10年。

みなさんこんにちは、うたうたい秦千香子です。
おとつい、実家からおかんが単身東京へ乗り込んできました。
ということで、昨日の昼間は曲作りをお休みして、姉と母と三人で遊ぶことに。
母は銀座で思い通りのバッグが買えてホクホク。
その後は姉と一旦別れて母と二人ライオンキングを見に行ってきました。
劇団四季初体験の私はもう始まって2秒でその迫力に圧されて涙目に。
マントヒヒの役の女性の歌に圧倒されてしまったのです。
勿論歌だけでなく、一つ一つの動き、演出、台詞、衣装、舞台の隅々までにプロフェッショナルのプライドを感じました。
これが「総合芸術」。ものすごかったです。
舞台も客席もなく、私たちはたちまちその世界に飲み込まれてしまった気がしました。
幕が降りて、音楽が止まっても鳴り止まない拍手。舞台にも客席にも沢山の笑顔、笑顔、笑顔。
役者の人たちは何度も何度もまた幕を上げて笑顔で応えていた。
隣の母を見たら母も同じ気持ちなようだった。目にうっすら涙をためて小さな手をばちばち叩いていた。
沢山のひとたちと感動を分かち合う為に一体どれだけの努力が必要だったんだろう。
このクオリティをもって、もう10年のロングランになるんだという。
こういうのをプロフェッショナルというんだな。
ぞくぞくするほどかっこよかった。
母と帰り浜松町の駅へと歩きながら感想をあれこれ夢中で喋った。
元々仲は悪くないけど、こんな嬉しそうにすごい勢いで母が喋るのを見るのは久しぶりだな、と思う。
ライオンキングは自分の仲間達だけじゃなくて観た人たちをも改めて結びつけてくれるきっかけをくれたんじゃないだろうか。
姉や弟や姪っ子や父にも見せたいな、とも思いつつ、
次はまた違うのを見に行ってみたいな、とも思いました。
すっかりはまってしまったうたうたいでした。
写真は場内で貰ったライオンキングのチラシ。
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