毎回FOMC後の声明文は、内外を問わず、銀行、証券系のエコノミスト及びアナリストらの「言語学」テストの問題となっている。というのは、わずかの言語の違いと微妙なニュアランスの違いからFRBのスタンスと次の一手を推測する彼らの努力は中銀政策の分析よりも言語の解釈に近い。
それでも当たらないせいか、会議に入る前の議長のかばんの厚さを観察することによって、金利変動の有無を占う「アナリスト」も結構いるそうだ。因みに、この「シンプルなリサーチ方法」はグリンスパーン時代では割といいパフォーマンスを上げたようで、噂ではかなり高名のアナリストも実はこの方法で予測の精度を上げていたという。もちろん、素直に認めたアナリストは皆無である。
さて、今回も同様、エコノミストらの予測と違い、利上げを主張した理事は3名ではなく依然一人のままだ。債券先物市場の値動きを見る限り、9月利上げといった観測がかなり後退し、年内行動なしという読みも結構あるはずだ。この故、米株式市場は素直に大幅高で反応していた。
為替相場はどうだ。本来ドルにとって悪材料にもかかわらずドル高が進んでいる。従って、ドル高はこれからも続くと見るべきだ。理屈は言うまでもなく、「悪い材料」もよい味に調理できるほど、ドルに対する市場の要望と余裕があるからだ。
余談となるが、今朝オフィスについたら、部下が予め何枚のロイターの「FOMCこうみる」という記事を印刷し、当方の机においてくれた。直接捨てるのは申し訳ないから、先にお手洗いにて目を通した。難しい英語を分析できるエリートらに敬意を払いつつ、ふっと思ったのは、果たしてネイティブより英語のセンスが優れる日本人アナリストが何人いるだろうか。だったら、このようなレポートをどう評価すべきかはちょっと頭を悩ませているところだ。
それでも当たらないせいか、会議に入る前の議長のかばんの厚さを観察することによって、金利変動の有無を占う「アナリスト」も結構いるそうだ。因みに、この「シンプルなリサーチ方法」はグリンスパーン時代では割といいパフォーマンスを上げたようで、噂ではかなり高名のアナリストも実はこの方法で予測の精度を上げていたという。もちろん、素直に認めたアナリストは皆無である。
さて、今回も同様、エコノミストらの予測と違い、利上げを主張した理事は3名ではなく依然一人のままだ。債券先物市場の値動きを見る限り、9月利上げといった観測がかなり後退し、年内行動なしという読みも結構あるはずだ。この故、米株式市場は素直に大幅高で反応していた。
為替相場はどうだ。本来ドルにとって悪材料にもかかわらずドル高が進んでいる。従って、ドル高はこれからも続くと見るべきだ。理屈は言うまでもなく、「悪い材料」もよい味に調理できるほど、ドルに対する市場の要望と余裕があるからだ。
余談となるが、今朝オフィスについたら、部下が予め何枚のロイターの「FOMCこうみる」という記事を印刷し、当方の机においてくれた。直接捨てるのは申し訳ないから、先にお手洗いにて目を通した。難しい英語を分析できるエリートらに敬意を払いつつ、ふっと思ったのは、果たしてネイティブより英語のセンスが優れる日本人アナリストが何人いるだろうか。だったら、このようなレポートをどう評価すべきかはちょっと頭を悩ませているところだ。
ありがとうございました
ドル/スイスは一時期損切りしようかと思ったのですが、一番大きく利益を出すことができました。
イーストヒルさんでは、少ない証拠金しか入れてなかったので、早々決算させてしまったのですが、ドル/円でまたまた少し参戦して証拠金の割にはプチ利益を貰えました。とても嬉しいです
これからもよろしくお願いします♪
話は変わりますが、自己流でユーロ/オーストラリアでユーロ売り・オーストラリア買いをしてしまったのですが、大きなマイナスとなっています。。。
ユーロ/USDよりもAUD/USDの方が、今後下落していくのでしょうか・・・
暑い日が続きますが、熱中症に気をつけてお体大事にしてください
すばらしいレポート・シグナルほんとうにありがとうございました
dvdを繰り返し観て、自分なりに考える癖をつけている最中です。
トレンド線(支持、抵抗)できるけ シンプルさらにはピュアに心がけています。去年の8/16付近から上昇。一貫しているのでトレンド線を引く。そうすると1.4362 1.4439 1.53とサポートの下値が切り上がっている事が分かる。11/23の高値を1.5282 1.53のサポートと見れば今日という日がユーロ/ドルにとってとてつもない日だという事が推測出来る。きっかけは後から!?政策金利!?などどうでもいいが、今日の値動きを見てから取ればいい。などと考えています。
ps:先日某今井氏のwebセミナーでとんちんかんな事を言っていました!?私がとんちんかんなのか!?ドルの実力をする上で大事なドルインデックスを見ればドルの実力が分かるのでは!?と書き込んだ所某今井氏は「ユーロの比率が高いから参考にはならないと」この発言で陳さんの言う本質を読むという事により真剣になりました。個人投資家はとても大変だ。近くに信用できる者が案外ヴァンパイヤーだったりする。
