熊が冬になると冬眠するのと同じように、大学生が冬になるとスノーボードをやりに行くのは習性です。
でも僕は一度もスノボをやったことがありません。
「夜行バスに押し込められて、わざわざこんな寒い時期に寒い場所に板で滑りに行くなんて、ご苦労なこった!」
なんて虚勢を張ってみますが、
実はめっちゃ行きたいのです。
じゃあ行けよと言われましても、行きたくなるのは友達がスノボをやりに出発するのを見てからのことなので、時すでに遅しです。
時期的な問題はなんとかなる部分があるのですが、このためだけに何万円も使うのはいかがなものだろうと思ってしまいます。
スノボに行ってみたい欲求を僕の金銭感覚が認めません。
ところがそんなフラストレーションを解消してくれるものが中伊豆にありました。
六仙の里です。
要は何かしら滑れればいいわけで、六仙の里の芝滑りならスノボの代替遊戯となるのではないかと考えたのです。
以前にもここにはパターゴルフをやりに来たことがあるのですが、芝滑りはソリを各自でもってこなければならないということで、芝生の生えている坂を見ることしかできませんでした。
ところが今回行ってみると、ソリが用意されているではないですか!しかも無料!
わざわざ山の上まで芝滑りに来る人はいない 知る人ぞ知る穴場スポットなので子供たちが少しいるくらいで、心置きなく芝滑りに専念することができます。
ちなみにコースはこんな感じで、写真の手前に写っているのはノーマルヒル(勝手に命名)です。
傾斜がゆるやかなので、小さな子供向きのコースで、僕らみたいな芝滑りの玄人(?)はこんなところでは満足できません。
滑るのは当然、
ラージヒル(勝手に命名)です。
写真では分かりにくいかもしれませんが、このあたりの傾斜は危険です。
本当に芝滑り用の坂なのかさえ疑問を抱いてしまうほどです。
途中の加速感はジェットコースター的なものがあり、滑りながら滑り出してしまったことを後悔します。
とりあえずみなさんにも臨場感を味わっていただこうと思い、滑りながら携帯のムービーで撮ってきました。
ソリの片手運転は危ないのでみなさんはやらないほうがいいですよ。