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フィギュア、トイ、サブカルチャー
面白いと思った物をいろいろと取り上げています。

タカラトミーアーツ ホビーガチャ スター・ウォーズ ジェダイ・インターセプター

2025-06-10 11:58:56 | 特撮





前回の記事のデジャリック ホロチェス。

個人的にはここ最近で久しぶりに(自分が)盛り上がったガチャでしたが・・・

立て続けにスター・ウォーズ関連のガチャが、またもタカラトミーアーツから発売されました。






「ホビーガチャ スター・ウォーズ ジェダイ・インターセプター」

ハイクオリティで展開しているガチャシリーズ「ホビーガチャ」ブランドで、スター・ウォーズに登場するスターファイター(宇宙戦闘機)が発売されました。

商品名では「ジェダイ・インターセプタ―」となっていますが、正式にはイータ2アクティス級軽インターセプターという戦闘機。



ガチャのラインナップは、アナキン・スカイウォーカーが乗ったタイプが、通常形態と戦闘形態で2種、オビ=ワン・ケノービが乗ったタイプが2色で、それぞれ通常携帯と戦闘形態があり、計6種になっています。

自分は3個回して、1種ダブりで、結局2種の入手でした。







こちらはアナキン・スカイウォーカーが乗った、本体が濃いグレーに黄色の塗り分けの機体。

手前側の機体前方には、アストロメクドロイドのR2-D2が乗っています。

全体的にかなりシャープな造形になっており、組み立て式とは思えないほどパーツの合いも良いです。









後方から見ると、エンジンから噴き出すジェットのエフェクトが確認できます。

ホビーガチャシリーズでは、こうした「ちょっとした小道具」が付く事が今までもありましたが、やはりこういうちょっとしたオマケは嬉しいですね。








この商品の最大の特徴だと思っているギミックがこちら。

コクピットのキャノピーが開閉可能で、中にミニフィギュアを搭乗させることが出来ます。

ミニフィギュアも1/64という極小サイズながら塗装もされており、造形も含め、ちゃんとアナキン・スカイウォーカーであると認識できます。











もう1種、こちらはオビ=ワン・ケノービが登場した赤い機体で、戦闘形態として翼の先端部が開いている機体です。

アストロメクドロイドはR4-P17で、R2-D2と同型ながらカラーリングが赤いのが特徴です。









翼の先端部を見ると、折り畳まれていた副翼が立ち上がっている構造なのがよく分かります。

この機構は「Sフォイル」と呼ばれる、スター・ウォーズ世界での可変翼機構です。










もちろん、こちらもコクピットのキャノピーカバーは開閉可能。

中のミニフィギュアも若かりしオビ=ワン・ケノービになっています。

コクピット正面の八角形のウインドウや、Sフォイルを展開した翼の形が、のちに帝国軍の主力戦闘機となるTIEファイターへと繋がるデザインになっているのが分かります。












手元にあるホビーガチャだと、ティム・バートン版バットモービルがあったので比較。

どちらも同じ1/64スケールです。

こうしてみると、世界観が違うとはいえ、バットモービルがやはりデカイ車であるという事、逆にジェダイ・インターセプターはとても小さい宇宙戦闘機だという事がわかります。

もちろん、どちらもハイクオリティなのですが、バットマンが単色なのに対し、今回のガチャではパイロットに塗装までされているのが驚きですね。









とにかく全体的にシャープできっちりした造形が印象的なガチャです。

塗装や色分けもしっかりされていますが、スター・ウォーズ世界で考えるとちょっキレイ過ぎかも知れません。

スミ入れやウェザリング、お約束の銀ハゲなど手を入れれば、もっと化けるでしょうね。









机の上にある、他の宇宙モノのミニチュアと一緒に。

スター・ウォーズは映画冒頭で流れるオープニングクロールで「遠い昔、はるか銀河の彼方で」と語られているので、並んでいるアポロ宇宙船やH2-Aロケットの方が新しいんですよね。

タカラトミーアーツのホビーガチャ、是非とも他の宇宙船も出して欲しいのですが・・・

ワイルドスピードは新しいガチャ出しているし、スター・ウォーズも期待して良いかなぁ!























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タカラトミーアーツ スター・ウォーズ デジャリック ホロチェス

2025-06-02 16:01:12 | 特撮


ここ数年のガチャガチャブームですが、この四半世紀で状況は大きく変わりました。

何より影響が大きいのは物価高騰。


今は各社が、手ごろな値段をキープしたまま、いかに高品質で、かつ消費者に刺さる物を出せるか?が勝負のキモとなっています。

その中で、やはり強いのは大手の会社。





日本のガチャガチャの元祖「ペニイ商会」の流れを汲む「タカラトミーアーツ」からニッチで素敵なガチャが発売されました。





それが「スター・ウォーズ デジャリック ホロチェス」

ってカプセルだけ見せられてもSWファン以外は何のことか分かりませんよね。

「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の劇中で、ミレニアムファルコン内でチェス盤の上でホログラム表示されたモンスターを戦わせるゲームが行われていた場面を覚えていますでしょうか?

あのゲームこそ「デジャリック」です。


スター・ウォーズ世界では、銀河中で最も親しまれているゲームという設定です。

盤上にホログラムで表示されてる8体のモンスターが、立体フィギュアとしてガチャガチャでリリースされたんです。

こんなニッチでマニア心をくすぐる一品、買わずにはいられないでしょう!!

商品は、デジャリックモンスター8種でカラーが彩色版とホロカラー版の2パターン、計16種になっています。




という訳で、デジャリックに使われる8種のホロモンスターをご紹介。




こちらは「ギック」の彩色版です。

スター・ウォーズ版のウィキペディア「ウーキーペディア」によると、ギックは惑星ビスのジャングルに生息した昆虫型生物で、ビスの恐ろしいジャングルで頂点に立つ捕食動物との事。

デジャリックのホロモンスターは、設定上「実在した」とされる伝説の生き物や、神話、伝説のモンスターをコマにしているそうです。

ノミのような体型とユーモラスな顔は、そんなに恐ろし気な生物には見えないですね。









続いては「ヌゴック」の彩色版。

ヌゴックは詳細な設定がされておらず、スター・ウォーズ世界でも文献しか残っていない伝説のモンスターのようです。

しかし、もう見た目から恐ろし気ですね。

きっと凶悪なモンスターなんでしょう。

他のデジャリックホロモンスターもそうですが、彩色版は最近のガチャ製品では非常に珍しいくらいに彩色が細かくなっています。











こちらは「モノック」

惑星ソッコーロに起源を持つ知性ある砂漠種族で、槍を使って敵と戦う原始的なハンターだそうです。

動物的な恐ろしさを持つホロモンスターが多い中、数少ない技巧派のコマなんでしょうね。


このガチャシリーズ、素材のPVCがかなり柔らかいため、細かい造形のコマは立たせるのも難しかったりします。

モノックも、特徴である槍をしっかり構えさせるのが難しいですね。

これだけ柔らかいと、可塑剤の染み出しとか経年劣化が気になるなぁ・・・









続いては「キンタン・ストライダー」

惑星キンタン原住のケイ素系生物で、簡素な道具なら扱うことができる種族との事。

雪男とかを彷彿とさせる愛嬌ある姿です。

モノック同様に武器を持ったテクニカルキャラですね。

ガチャのフィギュアは、両腕が別パーツになっていますが、嵌合軸が太い丸軸のため、腕の角度を変える事が出来ます。












こちらは「マンデリアン・セイヴリップ」のホロカラー版。


このデジャリック ホロチェスのガチャ、彩色版のアソート率が非常に低いんですよ。

筐体に補充される出荷パッケージは、ガチャ玉30個で構成されています。

そのうち、彩色版は8種1セットのみ、ホロカラー版が8種2セット、彩色版のバラ3個、ホロカラーのバラ3個、という決まった割合になっているそうです。

なので、彩色版をコンプリートしたい場合、基本的には筐体をカラにする(400円カプセル×30個で12000円!)必要があるそうで・・・

自分はもちろん、そんな予算は避けないので『今のところ』17個回した分で、どうにかトレードし集めたコレクションです。

なので、彩色版は4種、残りはホロカラー版でのレビューとなります。


話を戻して「マンデリアン・セイヴリップ」ですが、今回のラインナップの中では一番デカいです!

惑星オード・マンテルに起源を持つ原始的な爬虫類型種族。巨体と腕力で知られ、成長すると4mを超える個体もいる、という設定。

エイリアンとして分かりやすい見た目の影響なのか、デジャリックでの活躍シーンも多く、種族設定も細かく作られています。









こちらは「クロアスラッグ」のホロカラー版。

クロアスラッグはアウターリムと呼ばれる銀河の外側領域の未開惑星に住む生物で、詳しい生態は知られておらず湿地帯の生物である事しか設定されていません。

しかしこのナメクジ風というか長いボディに凶悪な口、というデザインはスター・ウォーズでは「あるある」のデザインですね。

スペース・スラッグとかサルラックとか。









続いて「フージックス」のホロカラー版。

一見すると犬のような生物に見えますが、左右の手足は背中から伸びた一本ずつの器官から二股に分かれています。

フージックスは惑星キニエンでは人気のペットであると設定されています。

ものすごく大きな口に対して、胴体部分が小さく、どうやって食物を消化しているのかが気になります。

尻尾にトゲがあり、獲物を捕らえるときには電気ショックを流すそうです。

そんな生き物をペットにするの・・・?










