまでは言えませんが満足度の高いカラーリング。






当然トレーラーなので、中にはサポートロボを収納する事が出来ます。

トレーラーコンテナは4つのブロックに分かれていますが、前方の2ブロックは天井が跳ね上がるギミックになっています。





後ろ側の2ブロックも同じように天井が跳ね上がるんですが、こちらは後部パネルまで連続して可動し、天井パネルがそのまま接地スロープとなります。

ダイナミックに可動するので、発進遊びの際はテンションが上がります!





ポリスロボが無いので、代わりにイエローギアーズのサブマリンロボで発進遊び。

トレーラーの前方ブロックと後方ブロックは、一応つながっているので、前方に収納したサポートロボを必ずしも天面から取り出さなくてはいけない訳ではありません。











トラクターとトレーラーは接続箇所が二か所あり、説明書では遊び方によって接続位置を変えるように指示されています。

一枚目の全長が短くなる接続では、トラクターからの発進遊びをする際にスライドさせたパネルとトレーラーが干渉してしまうため、発進遊びの際には二枚目の接続をするように書かれています。





それではロボット形態に変形させて行きます。

トラクターとトレーラーを外し、トレーラーを直立させます。







トレーラーの端、つま先部分を下にスライドさせ接地させます。

細かい部分ですが、見た目に割と影響あるポイントですね。







前方部分のトレーラーコンテナを左右に展開し、腕に変形させます。






腿から上部分を前方へスライドさせ、脛のコンテナの穴をカバーパネルで塞ぎます。






腕部分のパトランプを展開し、クローアームを引出し手にします。







トラクターの後輪部分を折り曲げます。






トレーラー側へライドオン!





トラクターのパトランプを回転させ・・・






頭部を露出させます。






両足を開いて、ロボットモードの完成!!

いや、実は足を開くのを最後まで忘れてて、ホントはもっと前の手順で開くんですけどね・・・








デカくて迫力満点ですが、とにかく「箱」。

むしろ清々しいまでの箱ロボです。

でも、ちゃんとロボットらしくする為に、細かい所も変形してプロポーションを良くしようとしているのが分かる、ナイス設計。








頭部のアップ。

パトランプを薄くするために小さい頭にしたのかも知れませんが、この頭が全体のバランスの悪さの要因じゃないのかなぁと思います。

もっと大きな頭で良かったんじゃないですかね?

両脇のパトランプは、クリア―パーツの中にメッキパーツがあり、細かいモールドがされているので、光が反射して非常にきれいに見えます。

安易に電飾ギミックに走らなくとも、魅力的なランプに出来るという証拠ですね。







背面もシンプルですが、シャーシ表現のディティールがしっかり入っており、間延びしていないのが素晴らしいです。

当時あまり売れていた印象無いんですけど、何気にハイクオリティだし不遇玩具だったんですね。








サイレンギャリーロボ形態でも、ある程度パネルの展開が出来るので、指令基地的にハイパー合体ロボと絡めて遊べます。

まあ、足のパネルはかなり無理矢理開いてるんですけど。







手にしてみると出来の良さに気が付くという、割とロボット玩具にありがちなパターンの玩具。

変形やギミックも、写真なんかで見るよりかは複雑で遊びごたえもあります。

最も、ハイパー合体シリーズを持っていないとプレイバリューは落ちてしまうんですが。


やっぱり大きい基地系ロボは最高ですね!
























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BANDAI レスキュー合体シリーズ12 ハイパーVステルスロボ

