『不器用な生き方』

うつ病の診断から12年余り。その間に精巣がんや糖尿病の宣告を受け現在も薬を服用しながら不器用に生きる日々の出来事を。

『偶然』

2006-04-29 21:05:47 | Diary(日記)

時々 テンションレベル 5/10点。

仕事のある日ってなかなか時間が進まないのに、休日ってごろごろしてるとあっという間に過ぎてしまう、気が付くともう辺りは暗くなってる。

今日はTDLへ行く予定だったが、疲れが残っている事や天気がイマイチの予報だったので無期延期にして、いつもの休養日に変更。横になったり、テレビを見たりで一日が過ぎようとしている。

明日は叔母の還暦祝いの買い物とかショッピングデーにしようかと考えている。でもこれもあくまで予定。あくまでも明後日会社に行ける事を最優先にしなければ。

昨日テレビで安西マリア(ずーっと昔のアイドルさん、分からない人はお父さんかお母さんに聞いてみよう)が、子供の頃実の母に、姉の娘(子供)だと言われ人に預けられた事やそのトラウマからうつ病になり飛び降り自殺を図ったが、飲んだ薬の量が多すぎた為倒れてしまい、かえって命をとり止め精神科に入院した話を聞いた。さらにその安西マリアが入院していた同じ病院で知り合った女性は、新婚旅行先で新郎が首吊り自殺を図り亡くなってしまったそうで、安西マリアは自分より重く辛い思いをしている人が自分以外にもいる事を悟り、本人は快方に向ったという。

自分よりもっともっとつらい思いをし、うつに悩まされながらもがんばって生きている人が、他にもたくさんいるんだ。そのテレビは心療内科の処方薬を待っている時に偶然見ることができた。本当に偶然なのだろうが、自分にとっても意味のある偶然だったと思う。


『分岐点?』

2006-04-29 00:35:42 | Diary(日記)

 今日のテンションレベル6/10点満点。 

4月28日(金) まだ先日の部長との会話の薬効が効いているらしく、うつ症状はライト級。しかも天敵は一日中、打ち合わせだ何だといって顔を合わせる機会がなく、奴のアレルギーも出なかった。でも仕事は狂いそうなくらい忙しく、途中だったが今日はメンタルクリニックで薬を処方してもらう日だったので、途中でも定時で帰って来た。

メンタルクリニックでは先日、東京女子医科大学 精神科でアドバイスのあった抗うつ薬を変えてみる話をすると、担当医も素直に賛成してくれて、別の先生が処方にたけているとのお話で、その先生に申し受けしてくれる事になった。ありがたい。

何かのきっかけで、少し変わりかけてきているのだろうか?

以前は良い事などまずありえなかったが、ここ最近「あーよかった。」と思える事が1日1個くらい見つけることができるようになった気がする。

ひとつの分岐点なのかもしれない。


『少しよかった日』

2006-04-27 22:41:32 | Diary(日記)

 今日のテンションレベル6/10点満点。

4月27日(水) 今日は残業時までは低いテンションだったが、6時ごろ因縁のK課長のさらに上の部長に呼ばれた。そして「体調はどうだ?」と話(現況)を聞いてくれた。

自分が悩んでいる事、思っている事、希望、その他思いのたけを話した。部長は元上司だったのだが、昔の自分を知っていてくれているせいか、あの頃の自分に戻れるように真剣にかつ、ざっくばらんに話を聞いてくれて、とても嬉しくありがたく感じた。

自分の事を理解してくれている(と思える)人が、ひとりだけでもいてくれた事が分かり、報われた思いがした。

部長はK課長に、言葉を選んで話してくれるとの事だったが、多分K課長は即反論して理解を示してくれるとは思えない。もしかすると、いじめの攻撃がさらに過剰になるかも知れない。

それでも部長が話を聞いてくれる機会を作ってくれた事だけでも、十分ありがたいと思った。やはり、自分は間違えていなかったと思える日になった。


『今日の日記』

2006-04-26 22:47:47 | Diary(日記)

 今日のテンションレベル50.5/10点満点。

4月26日(水) 朝は昨日の東京女子医科大学病院でのカウンセリングのお陰か、最近になく調子が良かった(5点)が、会社で因縁のK課長に会ったとたんレベル急降下↓(0.5点)。

昨日の報告メールを関係者全員に送ったが、上司でありながら何の言葉もないし、昨日課内であったシステムの変更なども教えてくれないし、全く何を考えているのか分からない。仕事も昨日の分がやり残してあって、終わっていずに中途半端。やり残しを片付けるだけでも午前中一杯かかった。いろいろともめたあげく午後、一日分の仕事を6時頃までに慌しく片付けて、速攻で退社。体調、気力とも落ちてしまい、かおやんに会社まで車で迎えに来てもらった。

明日が心配だが休める限度もあと39日しかないため、なんとかして行かなければ。


『東京女子医科大学』

2006-04-25 23:16:45 | Diary(日記)

のちのちテンションレベル/10点満点。

今日は、かおやんと東京女子医科歯科大学病院へ行き、 精神科 石郷岡教授のカウンセリングを受けた。

朝8時30分頃について受診が終えたのは12時を過ぎていた、大きな病院は仕方ない。

帰りは、小田急で昼食をとり、Bx20。

課長のKに報告したが、うつを全く知らないようでトンチンカンで全く的を射ないやりとりになった。部下がうつになり、その原因のほとんどが課長に因るのに、少しぐらい勉強してくれよ!