最後は「グリンタッシュのモレイトア」

オルデラン人の神話に登場する魔法生物だそうで、単にグリンタッシュと呼ばれる事もあるとか。

非常に複雑な形状の手足ですが、右手は肘から下の部分を床に這わせているポーズが正しいようです。


そもそも、このデジャリック ホロチェスが映画に登場し注目を集めたのは、エピソード4/新たなる希望が公開された70年代では、ホログラムを表現する半透明な映像というのはまだまだ珍しかったんですね。

そのボウっと透き通った感じの再現としては、この半透明のホロカラー版というのは良く出来ていると思います。







さて、ここまでガチャのホロチェス8種をレビューしましたが・・・

記事を書くにあたり、ウーキーペディア等をいろいろ見ましたが、肝心のデジャリックの遊び方が分かりません!

ルールとして分かっているのは、4対4、もしくは5対5で盤上でモンスターを戦わせ、相手側のホロモンスターを全滅させたら勝利、という事。

今回はミレニアムファルコンに搭載されたデジャリックで使える8種のホロモンスターが立体化されましたが、設定では8種以上に様々なホロモンスターが居るとの事。

判明しているのはスクリンプ、バルボス、カルカスという3体。

スクリンプ、バルボスの2体は「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」で確認できます。

カルカスはスピンオフの小説「ラスト・ショット」に出ているそうですが、どんな姿をしているのかは不明です。








こちらはガチャの台紙の画像一部。

まさにミレニアムファルコンにあるデジャリックの本編画像です。

白黒にで円形に分かれたチェス盤に、テーブルのフチには操作装置風の物が見えます。

赤と青のランプが並び、いくつかのトグルスイッチ、そして下側には記号が掛かれた押しボタンが無数に並んでいるのが見えます。

ウーキーペディアによると「各ホロモンスターにはそれぞれ固有の動き方と攻撃方法が設定されており、相手の駒がいるマスに自分の駒を移動させることで、相手モンスターを殺すことができた。」とあるので、このボタンで攻撃方法を入力していると思われます。

我々の世界のチェスのような、決まった動きで駒を取り合うゲームではなく、対戦の要素が強いゲームなんですね。

設定では「銀河系でもっとも親しまれているゲーム」となっているので、ゲームとしての戦略性があり、基本的にはどのホロモンスターでも公平に勝てるチャンスがあるルールのはずですね。


また、デジャリックはホロチェスボードを使わず、実体の駒とサイコロでもプレイする事が出来るそうです。

恐らく、公式なルールは作られないまま、あくまで「劇中内のゲーム」とされる一方、世界中のスター・ウォーズファンがオリジナルルールを考えているんでしょうね。









しかし、こうして8種類が集まると、やはりデジャリックボードが欲しくなりますね。

出来れば安く手に入れたい!

・・・となれば、もう自作するしかない!





で、いろいろダイソー店内を探して買ってきたのがこちら。

そう、お蕎麦を盛る皿です。

水切りの網もついて110円(税込み)








これを選んだ理由は、手頃な大きさであったことに加え、材質がポリエスチレンであった事。

この手のプラ皿はポリプロピレンが使われていることが多いのですが、ポリプロピレンは塗装も接着も出来ないため、加工に向いていません。

皿をひっくり返すと、裏面には商品の説明刻印があったので、やすり掛けして刻印を消します。

この皿、裏のフチからフチの直径がちょうど20センチ。

デジャリックは三重の円になっているので、コンパスカッターを使い、ケガキ線を入れていきます。

中心の円は直径4センチになるように、半径2センチでケガキ。

中間の円は直径12センチになるように半径6センチでケガキます。

その後は、分度器と定規を使い、12分割の線を引いていきます。










ケガキ線が終わったら、タミヤスプレーのアルミシルバーで塗装。

で、見ての通り野外でスプレーしたんですが・・・乾燥時に放置してたらメチャクチャ埃だらけに・・・

何か覆いをかけて乾燥させれば良かった。









銀スプレーが乾燥したら、ケガキ線に合わせてマスキングし、アクリル塗料の黒を筆塗りしていきます。

しかし、これまた広い面積を筆塗りするのが苦手なため、ムラは出来るし筆跡も残りまくるし・・・失敗の連続ですね。








操作パネルまで作るとなると、かなりハードルが上がるので諦めましたが、せめて赤青のランプは再現したい!

と、またもダイソーにラインストーンシールを求めに行きましたが、丁度良い大きさの商品を発見できませんでした。

で、どうせ発光ギミックとかも仕込む予定は無いので、このようなパールのシールを購入し、クリアーレッドとクリアーブルーで塗装しました。

それぞれ12個を塗装しましたが、後から本物(?)はランプが13個付いている事に気が付きます。

でも、もうここまで来たら「俺オリジナルのデジャリック!!」として完成まで進める事にします。








全体にトップコートをスプレーし、パールシールを貼って、デジャリック ホロチェスボードの完成です!


実は最後の工程も失敗がありまして・・・

このパールのシール、接着部分の余白は自分で切らなきゃいけないんですよね。

デザインナイフで一個一個を切るんですが、切ったそばから端部分がパールにくっついたり、粘着シートが柔らかすぎて上手に切れなかったり・・・これまた地味に大変でした。










ホロモンスターのガチャフィギュアを並べ、ようやく完成!!

決してキレイな作品では無いですが、自分ではなかなか満足しています。


俺の脳内設定
「辺境の貧しい惑星の職人が手作業で作っている、廉価版のデジャリックボード。ラカン・インダストリーズ社製のような高性能ではないが、その安さから子供たちの入門編としてそこそこに売れ続けている定番玩具。1人プレイ用の対戦プログラムも、大手の製品に使われている銀河デジャリック協会公認の物はコスト的に使えないため、独自に開発したプログラムを使っている。1人プレイではCPU側モンスターを単色表示する事で子供にも自モンスターが分かりやすくなるように工夫されている。」


ちょっとボードについての記事が長くなりましたが、肝心のガチャフィギュア、めちゃくちゃ良いですよ。

彩色版がなかなか出ないのはアレですが、スター・ウォーズの世界の中でも、種族としてのエイリアンじゃないモンスターは独特のデザインで、マニアにもおススメ出来ます。

何より、今まで出たデジャリック関連商品は高額な物がおおいので、1個400円というお手頃価格で手に入るのは、もうおそらく最後のチャンスですね!


Xで見ても「なかなか売っているのが見つからない!」「あったけど既に空っぽだった!」など、人気のほどが伺えるポストが多数ですが・・・

見かけたら回しまくる事をおススメします!























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バンプレスト ウルトラマンシリーズ 豪塊 ウルトラの父

2025-03-07 10:40:16 | 特撮






最近は、歳と共にどんどん玩具に対するアンテナも感度が低くなっておりますが・・・


久しぶりに店頭で一目惚れして購入した玩具です。






バンプレストの「豪塊 ウルトラの父」

自分は中古品扱いで店舗購入しましたが、本来はプライズとしてゲームセンターのクレーンゲームなどの景品として流通している物です。









外箱は縦長になっている独自の形状。

普段、クレーンゲームはまったくやらないので、これが取りやすい部類なのかどうかも不明です。

この「豪塊」と名付けられたシリーズも知らなかったんですが、2017年ころからリリースされている息の長いシリーズだったんですね。

過去にはアメコミヒーローやSW、さらにはガンダムなども出ていたようです。









箱の中には、二つに分解されたウルトラの父が入っています。

差し込んで組み立てるだけなので、開封から秒で完成。

パッケージ写真詐欺な事もなく、写真そのまんまのフィギュアが入っています。












もう、この品に関してはアレコレと書く必要も無いですね。

無可動でギミックも無いし、見た目の造形が全てなのです。







ウルトラの父は、確かに元々の着ぐるみ造形も胸板が極端に厚いし、過去の立体物でもマッチョよりに弄られる事はありましたが・・・

ここまで「筋肉」を表した表現と立体化は初ですね。








この大胸筋!

45mの巨人なので、この腕の筋肉隆起はまるで山脈ですね!


改めてwikiで見てみると、ウルトラの父ってデザインは一般公募だったんですね。








今まさに鉄拳を放とうと力を溜め込んでいる姿は、故アントニオ猪木氏のナックルアローを思わせる力強さです。


正直、リアルタイムでウルトラシリーズを見ていた幼少期はウルトラの父って好きじゃなかったんですよね。

番組内での活躍がほんの僅かというのも関係していた気がします。

近年の作品や映画では、しっかりとアクション含め活躍しており、シンプルに「カッコいい」と思える場面も多くなりました。

また、後付け設定ながらケンという本名(?)や、宇宙警備隊初代隊長といった「お父さん」じゃないキャラクター性が増えた事で、偉大なウルトラ戦士というイメージが出来上がった気がします。










下半身だって抜かりはありません。

右足には、フィギュアの安定性を高めるための台座パーツが付いていますが、大きさも最小限で、デザインも地面を踏み抜いたかのような瓦礫になっており、全体の力強さを崩すことなく仕上がっています。













そもそものウルトラマンというデザイン自体、神秘性を感じるように、仏像でも菩薩像を思わせるような流線形を主体としてるので、この筋骨隆々なデザインというのは真逆のコンセプトになってるんですよね。

