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「謎の自律浮遊基地」で、未だ惑星間の協定も、治安維持の組織も無い宇宙域ということで、略奪は日常茶飯なのでは・・・と書いたとおりの展開でした。まあ、このエピソードを特に指して、書いたわけではなかったのですが・・・この話も、そうですね。
新撰組とか、イラクとか、あるいは北朝鮮とか、勿論、太平洋戦争とか・・・そういうことを、ぐっちゃぐちゃにして、この頃、思うのですが・・・
他者に対する考え方のパラダイムシフトが、ここにはありますね。
煙に巻いたような言い方になりましたが、自分でも、うまく使えているという自信はないのですが、これも雰囲気で(汗)、言ってます。
相手国なり、敵なりを、自分達と同じ、自分の顔が写っている鏡と思えるがどうかの壁がありますよね。
クリンゴンにとって、この星の人たちは、自分達とは違う種族、どうなってもいい種族な訳ですよね。でも、アーチャーにとっては、自分もそうなりうる存在。自分達と同じ存在。
卑近な例では、これはどうです。
人が退出したあとの、その人の噂話。電話を切った後の、電話相手の陰口。
僕らは、これはしてはいけないことだと思います。僕の周りでもあまり聞かない。
でも、たまに、これをする人がいると、その人が批難している人よりも、その人自体に、言いようのない淋しさを感じます。嫌だなと思います。君の格を今の君の一言が落したよ(と言いはしませんが・・・)。
自分も、自分がいなくなったらこの人に何か言われているんだろうか・・・そういう思いを人に抱かせることをこの人は、している・・・と、そう思ってしまいます。
自分に還って来るという打算だけでなく、人が痛いと自分も、あっ痛いと思いますよね。
多分、今の北朝鮮の人たちは、そういう他に対する思いを、維持する余裕はないのではないかな。
また、逆に極言すると、今、経済制裁と声高に叫んでいる人たちは、自分達と北朝鮮の人たちを重ねることは出来ないのではないかな・・・。
自分も、今の北朝鮮に放り込まれたら、自分の意思よりも国家の思惑、都合で発言するのではないかと思います、これは懼れですが・・・。
他と自分を同列に見ることができる。
本当は、そういうパラダイムシフトが、出来た種族でないと宇宙に出て行く資格はないのだと思いますが・・・どうでしょう?
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