K.NAKATA

【もうひとりの中田】
日本にはこういう中田もいるんだぞと存分にアピールしてきてほしい。
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-050216-0001.html

【捉え方】
この中田はあの中田と違い、左利きで体もすこし大きい。ショートパスやドリブルというところよりも、局面を一発で変えられるロングパスが持ち味で、攻撃力と守備力のバランスがよい。ただ、いかんせんこういうタイプの選手はゴールとかアシストとかはっきり目に見える活躍を毎試合見せる、というわけではないので、なかなかフロントに評価されにくい（選手に評価はされても）。だが彼の場合は監督が最大の理解者であり、そこが今回一番期待できる部分だ。つまり中田浩二が今後欧州で「NAKATA」として認められていくためのチャンスと時間はトゥルシエがどれだけマルセイユを率いていられるかにかかっているし、中田自身もステップアップを考えるなら何とか来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権をとってトゥルシエに続投してもらえるかが大きな鍵となる。したがって、与えられた時間はそんなに多くない。