過去にはウルトラマンをまさしく仏像に見立てたフィギュアも発売されていましたが、十二神将として装具を纏った姿であり、フィジカルのみで戦う姿ではありませんでした。









こうして頭部をまじまじと見ると、角と髭以外はまんまウルトラマンなんだという事がよく分かります。

ウルトラマンの頭部に力強さのツノと、威厳のためのヒゲを付けたデザインなんですね。

体の赤のラインは、ウルトラの父が初登場したウルトラマンAにも近いような、独特のラインですね。

しかし、実子という設定であるタロウが、セブンを始めとするレッド族と同じ赤一色の体色なのは、幼少の頃からずっと謎です。

まあ、ゼロやタイガになると青の要素も入って来るし、ウルトラ一族の遺伝法則は、我々人類の計り知れない所なのでしょう。

あと、関係ないけどウルトラマンキングって、幼少の頃はずっとウルトラ祖父なんだと思ってました。











これだけの力強さなら、きっと歴代ウルトラマンが苦戦してきたキングジョーの強固な装甲も一撃で砕けそうです。








ウルトラアクションフィギュアのキングジョーと並べた所。

ウルトラの父は脚を広げたポーズなので、はっきりした大きさの違いは不明ですが、二回りほど大きいです。

ウルトラアクションフィギュアは、商品サイズが約16センチ。

身長40m設定のウルトラマンなら、1/250スケールとなります。

ウルトラの父は設定では身長45m、豪塊フィギュアではまっすぐ立たせると22センチくらいありそうなので、約1/200スケールといった所でしょうか。










1998年にバンダイのS.I.C.シリーズで、既存キャラクターをアレンジして立体化する、というアプローチが一般化し、様々な切り口で多数の商品が出ています。

中には正直、まったく心を惹かれないアレンジもあったりしますが、この豪塊版のアレンジはストレートにカッコいいと思えますね。

ちょうど先月くらいには別シリーズのプライズ商品でウルトラの母も出たと聞き、調べてみたら父よりちょっと大きいらしく・・・流石に並べて飾った時に違和感があるかと思い、断念しました。


さて、箱には第一弾と書いてあるし、シリーズとして続いてくれるんだと思いますが・・・

ベタにベリアルとかも良いですが、どんなキャラクターが立体化されるのか楽しみですね!!





















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BANDAI ウルトラ怪獣アドバンス ヴァラロン

2025-02-20 12:22:28 | 特撮


ブレーザーどころか、アークも終わってニュージェネレーションズの放送をしているのに

今更ながらウルトラマンブレーザーのソフビのレビューです。

いや、たまたま先日、安売りされていたのを見つけて買ったからなんですけどね。








通常のウルトラ怪獣ソフビより大きなサイズの「ウルトラ怪獣アドバンス」で発売された、ラスボス怪獣のヴァラロン。











箱自体に厚みがあり、ボリュームのある仕様になっています。

ウルトラマンブレーザーでは、このアドバンスで4種発売されています。

ニジカガチは過去の記事にてレビュー済みです。










箱を開封すると、第一形態のヴァラロン本体と、オプションパーツが別に入っています。


・・・ハァ、なんでこの商品にMod.3ユニット同梱しなかったんだろう。

いや、そもそも「怪獣ソフビまで買わないとアースガロンのパワーアップは再現できないよ」という仕様自体がアレですけど、それでもMod.2ユニットは手に入ったのに・・・







ノーマル状態のヴァラロン。

劇中の第一形態はこれより更にシンプルだったり、爪の向きが逆だったりするので、ちゃんとした再現では無いです。

ソフビとしての遊びを優先した、1.5形態とでも言うべき姿ですね。









特徴的な全体のディティールや、剝き出し感ある頭部などはしっかりと再現されています。

頭部の透明カバーは流石に表現されていないので、ここは透明レジンでも流し込んで再現したいところですね。









そして、ヴァラロンと言えば、尻尾に生成される生体爆弾。

ソフビでもしっかり再現されています。








生体爆弾部分は、ソフビの一体成型で作られており、ヴァラロンの通常状態の尻尾に突き刺す形で取り付けることが出来ます。

もちろん、付け外しは自在なので、劇中シーンを再開したり、誰かに爆弾を持たせる、などのアクションが可能です。









全てのオプションパーツを外した素の状態のヴァラロンとDXアースガロンとの対比。

ウルトラ怪獣アドヴァンスなので、ボリューム、大きさは充分とはいえ、この状態ではラスボス感も薄く、小柄な怪獣に見えてしまいます。









同じくウルトラ怪獣アドヴァンスでリリースされたニジカガチとの比較。

やはり本体部分のボリューム不足を感じます。

手足の長さなどを見ると、スケール感が違う訳ではないので、そもそものデザインの差なんでしょうね。









ここから付属パーツでヴァラロンを第二形態にしていきます。

まずは、胴体肩部分にある突起にパーツを付けたし、延びた角を延長します。








これにより後方側にシルエットが伸び、かなりボリュームが出ます。

この体から突き出したパイプ状の突起とか、頭部のヌメッとしたカバーなど、SF映画の金字塔「エイリアン」のゼノモーフの影響を感じますね。









更に、頭部も変化させますが、ここは丸々交換式になっています。

首からのパーツを嵌合部分から外し、第二形態用の頭部パーツに付け替えます。









ヴァラロン 第二形態の完成です。

ソフビとしては、もともとこっちを基準として第一形態を作っているので、劇中とコッチがそっくりなのは当然ですね。

ジャマダハルのような手の爪が個人的に好きなポイントです。

第一形態でも腕はそのままですが、劇中では爪が肘側に生えてて、第二形態になると前側になるんですよね。









頭部に増えたツノや、延びた肩のトゲなど、分かりやすくパワーアップしていますね。

劇中ではウルトラマンブレーザーの力を取り込んだ影響で変異したように見えます。

もしかしたら、取り込む力が別の何かなら、またコレとは違う姿に変化したのかも知れませんね。









フィギュアライズのブレーザーと。

コンセプト的にはウルトラアクションフィギュア版のブレーザーと戦わせるのが正しいのでしょうけど、大きさもマッチするし、何より可動や再現度が高いのでフィギュアライズ版で遊んでいます。

ウルトラアクションフィギュアも、いいシリーズなんですよね。

安くて造形も良いですし、もっと種類が増えてくれると嬉しいんですけどね。

ザンギル出ないかなぁ










うちにあるウルトラマンブレーザー関連フィギュア。

バザンガとかタガヌラーは安いの見つける事もあるし、買い足そうかなぁ?

ゲバルガとバザンガ買って宇宙怪獣だけ揃えとくのも良いかなぁ?など、作品放送は終わっているのに、いろいろと物欲が揺れ動きます。



最近のウルトラマンは半年で放送したら、再編集版のクロニクルやニュージェネレーションスターズを放送する、という流れなので、次のウルトラマンは7月から?


新しいウルトラマンが出るとしたら、どんな姿なのか楽しみですね!!























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BANDAI ゴジラエッグ モスラ

2024-12-05 13:49:12 | 特撮







今年はゴジラ生誕70周年なんですね。

「ゴジラ-1.0」が地上波で放送されたり、いろいろなグッズの発売が続いているのはそのためなんですね。



そんな新商品なども出る中、玩具としては珍しい再生産アイテムでゴジラエッグが発売されています。

前回、メカゴジラを購入しレビューしましたが、最近さらに再販が増えたので今度はモスラを購入してみました。






パッケージは初版からリニューアル。

帰ってきたウルトラエッグもパッケージは変わりましたからね。









エッグ形態。

比較的タマゴ型が保たれているのは個人的にポイントです。

キャラクター的にはタマゴというのも合いますが、繭形態といっても良いかと思います。

そういえば、80年代の元祖タマゴ変形ゴジラ玩具の「ちゃ卵ぽ卵」でもゴジラとギドラだけで、モスラはリリースされなかったんですよね。








怪獣モードへ変形はシンプルで、タマゴの半身を広げるように展開します。

見ての通り、モスラ成虫とモスラ幼虫が合体しているので、これを分離します。








一つのタマゴから二つの怪獣が生まれます。

見立て遊びとしては

・タマゴから幼虫が生まれる
・幼虫が繭を作る
・繭から孵化してモスラ成虫が誕生!

という流れが再現可能です!







モスラ幼虫といえば双子というイメージですが、こちらは残念ながら1匹のみになります。

もともとが芋虫体型なので、タマゴ変形用にプロポーション弄られても違和感は無いですね。









モスラ成虫のほうは、タマゴの外側に沿った体形のため少し前傾したような姿勢で固定されています。

そのため、バランスの良い位置で飾ろうとすると飛行状態で飾らなければいけないので、スタンドが必要になります。

まあ、手でブンドドして遊ぶ分には困らないレベルですが。










翅の彩色はかなり頑張っていると思います。

再販版である事を考えると、今のコスト上昇の割を食らって塗装省略されるような部分ですが、確認する限り2014版からの省略は無いようです。








成虫と幼虫をタマゴ形態時にしっかりと保持させるためのジョイント。

このジョイントの形、バンダイ製品ではお馴染みですね。







つまりユニトロボーンなんかとも絡めて遊べちゃうんです。

まあ、ジョイントの角度が微妙なので、ブロックトイ的な自由度はありませんが・・・










前回に紹介した同じゴジラエッグシリーズのメカゴジラと。


ほかに、今回の再販ではゴジラとキングギドラ、さらにバリエーションとしてバーニングゴジラがリリースされています。

が、自分的には、並べた時のボリューム差があり過ぎてちょっと購入意欲が・・・

どうせなら、やっぱり新規でゴジラエッグ作ってくれないですかねぇ。

帰ってきたウルトラエッグも再販ばかりだし、是非、新作をお待ちしております!!


















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BANDAI 仮面ライダーガヴ フィギュア付きチョコスナック

2024-09-22 08:39:41 | 特撮












長く続くコンテンツというのは、なかなか商品展開も難しい面があります。

そのコンテンツの鉄板玩具が決まっている物はいいのですが、そうじゃない物は長い年月の中で試行錯誤され、多くが消えていきます。


そんなコンテンツの代表格が「仮面ライダー」で、昭和、平成、令和と続くなかで、「統一フォーマットで初代から最新まですべて揃う」という物がほとんどありません。



そんな中、また新たな試みとして「フィギュア付きチョコスナック」が発売されました。








発売から数日たったある日、仕事帰りにコンビニに行ったら1BOX置いていたので、大人力を発揮し全購入。

1BOXは14個入りになっています。








こういうフォーマットで売られる食玩って、ものすごく久しぶりですね!!