適当に買ってしまったユーロ/ドルでマイナスが大きく膨らんでしまい、回復を待つべきか損切りすべきか迷っていたのですが、こちらの過去のブログを見て損切りの決断ができました。痛かったですが、これを教訓に「相場に素直についていく」正しい取引ができるようになりたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いします。
誠に勝手なお願いでお手数をおかけしますが、もしよろしければ『センチメント指数』と『東京外為売買比率統計』の指数が閲覧できるURLを教えていただけたら嬉しいです。
FOMCの声明は『成長の下向きリスクは断続しているものの、インフレの上振れリスクは重大な懸念』と前回よりややハト派的で慎重なものみたいですね。
反対票(利上げ主張)も前回と同じくフィッシャー・ダラス地区連銀総裁のみとなったことも失望を買い、
年内の米利上げはないとの見方が広がったとの意見が
多いみたいですが、アナリストの意見ってよく変わりまね。(笑
初心者ktさんがドルインデックスについて質問の書き込みをされたのは、ちょうど今井氏がニュージーランドドルのお話をされていたところです。
しかも初心者ktさんの質問の書き込みは「だからドルインデックスを見ればわかるよ」でした。それに対しての今井氏の回答は、「為替は相対評価なのでドルが悪くてももっと悪いニュージーランドが売られていれば相対的にドルが買われる、だからドルインデックスだけでは分かり切らない」という風に言っていたのだと思います。
また、「ユーロの比率が高いから参考にはならない」ではなく、「ユーロの比率が高過ぎるのでユーロドルの動きに影響を受けてしまう為、ドルインデックスだけを見てるだけではちょっと迷ってしまう」とおっしゃっていました。
そもそもドルメインに話をされる陳さんとは違って、今井氏はニュージーランドやランド、東欧通貨に至るまで(!?)話をされているので、そういう意味では
初心者ktさんの意見はとんちんかんなのかもしれません。
思い込み(陳的影響下ポジショントーク)が強いと本質を見誤まる事もありますので、お気をつけあれ・・・。
著書「為替の真実」を拝読いたしまして、この度イーストヒルジャパンに口座も開設した者です。よろしくお願いします。
本当に為替の真実が著されていると感じました。
為替で利益をとっていくということはどういうことか、シンプルな思考回路で為替に向き合っていくことの大切さと心構えの柔軟性をとくと思い知らされた思いです。
一通り読み終えましたが、まだまだ再読の余地がありそうです。さらにじっくり拝読したいと思います。
ところで、8月1日のコメント欄で陳さんに直接メールを出すことが可能だということを知りました。ぜひ、お送りさせていただきたいのですが、メールアドレスがどこに書いているかわかりません…。レポートのどのあたりでしょうか?
それでは!
こんばんは!
とうとうドル高が鮮明になってきましたね~
自分はまさに先日のドル安の”ダマシ”にはまり、
この波に乗れませんでした。しかし本当に大きく
走り出すのは数週間後だとチャートが語っている
様な気がします(笑)そのときは乗って行きたいです。
ひとつ厄介な質問かも知れませんが、ドル円が中期で
天井を打った後、長期サイクルからしてまた90円以下を目指していくのでしょうか?それとも今回の長期サイクルは95.60円で終わりまた時間をかけて120円を
目指すのでしょうか?
イメージをお持ちでしたら教えていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします
陳様と仕事が出来るってチャンスがあった時、正直凄くグラングラン来ましたけど、(笑)私のようなただの邪道な超変人が陳様の足手まといになるだけでなく、高度な仕事をまともにこなせるはずもなく。(笑)まず何よりも陳様の仰るとおり、「衣食住、三度の飯よりも大好きな相場」が張れなくなるじゃないか!という事に気がつきまして。(笑)
・・・ってそんな事はさて置いておきまして陳様が私のような下僕にご相談って・・・?(滝汗・ドキドキ)(からかうのはお止めください。w)
ところで、陳様に余力さえ御座いましたら中国・台湾版のブログをご著作のリリース前に是非立ち上げられると宜しいのではないかと思われますが、そんな事をしていたら、陳様死んでしまいますね。(汗)
しかし、ネットの力を利用すれば陳様の身を「物理的に」移動させる必要がなくなるかと思われます。
他にも様々な利点を付加させることも可能ですが、
実際、これは結果的に驚異的なレバレッジであると思われます。
ご指摘お願いします。
<市況>対ドルではユーロ、ポンドがネックラインに近づいているか一度タッチしたかと行った、じーと様子見してたからそろそろsellしようかといった具合になるのですか!?スイスフランでは1.04を割らない限り上昇と見ています。オージーの戻りのなさに失望。カナダドルはそうです。ドルのリバウンドしている最中のクロス円は双方の優劣のスピードが異なるので難しい気がします。
ps:エリオットくんにユーロ円の相場を聞いてください。自分で考えて2000年からの上昇波動が続いてると仮定するならば、今は5波目の最中で171.80ぐらいかとそして急落」なんかあるんでしょうかね!?