2021-07-15 06:43:21 | ロボット玩具


アニメや漫画ではお馴染みの
「同じフォーマットのライバルロボットが出たら、後で味方になる」
というお約束事項にのっとり、ステルスロボが味方になってパワーアップ。





それが今回レビューする「ハイパーVステルスロボ」です。

まあ、アニメは見ていなかったので、味方になるまでの経緯とか知らないんですけどね。

シリーズ06として発売されたハイパーステルスロボは、サポートロボとしてドーザーロボのリデコ4体が付いていましたが、商品構成が大幅にリニューアルされました。







パワーアップ版であるハイパーVステルスロボでは、サポートロボではなく、パワーブースターとの合体に変更されています。

パワーブースターはボリュームがあるので、外箱も今までのシリーズより大きくなっています。








ステルスロボ本体。

ライバルキャラの時は紫がベースでしたが、味方キャラになり白にイメチェン。

ただ、ロボット状態ではグレーがメインになっており割と地味ですが、これは意図的なカラー配置なんでしょうかね。







残念なのはビス穴が非常に目立つ配置になっている事。

今までのリーダーロボは全て見えにくい位置だったのに、なぜステルスロボだけこんなに目立つ位置なんでしょうか・・・






付属の銃、クエンチャーガンは両手に持たせることが出来ます。

銃の形が変わっているんですが、これは別売りのコマンダーロボへの合体パーツを兼ねているため。

合体後のアンテナを銃に見立ててるんですね。






ビークル時は白がメインに紫のラインと、ロボット状態とガラリとイメージを変えるカラーリング。

ステルス機と言えば黒塗装のイメージが強いので、白ベースというのはなかなか斬新ですね。






ただ、真上から見ると分かるように、デルタ型ではあるんですが、正直ステルス機に見えるかと言われれば微妙。

腕の部分が斜辺のラインを崩してるんですが、大きなV字ラインを目立つ紫で書いていることで、シルエットを錯覚させています。

バンダイ製のデルタジェットとなるとガッチャスパルタンを思い出しますね。

600シリーズではステルスは出てなかったなぁ、と思ったんですが、当時はまだステルス機って一般的じゃなかったんですね。

F-117ナイトホークの写真が出たのって調べたら1988年でした。







リーダーロボお約束の転がし走行用の車輪は、翼を90度曲げると後輪が出てきます。

飛行状態で翼を広げているときは車輪が収納されるギミック。

これは着陸脚っぽく遊べて楽しいですね。









巨大なシールドパーツを中心に、付属のパーツをパワーブースターに組み替えます。







シールドパーツの表側には走行用の車輪がついているので、この状態でも転がし遊びが可能です。







パワーブースターと翼を畳んだステルスロボを合体!






ハイパーVステルスロボ スクラムモードの完成です。

両側の大きなエンジンとか、横長のシルエットとか、なんだかウルトラメカっぽい・・・

ちょっと武器に違和感はありますが、きれいに纏まっていてカッコいいですね。








ロボット形態でパワーブースターのパーツを組み替えハイパー合体!

ハイパーVステルスロボになります。







サポートロボとの合体とは違うシルエットとなり、白いカラーとも相まってヒロイックなデザインになっています。

腕のパーツの形のお陰で「腋」が出来ているのがマッシブなスタイルに一役買っていますね。








巨大なシールドパーツは残念ながらステルスロボには持たせることが出来ません・・・

まさかの余剰パーツ!

このシールドは別売りのコマンダーロボに持たせる事が出来ます。

ハイパーVステルスロボは、単体でも面白いアイテムなんですが、基本的にコマンダーロボをパワーアップさせる為のアイテムです。

そのためクエンチャーガンのデザインや余剰となるシールドなど、コマンダーロボを所有していない人にとっては残念な部分も割とあります。







せっかくなのでハイパージェットロボと手足を交換し「エクス合体」をさせてみました。

どちらも飛行機系なので色以外にはあまり違和感ないですね。







ハイパー合体シリーズはこの5種類しか持っていないので、連続でレビューをして来ましたが、これで終わりです。

マシンロボの復活⇒新要素としてハイパー合体⇒消費者による自由なエクス合体⇒合体遊びに特化した「ムゲンバイン」の誕生⇒食玩オリジナル展開が大ヒット、と一時代の流れを作った名作トイ。

2018年には「ムゲンヒーローズ」としてムゲンバイン復活を狙いましたが、ロボット玩具のアイデンティティである胴体と頭部をカードにしてしまうという「どうせみんな組み換えしちゃうから単体ロボはコストカット!」という方向性が裏目に出てしまいましたね・・・

同時期の食玩版ムゲンヤマトも以前ほどには勢いがつかなかったようです。


今は玩具製造のコストも上がり、じわじわ少子化が効いてきて販売の絶対量も落ちている状況ですが、マシンロボブランドはまた復活させて欲しいですね。




























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