昨夜は耳すま観ましたか?
本当に、この映画に対する反響はすごいですね。
2chの実況板でもかなり祭ってたみたいですし、gooブログの投稿を見ていても、テレビ放映前から相当な数の記事が書かれています。
耳すま効果なのか知りませんが、僕のブログのアクセス数も普段より上がっていました。
ちなみに、過去の耳すま関連の記事はこちら↓
どうして世間がこの映画にこれほどまでの反応を示すかと言うと、つまりは『カントリーロード』の歌詞にもあったとおり、「帰りたい 帰れない」切ない思いをストレート表現しているからです。
多くの人が、耳すまと同じような経験をした青春時代を懐かしんだり、そういうのとは全く無縁だった自分を後悔するのです。
この映画はあまりにも純度が高すぎて、
「けっきょくは男前かよ・・・」
とか
「中学生が結婚を口にするなんて甘すぎる」
とか
「さすが聖司、末っ子だからあんなわがままが通るんだ」
などと現実的な突っ込みを入れてしまいがちですが(←僕ね)、負け惜しみにしか聞こえません。
20歳の現在をいくら楽しく生きていたって、15・6に戻ることはできず、無い思い出は美化することもできません。
耳すまを思い出のよすがとしてとらえることができる人はまだましで、それができない人だってたくさんいるのです。
っとまぁ、必要以上に被害妄想を抱いてしまう映画ですが、この作品も公開から早11年。
修行に行っていた聖司もそろそろ戻ってくる頃でしょう。
雫との再会を果たしているのでしょうか。