
伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター
1971年六本木にオープンした伝説のバー「ザ・クレードル」。オーナーで名物ママの椎名たか子さんの元には自らポスターを携えて世界中の文化人が集まってきました。数々のポスターは壁から天井まで店内を埋め尽くし、店の雰囲気に一役買っていました。
クレードルは開店から36年後の2007年に惜しまれながら店を閉じました。閉店に伴い店内を飾ったポスターの多くは常連客に貰われていきましたが、彼女が手元に残した特に思い出深いポスターと共に、在りし日のクレードル店内の写真、たか子さんの父で映画監督だった青山三郎氏の撮影風景など貴重な写真・書籍を展示しています。
現在、たか子さんは長野県東御市にお住まいで、生前クレードルの常連だった作家の水上勉氏が晩年過ごしたお宅のご近所、アート・イン・クラフトとも目と鼻の先です。
展示したポスターの説明は、当時の思い出などを含めたか子さんご自身にお書きいただきました。
たか子さんとポスターとの驚きのエピソード、それ自体がすでに「伝説」です。
詳しくは、『伝説のバー「ザ・クレードル」のポスター展』をご覧ください。