陳 満咲杜の「為替の真実」

陳満咲杜のFXブログです。ブログ引っ越ししました。新ブログはhttp://chinfx.blog136.fc2.com/

FX会場セミナーのお知らせ

2010年07月01日 18時43分34秒 | お知らせ
こんにちは!陳アソシエイツスタッフからFXセミナーのお知らせです。

陳満咲杜がFXの短期売買のストラテジーについて語ります。

日時:2010年7月10日(土) 13:00~
会場:岡藤商事 東京支店
    東京都中央区新川2-12-16
講師:陳満咲杜(ちんまさと)
定員:80名
参加費:1,000円
  ※以下の条件を満たす方は無料となります。
   ●投資LAB.有料会員(通常・エコノミー)
   ●投資LAB.のセミナーに初申込の方

詳細・お申込はコチラから

お時間ある方はぜひご参加ください!


消滅の前に一儲け?

2010年06月11日 19時09分23秒 | 市況の真実
5月13日、あの高名なロジャーズ氏はロイターのインタビューで、ユーロはいずれ消滅という見方を示した。

その記事を読んで、当方は氏の話し方のうまさに脱帽した。「いずれ」といっているから、いつでも方向転換できるはずだ。案の定、昨日氏はユーロの買い推薦といったコメントを行った。

少なくとも氏はユーロ消滅の前にひと上げがありと見ているようで、当方の見方と小さい共通点を持つこと自身が幸いである。

ところで、ユーロ/ドルのリバウンドがあれば、どのぐらい程度かを予測しにくい。上のチャートが示しているように、サブプライム問題が発覚した以降、ユーロは3700pipsぐらいの下げとなったが、
今回ギリシャ問題で3300pips前後の下げ幅を記録している。値幅は似てきたので、そろそろ一服して、リバウンドを展開してもおかしくないだろう。

一方、2008年高値からの急落は約3ヶ月間で完成したと対照的に、今回は5ヶ月超えている。だから、RSIで見る限り、2008年8月から同指標が作り出した強気ダイバージェンスが強烈なシグナルを
構築していたに対して、目下同指標のシグナルは実に淡白である。

よって、リバウンドが2008年12月のような急反発がないかもしれない。が、それには自信を持たない節もある。というのは、リーマンショック以降のユーロ急落に比べ、正確な統計のある先物市場
におけるユーロのショートポジションは目下はるかに高い水準にあり(もちろん史上最高水準)、先物以外、マーケット全体がどれぐらいユーロ売りポジションがあるかはわからない。
要するに、ユーロのリバウンドはショートカバーに依存している以上、ショート筋がどれぐらい我慢強いかによって状況が違ってくるだろう。

そういえば、5月15日読者様からのコメントでロジャーズの話が紹介されていた。やや意地悪い答えをしたが、あくまで冗談なので、真面目な方からお叱りを受けることを恐れながら、
当方はロジャーズ氏が大好きであることを表明しておきたい。



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雑感

2010年06月04日 16時15分26秒 | FXの真実
4年足らずにして5名の首相を誕生させた日本を売るか、買うか。このような単純すぎる質問に敢えて答えがあるなら、株式と為替マーケットの回答は明らかに異なるものだ。最近の相場ははっきりしているように、
円という通貨は実におもしろい存在である。

対照的に、ユーロはつまらない通貨だ。少なくともギリシャ危機以来、素直すぎるほどの値動きだ。ドルの対極として、EUサイトの事情のみで動いているように見えるのは最近の特徴であり、ドル高の「偽り」の裏返しでもある。

ところで、ここに来て、俄かにドルサイトの事情を強調してドル買いの根拠に当てる向きが多くなてきた。すなわち米早期利上げの観測である。このような観測が強まれば、ユーロ売りに疲れたマーケットは受動的なドル買いから
主導的なドル買いに転じるから、ユーロの一段安もあり得る。が、逆に言えば、ユーロ売りを従来の主導的なスタンスから受動的なスタンスに転換しようとしているということは、ユーロ売りは実に終焉に近いと言える。

また、ドル/円の上昇が目立ってきたのは、新首相の誕生よりも人民元と北朝鮮に絡むリスクが低下していることが背景にあるのではないかと思う。もちろん、相場の内部構造を無視して、ファンダメンタルズのみに限定する話だ。

温家宝中国首相はわざわざ世界経済の2番底の可能性を言及し、G20における人民元の切り上げ要求をかわす。北朝鮮に関しては、戦えない犬ほどよく吠えるように、戦争を引き起こす余裕はない。60年前と違い、北朝鮮のために
息子の命まで捧げた独裁者は中国にいない以上、北の独裁者は何もできないはずだ。

まあ、このようなことはどうでもよい。簡単に言えば、「5.6事件」の安値を更新していないのはドル/円だけだから、マーケットはわれわれより賢く、すべてのことを汲んでいるから、ドル/円は買いといったサインを示唆していた。
相場時には驚くほど単純で、かつ正確である。言い変えれば、ドル/円の値動きは近々人民元切り上げなしと「東戦線異常なし」を予告しているかもしれない。



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「中国」が出たら終わり?

