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Fly to the BLUE

2006.7.13 更新終了

喜多方ラーメン

2005-12-25 | 
喜多方に着いたらもう真っ暗。
ラーメンと蔵の町・喜多方と銘打っている通りは、歩くとラーメン屋、歩くとラーメン屋。
本当にどっちを向いてもラーメン屋がある。
ラーメン屋の密度なら日本一なんじゃないだろうか。
もちろん蔵もあちこちに密集している。
人はあまり出歩いておらず、静かな時間であった。

早速、「坂内食堂」に直行。
裏通りのような細い道を通って行くので、迷いかけた。
「坂内食堂」は名前の通り、食堂って感じ。
普通ラーメン屋といえば、カウンター席がメインで、テーブル席ちょいちょいというイメージがある。
坂内食堂は食堂にあるような無骨なテーブルやお座敷がメイン。
こういうタイプはなんとなく安っぽいイメージなんだよね。
僕は前者のストイックな感じが好きなのだ。
ラーメンを通して職人と対話しているような気になる。
ラーメンに限らず、最近カウンター席にはまっている。

肉ソバ850円を注文した。
どんぶり一面にバラ肉のチャーシューがちりばめられ、食べごたえ十分。
喜多方ラーメンは麺は太い縮れ麺。
スープはあっさり醤油味。
うまかった~。
でもね、この店東京にもたくさん進出してるんだなぁ。
まぁ、ここまでやって来て食べることに意味があると思いたい。

時間があるのでもう一軒食べようと思った。
もう少し歩いたところにある、「まこと食堂」へ。
ところが、「本日は閉店しました」の札が!
まだ、6時なんだけど…。
早いよ~。

喜多方のラーメン屋は、閉まるのが早い。
七時とか八時には閉まってしまう。
ちょっと時間の感覚が狂ってきた。

とりあえず駅に戻ろう。
商店街に出た。
やはり人はほとんど歩いておらず、クリスマスの音楽だけが虚しく鳴り響いている。
商店にも人がいない。
店番の人は蝋人形のようだった。

もういいや。
宿に行こう。
ちょうど駅に着いたとき、予定より一本早い電車がくる時間であった。
しかし、ダイヤの乱れで30分の遅れが発生していた。
僕は暇だから気にならないが、他の人たちはクリスマスだけに結構焦っていた。
急いでいても、代替手段がタクシーしかないというのは、大変であるなぁ。
とアイスを食べながら、思ってた。

18:57 喜多方発 会津若松行き
19:07 塩川着


会津若松の歴史

2005-12-25 | 
そういえば、今日の宿を予約していなかった。
塩川にある会津の里ユースホステルに電話。
「今日誰も宿泊者いないんで大丈夫ですけど」
ですけど!
「雪深いので、普通の靴では無理ですけど、よろしいですか?」
大丈夫です!
と予約できたものの、ちょっと不安になる。
僕のブーツは普通の靴じゃないよな…。
僕しか宿泊者がいないのも気になるところ。

鶴ヶ城に到着。
鶴ヶ城は決して雪だるまにはなっていなかった。
城の勇ましさに、雪が乗っかって、風情があった。
いとをかしって感じだ。

戊辰戦争では一ヵ月の籠城戦の舞台となったのが、この鶴ヶ城だ。
この城の中に五千人が一ヵ月立て籠もって戦ったというのだからすごい。

領内には、千利久の息子をかくまうための茶室「麟閣」や雪をかぶった桜の木が植わっている庭園などがあり、城の美しさとあいまっている。

時間を使いすぎてしまった。
飯盛山も歩きたかったが、時間が足りないようだ。
バスを使えば飯盛山の前を通りつつ、若松駅に行ける。
予定を変更して、電車の時間を繰り上げることにした。

観光用のバス「ハイカラさん」は会津若松の見所を一周する。
1回200円と割安。
しかも、少し郊外に出ると、雪が完全に除雪されてないので、バスは大揺れ。
ちょっと横滑りしたりして、遊園地のしょぼいアトラクションより、よっぽどスリルがある。

バスは飯盛山の下を通った。
飯盛山は白虎隊の悲劇でよく知られる。
よく知られるって言ってるけど、僕自身昨日初めて知った。
歴史全然知らんから。
白虎隊は16、7の少年の部隊。
戊辰戦争で飯盛山に逃れた白虎隊は、城の方が燃えているのを見た。
それで、城が墜ちてしまったと錯覚して、皆自刃したという。
奇跡的に一人だけ蘇生され、証言によってその事実が明らかになったんだって。

会津若松は何とも、歴史のある町であった。

16:36 会津若松発 磐越西線 新津行き
17:01 喜多方着

会津若松で味噌田楽

2005-12-25 | 
郡山での電車待ちで、少し時間があったので、駅前のビッグアイへ行ってみた。
ビッグアイは恐らく郡山唯一の高層ビル。
郡山のランドマークである。
22階に展望室や科学館があり、地上から最も高い場所にあるプラネタリウムはギネスに載っている。