ビニールのシュリンクを外すと、オマケの箱とチョコの箱に分かれます。

そもそも、お菓子がビニールでシュリンクパッケージされるようになったのは「グリコ森永事件」という物があって・・・(以下略)









お菓子自体も、紙の箱の中に直接入っています。

これは今でも森永チョコボールなどでも採用されているので、そこまで新鮮ではないですが、今は箱の中で更にアルミパッケージされているのが主流だと思います。

こういう細かいところも、なんだか昭和の食玩を思い出させますね。

森永ガンダムチョコとか、あの頃はミニプラモ付きチョコボールって結構あったなぁ


最近はカバヤも森永も面白い食玩出してくれないしなぁ。











さて、肝心のオマケ箱。

早速一つを開けてみると、レアの金色でした!!


この商品、全16種のライダーフィギュアがランダム(?)で封入されており、さらにレアバージョンとして金色が存在します。

つまり、全32種類。










仮面ライダークウガ

フィギュアはPVC製で台座固定の非可動です。







いきなりのレアバージョン、しかも大好きなクウガというのは幸先が良いです!

残りの13箱も開けてみます!!









開封結果。

レアバージョンの金は2体。

そして、ダブりが2個でした。

そもそも、キャラとしては16種類なので、14個1BOX買ってもコンプはしないのは分かっていますが、ボックス内でダブりが出るんですね。








もう一つ出たレア金は「仮面ライダーセイバー」

ちょっと頭部の先が曲がっちゃってますね。

PVCなので、小箱の中で歪んでしまっている物も多いですが、ドライヤーや熱湯で温めれば治るので問題ないです。




そのほか、ノーマル銀バージョンは




仮面ライダー1号




仮面ライダーV3




仮面ライダーBLACK




仮面ライダーリバイ




仮面ライダーギーツ




仮面ライダーガッチャード



そして、メインターゲットの子供層が一番欲しがるであろう現行作品から


仮面ライダーガヴ ポッピングミフォーム



仮面ライダーガヴ ザクザクチップスフォーム



仮面ライダーヴァレン




そして、16種のうちシークレットとなっているのが


仮面ライダーガヴ パンチングミアシスト







ひときわ大きい右腕もしっかり造形されています。










1BOX買って、12種類が当たりました。

昭和な食玩を思わせる懐かしいパッケージや、60mmと小さいながら細かくつくられたミニフィギュアなど、かなり楽しい商品です。


・・・ただ、値段はかなり今の時代を感じさせますが・・・

昭和~平成前期くらいなら、1箱100円だったよなぁ。









追記

さらに別店舗で見つけたので10個を買い足し!

結果、4種増やすことが出来ました!



仮面ライダービルド ゴールド塗装版




仮面ライダーダブル ゴールド塗装版



仮面ライダーゼロワン



仮面ライダーセイバー シルバー塗装












さて、かなりの数を購入し、なんとなく推測出来る事も混ぜて、個人的な推理を書かせていただくと・・・

・シークレットは名前が伏せられているだけでレアではない。むしろ1BOXには1個入っている。

・ガヴ関連の4種(シクレ含)は、現行ライダーだけあり1BOX1個ずつ必ず入っている。

・ゴールド塗装版は1BOX14個中、2~3個入っているが、配置はランダム。

・1BOX14個の内部種類は完全ランダムではなく数種のアソートが有る感じ(ダブル人は同じのがダブっているので)


と言ったところでしょうか。

さて、ゴールド塗装版はさすがに16種は集められないけど、せめてノーマル銀塗装はコンプリートしたいところ。

トレードでどうにか入手できないか、頑張ってみます!!



でも、その先には「仮面ライダーチョコ」のクリアー版ガヴとヴァレン、さらに12月には「MICRO STATUE COLLECTION 仮面ライダー」という同サイズフィギュアでフル塗装バージョンも出るみたいで・・・

当然、こっちのチョコスナックの第二弾も出るようですし、なかなか道は長いですねぇ・・・
























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BANDAI ゴジラエッグ メカゴジラ

2024-08-22 10:56:38 | 特撮







日本映画「ゴジラ-1.0」や米国映画「ゴジラ×コング 新たなる帝国」がヒットしているせいか、なんだかゴジラ関連が盛り上がっております。


まあ、もともと定番キャラですので、新製品も毎月のように出ておりますが。







そんな中、なぜか突然復活した「ゴジラエッグ」。

帰ってきたウルトラエッグが好調なのか、まさかの再販です。

気になっていたメカゴジラだけ購入したのでレビューします。


もともとは2014年に発売されたので、なんと10年振りの再販。








10年前にゴジラエッグを購入しなかった理由は、このエッグ形態。

他のタマゴ変形玩具のレビュー記事でも常に書いていますが、エッグ形態がキレイなタマゴ型じゃない玩具は好みでは無いんですよねぇ。









とはいえ、今になって改めて見てみれば「せめて全体のシルエットだけはシッカリとタマゴ型にしよう!」という設計意思が感じられるデザインであることが分かります。

後部の尻尾、両足の腿、脛にかけてのラインにその努力が伺えます。










見た目からも分かる通り、変形方法はいたってシンプル。

胸部を開けて収納されている頭部を出し、両足と尻尾を展開するだけです。












怪獣形態。

もともと、昭和なスタイルのメカゴジラなので、極端にプロポーションが違う感じは受けませんね。

もうちょっと首が長く出来ればよかったんでしょうが、変形ギミックとしても難しいんでしょうね。











上半身アップ。

昭和メカゴジラの特徴であるブタ鼻や、各所のリベットなど、細かいディティールを良く再現してあります。










メカゴジラの頭部は、90度上向きに可動するのでこのように飛行形態のポーズを取らせることも出来ます。

これ、2014年の発売当初はウリのギミックの一つとして宣伝していたのに、今回の再販版ではなぜかこれが出来るという事に一言も触れられていなんですよね。












ウルトラアクションフィギュアの中では小振りなゴモラとの比較。

さすがに小さめとはいえ、ゴモラよりはゴジラエッグの方が小さいですね。











ついでに、同系統のエッグシリーズとの比較。

左から
・旧ウルトラエッグのバルタン星人
・帰ってきたウルトラエッグのブレーザー
・ゴジラエッグのメカゴジラ
・エッグフォースのファースト・オーダー・ストームトルーパー

ゴジラエッグは2014年当時からLエッグと一回り大きいサイズである事がリリースされていました。

が、変形後で比べると、その大きさにはかなりの差があります。

変形ギミックとして以上に、キャラクター再現のためのプロポーションによる部分が大きいんですね。

ほぼ同じ変形ギミックのストームトルーパーとメカゴジラを比べると、足の長さの差分がそのまま身長差になっているのが分かります。

こうして見ると、一番小さいエッグ形態から一番大きなサイズに変形するブレーザー(帰ってきたウルトラエッグ)はデザインと設計が秀逸なんだと良く分かりますね。










単純な変形で、変形後は特に可動もしないので、イマイチ遊びごたえという点ではアピール力の弱いゴジラエッグ。

でも、昔のオモチャって可動なんてほぼ無かったし、それでも変形ギミックだけで充分楽しかったですよね。


ウルトラアクションフィギュアと同じく、手軽にパッと手に取って遊べるところこそが最大の魅力なんじゃないでしょうか?


再販だけでなく、新規造形も期待したいところですが・・・帰ってきたウルトラエッグも怪獣の方はなかなか再販出ないし、期待せずのんびり待つことにしましょう。





















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BANDAI ウルトラアクションフィギュア キングジョー

2024-08-20 10:43:08 | 特撮




前回のゴモラのレビューに続き、同じくウルトラアクションフィギュアから「キングジョー」をレビューします。





なんだか、理由は分からないけど好きな怪獣(ロボット?)ですね。

ゴモラと同じく、人気のある怪獣なので商品化の機会も多く、手にしやすいのが理由の一つかも知れません。










商品は、やはり至ってシンプル。

ギミックも排除し、コストを抑える事で低年齢層でも買いやすい商品になっています。

S.Hフィギュアーツの価格に比べると、ホント安いですね。

しかしながら、ディティールやプロポーションはしっかりと再現されています。









上半身アップ。

特徴的な頭部デザイン、低年齢層も対象とした商品なのに省略されなかった耳のアンテナ、胸部のパネルの色彩。

どこを取っても「おお、キングジョーだ!」となる造形になっています。









アクションフィギュア、とはいえ、可動部分はやはり少な目。

この辺はゴモラと一緒ですね。

人型に近い分、ゴモラよりはポージングの幅があります。









ゴモラと対決!!

・・・ん~、やっぱりゴモラ小さいなぁ









せっかくなので、近年手に入れたウルトラマン関連のフィギュアと並べてみました。

真ん中のセブンガーはウルトラアクションフィギュアシリーズのモノです。







DXキングジョーストレイジカスタムとの比較。

アースガロンもですが、DX系と比べると流石に小さく感じますね。









セブンガーとの対決は「シルバー&ゴールド」で美しさすら感じますね。

色、質感、プロポーション、どれも満足度高いです。

これでせめて4分割ギミックが付いていてくれたら・・・









作品によってはキングジョーは大量生産されてるみたいなので、ストレイジカスタムと別個体のキングジョーが居てもおかしくないですね。

これでキングジョー・オン・キングジョーという不思議遊びも可能になります。










キングジョー同士で遊ぶとなれば、名作トイ、ウルトラエッグ版キングジョー。

比べてみると成型色にかなり違いがありますね。

ウルトラアクションフィギュア版は、本当に金色がキレイに表現されています。










オリジナル「キングジョー;エッグ武装ディフェンスモード」

ペダニウム合金製のエッグアーマーを装着。

ただでさえ硬いキングジョーが更に防御力アップ!








