Frifot fan in JAPAN

北欧トラッドの最高峰「フリーフォート」の、メンバー及びオフィシャルサイト公認応援ブログ。管理人はYO-RI

東京公演レビュー

2008-01-10 20:34:45 | フリーフォート
東京公演でロビーコンサートを行ってくれた、ニッケルハルパ奏者“鳥谷竜司さんが”音楽を聴く仲間の会サイトに、東京公演の感想を寄せてくれています
演奏家らしい冷静な視点と、ファンとしての熱い思いが同居したすばらしい内容で、あの日のコンサートがよみがえります。

おおしまゆたか氏のレビューとあわせてお楽しみください。


また、昨日発表になったスウェーデングラミーですが、グランプリはソフィア・カールソンの「VISOR FRÅN VINDEN (邦題:屋根裏部屋の歌)」に決まりました。
フリーフォートやアレ・メッレル・バンドの最新作が受賞をのがしたのは残念ですが、ソフィアのアルバムならまあ文句ないでしょう。
今年の来日もほぼ決定したようなので、今から楽しみです。

ミートザバンドの中身

2008-01-08 07:51:55 | フリーフォート
「音楽を聴く仲間の会ブログ」で、ミートザバンドの内容が順調にアップされてます。

メンバーそれぞれの自己紹介から、ポルスカのリズムの説明に入りました。

ここで今までアップされたものをまとめておきます。

私の「杖」はフォーク・ミュージック:レーナ自己紹介
「きっかけは父の友人のフィドラー」ペール自己紹介
「スウェーデンの伝統音楽には興味がなかった」アレ・メッレル①
「スウェーデンの伝統音楽に合うブズーキを開発」アレ・メッレル②
「スウェーデンの伝統音楽のリズム」

ここまで読んでくると、この企画が大変充実した内容だったのがわかります。
また“彼らの音楽”の謎も解明されていきます。

2008年

2008-01-04 10:58:28 | フリーフォート
2008年を迎えました。
新年おめでとうございます。
「フリーフォートファン」は今年も彼らの未発表写真や、情報をご紹介していきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて新年早々に「ミート・ザ・バンド」の音源が届きました。
さっそく聴いています。
当日PAを担当してくれたF氏がすごくきれいに録音も残してくれました。
こちらで撮ったビデオもあり、それは何度も見ていますが、純粋に音だけで聴くと、彼らの話した一言一言が明確に聞こえてくるし、演奏のすばらしさにあらためて感動します。

コンサート音源はすでに聴いていたのですが、「ミート・ザ・バンド」での演奏もコンサートに勝るとも劣らぬもの。
オープニングの「アグラム~ローリゲス・ペール・ロータル」から圧倒されます。
この中で彼らは「ユルティゲンスポルスカ」など数曲を演奏しています。
しかし驚きだったのは、お客の要望により、“予定されていた握手やメンバーと写真を撮る時間”をなくして演奏が続けられたことにより聴く事が出来た「フリーフォート・メドレー」
ファーストアルバム「フリーフォート」に入っているこのメドレーはまず聴くことが出来ません。
ここに居合わせたファンは本当にラッキーだったといえるでしょう。


そんな貴重な音源を自分だけ聴いているのも申し訳ないので、いずれ何かの形でご紹介しようとも思っていま。
今年もどうぞ「フリーフォートファン」や、「音楽を聴く仲間の会ブログ」をどうぞお楽しみに!


写真は「ミート・ザ・バンド」での「アグラム」の演奏

フリーフォートの一年

2007-12-31 10:48:49 | フリーフォート
今年も最後の1日となりました。

たいして更新もしないのに、たくさんの方に見に来ていただき、ありがとうございました。

振り返ると、昨年末から今年11月の東京公演までフリーフォートのための一年でした。

「音楽を聴く仲間の会」が、東京公演の主催を決めたのが昨年の10月。
数年前から制作の手伝いをしているボクは当然協力をすることに。
というかフリーフォートの音楽と人柄がすばらしいので、自分からすすんでやってるわけだけどね。

今年早々にコンサートまでの大まかな予定を立てて、それにそってさらに細かい内容を検討する。

なにをやっていても、どんなに息抜きしていても11月11日という日付が頭から離れることはない。

今何をやらなければいけないのか?!といつも「音楽を聴く仲間の会」と話していた。

プロモーションはどうすればいいのか?
どんな宣材を用意すればいか?

チラシを作るまでの何度となくやった校正。
「ここの線をあと1ミリずらして!」
デザイナーの手をずいぶんわずらわせた。

いざ出来てきたらどこでどれだけどうやって配るか。

チケット先行発売直前の緊張感。
申し込んでくれた人の名簿に間違いはないか。
ちゃんとチケットは送ったか。

コンサートが近づいてからは当日のタイムテーブルについて何度となく検討。

直前の準備にもれはないか。


ミート・ザ・バンドまで快く引き受けてくれた彼らのやさしさと、聴きにきてくれるお客さんにいいコンサートを届けたい。

そういうことが原動力になっていた。

しかし本当は、自分たちがフリーフォートを、彼らの音楽を好きだったことが一番のエネルギー源だったと思う。


その気持ちに十分すぎるほどに答えてくれたフリーフォート。
そしてお客さんもすばらしかった。

コンサート後、そして今も「あんなにすごいコンサートは経験したことがない」と何人もに言われた。
自分でもそう思う。

そしてフリーフォートもお客さんを讃えた。


時々そのライブ音源を聴いている。
聴いていると今でもあの場が再現され熱くなってくる。



今年1年ありがとうございました。
コンサート後あまり大した内容でアップしてないですが、ツアーで撮影した写真や映像の整理がまだ終わっていません。
少しずつ整理をしながら、いい形でご紹介したいと思っています。