展望室からこれから進んで行くのであろう山々を眺め、さっと降りてきた。

11:43 郡山発 磐越西線 会津若松行き
13:03 会津若松着

喜多方にも行くので、17:21の電車に乗りたい。
若松の滞在時間は四時間くらいになるのか。

まずは歩いて、街の様子を見る。
道路に雪が大量に積もっているが、今日は日が照っているので、思ったより寒くない。
二十分くらいで七日町通りまで歩いて来た。
昨日のお女将さんにお勧めされた味噌田楽屋「満田屋」を訪ねる。

食材に全部で四種類ある味噌を塗り、目の前の囲炉裏で焼いてくれるのだ。
田楽コース1050円。
こんにゃく、とうふ生揚、おもち、しんごろう、さといも、身欠にしんというラインナップ。
しんごろうとは、お米を潰して、棒に円柱状にくっつけたもの。
きりたんぽみたいなものですか?と聞くと、微妙に違うとのこと。
きりたんぽは全殺し、お米を完全につぶす。
しんごろうは半殺し、半分だけつぶすのだ。
ちなみに、しんごろうは人の名前。
名物郷土料理をいただいて、大満足である。

南下

2005-12-25 | 
道中庵ユースを8時半に出発。
JR長町へ20分歩く。
途中にあったセブンで朝飯としておにぎりを買っておいた。
長町駅の改札で18きっぷにスタンプを押してもらった。
2回目のスタンプ。

8:58 東北本線 福島行き

今日は会津若松、喜多方へ行くつもり。
もちろん喜多方なのでラーメンを食べるノルマが発生。
ちょっと移動距離があるので忙しくなりそうだ。

昨日の居酒屋のお女将さんの話では、雪が大変なことになっているようだ。
鶴ヶ城も雪だるまになっているかもだって。
観光シーズンじゃないから、喜多方ラーメン並ばなくていいかもしれない。
若松からちょっと外れにある大内宿はまるで江戸時代にいるような感じの集落らしい。
民家を訪ねると旅人にソバをふるまってくれるんだって。
行きたいけど、ちょっと今回はムリかな。

電車の中で、さっきのおにぎりと家から持ってきたイワシの缶詰で朝食とした。
どーも、栄養が足りてない気がしたもので。
ちょっと顔色悪いし。

天気がいいもんで、気持ちよく電車に揺られた。

10:13 福島着
10:17 福島発 東北本線 郡山行き
11:05 郡山着

続、仙台の夜

2005-12-25 | 
仙台も今日で最後だ。
贅沢しよう!
まだ松島名物カキのノルマをクリアしていない。
松島で食べないと意味ないような気がするが気にしない方向で。

ということで、生カキが食える飲み屋を歩き回って探した。
とある和風の居酒屋へ入る。
焼酎におでんと生カキ。
これだけで3000円近く取られたよ。
でも、お女将さんがいい人だった。
明日はどこに行くか聞かれて、会津若松と答えた。
そしたら、偶然お女将さんが会津出身でいろいろな話を聞かせてくれ、お女将さんの持っていた会津のパンフまで頂いてしまった。
最後は出口まで見送ってもらった。
次の目的地の楽しみも増えて、何とも楽しい夜であった。
ユースに帰って風呂。
ヒノキ風呂じゃん。
恐るべし、道中庵ユースホステル!

仙台の夜

2005-12-25 | 
部屋に荷物を置くとすぐに宿を出た。
最寄り駅の富沢から地下鉄で仙台へ。
今日はまだ何も食べてない。
とりあえずメシ!

仙台名物、牛タン。
これを食べるのはノルマだ。
昨日の石巻高校の先生オススメの「利久」へ行った。
塩と味噌を両方楽しめる、ミックス一人前を注文。
写真を撮るのも忘れて、食べ始めてしまった!
とにかく柔らかくてうまい。
牛タンってもっと固いもんだと思ってたよ。

次は光のページェントを見に行く。
まあ、あれだ。
ミレナリオの仙台版という感じ。

まず、札幌の大通り公園をイメージしてください。
その公園の幅を5分の1にすると、歩道と街路樹だけになりますね。
両側に上り下りの車道がありますね。
さらに、その両側に街路樹がありますね。
そう、それそれ。
その4列の街路樹全てに電球の装飾を施すと、光のページェント完成!

なかなかよかったよ。


道中庵ユースホステル

2005-12-25 | 
ああ、日付変わっちゃった。

結局、仙台までおじちゃんたちと一緒に連れてってもらうことに。

青森では俺の親戚の叔父さんが青森テレビのアナをやっているので、ウェブ上の写真を見せた。
二人とも叔父さんのことを良く知っていて、俺はちょっと得意顔。

今日泊まる仙台市太白区の道中庵ユースホステルまで送って頂いた。
おじちゃんたちも、折角だからと中を見に入って来た。
道中庵ユースは今までのユースとは違った。
立派な茅葺きの屋根の門をくぐると、まさに純和風の旅館というべき屋敷が出てくる。
外観だけで、一泊3万円ですと言われてもおかしくない雰囲気がある。
中もそれなりに立派で、本当にユースなのか。
おじちゃんも目を丸くしていた。
マネージャーは
「見えるとこだけですよ」と言うが、いやいや凄すぎ。
おじちゃん、今度利用しようと、パンフをもらってた。

おじちゃんたちとのお別れに車を見送った。
本当にお世話になりました。