オリジナル「キングジョー;エッグ武装アタックモード」

追加装甲は下半身に集約し、上半身は動きやすく。

エッグブレードとエッグシールドを装備した攻撃特化モードだ!








いやー、ウルトラアクションフィギュアシリーズ、良いですね。

ついつい手に取って遊びたくなる気軽さと、じっくり眺めていたくなる造形がたまりません。

他にも気になる怪獣もラインナップされているので、じっくり購入を考えていきたいと思います。


そのうちキングジョーグも出てくれないかなぁ!


























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BANDAI ウルトラアクションフィギュア ゴモラ

2024-08-18 10:07:06 | 特撮







若い時には、仕事で時間が無くても、趣味への情熱は途切れる事は無かったんですが・・・

半世紀近く生きてくると、やはり疲れには勝てず、肉体的、精神的にも「あー、もう何もヤル気おきねぇ」と休みの日もゴロゴロしてしまう訳ですね。

そうなってくると、手の込んだ趣味は中々出来なくなる。

で、パっと開けてガシガシ遊んでシュッと片付けられる、そんな玩具が欲しくなる訳ですね。






そういう訳で、今更ながらにウルトラアクションフィギュアを買った訳です。

正しくは、キングジョーが発売されて欲しくなったから、前から気になっていたゴモラも買った、という状態です。








そんな訳で今回はウルトラアクションフィギュアのゴモラをレビュー。

もともと人気の怪獣ですが、ウルトラギャラクシー大怪獣バトルでの主人公クラスの活躍で、一気にトップクラスの人気怪獣となりました。






パッケージを開けると、特徴的な尻尾のみ別パーツになっています。

本体はもちろん、完成品で塗装済みです。







尻尾の取り付けは、本体に差し込むだけですが、本体側の断面には細かくモールドがされています。

つまり尻尾を外しておけば、ウルトラマン劇中での科学特捜隊に切られた姿を再現できるようになっています。









やはりこの「怪獣らしさ」がゴモラの魅力。

ゴジラによって確立された直立二本足型怪獣体型をしっかり継承し、頭部の三日月ツノ、鼻先のツノに加え、手足のしっかりした爪が戦闘力の高さを伺わせます。










頭部アップ。

流石に何度も商品化されている人気怪獣。

しっかりと特徴をとらえたハンサムフェイス。

口が開閉できる所もポイントです。









全身の可動で言えば、腕、脚の付け根と首の回転くらいなので、大きなポージングは出来ません。

いわゆるブンドド遊びが出来る必要最低限の可動、といった感じです。









このウルトラアクションフィギュアシリーズ、2013年まで展開されていた旧ソフビのウルトラ怪獣シリーズとスケールがあっていると思っていたんですが・・・

他の物と比べると、なんだかゴモラ小さい・・・?

フィギュアライズのブレーザーと並べると、一回り違います。









DXアースガロンとの対決!

・・・やっぱり小さいなぁ







1978年のキングザウルスシリーズから、基本16センチサイズで展開されていたウルトラ怪獣ソフビは2013年に13センチクラスの現行品にリニューアルされました。

その後、16センチクラスで発売される商品はDXとして展開されています。

まあ、実際にDX商品になるのは、このニジカガチのようにボリュームのある怪獣の場合が多いので、そうしたDX系と比べるとウルトラアクションフィギュアシリーズは小さく感じてしまうのかも知れませんね。










長らく50年以上、手軽に遊べるウルトラ怪獣といえばソフビ一択だったのが、こうしてプラ製アクションフィギュアも選択できるようになったというのは喜ばしいですね。

しかも、イマドキの玩具価格高騰の状況で考えると非常に安価な商品が多いのも嬉しいです。


・・・毎回フォーマット変えて統一感ゼロの仮面ライダーフィギュアも、このラインで出せばいいのに。























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BANDAI カプセル合体 デカレンジャーロボ

2024-05-22 20:58:56 | 特撮









先日に部屋を掃除していたら、たまたま発見したガシャポンをレビュー。

20周年を迎え、続編も制作されて盛り上がっている「特捜戦隊デカレンジャー」

そのデカレンジャーのいわゆる戦隊ロボ1号がデカレンジャーロボです。



え、あれからもう20年経っているのか・・?!







既に当時はミニプラの進化が話題となっており、プロポーション、可動性がDX玩具とは別方向に進んでいた頃でした。

そんな中、発売されたのがこの「カプセル合体」

当時は1回300円で、全五種でした。







パトストライカー。

彩色とシールで劇中通りの色が再現されており、タイヤはコロガシ走行が可能になっています。

劇中での車体後部のアーム展開や、武器の取り付けは残念ながら再現されていません。










パトジャイラー

戦隊メカとしては割と大きめの飛行メカ。

変形のためのギミックはしっかり搭載されていますが、プレイバリューに繋がるギミックがほとんどないのが寂しいですね。

ジャイロの羽根は開閉は出来ますが回転しないのでバルカン砲が展開できません。

また、ジャイロワッパー部分の取り外しも不可です。









パトレーラー。

こちらも牽引トラック風のジョイントなど、全体的にはディティールも細かいのですが、コンテナ開閉ギミックがないため単体でのプレイバリューは低めですね。

まあ、300円でフル彩色完成品が買えたことが今となっては奇跡的ですが。









パトアーマー。

こちらには、デカレンジャーロボ時の右拳と武器であるシグナルキャノンが付属していますが、ご覧のように余剰パーツになっています。

車体後部の投光器ギミックは無いので、残念ながらジャッジメントソードも再現できません。









パトシグナ―。

こちらにはデカレンジャーロボ時の左拳が付属しています。

もともとの曲線主体のボディと、商品の大きさからチョロQを彷彿させます。










パトシグナ―はサインボードを開く事は出来ますが、基部の回転は無いので劇中のようにサインを正面に向ける事は出来ません。

また、パトアーマーとパトシグナ―は内部にプルバックゼンマイが入っており、走行ギミックを楽しむことが出来ます。

劇中ギミック再現よりも、実際に手に取った子供が遊べるギミックを優先しているんですね。










合体は拳の差し替え以外は、劇中やDXにならったギミックを搭載しています。

パトストライカーはちゃんと内部に頭部が入っていますし、パトジャイラ―も着陸脚の収納も再現されています。









デカレンジャーロボの完成です。

合体方法はかなりシンプルな「ボディ担当に手足が付く」というスタイルなので、ガシャポン商品でも再現しやすいですね。

全体的に太くてゴツイ体型ですが、DX玩具と比べると、パトストライカーが小さめでパトアーマーとパトシグナ―が一回り大きくなっています。

1カプセルごとの商品の大きさを揃えるためなんでしょうね。











武器がシグナルキャノンしか付いていませんが、劇中でも印象的な武器なので、これだけでも十分カッコよく飾れますね。

何より、このドッシリしたプロポーションが素立ちでも重厚感を出してくれています。










同じガシャポン商品の「GP合体キングオージャー」との比較。

大きさ、材質、ギミックなど、クオリティに20年の差を感じますね。

この二体、どちらもその後に2号ロボなどとのスーパー合体があるのにカプセルで展開されなかったという同じ境遇でもありますね。











そして、何よりこのカプセル合体版の最大のギミックはLED発光!!

・・・すげえ、電池も替えていないのに20年経っても発光するよ!!

プルバックゼンマイのギミックを持つ両腕は光りませんが、胴体、両足が劇中やDX玩具と同じように発光します。

さらに、DX玩具では発光ギミックは中心のパトストライカーに集約されていて、脚の発光もパトストライカー側で光らせていたのに対し、カプセル合体版はちゃんとパトジャイラ―、パトレーラーにLEDが仕込まれています。

写真は合体後の発光状態しかありませんが、各ビークル状態でも発光できるのがポイントです。



今のところ、今季のブンブンジャーはGP合体も出ないようですし、今までもカプセル合体、GP合体が必ず出ていた訳でもないですが、やはり手軽に集められて手軽に遊べる戦隊ロボとしては非常に良いカテゴリーだと思います。

マジキングも傑作だったもんなぁ

是非、今後もシリーズを続けて欲しいですね!



















