goo blog サービス終了のお知らせ 

みゅーじっくふうちゃんねる 

~show我が青春、涙からもらった元気~   

愛人

2013年10月27日 | J・POP・演歌・歌謡曲




一つひとつの悲しみには意味がある。

時には思いもよらない意味が。

どんな悲しみであろうと、

それはこのうえなく大切なもの。

太陽がいつも朝を連れて来てくれるように、

それは確かなことなのですよ。

      - エラ・ウィーラー・ウィルコックス -




愛人・・・
この言葉、どうもふうちゃんは好きになれません。
というのは、この言葉、人間としてはもっとも人間らしい感情や状況を表現する言葉であるはずなのに日本においては、「愛人」から受けるイメージはどこか薄汚れたものとして暗示、受けとめられているからです。

例えばですが、当事者同士の間で、どんなに直向きでやるせない愛情が交わされていたとしても、世間はそれを冷たく「愛人」で片付けてしまいます。
ましてや、双方か或いは片方かが既婚者であった場合には、もはや彼らの間では愛が芽生える余地などないなどと、人間性を頭から否定し去る、・・・こんな理不尽なこと、いったい誰が何時考え、誰が何時決めたのでしょう。

そこでふうちゃん、ちょっと調べてみました。

まず注目すべきなのは、「恋人」は「こいびと」であって「れんじん」とは言わないことです。
つまり「恋人」は古くから日本にあった和語(やまとことば)で、「愛人」は、西洋の「sweetheart」「lover」などの単語を幕末の日本で訳出する際に生まれた和製漢語ではないかということです。
事実、文献にもそのような記述があります。

また、戦前の日本では、「愛人」という語は文学作品などでも多くの使用例がありますが、ここでの「愛人」は「恋人」とほぼ同義で使われています。
これは格調のある文語調の文章では漢語を使うことが好まれる傾向にあったため、和語の「恋人」ではなく「愛人」が使われる機会が多かったと推測します。

それが戦後になって文語体の文章がほぼ絶滅して口語体での著述が一般化すると、話し言葉としては浸透していなかった「愛人」が書き言葉としても「恋人」に完全に駆逐されることになります。

だかr、行き場を失った「愛人」が「情婦」「二号さん」の意味で用いられるようになったのでは・・・と。

そして「情婦」「二号さん」という単語ではそのままだとあまりにも露骨、だから一見してニュートラルな「愛人」という単語に置き換えられた、・・・不貞行為を「不倫」と言い換えるようになったのも同じ理由からでしょう。

・・・ということは、元を戻しますが、「愛人」が「情婦」「二号さん」的意味合いで使われるようになったのは戦後しばらくしてから、「情婦」「二号さん」を持てるくらいの余裕のある人によって決められたのではないかと思うのです。

ちなみに中国語圏の中で、「愛人」を「結婚相手、配偶者」の意味で使うのは主として中国大陸に限定されます。中国共産党の支配下で従来の「先生(=夫)」や「太太(=妻)」などの語が「封建主義的で非革命的である」とされ、中性的で夫にも妻にも使える「愛人」という(日本から輸入した)新しい単語で代替することが推奨された、という歴史があります。ですので台湾や香港などでは「愛人」といった場合、婚姻関係にない男女のことを指すのが普通です。

それにしても、とても愛くるしいテレサ・テンさん、・・・でも何故かその目はいつも哀しそうでした・・・よね。




佐良直美/いいじゃないの幸せならば .

2013年10月22日 | J・POP・演歌・歌謡曲




あのとき あなたとくちづけをして
あのとき あの子と別れた私
つめたい女だと 人は云うけれど
いいじゃないの 幸せならば

あの晩 あの子の顔も忘れて
あの晩 あなたに抱かれた私
わるい女だと 人は云うけれど
いいじゃないの 今がよけりゃ

あの朝 あなたは煙草をくわえ
あの朝 ひとりで夢みた私
浮気な女だと 人は云うけれど
いいじゃないの 楽しければ

あしたは あなたに心を残し
あしたは あなたと別れる私
つめたい女だと 人は云うけれど
いいじゃないの 幸せならば




この曲「いいじゃないの幸せならば」が発売されたのは 、戦後日本が高度成長を果しGNPが世界第2位となった60年代最後の年1969年夏です。
ですから、・・・当時、ふうちゃんはまだ小学生、歌詞の意味も分からない頃の曲です。

そしてその年の暮れ、日本レコード大賞を受賞するわけですが、今、思い起こしますと、この曲、どこか近い将来、日本の高度成長が終焉することをを暗示していたような気がします。

今が幸せで、楽しくて、そう、今がよけりゃ・・・それでいい。

どこか退廃的で、・・・醒めていて、・・・そしてその中を巣食う微かな不安や揺れ・・・・・。

とても象徴的な曲です。

ピンキーとキラーズ 星空のロマンス .

