『不器用な生き方』

うつ病の診断から12年余り。その間に精巣がんや糖尿病の宣告を受け現在も薬を服用しながら不器用に生きる日々の出来事を。

救急車記念日

2007-12-29 08:25:14 | Diary(日記)

去る12月7日、会社で仕事の途中突然意識を失い倒れました。

同僚達の話によると呼吸もなく徐々に体も冷たくなっていったので、死んでしまうと思ったといいます。

 

 意識が戻った時、救急車の中でした。

救急隊員が自分の名前を呼ぶ声が少しづつ耳に届き、気が付いたのは倒れてから1時間近くが過ぎてからでした。

運ばれた病院で脳CTや心電図・Ⅹ線などいろいろな検査をしましたが原因は分からず、意識もしっかりしてきたためその日に退院することができました。

けれど、何故意識を失ってしまったかの理由をはっきりさせるため、その日以来検査、検査来年1月半ばまで病院通い。それでも原因が分からないこともあるという先生のお話。

 

今際の際にはきれいな花畑が見えるとか、川があり向こう岸に行きたくなるとかいう話を聞きますが自分には見えませんでした。だから戻ってくることができたのかもしれません。

 

一度失ったのかも知れない命。それがどういう意味を持つのかまだ深くは分かりません。でも生まれ変わった気持ちで、新しい年を迎えようと考えています。