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BANDAI 帰ってきたウルトラエッグ 16 ウルトラマンブレーザー

2023-12-29 00:56:20 | 特撮






まあ言ったらナンなんですが・・・

地味に新商品が発売された「帰ってきたウルトラエッグ」


少し前ですが、ようやく現行ウルトラマンのブレーザーが発売されたので購入しました。






パッケージなどは同シリーズで統一のフォーマット。

昔なら急にパッケージの仕様が変えられたりして、シリーズの統一感を損なう事もありましたが、最近はあまりそういう展開は無いですね。

まあ、ソフビとか低単価商品はそもそも裸売りになっちゃってますしね。









E.G.(エッグ)モード

この時点で分かる通り、ウルトラ戦士は全部同じフォーマットで頭部とプリントが違うだけです。

エッグモード時にエンブレムが正面に来るのも統一されています。








当然、変形方法も同じ。

でもまあ、良く出来ているんだよなあ。







頭部はもちろん新規造形。

お顔はかなりいい感じですね。

特徴的な体表のラインですが、胴体部分と太腿部分のみにプリントされています。

再現性は完ぺきではないですが、ブレーザーの雰囲気はしっかり捉えていますね。

一方、背面はカラータイマーを模したエンブレムのみでちょっと寂しい感じです。










2010年代の初代ウルトラエッグと違って、第二世代の「帰ってきた」シリーズはある程度ポーズを取らせる事が可能です。

ただ、肩は横に若干広げる事が出来るのですが、タマゴの殻が邪魔になり、ごくわずかにしか角度をつけられません。









頭部は左右に首を振る事も出来ますが、変形ギミック上、顎を引いた状態や、のけ反らせた状態も再現できます。

なので、このように飛行ポーズ風も再現可能です。










せっかくなので、以前に購入したウルトラマンZと。

まあ、ほぼ色変え商品ではありますが。








今回のブレーザーの方が若干頭部が大きくなっており、全体のバランスは向上しています。

ただ、Zはもともとスーツも凹凸の少ないスラっとしたラインなので、このくらいの頭部の大きさでも気にはなりません。










しかし、この素体、良く出来てるからウルトラマンとかキャラクター性を抜きにしてベーシックなフィギュアとして出しても良いと思うんですけどね。

ライダーとか他のキャラでも流用出来るでしょうし、もっと活用しても良いのではないでしょうか?









最近遊んでいるその他のウルトラマン玩具と一緒に。

ウルトラマンという作品ファンには、昭和の時代から一定層「怪獣ファン」が居ますが、ロボ怪獣はそれに加え「メカ好きオタク」にも響く要素があるので、私のような嗜好を拗らせた層にはとても魅力的に映ります。


ウルトラエッグも、過去の怪獣エッグはとても凝ったギミックを備えたものが多かったので、是非復刻して欲しいですね。

また、出来れば怪獣は新規造形も出して欲しいです!

ブレーザーに出ている怪獣も、卵型にしやすそうなのが結構いるじゃないですか?

ゲパルガやタガヌラーあたりは良さそうですけどねぇ。


バンダイのタマゴ変形玩具は、ダメダメなデザインも多いですが、たまに伝説クラスにすごいのが出ますからね。

ウルトラエッグ以外にも展開を期待します!


という事で、バンダイさん、是非スターウォーズの新作エッグをお願いします!



















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BANDAI Figure-rise Standard ウルトラマンブレーザー

2023-12-11 19:45:43 | 特撮


最近は、プラノサウルスとかミニプラとか、イベントで貰ったガンプラとか、「俺はモデラーか?」と思うほどプラモデルを作っているのですが・・・

これまた、待ち望んでいたプラモデルが発売されたので購入しました。







BANDAIが展開しているフィギュアのプラモ、フィギュアライズスタンダードの新作、ウルトラマンブレーザーです。

ウルトラアクション版のブレーザーを買おうか迷っていたんですが、塗装やプロポーションを考えてこちらを選択しました。









早速開封。

フィギュアライズ自体、仮面ライダー響鬼以来、久しぶりに買ったのですが「こんなにランナー数多かったっけ?」というのが第一印象。

黒、銀、そして多色成型ランナーに、クリアーパーツも水色とピンクの二種があります。

また、パーツの色分けだけでは再現できない細かい部分などは、付属のシールでフォローしています。











とにかく、このキットの最大のキモは「A1ランナー」

多色インサート成型で一つのランナーで複雑な三色の色分けを再現しているパーツです。

もうこのランナーを見ているだけでも芸術品のような、頭で考えると混乱するような複雑な作りのパーツです。









ご覧のように、銀色部分がベースになりつつも、赤、青のランナーが追加され、パーツの上で一つに組み合わさっています。

この手のプラモデルは、いろプラ1/250ガンダム、1/144ドラグナーD-1のシステムインジェクション21など昔からありますが、今回のはその集大成と言えるのではないでしょうか?

とても素晴らしい技術である一方、ゲート跡の処理がとてつもなく大変です。

今回のブレーザーは本体の暗銀色に加え、赤の部分も青の部分もパールのような粒子が入ったラメ風になっており、ゲート跡が黒ずんで非常に目立ちます。

また、赤い部分、青い部分それぞれに湯口となるランナーゲートが設けられているので、一つ一つのパーツのゲート数が非常に多いです。

ぶっちゃけ、ブレーザーをキレイに仕上げるコツは、このゲート跡をいかに目立たなくするか?に集約されていると思います。









ブレーザーの生物的な曲線の組み合わせを再現しているため、基本的な構造は黒いフレームパーツに外装となる銀や模様のパーツをはめ込んでいくのですが、パーツ単体で見ても、そのパーツがどの部位を表しているのかが非常に分かりにくいです。

これは製品としての完成度をあげるための仕様なので、むしろ歓迎するべき事なんですが、とにかくその精度というか構造にうならされます。

何を組んでいるのかよく分からないパーツ同士を組み立て、気が付くと手足が完成している、という不思議な感覚に襲われます。








この超複雑な左太もものパーツ、非常に組むのが大変に見えますが、多色インサート成型を活かし、なんと左右2パーツで挟み込むと完成します。

ね?ワケ分かんないでしょ?変態でしょ?凄すぎるでしょ?











組みやすいのにパーツの形状が把握しにくいので、当然、説明書とはずっと睨め合いしながら組み立てる事になります。

で、説明書の組立手順なのですが、本来は頭部→胴体部→右足左足→右腕左腕という順序で組み立てるように指示されています。

しかし、自分はプラモデルでは最初に組み始めた部分がもっとも興奮とモチベーションが高く、腕や足など「ほぼ同じパーツを二回組む」というのが後から出てくると、どんどんモチベーションが落ちてきてしまいます。

なので、その面倒な手足の組立を先に行い、テンションの上がる頭部や胴を後にする事で最後まで飽きることなく組むようにしています。








しかし、このフィギュアライズのブレーザーに関しては説明書の順番通りに組み立てて行くことをおススメします!

多色インサート成型で、複雑な色分けの部分も簡単に1パーツで再現している一方、胴体部や写真の腰部分など、その模様を全て別パーツ化して組み立てが必要な部分も多々あります。

この模様再現のためのパーツが非常に細かい!

わずか数ミリのパーツも非常に多いです。

当然、曲線多用のデザインのため、パッと見ただけではその小さなパーツがどこに付くのか分かりにくく、場合によっては上下左右の向きも一見では分からなくなっています。


なので「神経を使う細かいパーツの組立」が必要な部分を先にし「気持ちよくサクサク組める手足」が後の方が作業負担が少ないです。











ここまで来て、ようやく下半身の完成。

関節が仕込まれているにも関わらず、素立ちでは腰から太ももに欠けての模様やラインがピタっと合わさるのが本当にスゴイです。









複雑な胴体の組立を経て、ようやく全身の完成です。

発売されてすぐに買ったのですが、仕事の合間にちょっとずつ組み立て、1週間かかりました・・・

全くキットには手を入れず、塗装もしておりませんが、この仕上がりです!









ブレーザーの半身に絡みついたかのような青と赤のライン。

既製品での再現は相当難しいだろうと思っていましたが、まさかプラモデルで、しかも成形色の色分けで再現されるとは本当に驚きです。

逆に塗装派の人はその複雑さに塗装を諦めるという逆転現象まで起きているようですね。









上半身アップ。

全体のプロポーションなどは、個人ごとの好みもあると思いますが、自分は概ね満足しています。

ただ、全部が手放しに褒められるか?と言えば、やはり肩部分は若干の不満が・・・

確かにブレーザーの肩はスーツでも盛り上がっていますが、フィギュアライズでは別パーツにして「アーマー」にしてしまっています。

本体との一体感が損なわれていますし、何より構造上「ポロリ」が多発します。

一方で、顔の造詣などは文句の付けようがないのではないでしょうか?






胸のカラータイマーはクリアーパーツで再現されていますが、クリアーピンクの成形色のパーツと差し替える事で赤点滅バージョンを再現する事も出来ます。







さて、可動ですが・・・

よく動きますよ。

バンダイの商品紹介ページや、他の人のレビューなどを見てもらえれば分かると思います。

すごく良く出来ています。


でも、個人的には腰と胸の曲がり具合があと一歩なんですよねぇ。

あの特徴的なムエタイのワイクーのような祈りのようなポーズ。

ぐっと深く体を沈めた姿勢を取るには、ちょっと可動が物足りないんですよ。

欲を言えば、差し替えの平手パーツも親指が立っているので、指を揃えた平手も欲しかったですね。












さて、そもそもでフィギュアライズのブレーザーを買った理由は、コレです!

大きさ的にDXアースガロンやDXソフビと絡めても違和感の無いサイズなので購入しました。


フィギュアーツもウルトラアクションも、若干の身長差はあれどほぼ同じような大きさなので、それぞれの価格や特徴で選ぶことが出来るのが良いですね。

高額、高品質、可動も良好で買ってすぐ遊べるフィギュアーツか?

自分で組み立てが必要で、プラモデルとしての強度を考慮するべきフィギュアライズか?

低価格でディティール、塗装はイマイチだけどガシガシ遊べる頑丈さが魅力のウルトラアクションか?