2013年10月22日 | J・POP・演歌・歌謡曲





空は海を見て空になった

海は愛を抱き海になった

愛は夢のせて

夢は星降らせ

星は僕を夢に連れていく

いつかあの星になる日まで

                  (岩室先子 ある星の詩)


  探しものは何ですか 見つけにくいものですか?

人が一生懸命、探しものしているところを見ると、思わず、こんなフレーズでつっこみたくなりませんか。

  まだまだ探す気ですか?
  それより僕と踊りませんか?


そんな、あほなこと言うとらんで、あんたも探してよ。
見つけたら、あとでなんぼでも踊ったるさかい。
・・・と、まあ、関西では、このように受け流すのが正統です。(笑)
そしていい加減で探すのをやめたとき時見つかることも、う~ん、 よくある話です。(笑)
  
  夢の中へ 夢の中へ
  行ってみたいと思いませんか?
  ウウフ… ウウフ…
  ウウフ… サーアー


これは誰にでも似たような体験がありますよね。
正確には、探すのをあきらめて、だいぶ経ったあとで用が無くなったときに、見つかるものなんですが。(笑)

ところで、あらためて

  探しものはなん何ですか まだまだ探す気ですか?

いったい、なにを探しているんでしょう。
インターネットなら、検索で探せますが。(笑)
ふうちゃんのURLなら、ヤフーでも、グーでも、もちろん「ふうちゃん」のキーワードでも探せません。・・・まっ、探さないか。(^^ゞ

それにしても、ほんと、なにを探しているんでしょう。
ここまでして、探そうとしているものと言えば・・・。

あっ、そこの君たち、孤独なインータネットの放浪者たち、いったい何を探しているの?。
えっ、なに?愛?
探しているのは、愛なんですか?。
う~ん、確かに、世の中、愛を探している人は多いですね。
得がたき愛、失われし愛・・・。
孤独な放浪者たちが求める探し物・・・。

でも、探しているのが愛ならば、探すだけ無駄というものです。
愛は、決して、探せるものではないのです。
もちろんカバンの中や机の中に、あるはずもないのです。
なぜなら愛は、人の心の中で芽生え、そして、つねに育てていかなければ枯れてしまうものですから・・・。

chay - 君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね

2013年10月22日 | J・POP・演歌・歌謡曲




UPした曲は中原めいこさんのヒット曲、「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」のchayによるカバー曲です。
chayとは、本名が永谷まいさん、現役の女子大生?・・・だそうですが。

ドライなシェリー ちょっと誘われて
灼けつく恋の 食前酒(アペリティフ)


ドライシェリーと言えば「フィノ・シェリー」や「マンサニージャ・シェリー」などの食前酒が代表格、シャンパンに比べると断然辛口で、アルコール度も強く、強い男が飲むお酒と言われてます。
如何に夏気分とはいえ、女子大生には・・・・・?

本気か嘘つき シャイなまなざし
憎いカサノバ fall in love


やって来る3人の男たち、・・・カサノバとは18世紀のイタリアの作家の名前から来てて、俗に言う「女たらし」の意味です。
でもこの男たちは・・・どこか初々しくシャイな感じ・・・・・

太陽に虹をかけたら 抱かれてもいいわ
じらせば 最初のkissが アナタを热くする


おっとここで、この女性、かぐや姫ではありませんが、抱かれることに無理な条件提示を3人の男たちに仕掛けています。(笑)
その前戯としてのkiss、ここまでやるかって感じデスよね。

君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね
うれしはずかし 真夏の噂
君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね
咲かせましょうか フルーツ・スキャンダル


ここで男たちは自己紹介、各々の名前はキウイ君・パパイア君・マンゴー君。

キウイ君はビタミンC顔でさわやかな甘酸っぱさが第一印象、生まれは中国ですが育ちはイタリアだそうです。
自己アピールは、
「ぼくを食べてくれれば、冬、風邪ひかないよ!」・・・だって

パパイア君はいかにも、トロピカルって感じ、甘いマスクと女のような肌のきめ細やかさは、女性から見てもウットリ。
自己アピールは、
ぼくを食べてくれれば、貧血にはならないよ!

そして、最後はマンゴー君。
マンゴー君はチェリモヤ君やマンゴスチン君とともに、世界三大美男のひとりと言われるだけあって、容姿は抜群です。
ところが、彼、人に言えない欠点があり、それは下手に触ると痒くなったり、かぶれたりすことなんだとか・・・。
もっとも、アレルギー体質でなければゼンゼン平気で、普通は気にしなくてもいいらしいのですが・・・。

さて、選ばれたのは・・・・・それとも・・・・・?(笑)

ピアノの弾きがとても楽しい、楽しい曲ですよね。