骨董と偶像

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コミック版「ほしのこえ」

2005-03-01 03:58:29 | 
西暦2046年を舞台に携帯メールを介して綴られる、宇宙と地上に引き裂かれた少年と少女の
爽やかな、しかし絶望的なまでの「超長距離恋愛」――。
新海誠が、ほとんど一人で作り上げたインディーズ・アニメの歴史的傑作。
・・・というのが宣伝文句ですが、どうなんでしょう、インディーズというか、個人の力をまざまざと見せつけたその後にみえてくるものは、いったい何なのか?

DVD『雲のむこう、約束の場所』が来たんだが、順番として『茶の味』を先にしたのでまだ未鑑賞。その間に、職場で『ほしのこえ』のコミック版を借りてきた。
同原作はストーリーと背景への賞賛にひきかえ、キャラデザインがいまひとつという話を聴いていたのだが、コミック版のほうは「今風」で、線がほそめ。作画の方の名前どおり「みずみずしい」感じで、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。

ただ、こういう「引き裂かれ型純愛SF」って、いま流行りなのかね。まっさきに思い出したのは『スピリット・オブ・ワンダー』の中の一編「星に願いを」(ハミルトン型宇宙と聞いて、身を乗り出すあなたは全面的に正しい!意味不明)だけど、『最終兵器彼女』とか。


ほしのこえアフタヌーンKC

原作DVD
「ほしのこえ」The voices of a distant star

オリジナルサウンドトラック。
ほしのこえ The voices of a distant star オリジナルサウンドトラック