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アレ・メッレル・バンド東京公演(2011.2.24)/5…メンバーのこと

2011-03-06 07:58:33 | 北欧トラッド
今日はバンドメンバーの紹介。

写真左から、
アレ・メッレル、ママドゥ・セネ、マリア・ステッラス、マグヌス・スティンネルボム

ママドウ・セネ Mamadou Sene
西アフリカン・リードヴォーカル、セネガルフィドル
セネガル出身の歌手ならびにアクロバティック・ダンサー。セネガルで多くの遊牧民の歌を学び、スウェーデンに移住する前まではセネガル・ナショナル・バレー・アンサンブルのソリストを務めていた。


マリア・ステッラス Maria Stellas
グリーク・リードヴォーカル、フィンガーシンバル
ギリシャ人の両親のもとスウェーデンに生まれ育つ。シンガーとしては1900年代始めの「レベティカ」とよばれる古いギリシャの歌を中心に歌う。また、べリーダンスの踊り子としても活躍している。
http://www.myspace.com/mstellas


マグヌス・スティンネルボム Magnus Stinnerbom
フィドル、マンドリン、ギター、バックヴォーカル
ノルウェーとの国境に位置し、スウェーデン人の心の故郷といわれるヴァルムランド地方の伝統音楽を中心に演奏するフィドラー。ポルスカの演奏家・作曲家であり、演劇やダンス音楽のプロデュースにも携わる。Hedningarna(ヘドニンガルナ)やHarv(ハルヴ)といった北欧フォークグループでも活躍。ちなみに、日本のロックバンド「くるり」の岸田氏は2003年のベストアルバム(ミュージックマガジン誌)の1枚にハルヴの3rd「タースト」を選出。
http://www.myspace.com/magnusstinnerbom


以下今回のサポートメンバー

写真左から、マッツ・エーベリー、ニクラス・ベッティルソン


マッツ・エーベリー Mats Oberg
キーボード
1984年にキーボーディストのマッツ・エーベリーとドラマーのモルガン・オーギュレンを中心に結成されたザッパスティトュートは、故フランク・ザッパの難曲を完璧に演奏するバンドで、 1988年にはザッパのストックホルムでのコンサートでゲストミュージシャンとして演奏した。その時の彼等の驚異的な技量に深く感銘を受けたザッパは二人をアメリカに呼び自ら のバンドに迎え入れた。中でも1994年度のグラミー賞を受賞したアルバム 「Zappa's Universe」(ザッパ自身は急性の悪性腫瘍の為残念ながら不参加)でも聞 く事の出来る、ニューヨークのエイブリーフィッシャーホールでのコンサートでは、スティーブ・ヴァイらと白熱した共演を繰り広げている。 その後二人はマッツ・アンド・モルガン名義でリーダーアルバムを多数発表。現在も世界中から注目を浴びている。 彼はその後も、スウェーデンの様々なジャンルのアーティストから レコーディングや 共演の依頼を受け、今スウェーデンで 最もスケジュールを抑える事が難しいミュージ シャンのひとりです。 子供の頃から注目され、スウェーデン放送が彼の生い立ちを追ったテレビのドキュメント番組も有る位 著名人。 アレメッレルバンドのアルバム2作品にも ゲスト参加しており、バンドのサウンドはよく理解しているプレイヤー。
http://www.myspace.com/matsoberg


二クラス・ベッティルソン Niklas Bertilsson
パーカッション
現在、スウェーデンで最も注目されている若手マルチパーカッションプ レイヤー。スウェーデンの伝統音楽とモダンミュージックを融合し、高 い評価と人気を誇る Outhouse Allstarsのメンバー。 Radio Kairo(バルカン音楽)、Latin Kick(サルサバンド)、 GUF (フォークミュージック)など様々なジャンルのバンドにも所属。 また、アッレ・メッレル・バンドの打楽器奏者ラファエル・シダ・フィ ザルのスタイルに大きな影響を受け、あらゆる民族音楽を研究し、自身 の音楽表現に取り入れている。
http://www.myspace.com/nickebertilsson

(各プロフィールは、ハーモニーフィールズのサイトより引用)

今回はベースとパーカスといういわばバンドの土台をささえる重要な2名が急病で、代役が立つという滅多にないケースとなり、サウンドがどうなるかと思ったけど、そこは“御大”アレのこと、適切な人選をし、レギュラーをくってしまうような見事な演奏でした。
まあマッツ起用でちょっとジャズ寄りというのか、ジャズっぽいというのか、そんなテイストだったけど、それはそれで素晴らしかったし、偶然にもそういうバンドを、本国から遠く離れた日本で聴けたのは、ある意味ラッキーだったと思います。

アレ・メッレル・バンド東京公演(2011.2.24)/4…バンドのこと

2011-03-02 06:57:54 | 音楽
ここで、今回初めてこのバンドを知った(聴いた)方もいらっしゃると思うので、バンドの紹介をしておこう。

[アレ・メッレル・バンド]
多様な国や文化の民族音楽を表現するバンド。結成10年。テーマとしてきたことは結成当初から変わらず「異国の文化や伝統を持つ音楽家の音の出会い。」

リーダーの、アレ・メッレルの心を長い間掻き立てていた、様々な国や文化の民族音楽への興味や好奇心を表現したバンド。 世界中の伝統的な音や楽器の組み合わせのルーツやリズムとしての共通点を見出し、歴史や風土を深く理解した上で、音世界を作り出す。

レパートリーのべースになっているのは世界の伝統音楽で、ギリシャ、セネガル、バングラデシュ、スウェディッシュのトラッド などがベースになった。 またアフリカのダンスや、 ベリーダンスなど舞台上ではダンスと音楽が融合します。 オリジナル曲も、アフリカや南米のリズムが絡み合う。
(以上ハーモニーフィールズのサイトの解説より抜粋)


とまあこういう感じだが、アレが「スウェーデンやセネガルやギリシャの民族音楽を使っているけれど、どこの何という音楽だって構わない。面白ければいい」と言うように、演奏する方も聴く方も面白く楽しくなければ意味がない。


もしかしたらこうやってわざわざ説明するのも意味ないので、とりあえず動画を要チェック!⇒アレのMySpace: http://www.myspace.com/alemoller/videos

写真はフォトセッションで。
左から、ママドゥ・セネ、マリア・ステラス、マッツ・エーベリー※、二クラス・ベッティルソン※、マグヌス・スティンネルボム、アレ・メッレル(※印がサポートメンバー)

次回はメンバーのこと。