たびのメモ

ちょっとした外出や旅行等々の記録(最近は神社仏閣ばかりですが…)

H24.1.28 笠覆寺(笠寺観音)

2012-01-31 01:33:55 | 寺(愛知)
なごや七福神巡り第4弾。

今週も珍しく週末が休みだったので、残っている七福神巡りへ。
この日は恵比須担当の笠寺観音へ。

笠寺観音(笠覆寺)
愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83
<山号> 天林山
<宗派> 真言宗智山派
<本尊> 十一面観音

名古屋では、興正寺や大須観音などに続くメジャーなお寺の一つ(だと思います)。
又、興正寺と同じく、“尾張三十三観音”や“東海三十六不動尊”の札所でもあります。

名鉄の本笠寺駅のすぐ近くに有り、駅から来ると西門↓の方が近いですが、

少しだけ南に行くと立派な山門↓も有ります。


さすがに1月最後の週末ともなると七福神巡りの人もあまりおらず、落ち着いた雰囲気の中でお参りできました。


手水舎併設の水掛け地蔵さん。


まずは本堂へ。ここの御本尊の十一面観音は秘仏らしく、ご開帳は8年に1度との事。(次回はH27.4)


本堂へ入り、右に抜けると七福神の恵比寿様等がお祀りされている護摩堂。

屋根を後付け?した感じ。あんまりお堂っぽくない…。

ここまでお参りしてから本堂脇にある納経所で御朱印を頂きました。
 
前回と同じく七福神と御本尊。

その後は本堂を出て境内を散策。
寺を復興した藤原兼平公・玉照姫(たまてるひめ)の夫婦をお祀りする玉照堂。

公式HPによると
ずぶ濡れの観音様を気の毒に思った、ある女の人は自分の笠を脱いで観音様にかぶせてあげました。彼女は後に、青年貴族・藤原兼平(ふじわらのかねひら)公と結ばれる事となり、玉照姫(たまてるひめ)と呼ばれるようになりました。「笠寺」の名の起こりです。
たくさんの人が、縁結びや交際円満の本尊:観音様とあわせてお参りに来ます。

との事です。

そのほか、かつて笠寺の宿坊である東光院に逗留していたと言われる宮本武蔵の供養碑や松尾芭蕉の句碑、多宝塔など興味深いものもいくつか有りました。
ちなみに東光院は笠寺山門を出て、まっすぐ南に100mほど行った所に有り、毎月25日には宮本武蔵の遺品を一般公開しているようです。