全国のB級グルメの頂点を決定する「B-1グランプリ」という大会が、最近ひそかに八戸で開かれました。
そこでグランプリを獲得したのが富士宮やきそばです。
静岡ではテレビや新聞でも大きく取り上げられています。
僕も最近になってその存在を知って、ちょっと気になっていたので、この機会を利用して食べに行ってみようと思いました。
「富士宮やきそば学会」というところが中心になって広めているみたいなので、ここのホームページを見れば詳しく分かると思います。
http://www.umya-yakisoba.com/index2.html
突然決まったことなので、富士宮やきそばに関する情報はほぼ皆無の状態でしたが、
「とりあえず富士宮に行けば、なんとかなるんじゃね?」
みたいな勢いで、三島から富士宮に移動しました。
駅を出てみると、あまりにも人がいなくて心配になります。
きっと、今日は曇天だし、平日だし、そもそも着いたのがまだ8時くらいだから人が見当たらないだけなのでしょう。
やきそばを食べたくても、まだお店が開いてないし、そもそもまだお腹が減ってないので、観光をして時間をつぶします。
どんなところを観光したのかについては、また別の記事で紹介します。
お昼頃になり、富士宮やきそばの捜索を開始します。
とは言うものの、街のいたるところに富士宮やきそばの旗が掲げてあり、どこにあるかというよりも、どこで食べるべきなのか迷ってしまいます。
歩いていると、富士宮やきそば学会の事務所があったので、さっそく入ってみました。
うわさのB-1グランプリの賞状のコピーも飾ってありました。
グランプリをとると次回の大会の開催権を獲得できるらしく、今度は静岡で開催されるんですね。
浅間大社にインスパイアーされたと思われる、富士宮やきそば神社らしきものがありました。
学会の事務所の横にはアンテナショップがあり、無難そうなので、ここで食べてみることにしました。
お店に入ると、さっき事務所で話をした学会のおばちゃんがいました。
よく見ると事務所とお店はつながっているんですね。
軽やかな手つきで調理を開始し、あっという間にやきそばが完成しました。
ついに感動のご対面。
これが富士宮やきそばです。
大きな特徴としては、やきそばの上にイワシの削り粉がかかっていることです。
そしてもうひとつ、普通のやきそばなら茹で麺を使用することが多いみたいですが、富士宮やきそばは蒸し麺を使用しています。
蒸し麺のコシが強いのと、二人のおばちゃんに見つめられながら食べたので、なかなか喉を通りませんでしたが、なかなか美味しかったです。
僕はやきそば学会員でも富士宮市民でもないので、わざわざ遠くから来てまでも食べろとまでは言いませんが、近くに来たなら一度は食べてみるべきでしょう。