遊び方や求める目的で選べますね。








怪獣ソフビはニジカガチしか所有しておりませんが、この二つを並べるとクリアー板でレインボー光輪なんかも自作したくなりますね。









キットにはガラダマ雷鳴剣チルソナイトソードも付属します。

ガラダマ部分の稲妻マークはシールで再現されていますが、刀身に現れる稲妻模様は再現されていません。

ちなみに武器握り手は左右あるので、チルソナイトソードを左手に持たせる事も出来ます。


スパイラルバレードも欲しい所ですが、まあ、あれは発光状態とかこだわらなければ、余りランナーとかから自作しようと思えばすぐ作れますからね・・・








ザンギルも欲しくなるけど、あっちは14センチソフビしか出てないんだよなぁ。







物語としても佳境に入って来たにも関わらず、まだまだブレーザーが何者でどんな経緯で主人公と一体化したのか、謎だらけですね。

まあ、その神秘性と、蛮族の洗練されていない戦い方がブレーザーの魅力なのですが。









ちょうど発掘したので、類似性を言われているウルトラマン・ザ・ネクスト(アンファンス)と。

経年劣化でネクストが黄ばんでいますが、やはり似ていますね。

このネクストのソフビは劇中のプロポーションをかなり正確に再現しているんですが、今のブレーザーの劇中の姿と比べると、こうしたスーツ表現の進化というのも凄いんだなぁ、と思います。


さて、ちょっと作るのに疲れましたけど、落ち着いたら手足の黒ラインと、目立つゲート跡のリタッチくらいはやろうかな!





















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ミニプラ 王様戦隊キングオージャー コーカサスカブト城を楽しむ

2023-12-02 09:11:37 | 特撮








購入して以来、なぜか一番気に入っているのが「コーカサスカブト城」の状態というミニプラキングコーカサスカブト。

しかし、前回のレビューでも書きましたが、なかなか「城らしく」見せるのは難しいです。










そこで、一部パーツを幅詰めする事にしました。

城の城壁上段、ゴッドキングオージャー時には、ゴッドカマキリ、ゴッドハチが乗る部分のパーツです。

写真で左側のパーツ、内側を幅詰めしているが分かりますでしょうか?








これにより、ノーマルだとほぼツライチだった城壁の1段目と2段目に、きちんと段差が出来ます。

変形やギミックにも影響出ない地味な場所ですし「これ一つで効果絶大!」という改造では無いですが、自分としてはかなり気に入っています。








これ以上、より城らしく!となると、やはりロボ時の脇、太もも上部の空間を埋めないといけません。

それはちょっと技術的にも大変なので、本体の改造は諦め、ディスプレイでそれらしくする事を考えます。










こちら、先日にレビューした「GP合体 キングオージャー」

目立つ部分をリペイントしてみました。

これでだいぶ、劇中イメージに近づいたと思います。

やはり、劇中でのコーカサスカブト城と言えば、各シュゴッドが乗っかっているシーンが印象的なので、このGP合体のシュゴットはミニプラに乗せる用です。









キングオージャーに組み替えしました。

ミニプラよりゴッドパピヨンの羽根が大きいので、ここのフチを塗ってあげるとかなり見栄えが良くなりますね。

あと、写真にちゃんと写っていませんが、地味にゴッドカマキリは触覚と腕の余分を切り飛ばしています。

これで触角はちゃんとV字になるし、腕も長く見えるようになったので手を動かした甲斐があります。









キングコーカサスカブトとの比較。

設定ではキングコーカサスカブトの全高は220m、対してキングオージャーの全高は48mなので、およそ4倍くらいのサイズ比が正しい訳です。

ミニプラとGP合体版との比較だと、ほぼ1/2サイズ。

なので、本当はもっと小さいキングオージャー、もしくはシュゴッドが欲しいですね。








劇中では、シュゴッドモードのコーカサスカブトが宇宙船となり、他のシュゴッドを格納していましたが、さすがにGP合体版を使っても再現は難しいですね。

ミニプラではなくDX玩具のコーカサスカブトなら丁度良いかも・・・?








これでもオーバースケールですが、だいぶ雰囲気は出ているんじゃないでしょうか?

ミニサイズのシュゴッドを飾るだけで、劇中のコーカサスカブト城に見えてきます。











せっかくなので、もう1ネタ仕込みます。

こちら、株式会社ウェーブから発売されている「1/100スケール モビルスタッフ」。

以前にミニチュア遊びのために購入してストックしていた物です。










こいつを5色に塗って立たせれば、キングオージャーのミニフィギュアとして遊べるんじゃないか!と思いついたわけです。

幸い、もともとの造詣が宇宙服風でアーマーっぽくなっているので、キングオージャーのスーツっぽく見せる事が出来そうです。

1/100スケールは、実際のミニプラとの尺寸とは合いませんが、並べれば雰囲気は出せると思います。










ミニフィギュア、完成。

最初は素立ちの5人でいいや、と思ったんですが・・・この小ささだと「らしさ」を出すためにポーズを変えないと、ホントただのカラフル人形になってしまいます。

1/100ミニフィギュアは、前回も塗装して遊びましたが、ポーズ変えは初めてのチャレンジです。

関節部分でカットして、角度を変えて接着というシンプルな手法。

しかし、カマキリオージャーの下半身は納得出来ていないです。

もっとひねりのような優雅な組み脚を再現してみたいですね。


オージャカリバーもプラ板の切れ端で適当に作っています。

ご覧のように、かなり雑ではありますが、パっとみて「キングオージャーだ!」と認識出来れば成功というハードルの低さで作っています。









せっかくなので、ミニプラ版の各シュゴッドと一緒に撮ってみました。







ミニフィギュアの足裏には、セメダインBBXを塗っているので、このようにシュゴッドの上に乗せる事が出来ます。











こちらはGP合体版の各シュゴッドに乗せたところ。

番組オープニングで、変身前の王様たちがシュゴッドの上に乗っているシーンがありますが、GP版だとその雰囲気に近いですね。








もちろん、ロボ状態のキングオージャーの前に並べてもOK。

ちなみに、スパイダークモノスも作っているんですが、アイツは白黒金の複雑3色なんで、なかなか制作が進みません。

めんどくさくなって放置しています。










という訳で、GP合体版のシュゴッドと、オリジナルのミニフィギュアを並べ、コーカサスカブト城のディスプレイが完成です!!

いや、最高の自己満足!!


これ以上の「らしさ」を求めると、もうジオラマ作るしかなくなるもんなぁ・・・











キングコーカサスカブトは、一部のパーツを幅詰めしましたが、問題なくゴッドキングオージャーにもなれます。

スケールが違うとはいえ、ミニフィギュアを手前に並べると、より巨大感が増しますね!










撮影と言えば、ダイソーのシールブックもなかなか使い勝手が良いですね。

GP合体キングオージャーは大きさも丁度良いので、ミニフィギュアとも一緒に飾っておくと、シュゴッダム感が出ていい感じです。












ミニプラで遊びを追求するとなると、超精密塗装とか、関節可動域拡大とか、比較的プラモデル的手法で楽しまれる方が多いですね。

そりゃ、食玩プラモデルなんだから当たり前ですが。

でも、自画自賛になりますが、コーカサスカブト城のためにここまで手を掛けた人は他にいないのではないでしょうか?


この自作のミニフィギュア、すっかり気に入ったんですが、もっと精密なヤツを公式で出さないですかねぇ。

今はSMPシリーズとかでも過去の戦隊ロボを精力的にリリースしています。

それに合わせ、ミニアクションフィギュアであるショウドウシリーズでは過去戦隊も発売されますが、やはりロボと一緒に飾るならこのくらいのミニミニフィギュアが良いと思うんですよ。


スケールは合っていなくても、このくらいの小ささなら雰囲気バッチリだと思うんですが、どうですかねぇ?
























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BANDAI ウルトラ怪獣アドバンス ニジカガチ&アースガロン Mod.2ユニット

2023-11-28 09:13:16 | 特撮





買おうかどうか悩んでいたんですが・・・

あわよくば投げ売りとか、Mod2パーツだけネットで見つけたら、なんて考えていたんですが・・・






先日に放送されたエピソード「さすらいのザンキル」を見たら、ニジカガチ再登場と、話の良さにヤラれて、思わず買っちゃいました。

今のレギュラーのソフビシリーズ「ウルトラ怪獣シリーズ」よりも一回り大きい(自分たちの世代でだと旧ソフビサイズと言った方が伝わる?)アドバンスシリーズ。








ソフビなのにボックス入りです。

しかも、このボックスがまた正方形っぽい大きな箱なんですよね。

持って帰る際にカバンに入らなくて苦労しました。










ウルトラマンブレーザーに登場する怪獣は、宇宙由来や地球に太古からいる生物だったりといろんなパターンがありますが、ニジカガチは「民間伝承に出てくる怪獣」として、非常にインパクトある怪獣でした。







外箱の中では尻尾は取り外された状態で梱包してあり、自分で取り付ける必要があります。

別パーツ化ししているだけにボリュームもあり、全体バランスも良好です。

この辺は、さすが怪獣ソフビを作り続けているバンダイ。

造詣も含めて文句ない出来ですね。






この背中から尻尾にかけての、鱗のような装甲のようなパーツの重なり具合が超セクシー。

よく見ると、ちゃんと型から抜けやすいように、装甲同士の重なりが無い造形ですが、そう感じさせてしまう絶妙な具合で作られています。








蛇や雨天と言った、現実の日本古来の伝承と怪獣をうまく組み合わせた設定に「虹」という要素を取り入れたのはナイスアイデアですね。

ところで、この通常時の装甲を纏った顔、合わせ目がピタっとハマらないんですが・・・

これは仕方ないんだろうけど、またセメダインBBXのお世話になるかなぁ?