2010年05月27日 19時08分34秒 | FXの真実
昨日ユーロ/ドルはまた急落した。中国当局は、外貨準備高におけるユーロ債券を減らす方向で、銀行家らを招集して具体的な方策を講じる会議を開くといった、英FT紙の報道が効いていた模様。

そのほか、スペイン有力銀行の資金調達に関するうわさやバーナンキ議長の発言等はすべてユーロ安に作用しており、ある意味ではユーロ/ドルが19日の安値を更新できずにいることが不思議に思うぐらいだ。

ところで、最近中国の影響力は過去にないほど高まっている。政治にしても、経済にしても、中国当局の動向は世界の注目の的、と言っても過言ではない。このため、中国という言葉は切り札としてよく利用されるようになってきた。
ある統計では、90年代のドットコムバブルと同様、社名にチャイナを付けたり、あるいは中国と関係があると匂わせるようなネーミングをつけた銘柄が米国株式マーケットで平均して10%ぐらい株価を押し上げる効果があるようだ。

そこまで影響力があるから、当然のように、バブルだけではなく、危機を証左するにも絶好の材料となる。だから、昨日中国のユーロ資産売却といった記事が出ただろう。まさに、タイムリーな報道だ。

しかし、切り札の登場は最後のカードが使われたことも意味する。よって、中国が出たら終わりといったリスクも念頭におく必要があるだろう。もちろん、これが本当の話なら、ユーロはこれからも暴落するだろう。
が、当方の知っている限り、中国当局は外国人記者に安易に偵察され、自らの影響力でユーロを暴落させてから安値でユーロ資産を処分する馬鹿ではない。



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衝撃のセミナー、配信!

2010年05月20日 21時38分40秒 | お知らせ
陳アソシエイツスタッフより
webセミナーの配信に関するお知らせです!

5月12日に行われた陳満咲杜氏のwebセミナーは大盛況に
終わりました。時期的にも、ギリシャショックで混迷を深める
為替相場の中で、陳氏の予測を取引の参考にしようと考える方
が多かったかもしれません。セミナーにお申し込み頂いた
皆様は延べ約850名に達しました。

今回は特別にこの5月12日に開催された陳満咲杜氏の
FXセミナーを5月末限定で無料公開致します!
5月末までの限定公開となりますので、お早めにご試聴下さい!

衝撃の陳満咲杜氏FXセミナーのご試聴はこちらから!



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ドル/円の示唆

2010年05月16日 12時45分14秒 | 市況の真実
ユーロ/ドルは急落を続いている。「5.6パニック」の安値を更新していただけに、ユーロ/円の113円台打診はまだ「やさしい」ように見える。

言うまでもないが、その背景にはドル/円の「意外」な堅調ぶりがある。EUのソプリンリスクに危惧し、リスク回避の動きでユーロ売り/ドル買いが進んでいると解釈されるが、円のパフォーマンスを見る限り、
本当のパニックはまだ到来していないようだ。

ところで、ドル/円のチャートに鑑み、足許ではなお切り返しの途中ではないかと思われる。図示のように、2007年6月高値から08年3月安値までの下げ幅に対して一旦50%のレベルを戻ってから次の安値を更新していたが、
08年8月高値から12月安値までの下落変動に対する切り返しは61.8%近いレベルまで行っていた。そうなると、今回は全幅(09年4月高値~11月安値)戻す可能性もあるかということになる。

が、全幅を戻せるかどうかは定めではないが、戻りはいずれ頭打ちして本格的な円高時代に突入するだろう。恐らくある程度の戻りが出たら、円安期待感が高まってくるだろう。その時こそまた裏切られる時期となる。



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転換期の法則

2010年05月07日 18時02分46秒 | FXの真実
昨日マーケットは波乱した。プログラム売買が盛んになっている今日では、
パニックは1秒の百分の一というスピードで株式市場から為替市場に伝染してきた
とも見える。

当然のように、ユーロ急落、円は急騰していた。短期スパンでは、
やはり「パニックに売りなし」といったスタンスは妥当であるが、
そのスタンスの意味が別の視点で問われている。

上のチャートはドルインデックスの月足であるが、ドルインデックスが
連続6ヶ月以上の陽線引けは近年見当たらない。仮に今月陽線で引いたとしたら、
99年と類似することになる。当時はどういう状況なのか、99年以降のような
ドルの大幅高はあるだろうか、今は当時とどういう違いがあるのか、
諸問題を整理し、しっかり検証する時期に来ている。

その検証を含め、12日のセミナーにて私見を述べるつもりである。ある意味では、
これ以上ないタイムリーなセミナーになると思う。



【ブルベアFX通信・陳満咲杜オンラインセミナー】
2010年後半の為替相場動向を、数々の大相場を的中させた
異能のアナリスト陳満咲杜が大胆予測!

