音楽を聴く仲間の会

スウェディッシュ・トラッドや世界の民族音楽の制作を行う「音楽を聴く仲間の会」のブログ。自然農や料理の話題も。

「スウェーデンの伝統音楽に合うブズーキを開発」アレ・メッレル②

2007-12-26 09:12:04 | フリーフォート
写真:ショームを吹くアレ
撮影:yo-ri


そして、スウェーデンの楽器製作者と一緒に新しいブズーキの開発をすることになりました。

ギリシャのブズーキはシャープではっきりとした音色が出ます。
こんな感じに。〈ギリシャの曲の1フレーズを弾く〉

スウェーデンのトラッドではもっとやわらかい音がほしいし、ベースを支える豊かな低音も必要です。〈スウェーデンのトラッドを1フレーズ〉

〈アレ、ブズーキを弾き、ayakoにそれにのって話をしてという〉

このブズーキは4オクターブ、ダブルストリング(復弦)、音域はマンドリンより1オクターブ低いです。だから、大きなマンドリンと呼んでもいいかもしれません。

あとは、低音の弦を足していることと、伝統音楽の演奏で必要な微分音を出すためにフレットを余計に付けてあるのが特徴です。これについては後ほど説明します。

楽器紹介 説明と演奏(アレ、笛を次々に吹き、説明)

伝統的な羊飼いの笛… ヘリエダールスピーパといいます。

現代的な羊飼いの笛… ダブル・パイプ
バグパイプのようにドローン(持続低音)が吹ける笛とメロディー用の笛の2本がくっつけてある笛です。

ひどい音のする羊飼いの笛… ショーム(ダブルリードの笛)

お気に入りの羊飼い笛… 角笛(カウホーン)
クゥーラと同じように使われます。屋外で吹くと、とてもきれい。霧の中でエコーが響きわたり、遠くまで届きます。


最新の画像もっと見る