頭部の装甲を跳ね上げると、蛇系というより鳥系にも見える極彩色のご尊顔が現れます。

こういう、簡単なソフビ嵌合を利用したギミックって良いですよね。

ソフビ人形って「基本動かない」という認識でいるので、ギミックがあると何だかものすごく得した気分になります。








こちらの顔にすると、凶悪さや攻撃性も増しますが、神々しさも増して一層カッコよく見えてきます。

・・・最近、プラノサウルスとかの影響で恐竜とか好きになって来たからか、昔より怪獣をカッコよく感じます。







もう一つのギミックが、尻尾の先。

埋め込まれている剣を引き延ばす事が出来ます。

「さすらいのザンギル」のストーリーでも、ニジカガチのこの尻尾の剣と、ブレーザーの剣、ザンギルの剣と、巨大剣士アクションが印象的でしたね。







正直、バンダイのソフビって、仮面ライダーよりウルトラマン系の方が彩色を頑張っているイメージですが、その中でもアドバンスなどの大型ソフビは塗装個所が多く見栄えも良い物が多いです。

ニジカガチも、普通に手にしている分には塗装に不満は無いんですが、改めてパッケージ写真と比べると、これでも相当省略されているんですね。










そして、人によってはこちらが本体とも言われる23式特殊戦術機甲獣アースガロンのMod.2(モッドツー)ユニット。

箱には、接続基部とレールキャノン、多目的レーザー砲の3パーツに分かれて収納されています。







アースガロンの背面には、ハの字型に接続ジョイントが設けられているので、Mod.2ユニットをジョイントに合わせて接続します。

この際、ジョイント下方のサウンドボタンが押下され、ヒルマゲントのセリフで武装が切り替わった事を告げます。








肩にキャノンというのはロボット物の武装ではお約束ですが、それだけにカッコいいですよね。

分かりやすいパワーアップ=火力増加というのは、子供にも受けると思います。







レールキャノン、多目的レーザーともにギミックや可動部などはほぼ皆無。

それぞれ付け根が可動するくらいです。







その付け根の可動は、単純な1軸可動ですが自由度は高め。

劇中での「伏せ」の体形での砲撃も再現できます。








第8話で、ぶっつけ本番で実践投入され、ニジカガチと戦ったMod.2。

ロボVS怪獣のカッコよさだけでなく、アースガロンの場合は怪獣VS怪獣っぽい雰囲気にもなるのがいいですね!!


ちなみに、Mod.2ユニットを装着したアースガロンは、ボタンで発せられるセリフと効果音が変化し、レールキャノンと多目的レーザーを使った攻撃音が鳴ります。









こうしてアースガロンも怪獣も揃ってくると、当然、肝心のウルトラマンブレーザーのフィギュアも欲しくなってきますね。

ウルトラアクションフィギュアも、S.Hフィギュアーツにも手を出していないのは、12月発売予定のFigure-rise Standardのブレーザー待ちだからです。

しかし、今回のブレーザー、パワーアップでアーマー装着はありますが、フォームチェンジは徹底して無しにするんですね。

個人的にはアリだと思います。

アースガロンは飛行用のMod.3までは決まっていますが、それ以外にも出るんでしょうか?

もしかして冬映画で新装備披露とか?!


リアルタイムで追うのは、いろいろ想像が膨らんで楽しいですね!!






















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BANDAI GP合体キングオージャー

2023-11-24 06:39:02 | 特撮








ガチャガチャって、ついつい買っちゃいますよね。

最近はブームになっている事もあり、ショッピングモールや駅なんかにも専門店があったり、家電量販店でも大量に筐体が置いてあったり。

一方で、ほとんどの商品が一度きりの生産で、出回った時期を逃すと二度と手に入らないという事も多いです。

10年くらい前までは、専門店でコンプセットなんかを安く買えたのですが、最近はそういう売り方はやめている所も多いみたいですね。





さて、前から気になっていたGP(ガチャポン)合体のキングオージャー。

欲しいと思った時には発売から時間が経っており、あまり見かける事がありませんでした。

何より、キングオージャーを合体させるためには、全6種を集めなければいけません。







そんなGP合体キングオージャー、コンプリートする事が出来ました!







しかも、普通に筐体で回して、7回でコンプリート!

ダブったのはゴッドトンボのみ!

上の写真を見ると分かる通り、このガチャ、カプセルのサイズが2種類あるんですよ。

当然、排出率に影響が出るはずなので、7回でコンプ出来たって結構スゴイ事じゃないでしょうか??!!



・・・はい、今回の記事はそれが書きたかっただけです。ただの自慢です。






まあ、それだけで終わるのもアレなので、レビューしていきましょうか。




大きいカプセルの黒には、ゴッドクワガタが入っています。

さすがにキングオージャーの要になるシュゴッドだけに、パーツがカプセルにギチギチに詰められています。


そういえば、ガチャの戦隊ロボって、前はカプセル合体のブランド名だったのに、いつの間にかGP(ガシャポン)合体に代わってるんですね。






完成したゴッドクワガタ。

多くのパーツがランナーから自分で切り出して組み立てる仕様になっています。

大アゴ部分は残念ながら開閉不可。







ミニプラと比べると、大きさはおよそ半分程度。

塗装がかなり省略されているので、雰囲気が全然違いますね。









合体形態への変形は、ほぼ差し替えです。

特に肩の虫脚は腕を動かす邪魔になるので、取り外しする必要があります。

また、拳の裏側の虫足先のツメ状パーツは無可動で折り畳む事が出来ません。










お次はゴッドトンボ。

大きいサイズの青いカプセルに入っていますが、こちらはその長さをカバーするため。

ボリュームが小さいのでカプセル内がスカスカです。








合体用のジョイントが、独自の形状をしているため、接地性がイマイチです。








他のシュゴッドと比べて、明らかに小さいです。

ミニプラと比べると1/3くらいでしょうか?










残りは小さいサイズのカプセル。

黄色カプセルには、やはりゴッドカマキリが入っています。









ボリュームはあるのですが、塗装の省略が激しく、ほぼ黄色1色です。

可動部分はありません。








ミニプラとの比較。

GP版は各ブロック間の配置がギュッと詰まっていますが、それぞれの部位の大きさはミニプラより一回り小さい程度。

なので、ミニプラより全体的にボリュームがある造形になっています。






右足に変形した状態。

胸パーツというか、首と鎌が無可動なため、GP版はカマキリが上を向いたような形になっています。

あと、やはりこれだけ彩色部分が少ないと、黄色は膨張色なので間延びして見えてしまいますね。











紫のカプセルには、紫のゴッドパピヨン。

もちろん、ちゃんとキングオージャーの頭部パーツもセットされています。








たぶん、カプセルに詰められていた時の「クセ」だと思うんですが、樹脂製のハネが少し丸まっており、蝶としてリアルに見えます。








ミニプラとの比較。

ミニプラは、オプションパーツの小さいハネを装着しているんですが、ハネ自体の大きさはGP合体版もミニプラ版とほぼ同じ。

GP合体版はかなり大きめに造形されているのが分かります。







大きな違いは頭部の収納方法。

GP合体では、さすがに設定通りの頭部収納は無理なので、キングオージャーの後頭部に空いた穴で本体と接続しています。










緑のカプセルには、ゴッドハチが入っています。

緑=トウフ国の自然のイメージなのでしょうか?








差し替え変形とはいえ、ハネの厚み以外はかなり良く出来ていると思います。

彩色部分の少なさはゴッドカマキリと変わらないのに、黒である事とハネの水色が差し色になって、あまり間延びした感じは受けません。







ミニプラとの比較。

各パーツのバランスも、ほぼミニプラと同じですね。

ただ、やはり大きさ自体はミニプラ比較で2/3くらい。








合体状態。

こちらもカマキリと同じく、頭部など無可動なのですが、バランス的に違和感はありません。











赤のカプセルには、ゴッドテントウ、ゴッドクモ、ゴッドアントの五体が詰められています。

・・・なんでゴッドクワガタのカプセル色と逆にしなかったんだろう?







彩色は少ないですが、もともと可動部も少ない造形のため、出来はミニプラなどにも劣らない出来です。

ただ、黒い成形色に赤の彩色のみになっているため、全体の雰囲気が全然違います。






ミニプラと比較すると、各シュゴッドは一回り小さい程度。

バランスとしてこちらもかなり大きめです。

まあ、ただでさえ全体的に小さいGP合体なので、このへんのパーツを細かくしてしまうと紛失などのリスクが跳ね上がるので、このくらいの大きさじゃないとダメなんでしょうね。

ゴッドテントウには誤飲時の対策として気道確保用の穴が開いています。













シュゴッド状態で10体集合!

いよいよ王様合体です!







完成!キングオージャー!

DX版やミニプラ版とも違う、独特のプロポーション。

シュゴッドソードのパピヨンのハネが大きいので、かなり存在感があります。

一方で、ゴッドトンボはかなり小さめなので、背中のハネがほとんど見えません。








シュゴッドソードは、一応背中にマウントしておくことも出来ます。

こうすると、本体のプロポーションが良く分かりますね。

ミニプラなどと比べると、カマキリ、ハチ、テントウが大きいので、よりマッシブな印象を受けます。

また、彩色箇所の少なさから、キングオージャーZEROの雰囲気もありますね。








ミニプラ版との比較。

GP合体版は大きさとしてはおよそ半分。

ロボットの立体物として、パワーアップ合体まで意識しているミニプラのプロポーションと比べると、どちらかというとGP合体版は着ぐるみに近いプロポーションと言えます。










シュゴッドモードで、ミニプラのコーカサスカブト城に配置してみました。

設定では、キングオージャーとキングコーカサスカブトの身長差は4倍なので、この大きさの更に半分の大きさが設定上は正しいサイズ比になります。


しかし、今は森永チョコスナックのオマケみたいなのも出ていないし、これが公式商品としては最小のキングオージャーになりますね。

まあ、意外と見た目的にも悪くはないのではないでしょうか?


あとは塗装と細部改造かなぁ・・・






















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