通貨別に今年の展望、最高値・最安値を分析。
陳氏が今最も注目している通貨ペア、気になるドル/円80円割れの
タイミングなど、本セミナーでしか聞けないトレーダー必見の内容です。


■ 開催概要 
開催日: 2010年05月12日(水)
時間: 20:00~21:30
場所: 「直伝ネットセミナー」ネット配信
参加費: 無料
主催: グローバルリンクアドバイザーズ株式会社
お申込: こちら



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百年孤独

2010年04月30日 16時41分31秒 | FXの真実
ユーロ安が続いている。ギリシャ問題の解決はなかなか進まず、EU内部の足並の乱れが逆に浮き彫りにされ、ユーロ崩壊の可能性が巷で噂されている。


このような状況では、大手金融機関をはじめ、ユーロ安の進行を沿って、競って下値ターゲットを下方修正している。年末か来年まで1.1000前後の下値を提示し始めた有力銀行もあらわれるほどだ。
日本でも、2012年までユーロ安が進み、パリティ(1.0000)割れもあり得るような予測が主流になりつつある。

が、当方のサイクル論の視点では、寧ろその逆で、ユーロの本格的な下落は2012年以降に出現すべきで、今年後半上昇に転じるだろうと見る。その根拠は5月12日のセミナーで詳説するつもりだ。

もっとも、相場は社会や政治の流れと同様、大きな転換点はなかなか世論の主流あるいはコンセンサスと合致しない。ソ連の崩壊は多数の専門家の予想よりはるかに早かったし、1989年天安門事件の際、
中国崩壊や中国共産党統治の崩壊が間近かといった声が圧倒的だったことは記憶に新しい。そして、今の中国の「世界支配」と危惧されるまでの成長ぶりは当時もっとも楽観的な予想さえはるかに超えている。

だから、当方は目下自分の見通しが主流ではないことを実に安堵している。相場は孤独のほうがいい。


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「得る虎」チャートで悟るボリンジャーバンドの極意(四)

2010年04月23日 18時10分42秒 | FXの真実
過去のケースよりも、リアルタイミングなケースのほうがより示唆が多いから、今回は本日のユーロ/米ドルの日足をみることに。


上のチャートが示しているように、今朝ユーロ/米ドルは一時1.3200を打診していた。
ウルトラチャートでは、現時点の安値が3σバンド(下限)をタッチしようとしていたことが分かる。

前回指摘したように、一般的な考え方と違い、3σや4σのバンドへのタッチはトレンドの進行よりも、保ち合いの相場において実に発生しやすい。従って、ベアトレンドの進行があってもまず一旦保ち合いのレンジに戻る
といった考え方に基づくなら、短期トレードとして、今朝逆張りしてもよいということになる。実際、現執筆時点、ユーロが一時1.3347まで、150PIPSに近い反発を達成している。

また、各バンドは現時点乖離を広める傾向ではなく、どちらというと、距離を保ちながら、横ばいの傾向にある。今朝の安値は一年ぶりの新安値となることに鑑み、やはりベアトレンドの進行がすぐに加速するよりも、
一旦レンジ圏へ戻ってから次の方向を探るといった判断が妥当であろう。

一方、3σバンドのタッチをもって3月25日のように、ユーロの切り返しが強くなければ、
Aと記して示している部分のように、これから2σや3σのバンドに沿って、ユーロは継続的に下値をトライする可能性もある。この場合、各バンドの傾向は下向きながら、乖離を広めていくので、ユーロはこれからどのぐらい戻れるかが焦点である。

また、値動きが先行で、指標はあくまで値動きの結果に基づいて計算されたもの、ということを忘れてはいけない。もちろん、ボリンジャーバンドも一緒である。



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転換期を捉え、大波に乗るーセミナー開催のお知らせ

2010年04月19日 17時36分20秒 | FXの真実
為替マーケットにしろ、株式にしろ、大きな転換期を迎えようとしている。

このような時期だからこそ、中長期スパンにおける戦略とロジックを丁寧に検証し、新たに構築しなければならない。言ってみれば、今は2008年春の時期に相当するような、
相場の激変をもたらすエネルギーとマグマが溜まっており、そろそろ噴火しようとしている時である。

従来のロジックのままでは、これから2~3年をはじめ、今後10年間、個人投資家にとって受難の時代になる恐れがある。大袈裟な話に聞えるかもしれないが、その真贋はそう遠くない将来、
分かっていただけると確信している。

このような時期だからこそ「偏見と独断」の相場観を遠慮なく言わせていただきたいと思い、陳アソシエイツはグローバルリンクアドバイザーズのご協力のもと、今回のセミナー開催に至った。乞うご期待!



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時間: 20:00~21:30
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