来年もよろしくお付き合いくださいませ。

YO-RI

フリートのスウェーデン盤

2007-12-28 07:31:38 | フリーフォート
ノルディック・ノーツが、最新作「フリート」のスウェーデン盤を限定発売しています。

収録曲や音に変わりがあるわけではないですが、日本盤とは微妙にジャケットデザイン(日本盤はスウェーデン盤を元に少し手を加えてある)や色合いが違ったいるので、熱心なファンの方にお薦めします。

ブックエレットも付いているし、国内盤には使われていない写真もあるので、個人的にはスウェーデン盤の方が好きです。

ただ、日本語解説は封入されていません。

ミートザバンドのレポート

2007-12-27 16:01:46 | フリーフォート
音楽を聴く仲間の会ブログに、ミートザバンドの時のレーナ、ペール、アレの写真を提供しました。

彼らの音楽経歴や変遷、とても興味深い内容です。
なぜフリーフォートの音楽が素晴しいのか、人の胸を打つのか、がわかります。

ペール・グッヅムンドソン

アレ・メッレル1
アレ・メッレル2

レーナ・ヴィッレマルク

ミート・ザ・バンド

2007-12-20 07:31:58 | フリーフォート
音楽を聴く仲間の会ブログで、東京で行ったミート・ザ・バンドの紹介が始まっています。
第1回目は「レーナの自己紹介

この「ミート・ザ・バンド」、日本で行われたのは今回で2回目ですが、前回の神戸の時と違って、かなり内容の濃いものになっています。

主催の「音楽を聴く仲間の会」の事前の研究と準備、熱心なお客が集まったこと等が、その理由だと思いますが、なりよりもその気持ちに彼らが答えてくれたことが一番大きな要因でしょう。

自己紹介などの他に何曲も演奏してくれましたが、その中身をノルディック・ノーツの浜島氏は、「まるでシークレットギグのようだ」と自身のサイトで紹介しています

その中身をこれから「音楽を聴く仲間の会ブログ」で順次紹介していくそうですので、「ミート・ザ・バンド」に参加された方も、そうでない方もぜひ見ていただきたいと思います。

ボクはその場面に合う写真を提供していく予定です。

柳笛(セリフロイト)

2007-12-18 23:22:36 | フリーフォート
アレ・メッレルのメイン楽器はマンドーラだが、他にも数十種類の楽器を演奏する。
その中でも特に笛の名手として知られていて、今回の日本公演でもいろんな種類の笛を演奏してくれた。
ダブルパイプ、カウホーン、ローホイッスル、セリフロイト等。

その中でひと際目だつ存在が「セリフロイト」。
日本名は「柳笛」昔々は柳の枝から作られていたそうで、そこから付いた名前。
(スウェディッシュ・トラッドのCDジャケットに、木で作られた楽器の写真が載っている)
また英語名はオーバートーン・フルート。

この柳笛、長さ50センチくらいの横に構えて吹くもので、北欧の伝統音楽で用いられている。
またポーランドの笛はもっと長くて、少しナナメに構えて演奏する。
フィンランドにはかなり低い音域のものもあり、長くて突先まで手が届かないので、鍵盤ハーモニカのパイプのようなホース状の吹き口がくっついている。
この写真の左上に写っている赤い管がついた笛)

前回の来日時にはじめてみた時からずっと気になっていて、どこかで手に入れられないかと考えていた。
昨年4月にスウェーデンに行った時、ストックホルムの音楽博物館で売られていたのだが、あまりにもおみやげ品といった貧弱なものだったので、買わずに帰ってきた。

しかしその後ずっとアレの演奏をCDで聴いていて、だんだんと自分でもやってみたいと強く思うようになり、知り合いがちょうどスウェーデンに行くというので、その人を通じてスウェーデンのある演奏家にオーダーをしてしまった。

しかしそれがちょうど夏で、ヴァケーションの最中。

「夏が終わったらいいやつを見つけてあげるから」という伝言をもらい、ずっと期待して待っていたが、どうにもなしのつぶてで、その後一体どうなっているのかわからない。

こりゃ気長に待つしかないか!と思って半ば諦めた時、なんともすばらしいタイミングで、日本で柳笛を作っている人が、フリーフォートの公演に来てくれる事になり、1本作って来てくれるようにお願いし、東京公演の日にやっと手に入れる事が出来た。

写真の笛がそれで、材質は白い塩ビ管。

見た目はアレのものと違うが、彼の使っている本物も材質は塩ビで、まわりに白樺の皮がまいてある。

要するに中身は同じ。

この「柳笛」、いままでこのブログでも何度か紹介しているのですでにご存知の方もいらっしゃると思うが、なんとメロディーを作り出すためのトーンホールが全くない。
「オーヴァートーン・フルート」という英語名の通り、そのまま吹くと倍音しかでない。

しかしアレの手に、いや口にかかるとどうだ、不思議なくらいに軽々と気持ちよく美しいスウェディッシュ・メロディーが生み出される。

よーし、オレも練習して、アレのように自由自在に演奏出来るようになるぞ!と吹きだしたものの、なんともこれが至難の業。

一体アレはどうやって演奏しているのか?
何度ビデオを見てもその実態はつかめない。

この笛を受け取った時にアレもすぐそばにいたので、手ほどきを受ければよかったと、今になって後悔しているのだ。