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綿内克幸FSP BLOG

シンガー/ソングライター綿内日記

曲目が決まりません

2006-10-11 01:27:40 | COLUMN
 日曜ライヴの曲目が決まらない。弾き語りも第5弾になるけれど、お客さんにも、自分自身にとっても、いつだってフレッシュな選曲をと考える。練習して盛り上がってくると「あ、この曲いいかも、こっちもいいかも」と、何やっても良い感じに思えて、次の日気が変わる。男心と秋の空。茄子と秋刀魚は今が旬。親父の実家は魚屋だったけれど、僕は秋刀魚の食べ方が汚い。だって苦いところがいっぱいあるから。

 で、あんまり決まらないと自動的に今回の助っ人「マーヴェラス田中&かわしー」が困るから早く決めなきゃな。でも見事に現場対応してくれる辣腕プレイヤー達だから、実はたいして気にしてなかったりしてな。すまんすまん。
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ライヴまで一週間さ

2006-10-08 23:55:54 | COLUMN
 今週は風が強く、雨の日はひっくり返って捨てられた傘の情けない残骸が、土日は見事な将棋倒しの自転車が、もうそこら中にあってちょっと笑ってしまったな。

 ライヴまであと一週間。清々しい秋晴れだったので、自転車を飛ばし、秋なので定食屋でさんま定食を食べ、秋なのでカフェで好物のモンブランケーキを食べ、目の前にあったので中古CD屋に行き、入り口の鉄製のドア上枠に頭を激打し、出血してうずくまる。それにめげずにHMVに向かった(写真)。

 聴きたくなって引っ張り出したレコード、頂き物、聴きたかった新譜、ダウンロード・・・連休は音楽に溢れていて、それだけで少し気分が高揚する。又何か新しいものを作る気にもなる。Music Is Power♪だ。

 最近、「どんな洋楽を聴くのですか?」という質問があったので、ここ数日聴いたものを挙げておく。簡単な解説付きだよ。
●ニュー・オリンズ関連で久々聴きたくなった「ミーターズ」。インストバンド世界一!
●前作を聴いて、ビー・ジーズだけじゃなく、エルトン・ジョンっぽいなと思ったら今作では本当にサー・エルトン・ジョンがゲストの楽しいおかまパーティー「シザー・シスターズ」。 
●70年代末期~80年代という微妙な時期の「ルー・リード」紙ジャケ全作品。 
●「トム・ペティ」の最高なソロはジョニー・キャッシュ等ベテランの再生職人としての顔でも引っ張りだこのリック・ルービンのプロデュース。U2+グリーン・デイの共演作もそうだ。リチャード・アシュクロフトも彼にオファーするというウワサだけど、実現したら最高でしょう。早くルービンのスケジュール押さえなきゃ。 
●前作に続き快調の「BECK」。この人のを聴くと、自分も早く何かしなきゃと何故か思う。 
●シンガー/ソングライター/ギタリスト「ジョン・メイヤー」の3rdは冒頭から「セクシャル・ヒーリング」を思わせる曲でR&B色が強く、恋人達のベッドタイム・ミュージックに良いかもしれない。
●再結成「ギャング・オブ・フォー」は切れ味が昔と変わらず鋭くてしびれた。
●デビュー作が大ヒットした「キラーズ」と、 
●「Keane」はややデビュー2作目のジンクスかな?と思いつつ、 
●「Snow Patrol」の方はもっと良くなっていた。 
●サウス・オブ・ボーダーの妖しいマカロニ・ウェスタンバンド「Calexico」はまっとうな歌ものに変身していた。
●「トム・ヨーク」の美しいソロ。前作のレディオヘッドより振り切れていて心地良い。
●英国ブルースレーベル「Blue Horizon」コンピレーション・・・・・など。


 
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The New Orleans Social Club

2006-10-04 22:43:21 | MUSIC SELECTION
 手にする量は減ったけど、それでもCDは果てしなく増えていく。自分で買う以外に時々、「綿内君が好きそうなものを」と、まとめて頂いたりもする。
 今回、その中で真っ先にCDプレイヤーに乗せたのがこれ、「The New Orleans Social Club / Sing Me Back Home」。昨夏のハリケーン(カトリーナ)で大打撃を受けた音楽の町・ニュー・オーリンズのミュージシャン達による「わが町を鼓舞する応援アルバム」だ。
 ネヴィル兄弟、Dr.ジョン、盲目のファンキー・ピアニスト~ヘンリー・バトラー等が参加した、カジュアルさが何とも心地良くて癖になる一枚。またあの町へ行きたくなる。

 ニュー・オーリンズ独特のビート‘セカンドライン’は、確か元々埋葬行進曲の発展形だったはず。人が死んだってのに、弾んだビートで送り出すなんてちょっと素敵ではないか・・・・・。

 話はニュー・オーリンズから長野市へと思いっきりそれるが、あれは5年半前の親父の葬式でのこと。葬儀センターだったので、それはそれは何から何までスムースにことが運んだ。商売だから回転率上げてナンボなんだなぁと、坊さんのお経を聴きながらぼんやり思った。高校生の時、結婚式場でアルバイトをしていて、新郎新婦が「お父さん、お母さん、今まで育ててくれてありがとう・・・」と涙ながらに語るクライマックスの扉の裏で、残飯を片付ける為に僕らアルバイトボーイはポリバケツを持って待ち構えていた。それを思い出した。

 葬儀が始まる時、いかにも悲しげな音楽が流れていた。あまりにいかにもなので腹立たしくなって、「これは故人の意に沿わないだろう」と思い、進行役の女性に「止めてくれ」と言い、遺品として飾られていた親父の好きだった哀愁のトランペッター「ニニ・ロッソ」のテープに変えてもらった。「どうだ?これなら少しは気分良くあの世に行けるだろ?」と、僕は心の中で呟いた。

B.G.M. Somewhere / Henry Butler
 

 
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ドキュメントDVDを作るのだ

2006-10-02 08:08:55 | NEWS/LIVE SCHEDULE
 ライヴまであとひと月もあると思っていたら、もう10月・・・ってことはあと2週間ではないか!そろそろ慌てよう。選曲もしよう(リクエストどうぞ!)。練習もしよう。
 ぼちぼちこの男の弾き語り~UNPLUGGEDシリーズの2006年版も終盤かな。今回も撮影が入る予定だけど、これは今年のUNPLUGGED全シリーズを追ったドキュメントDVDを制作する為なのだ。是非、皆さんにも会場でドキュメントの証人になってもらいたい。今回の弾き語りはもっと熱くなる。心強いプレイヤーが二人いてくれる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 『WATAUCHI UNPLUGGEDシリーズ5デラックス 
  Featuring マーヴェラス田中(G)、かわしー(Key)』

10月15日(日)赤坂グラフィティ
“SMILE SMILE SONGS #4”

綿内克幸/浦田健志/銀の三角《triade》/canade i/colombo
開場 18:00/開演 18:30 (日曜の為30分早いです)
前売 2,000/当日 2,500(1DRINK 別)
電話予約赤坂グラフィティ(03-3586-1970)地図はここ
又は綿内H.P.メール fspclub@hotmail.com で御予約OK 。
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