また明日も仕事が山積みに残っているのだろう。もうイヤだ!こんな繰り返し。

本を買った。『「もうイヤだ!」と思ったとき読む本』。著者:斉藤茂太

はじめに ―「もうイヤだ!」は幸せへの大きなステップである―で、始まる。

 


『疲れちった。』

2006-04-24 19:32:00 | 思いつくままに

のち テンションレベル0.5/10点満点中。

先週は木曜日・金曜日と会社を休んでしまい、久し振りの出社になった。

心の底から、課長のあからさまな差別やえこひいき、課員のいいかげんさ、責任転嫁、ずるさ、動く事をしない事、そしてそれを仕切れない課長の不甲斐なさ、情報を流してくれない事などなどを、実感させられて、もう嫌になってしまった。

もう疲れ過ぎた。


『自己嫌悪』

2006-04-21 20:23:49 | Diary(日記)

今日のテンションレベル/10点満点。

今日も欠勤。会社へ行くということが日常でなくなってしまったようだ。

いつも思う、「これから休まなければいいんだ。」って。でも相変わらず朝になると、テンションが落ちてしまい「休み」と答えを出してしまう。これでいいんだ。と思わないと、うつの穴に落ちてしまう、しかし自己嫌悪は否めない。

どうしたらいいのだろう。分からない。そんな日がだんだん多くなってきている。

テレビを見ていて知った言葉だが、「鶴の恩返しパーソナリティー」というのがあるらしい。自己犠牲を基本に他人と付き合える人間ということらしい。パーフェクトに自分と重なる。決して自慢にはならない。危険だ。

 


『本当の自分≠会社の中での自分』

2006-04-18 22:48:51 | 思いつくままに

今日のテンションレベル/10点満点。

今日は、本当は東京女子医大の精神科での診察の予定だったが、同じ部署で働くパートさんが、久し振りに友人と好きな登山に行く予定と言う話を昨日聞いて、自分の診察日を来週に延期した。

総務課の理解してくれている友人は、「そんな事より自分の体の事を考えた方が・・・」と言ってくれた。他にも何人かに、なぜ受診に行かないのか聞かれたが、適当にかわした。パートさんの事はふせた。

行くべきか?譲るべきか?

「自分が行けば、自分がいなければどれだけ困るかわかるよ。」って言ってくれた。「結局、病気の原因を作っている人の事を助ける事になるんだよ!」とも言われた。それだけで十分だと思った。そのパートさんには何の非もないし、日頃自分が体調の悪い事を気に掛けてくれている人だ。悩んだ末、選んだ結果が、これだった。

もし今日、会社やうつの原因の一端の人の事を無視して病院へ行けるようなら、きっとこんな病気にはならないのかもしれない。でも、本当の自分は「これで良かった。」と思っている。と同時に「自分て何てバカなんだろう。」とも思った。

やはり本当の自分の気持ちって、そう簡単に変えられるものじゃないって実感した。

来週の火曜日は大手を振って、受診に行ける。

明日はひとつくらい、良いことがあるさ。

 


『自分だけは自分の味方でいよう。』

2006-04-17 21:57:42 | 思いつくままに

 底冷えのする一日だった。今日のテンションレベル/10点。

夜、TVのチカラを見ていたら、久し振りに「本田由美ちゃん」の話題が出ていた。アメリカに行って心臓移植をしてから、随分音沙汰なしだったが久し振りの放映だった。ダイヤルQ2の募金でほんの少しだけ協力できたので、元気になっていて良かった。友達なんてすぐできる。思いっきり生きて欲しい

全く話は変わるが、今、NHK衛星放送で「ニコニコ日記」をやっている。2年位前、NHKで夜の11時から15分だけやっていた再放送なのだが、ニコりん役の永井杏とケイちゃん役の木村佳乃とのほのぼのとしたやりとりや、ニコりんの健気さが心を癒してくれる。レンタルビデオになんないかなあ。って期待している。

明日は一人欠員が出るので、会社に絶対行かなければならない。プ・プ・プレッシャーだ!会社に行ければいいけど。でも、自分で自分を苦しめないようにしよう。ただでさえ、他人に苦しめられているのに、自分まで自分を苦しめたら、自分の味方が誰もいなくなっちゃうから。

本日はここまで、閉店ガラガラ。

 


『あきらめる』

2006-04-17 01:02:20 | 思いつくままに

 テンションレベル/10点。

「あきらめる」とは、いってみれば、部屋の空気を入れ替えること。

「あきらめない」のは、がんばること。頑張りすぎて、病気になること。

「あきらめない」のは、ひとつの生き方に自分を縛り付けること。

「あきらめるの」は自由になること。

「あきらめない」のは、夢のようなことばかり追い求める生き方。

「あきらめる」のは、いまに満足する生き方。

                『斉藤茂太氏著 : あきらめ力』より抜粋

いつも自分は、精一杯が、できる限りが、BESTであるという思いが強く。ちんたら、ふらふらしていて上司が来ると、ころりと豹変する奴は大っ嫌いだった。

でもそれは人それぞれであり、自分が介入すべきエリアではないのかも知れない。、自分はとにかく今、自分ができることをやり続けていればやがて何かが変わるかもしれない。

自分は「あきらめる」ことは、大嫌いだ(った)。多分他の人が自分を見て観察しているよりも、ずっとずっと負けず嫌いだと思う。

あきらめは負けだ。あきらめは中途半端だ。あきらめずに済む方法はないのか。あきらめはストレスの原因だ。あきらめは屈辱だ。

思い当たる過去もある。でもこの本を読んで、「あきらめ」という言葉のもつ意味を自分は間違えていると共に「ポジティブなあきらめ」というものもあることも知った。

うつは、執着やこだわり、完璧主義などのことばを使って表現されることが多い。

今はひとつの義務として、とりあえずこの本を完読してみよう。